小ネタはちょこちょこあるものの、いまひとつ笑わせてくれないお客様が一人。
チエの、前の店からのお客様。「T-ちゃん」という方ですが。
このT-ちゃんは、もともと他の女の子のお客様だったんですね。
んで、どういうわけか、1年ほど前から、チエを指名してくださってるんですが、
初対面はこんなカンジでした・・・。
「僕はね、もともとここで働いてた、○○ちゃんを指名してたんだよ。」
「・・・はぁ、そーなんですか。」
「でもね、辞めて東京に行っちゃったんだよ。」
「・・・はぁ、そーなんですか。」
「だから、これからはチエちゃんを指名するよ。」
「・・・・・はぁ、ありがとーございます。」
・・・・・・・・・・・って、嬉しくないわい!!(#▽皿▽)=
なんじゃこの人は!?!?
・・・・・・・・というのが、最初の感想でした。
ようするに、チエは「代わり」だと、堂々と言われたようなもので、
指名は嬉しいけど、心から喜べるコメントではないですよね・・・。
しかし、そのT-ちゃんは、それ以後毎週のように、チエに逢いに来てくれました。
なんでも、前に指名していた「○○ちゃん」は、T-ちゃんをたいそう好いてくれていたらしく、(もちろんT-ちゃん談ですが)両想いだったそうで、
T-ちゃんが店に行くたび、「T-ちゃん大好き!」と言ってくれていたそうです。
・・・そらそーだろう。フト客だもんな。
しかし、ある日突然、お店を変わってしまったらしく、○○ちゃんは、T-ちゃんに新しい店を教えませんでした。
・・・いや、この辺で色恋営業だったことに気づくべきなのだが、
T-ちゃんは、○○ちゃんが自分を求めているだろうと、必死になって新しいお店を突き止め、逢いに行ったそうです。
・・・スゲー根性です。本気で好きだったのは、T-ちゃんの方だったに違いない。
○○ちゃんは、驚きつつも、T-ちゃんとの再会を喜んでくれたらしく、しばらくは新しい店に通っていたそうなのですが、
こともあろうか、またすぐに辞めてしまったそうで、
・・・逃げたんじゃねーの?T-ちゃんから・・・とは、とても言えませんでしたが。
今度はなんと、東京でAV女優になったとの情報を掴んだT-ちゃん!!
なんと、東京まで逢いに行ったそうな!!
・・・ちょっと、本格的なストー・・・いや、大ファンじゃないですか!!
○○ちゃんは、やはり喜んでくれたが、その後消息は不明となったそうな・・・。
・・・というまでのいきさつを、「武勇伝」並みにチエに語ってくれたわけです。
正直・・・・・・・・・・・・ちょっと・・・・・・・・・・・・・・怖くなったことは、言うまでもありません。||||(=_=;)||||
そんな熱込んで追っかけてた子の後にチエだなんて、
「気に入られすぎると危ないよ!!」と、○○ちゃんに忠告されているかのようでした。
しかしながら、T-ちゃんは毎回、チエに逢いに来ては、たっぷりと愛情を押し付けて帰っていきました。
なんていうんですかね。
T-ちゃんの「愛情」って、不思議なんですよ。
上手くいえないんですが、
「相手のことを、心から想っているようで、実は自分のことしか考えてない」みたいな。
「僕ね、焼き芋が大好きなんだよ。だから、チエちゃんにも買ってきてあげたよ。」
「・・・はぁ、ありがとうございます。」
・・・芋なんて・・・完食した日にゃ、おならプップで大変じゃん!!
「ほら、全部食べていいよ!」
・・・ぇぇええーーーーーーっっ!?!?Σ(~▽~;)
またある時には、
「僕は、○○っていうギタリストが好きなんだけど、(しかも超マニアックで、名前すら知らない)チエちゃんにも、CDあげるから聞いてね」
・・・ここまではいい。
「他のお客さんにも勧めたらいいと思うよ。サービス中はずっと部屋でかけててね。」
・・・ぇぇええーーーーーーー???Σ(☉Д⊙。)
そして、極めつけ。
チエが、体調不良で死にそうになりながら働いていた日のことでした。
体がしんどい時って、運よく馴染みの指名客さんなんかが来てくれると、すごく
ありがたいんですよね。
気を使ってキャピキャピトーク頑張らなくてもいいし、
本当に信頼関係のあるお客さんなんかだと、
「チエ、今日はサービスなんかいいから、俺がいる時間くらいは、ゆっくりしろよ。」
・・・なんて、涙が出るようなことを言ってくれるお客さんもいるわけです。
その日、運よく(?)T-ちゃんが来てくれて、
「チエちゃん、なんか今日は疲れてない?」と、気づいてくれたんです。
・・・あぁっ!!T-ちゃん!!
「そうやねん。なんか昨日から熱があって、今日のサービスは本当にしんどくて・・・」
・・・本気でしんどかったから、正直に言いました。
「そぅなんや。チエちゃん、僕の前でだけは、無理せんでいいからね。」
・・・・あぁっ!!T-ちゃん!!貴方はやっぱり、チエをちゃんと想ってくれていたのね!!今まで、ちょっと「空気が読めない人」なんて思ってて悪かったわ!!
・・・と、感激したのもつかの間。
「チエちゃん、本当に、僕の前では素直になっていいんだよ。」
「・・・うん・・うん・・・!!」*。:゜(p´□`q)゜・。+
「僕は、誰よりも、チエちゃんのことをよく分かってるからね」
「・・・うん・・・うん・・・!」*。:゜(p´□`q)゜・。+
「・・・・・じゃぁチエちゃん、そろそろシャワーに行こうか。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・。」||||(p ̄_ ̄q)||||
・・・・・・・・・・とかね。
ホント、「空気が読めねぇ」んですよ!!
なんつーの??
自己中??思い込み激しすぎ??
まぁ、そんな感じの、扱いづらいお客さんなんです・・・。
でも、新しい店に移って数週間。
もちろん、T-ちゃんには連絡先を教えていませんでしたし、
もぅ会うことはないだろうと、少し肩の荷が降りた気でいました。
・・・おそらく、○○ちゃんも、こんな心境だったのではないだろうか・・・。
しかし!!思い込みは行動に現れる!!
どこをどぅ彷徨ったのか、T-ちゃん、チエまで辿り着いてしまいました!!
「本指名」と聞いて、お出迎えに向かったチエが、T-ちゃんの顔を見たとき。
・・・どんな顔してたやろう・・・
顔では笑っていましたが、おそらく引きつっていたに違いない。
しかし、「自分中心なT-ちゃん」でよかった。
チエの複雑な心境とは反対に、チエに抱きつき、
「ごめんね、ごめんね。淋しかったやろうチエちゃん」
と、泣き出したんです・・・はい。コレマジで。
・・・参ったね~さすがに・・・。
確かに、当時のチエの心境では、嬉しい気持ちもあった。
でも、明らかに「淋しかった」のはT-ちゃんに他ならず、
「逢いに来てあげた」ことを、マシンガンのように恩着せがましく語りだすT-ちゃん・・・
「ここまでくるのに、○○時間もかかったよ。」
「おまけに、ここって、前の店より少し値段が高いんだよ。」
「ちょっと僕には厳しいよ。距離的にも値段もね。」
「それでも、僕はチエちゃんを指名してあげたんだよ。」
「うん・・・そぅだよね、ごめんね。ありがとうT-ちゃん」
それだけ不都合なら、もぅ毎週は来ないだろう・・・つーか、いいよ、毎週来なくて。
と、遠くなったのも高くなったのも、チエのせいじゃないのに、懇々と責められ、
なんか嬉しい半分、げんなりして見送ったのですが、
結局次の週も、その次の週も、ちゃっかり逢いに来てくれたT-ちゃん・・・。
・・・う~ん・・・・・・複雑・・・。
来てくれるのは、無条件に嬉しいんですよ??
でもね??
「どれだけしてあげたか」とか、「自分はここまでやってるんだから、感謝して」とか、
そういう愛情の押し付け方をされると、
嬉しい反面、
「じゃぁ別にいいよ!!しんどいなら無理してまで来てくれなくても!!」
(╬。_。)╬゜Д゜)╬。_。)╬゜Д゜)ゴラァゴラァ!!
・・・って、ひねた自分も出てきちゃうわけですよ。
・・・・・ひねくれてるかなぁ??
今週も、ちゃっかり逢いに来て、
「やっぱここまでは遠いね。チエちゃんはここで僕を待ってるだけだからいいけど、
僕は交通費も、金額も毎回大変だよ。」
と、言って帰っていきましたが・・・
・・・いえ、チエ正直言って、そこまでT-ちゃんに頑張ってもらわなくてもいーれす・・・
この人は、チエにいったい何を求めているのでしょう???
正直、さっぱり分かりません・・・・
○○ちゃん・・・・
東京まで飛んで、正解だったのかもしれませんね・・・・
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