★風俗嬢チィちゃんのホンネワールド♪♪♪

★風俗歴1年とちょっと。眠らない街 大阪の風俗嬢チィちゃんの、ここでしか語れない本音がバクハツ!!☆

チエの生い立ち~19

2006-10-31 12:49:20 | チエの生い立ち

最近、みんなのブログにお邪魔できていなくてゴメンナサイ!!
店が忙しいのと、家の事で、ちょっとオチ気味で、
あんまり元気が出ません。
ブログ記事は、毎日書く時間が、たっぷり取れるわけではないので、
書けるときに、書き貯めしたものを、少しづつ更新している状態です。だから、更新するチャンスがあれば、毎日どんどん更新しますので、
みんな、怒らず毎日読んでくださいね!!


            ハイ、続き↓ ↓



   チエは、酔いと妙な静けさと、体の重みで目を覚ました。


(・・・ココはどこ??)
まだモゥロウとする意識の中で、一生懸命考え、
(あぁ、そぅだ、Nさんに車で送ってもらっ・・・えっっ!?)
ビクッと体が硬直した。
Nさんが、チエの体の上に乗っている。
「!?!?!?」状況がよくわからず、パニックになった。
(Nさん!?)言葉にしたいが、驚きすぎて声が出ない。
Nさんは、チエが目を覚ましたことに気付き、チエの口をグッと押さえた。
(怖い・・・怖い!!Nさん何するん!?嫌や!!)
チエは、Nさんを振りほどこうとしたが、酔ってる体には力が入らない。
Nさんはチエの口を塞いだまま、片手でチエの服を脱がしていた。
「う~う~っっ!!」と首をブンブン振り、Nさんの手を振り解こうとしたが、
よけいに頭がぐわんぐわんして、意識が遠くなる。

うそだ!うそだ!あの紳士的なNさんが、こんな事するわけがない!!あんなに立派で優しい人やのに!!

やめてっ!!」
やっと言葉が出たが、Nさんは荒い息遣いで、チエの口を、自分の口で塞いできた。

その瞬間、ムワッともの凄いアルコール臭・・・。
Nさんは、本当はお酒を飲んでいたのだ。
気持ちの悪い舌の感触に、ゾッと鳥肌が立つ。
(気持ち悪い・・・気持ち悪い!!)
Nさんは、すでに下の服を脱いでいた。
(バカだ・・・チエは大バカだ)
チエは車に乗ったことを心底後悔したが、すでに遅かった。

一体、どんだけ飲んだのか・・・
その強烈な酒のニオイにクラクラと目が回り、また意識が飛びかけた。・・・が、
「ここで気を失ったら、終わりだ!!」と思い、必死に抵抗した。
しかし、抵抗すればするほど、Nさんのチエを押さえつける力は強くなる。
ありったけの力を込めて、Nさんを足で蹴った。
Nさんは「コイツ・・・!!」と舌打ちし、チエの顔を思い切り殴った。

ゴッという鈍い音がし、チエの頭が車の窓に跳ねてぶつかった。
そのあまりの衝撃に、目の前がまっ白になる。
お酒が一気に脳に回る感覚。
唇からは血が流れた。
今のNさんは尋常ではなかった。

「もぅだめだ・・・」
頭のどこかでそぅ思った。
力が抜けてぐったりしたチエを、Nさんは乱暴にひっくり返し、
後ろからムリヤリ入れてきた。

もはや、チエはNさんにとって「物扱い」だった。

きっと、どれだけ抵抗しても、殴られ続けて結局ヤラレるんだ。
酔った体じゃ逃げられない。
どうせヤラレるなら、抵抗しない方が、殴られなくてまだマシかもしれない。
どうせ、H慣れした体なんだ。
処女でもない。
少しの辛抱だと思えばいい。
早く、早く終われ・・・!!

頭の中でそんな事を考えながら、全身を硬直させ、揺れる車の床を見つめていた。
体中の全感覚を今だけは消し去ってしまいたかったが、そんな都合良くはいかなかった。
よく知りもしないのに、のこのこ車に乗り込み、のん気にガーガー寝ていたバツだ。
チエは、悔しさと情けなさに切れるほど唇を噛んでいた。
股間の異物感に強烈な不快感を覚え、
そのせいかお酒のせいか、犯されながら吐いてしまった。


Nさんはチエを拾った駅で、再び降ろした。
「始発出てるやろ」
そぅ言って、服もロクに着れていないチエを1人残し、さっさと車で去っていった。

チエは、ボーゼンと立ち尽くし、しばらくその場から動けなかった。

徐々に意識がハッキリしてくると、酔いも覚めていき、
たった今起こったことが、もぅ一度鮮明に脳裏に蘇ってきた。

「ぅうっ!ぅえっ!」という吐き気と同時に悔し涙がこぼれて来た。
あふれてもあふれても止まらなかった。
なんて情けないの。こんな簡単に騙されて…。
ちょっと優しくされて、嬉しかったからって、簡単に男の車に乗って…。
抵抗できないくらい酔っ払って。
情けない。バカはあたしだ。
自業自得だ。
誕生日会なんてしてもらってのん気に喜んでた
「心配で見てた」
んじゃなくて、最初からヤル目的で、後つけてたんだ。
バカみたい!

「ぅうっううぅ~~~っっ!!」
涙は止まらなかった。

「犯された自分がかわいそう」って言うよりは、「自分が情けなくて」悲しかった。

Nさんに犯された所、触られた所のすべてが
気持ち悪い感触を、鮮明に覚えており、思い出しては吐き気がし、
触れられたところ全てを、切り落としてしまいたかった。


どうやって家まで帰ったのかは思い出せない。

とにかくもぅ誰にも会いたくなかった。




チエちゃんの実話エッセイ。

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チエの生い立ち~番外編「まゆとの再会」

2006-10-30 13:41:46 | チエの高校生活

ちょっと、今日は路線を外して、久しぶりにまゆの話をしてみたいと思います。
「親友」と呼べる友達を、自らの未熟さから傷つけ、失ってしまった代償は大きかった。
チエは、自分の結婚式が近づいた時、
「友人のスピーチ」を誰に頼むか・・・という課題が一番困難だった。
学生時代、女友達とつるむ。ということがほとんどなかったチエにとって、
「自分を一番理解して、支えてくれた友達」と言うのは、まゆしか思い当たらなかったのだ。
でも、まゆはもぅチエのそばにいなかった。
それは、チエのせいだった。
そのことを、まゆと離れて9年たった結婚間近になって、もぅいちど
思い知ったのだ。



  高校を卒業して、2年ほどたった20歳の夏。

チエは、地元の駅のホームで偶然まゆに会った。

口をきかなくなってから、すでに4年の月日がたっていたが、お互いすぐに気が付いた。

まゆはリクルートスーツに身を包み、就職活動に向かう途中で、
チエは短大に向かう途中だった。

隣りあわせでホームに立ち、無言で電車を待つ事10分。
ゆっくりと電車がホームに入ってくる。
同じ電車に乗り込み、自然と隣の席に座った。

「久しぶり。」
チエから話しかけた。
まゆは
「うん。久しぶり。」
と静かに答えた。

その日は平日のお昼間で、電車にはほとんど人は乗っていなかった。

ゆっくりと動く電車の中に、暖かい陽が差し込み、
時間がゆっくり流れていくように感じられた。


ヒロト先輩との関係が終わり、まゆとも関わりがなくなった後は、
本当にほとんど2人の顔を見ることがなく、
卒業するまでのほとんどを保健室ですごしたチエは、その後のいきさつを何も知らなかった。

結局、まゆとヒロト先輩が付き合ったのかどうかも、
チエの事を、まゆがどう思って過ごしたのかも、何も知らないまま、4年が過ぎていたのだ。

チエは、その話題を切り出そうか迷った。
何せ4年もたっているのだ。
もぅ、過去の思い出になりつつあったし、あのあと、チエは普通に色んな恋愛をした。
まゆもしただろう。
今なら、笑って話せるんではないだろうか・・・。
あの時言えなかった「ごめんね」を、今なら・・・

と思ったが、切り出せなかった。

自分が、裏切って傷つけた側だったから。
安易に口に出してはいけない気がした。

まゆからも、その話題には一切触れなかった。

まゆは、「学校?」と聞いてきた。
「うん、まゆは?」
「まゆは面接。朝からめっちゃ緊張して、もぅ大変」
と笑った。

まゆの笑顔を見て、少しホッとした。

(良かった。笑顔で話せる。)

それからたくさん話をした。
卒業してからの事。
チエの大学の事。
新しい生活の事。
今、仲いい友達の事・・・。

でも、お互い高校時代の話には一切話題を触れなかった。

それが何だか、微妙な緊張感をいつまでも続かせた。


電車が走る事15分。
そろそろまゆが降りる駅が近づき、チエは、少し焦り始めた。

「短すぎる。」
そぅ思ったのだ。

卒業してからも、ちえはずっとまゆに会いたかった。
でも、会う口実が見つからず、会っても何を話せばいいか分からず、
自分から会いに行く事は出来なかった。
だから、この狭い街のどこかで、偶然会えることを、心のどこかでずっと期待していたのだ。

そして偶然にも、もぅ半分忘れかけていた頃に、こぅやって再会し、今やっと普通に話せている。

チエは嬉しかった。
もっともっと話していたかった。

でも無情にも、「次は~○○~。○○~。」とアナウンスが入る。

チエは、ここで終わりたくなかった。
降りる準備をしかけているまゆに、
「まゆ、よかったら携帯教えてくれへん?」と、
出来るだけさりげなく聞いてみた。

まゆは、「あ・・・うん。」と答え、
「いいよ」と笑顔で答えた。

その微妙な間と一瞬こわばった表情を、チエは見逃さなかったけれど、
「いいよ」の言葉に胸をなでおろした。

ガサゴソ・・・
かばんを探るまゆ。
携帯が見つからないらしく、困った顔をしている。
しばらく待ったが、携帯は出てこず、
「ごめん。家に忘れてきたみたい・・・。」と言われ、
もぅ駅のホームに差し掛かり、止まりかけてきた電車に焦っていたチエは、
「じゃあ、今日家に帰ったら電話かメールして!」と、
自分の番号を書いたメモをまゆに渡した。

プシューーとドアが開き、
まゆはチエのメモを握り締め、手を振って電車を降りていった。

チエは、笑顔でまゆを見送った後、
心踊るような気持ちで電車に揺られていた。

まゆと会えたことが嬉しかった。
普通に会話が出来た事が嬉しかった。
そしてこれから、
またまゆとしゃべってり遊んだり出来るようになるかもしれないと思うと、
嬉しくて胸が弾んだ。

・・・
でも、2日たっても、1週間たっても、
まゆからの電話も、メールも、来ることはなかった。

「メモをなくしたのかな・・・?」とも思ったが、そうではなかった。
本当はもぅ何となく分かっていた。

まゆは、携帯を忘れてなどいなかったのだ。
大事な就職面接の日に、携帯をうっかり忘れるはずがない。
携帯を探している間、本当は、携帯はかばんの中にあったのだろう・・・。
そして、「どぅやってこの場を切り抜けようか」と、
まゆは必死に考えていたのだろう・・・。

携帯番号は教えてもらえなかった。

チエは、まゆに仲直りを拒否されたのだ。
そぅ思うと悲しかった。
・・・が、それほどまでに、まゆの心の傷は深かったのだろうと思うと、
チエは自己嫌悪でヘコんでしまった。
チエはそれほどまでに、まゆを深く傷つけてしまっていたのだ。

容易に話しかけ、携帯を聞き出そうとした自分が恥ずかしくなった。
そんな簡単なものじゃなかったんだ。
時間が解決してくれてると、心のどこかで甘えていた。

チエは、まゆを失って4年。
自分がしたことに目をつぶり、時間がたつにつれ罪の意識を消していき、
謝る事も出来なかったくせに、「まゆとの復縁」だけを期待していた自分が、どぅしようもなく情けなくなった。

そして、もぅ一度、自分が犯した罪のデカさを、しかと思い知らされた。

そしてチエは、その日を境に、
まゆとの仲良かった頃の思い出は、
永遠に自分の中に封印するを決意した。





チエちゃんの実話エッセイ。

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チエの生い立ち~18

2006-10-29 09:07:20 | チエの生い立ち
え~と・・・
おはようございます・・・。
そして懺悔・・・。
昨日も更新できませんでした。
土曜日は、基本的に風俗業がお休みで、旦那さんと一緒にいることが多いので、
更新するチャンスにナカナカ見舞われないのだ。
たくさんのコメントありがとうございます★☆★
「26歳、まだまだイケル!!・・・ってゆーか、
イっていーーのね!?」
みたいな、ちょびっと自信が付きました
皆様の、あたたかいご理解に感謝いたしまして、

風俗嬢チエ、26歳!(笑)
全快バリバリで、いかせていただきま~すっ


      ハイ、続き!!
        ↓ ↓

   

チエは、最初に書いた「ホテルでのアルバイト」も、ずっと続けていた。

もぅ、アルバイトと言えど、2年も続けていると、
職場での立場も信用も、かなりのものになっていて、
新人指導や責任者的な立場も任せれるようになり、働きやすい職場になっていた。

チエはもともと「上司に気に入られやすい性格」だったのか、
社員さんや、上司たちの飲み会なんかにも、よく誘われた。
「アルバイト」のチエが、「社員だけの飲み会」に、1人参加させてもらえるのも、
優越感だった。

そんな中、チエの21歳の誕生日、
ホテルのみんなが、「中島さんの誕生日会しよう!」と提案してくれ、
仕事が終わった後、社員やバイトのみんなで、近くの居酒屋を貸しきってくれた。

チエは、そんな事初めてだったので、本当に嬉しかった。
大体、21歳にもなると、友達なんかは
「彼氏にお祝いしてもらう」とか言って、
ちょっと高級なレストランなんかに行ったりする話をよく聞いていたのだが、
もちろんチエは片思い。
チエがトシの誕生日を祝う事はあっても、トシが自分からチエの誕生日を祝ってくれる事など1度もなかった。

それが分かっていたため、1人で誕生日を過ごすのがおっくうになっていたチエは、その誕生日会が嬉しくて嬉しくて、もぅめちゃくちゃはしゃいでいた。
飲めないお酒をたくさん飲み、普段は仕事でぶつかり合っている上司とも、笑顔でお酒を交わしたりした。
楽しかった。
夜の12時を過ぎても、テンションは下がらず、近くのカラオケに流れ込み、明け方近くまでみんなで飲んで騒いだ。

チエの家は、働いてるホテルから、電車で15分ほどかかるところにあった。
なので、2次会が終わってカラオケを出た頃、
まだ始発は出ておらず、どぅやって帰ろうかと悩んでいた。

同期の友達は、みんな家が逆方向で、逆方向の始発は出ていたため、
「お疲れ~★また仕事場で♪」なんて言って、さっさと帰っていってしまった。

「ゲンキンな奴らめ~」なんて思いながらも、
楽しかった飲み会に、余韻を残しながら、フラフラと駅周辺をさまよっていると、
だんだん気持ちが悪くなってしまい、駅の陰で吐き始めてしまった。
「オェ~オェ~ッ」と、情けなく吐いていると、
後ろから、誰かにガシッと腕をつかまれた。

おどろいて振り返ると、一緒に飲んでいた上司のNさんだった

「大丈夫け??」と、心配そうな顔つき。
「え・・・?Nさん!?どぅしたんれすか?」
ろれつの回らない言葉で問いかけると、Nさんはふーーっとため息をついて
「どーしたんちゃうわ!お前、始発出てなくて帰れへんのやろ?」
と、上着を脱いでチエにかぶせながら、チエを立たせた。

「タクシーでも呼ぶんか思たら、呼ぶ気配もないし、フラフラ駅の方向かったと思えば、吐いてるし・・・俺、帰れへんやんけ」
と、チエを自分の車のところまで連れて行った。

Nさんは、チエを可愛がってくれている上司の1人だった。
まだ26歳と若いのに、かなり上の立場に君臨する人で、
「マネージャー以上でないと着る事の出来ない黒服」に身を包み、
キリッとした顔でホテル内を歩く姿は、地元のお客さんからもホテル従業員からも、人気があった。
でも、ホテル内の花屋さんに勤めるカワイイ彼女がいたために、みんなはお近づきになれないと嘆いていた。

チエは、確かにカッコイイとは思っていたが、みんなほどのめり込む気はなく、
可愛がってくれてる事は嬉しかったが、飲み会の時は、ほとんどしゃべっていなかった。
なのに、酔って帰れないチエに気が付いてくれた事にちょっと驚き、とまどった。

Nさんは、「乗り、送るから。」と、助手席のドアを開けてくれたが、
チエは、遠慮した。
「いいれすよ。ウチ、めっちゃ遠いし、Nさん反対方向じゃないれすか。」
「分かってるから。乗り。」
「いや、始発まで待って帰ります。」

車に乗ろうとしないチエに、Nさんはまたため息を吐いた。そして
「あのなぁ、そんなロレツ回らんほど酔って、大丈夫大丈夫言われても、放っとけるワケないやんけ。
俺飲んでへんから、とにかく車乗れ!」
と、有無を言わさない説得力で、チエをひょいっと、助手席に乗せてしまった。

チエは、片思い歴が長いせいか、
どぅも優しくされたり、心配されたりする事に弱くなってしまったらしい。
もぅ何も言えず、「すいません・・・」と、ありがたく送ってもらう事にした。

でも、内心は嬉しかった。

Nさんは、大きな手でギアを握り、車を出した。

Nさんの車はちょっとした高級車で、
田舎道を走っているというのに、振動がまったくなく、すごく静かだった。

Nさんは、「気持ち悪いやろ。しばらく寝ててええぞ。」と、
チエのシートを倒してくれた。
チエは、「ここって、普段は、噂のあの彼女が座ってるシートなんだよなぁ・・・。
なんか悪い事してるみたいやな。いいのかな」
と、思いながらも、
お酒と睡魔に勝つ事が出来ず、
微振動の心地いい車の感触に身を任せ、うとうとと眠りについてしまった。


そして、この後、
チエとNさんがどぅなるのかなんて、考えもせず、
ぐっすりと眠りこけてしまったのだ・・・。



チエちゃんの実話エッセイ。

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生い立ち・・・の前に衝撃告白!!

2006-10-27 12:15:26 | チエの生い立ち


  今朝、みなさんからのコメントを見て、驚いたチエ・・・。

  
ひでさん他、読んでくれているみなさんからの鋭い指摘にビックリ!!

よくそんな細かいところに気が付いたな~~Σ(◎∀◎*)

・・・というより、気付かない方がおかしいのか・・・。

・・・と言うわけで、
衝撃の告白をする為に、今日は、こちらでコメントの返事書かせていただきます。


ぐふふふ・・・イヤ実はね、
みなさんの期待を裏切るようで申しワケないですが、
「トシアキ」は、今の旦那ではないんですよ。
確かに、「今までで1番好きになった人」ではあるんですけどね。
・・まぁ、続きを読んでいただいてれば分かります。

・・・・・・・・ん??・・・・・・なにか??

おかしい点でもアリマスカ??・・・・・・・ハイ、ありますよね。


ナカヤンさんの言うように、9月19日付けの記事では、4年たった彼氏と結婚式を挙げているのに、
10月6日付けの記事では、トシアキに片思いして、すでに2年もたっているのです・・・。

そう、本当に申し上げたいのは、この矛盾点・・・・・


衝撃の告白を、申し上げます!!

チエ、19歳の時にトシアキに出会い、2年間片思いをしたことは事実です。
去年、4年付き合った彼と、無事結婚したのも、ウソ偽りない事実です!!

つまり・・・・・・

そぅ、チエが偽っていたのは・・・・・・


     「本当は26歳だと言う事!!」


 ひぇーーーーーっっっ!!!Σ(◎Д◎;)


   ごごごごめんなさいぃ~~!!


まさか、こんな初歩的なミスで、バラす事になろうとは思っても見なかった・・・

ブログの中では、いつまでもピチピチの23歳のままでいたかったのに・・・・・・
なんて、言っちゃいけませんよね。
ハイ、すんません。m_(_ _;)ハンセイ


チエは、昭和55年うまれの、れっきとした26歳でございますっ!!(゜Д゜)ノ ァィ

あ~あ~バラしちゃったよ・・・ ( ̄∇ ̄;)


でも、おバカなチエは、そこまで緻密に計算できていなかったのさ

気付いた皆さん、ホントにすごい!!

・・・・まぁ、そぅいうワケです。
なので、竜兄さん、まだしばらくは完結しません。
もぅちょっとの間、気長に読んでやってくださいネ

サバ読んでたお詫びに、チエのパネルなど、差し支えない程度に載せといちゃいます(艸∀≦ )ノ


チエの生い立ち~17

2006-10-26 13:32:07 | チエの生い立ち

最近、秋だからだろうか、妙にワケもなく切なくなってしまうことが多い。
なぜ・・・?
お客さんがあまり来ないから・・・?
センチメンタルな季節だから・・・?
寒い日が続くから・・・?

う~~ん・・・どれも違う。

来客は少なくても、徐々に指名さんは来てくれてるし、
センチメンタルと言うよりは、チエにとっては「食欲の秋」だし、
寒くなれば、「コートを買うたのしみ」が出来る。

仕事も充実。気持ちも体調も万全。

なのに、家に帰って1人になると、
なぜか妙な「不安感」に、徐々に徐々に襲われ、たまらなく孤独になるのだ・・・。

ナニコレ???

・・・まぁいいや。

     
       ハイ、続き!!
         ↓ ↓



  トシアキと彼女は、順調に付き合っているようだった。

  
チエと彼女が仲良くなることはなかったが、他のメンバーには、難なく受け入れられていて、もぅチエには何もいえなかった。
でも、だんだんとトシアキと彼女の2ショットも見慣れて行って、
たまにやすひろに愚痴をこぼすことはあったが、泣くことはなくなっていた。

「慣れ」とはありがたいもので、
3ヶ月も経てば、「好き」という気持ちは変わらなかったが、
トシアキに「彼女とうまくやってんの~?」と、自分から話題を振れるようにさえなったいた。

「別に彼女になれなくても、こうしてトシのそばにいられるんなら、それでもいっかな」
と思い始めていた矢先、
なんと、トシと彼女が、ささいな原因で別れてしまったのだ!!

これには、飛び跳ねて喜んだ。
詳しくは聞かなかったが、
なんかもともと「なんとなくつきあった」だけだったらしく、
色んなすれ違いから、3ヶ月ほどで、お互い冷めてしまったらしい。

「その程度のつきあいだった」ということにも、チエはホッとした。
それからはまた、堂々とトシアキに会いに行くことが許された。
本当に嬉しかった。
より戻す可能性が出来た、というのももちろんあったが、
それよりなにより、「会いに行っても困った顔をされないこと」が嬉しかった。

それからのチエは、新しい彼女が出来る隙もないほど、トシアキにしょっちゅう会いに行った。
トシアキも、彼女がいない間は、チエを快く受け入れてくれたし、当然やっぱりHもした。

しかしまた、ものの2ヶ月ほどで、新しい彼女が出来てしまった。
そぅなると、また2人で会うことは中止された。

チエは、半分気持ちがマヒしていたように思うのだ。
「彼女が出来たら、チエは2番目になっちゃうけど、トシがフリーになれば、またチエがトシの1番になれるんだ」みたいな。
   バカでしょ!? 自分でもバカだと思うもん。

今にして思えば、トシにとってチエは、
彼女がいないけどやりたくなった時だけ、呼べば来てくれる「無料のデリヘル」みたいなモンだったんだから。

チエも、冷静に考えれば分かるハズのことだった。
でも、「冷静」じゃなかったのだ。

トシが好きで好きで、なんとか振り向いてほしくって、少しでも必要として欲しくって、求められるなら何でもした。
必死ですがりついた。
何て無様な醜態・・・。
でも、本来「恋愛」って、こーゆーモノなんだ。
これが、人間の正直な姿なんだ。
Mだったのかなチエって・・・。

そんなチエとトシアキの関係は、延々続いた。
期間にして、約2年。
2年もの間、チエはトシアキ1人を愛し続けた。
その間、トシアキには彼女が出来たり別れたり。
彼女がいない間は、チエがトシを独り占めできた。

もぅ周りのみんなもチエたちのそんな関係を分かっていて、何も言わなかった。
ただやすひろだけは、トシに彼女がいる間、チエの悩みを聞いてくれたり、
たまにトシと2人で、チエとの関係を叱咤したりしていたようだった。

でも結局、この2年間、チエとトシアキが「正式に付き合う」という関係になることはなかった。

でもチエは、トシアキ以外の人を好きになることはもぅ出来ないと思っていたし、
まだ若いトシアキが、誰とどれだけ恋愛をしても、長くは続かない事を見てきて分かっていたので、
このままずっとこんな関係を続けていれば、最終的にはトシはチエのところへ帰ってきてくれる気がしていた。

この長いSEXフレンドを通して、どこかそんな余裕を生み出していたのだ。

気付けば、もぅチエは21歳になろうとしていた。


しかし、そんな不純な関係は、神様が許すはずがない。


忘れもしない、チエ21歳の誕生日。


チエに神様からの天罰が下った・・・。



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チエの生い立ち~16

2006-10-25 13:08:08 | チエの生い立ち
今朝は、朝イチでお客さんが来た。
「カワイイ子いる~!?」と、元気イッパイでヌキに来た、20代前半の学生っぽい
男の子が2人。
「2個イチ」と呼ぶこういう2人組みで、しかも若い子というのは、たいていの場合
お金をあまり持っていない。
だもんで、ほとんどが30分コースの、フリーコース。
分かってはいるが、
・・・テンション高い・・・
おまけに、1発きりで、指名で帰ってくるという展開には、ほぼならないのが
定番なので、少々疲れるお客様なのだ・・・
・・・いやいや、そんな事いっちゃイケナイ!!
この不景気に、朝から来てくれるお客さんは、感謝しなければ!!
・・・でもやっぱり、モニター越しに、「カワイイ子つけてよ!ブスは勘弁やで!!」
とか、「2、3発イカしてくれんの??」とか言ってるのが聞こえると、
「だったら、せめてパネル指名ぐらいしやがれ!」とか、
「連射が希望なら、最短コースで来るなよ!」とか、
正直思ってしまうのが現実・・・

みなさ~ん★最短安値コースで、ワガママ言うのは、
嫌われるからやめましょね~~


        ハイ、続き!!
           ↓ ↓

  19歳のチエは、寝ても覚めてもトシアキのことで頭がいっぱいだった。

まさに「恋愛に溺れている女」そのものだった。

トシアキは決してイケメンではなかったし、モテるタイプでもなかった。
一体どこが好きだったのか・・・??

好きになるのに、理由なんか要らないのよ。ホントニネ。
チエは、トシアキのバカっぽいところも、おどけたところも、子供っぽいところも、不細工なところも全部好きだった。
でもやっぱり、好きになった一番の理由は、「チエを好きになってくれたところ」だったかもしれない。
告白されなければ、チエが自分からトシアキを好きになることは、きっとなかっただろう。
でも、振られた後は、まったく立場が逆転してしまった。
恋って、どこで始まってどうやって続くのかなんて、ホントに分からないもんなんだ。

振られて、追いかけて、「ヤリトモ」になってから3ヶ月。
トシアキに彼女が出来てしまった!!

チエのぜんぜん知らない高校の子で、トシアキと同い年。
チエの1コ年下だった。
ものすごくショックだった・・・。

そもそももぅチエは、トシアキの彼女でも何でもなかったのだから、
とやかく言う資格などなかったのだが、
その子が彼女になってから、チエが勝手にトシアキに会いに行く事は許されなくなってしまったのだ。
トシアキに「H」のために呼んでもらえることもパッタリとなくなった。

ふらりとトシアキの家に立ち寄ると、部屋にはすでに「彼女」が来ている。
チエは、そのままトンボ帰りをしなければならなかった。

言葉に出来ない敗北感だった
「ほんの数ヶ月前までは、あそこはチエの場所だったのに・・・」

毎日毎日、嫉妬に焼け狂いそうな思いで、過ごさなければならなかった。

トシアキは、無神経なのか、チエに見せ付けて諦めさせるためなのか、
メンバーの集まりに、たびたび「彼女」を連れてきた。

みんなは、「元彼女」であるチエの前で、「現彼女」であるその子に、
どぅ接していいのか分からないようすで気を使っているのが分かったが、
トシアキは、気にすることなく彼女といちゃついていて、チエはやりきれない思いだった。


   あるスタジオ練習のとき、スタジオ内に彼女を入れ、トシアキは自分の前にその子を座らせてギターパートを弾いていたことがあった。

その日は音合わせでメンバー全員がスタジオ内にいたのだが、
チエはもぅ気が気ではなく、音も外れまくりで、どぅしようもなくなり、
その場を放棄して逃げ出してしまったのだ。
スタジオ内は気まずい空気に包まれた。

スタジオの外でしゃがんで泣いていると、メンバーの1人の育大(やすひろ)が、追いかけてきてくれた。

やすひろはトシアキの幼なじみで親友だった。
チエとトシアキが付き合っていたころは、
やすひろとやすひろの彼女の4人でよく遊びに行ったりもしていて、チエにはトシアキのことを一番相談できる相手でもあった。

チエはやすひろに、
「何で、チエの気持ち分かっててトシはあんなことするん!?」
と泣いて怒った。
自分があんまり惨めで、可哀相で、他に当たるところがなく、わんわん泣いてやすひろに当たった。
「もぅイヤや。トシも彼女もだいっ嫌い!もぅ彼女が来るんなら、練習なんか行かれへん!!」
泣いてその場を動かないチエに、やすひろはただ黙って付き添っていた。

チエは自分に味方してくれないみんなにもムシャクシャしていた。
「チエちゃんが可哀相やんけ。新しい彼女なんか、みんなの中に連れてくんなや」
と、誰かが言ってくれるのを期待していたが、そんなことは誰も言ってくれなかった。
考えてみれば当たり前のことなのだが。

そもそもチエだって、トシアキの彼女になってから、やすひろたちに受け入れてもらえたのだ。
やすひろは、チエの友達である前に、トシアキの親友だったのだから、トシアキに新しい彼女が出来れば、また当たり前のように、今度はその彼女を受け入れるのだ。
それは当たり前のこと。
チエは、一緒に音楽をやっているおかげで、
別れてもなお、ここにいることが出来ているだけの話だった。

だんだん、「じゃまもの」なのは、もぅ彼女ではなく、チエのような気がしてきてしまい、やり切れなかった。

やすひろは
「まぁ、チエちゃん、こればっかりはしゃぁないわ。」とだけ言った。

チエは結局、スタジオに戻ることは出来ず、
やすひろにみんなに謝っといてもらうよう頼み、1人で帰った。

これからどぅしようかと、布団の中で泣きながら考えたが、
なんとか、彼女ともめ事を起こさないように、トシアキたちのそばにい続けるしかないと思った。

「トシアキをあきらめる」という選択肢は、
チエの頭によぎりさえしなかった。



しかし、その後、自体は思わぬ方向に展開していった・・・


チエちゃんの実話エッセイ。

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チエの生い立ち~15

2006-10-23 13:42:19 | チエの生い立ち

今日は珍しく、朝から雨が降っていた。
この時期の雨は、どぅにも蒸し暑くって好きになれない。
でも、朝から雨の日は、不思議とお客さんが多いのだ。
お客さんいわく、「雨降りだとムラムラする」らしいのだが、
その謎はいまだ解明されない。
雨だと他にすることないからじゃないのか??
まぁ、どっちでもいいけど、
来るならドカーンと来てよ!ドカーーンと!!

         ハイ、続き!!
           ↓ ↓

  チエは、トシアキと付き合った4ヶ月で、今までにないくらいトシアキのことを好きになっていた。

もぅホントに、好きになりすぎてしまっていた。

チエを「好きだ」と言ってくれたトシアキ。
バイトが終わると、最寄の駅までボロいママチャリで迎えに来てくれたトシアキ。
夏休みの終わり、夜中に忍び込んだ小学校の屋上で、「結婚しようね」と言ってくれたトシアキ。
毎日電話をくれたトシアキ。

チエはトシアキと付き合ってはじめて、「お嫁さんになった自分」を、想像したりした。

ただ、トシアキがギターを弾く姿だけは、キライだった。
何となく、ヒロト先輩を思い出してしまったからだ。
ベースをたんたんと弾き、好きでもないのに、チエを抱く先輩。
その横顔を思い出すのが辛かった。
愛情をひたむきに注ぐばかりで、1人置いてけぼりになっていくような気がして、淋しかった。

トシアキがギターを弾く姿は、そんな苦い過去を思い出させた。

でもトシアキは、チエを置いてけぼりになどしなかった。
ギターを弾き終えれば、満面の笑みで両手を広げ、チエを抱きしめに来てくれた。
そして思いっきり優しく、愛情込めてチエを抱いてくれた。

「確かな愛」が、そこにはあった。

・・・それなのに・・・。

チエは、愛してくれていたトシアキの記憶が強すぎて、
チエに別れを告げてきたトシアキ、つまり、
「もぅチエの事を好きではないトシアキ」を、どぅしても受け入れられないでいた。

「チエを嫌いになるわけがない。あんなに愛してくれていたのに。」
という思いが離れずに、忘れる気になどとてもなれなかった。
それよりも、
「どぅすれば元に戻れるか」を必死に考え、必死に尽くした。

別れてからも、トシアキの気持ちを振り向かせたくて、毎日会いに行った。
仲間内で付き合ったために、別れてからも、会う機会はたくさんあったので、
そのたび、付き合っていた頃の気持ちを思い出して欲しくて、常にトシアキにくっついていた。

しかし、トシアキは困った表情を見せるだけで、チエの頑張りはまったくの空回りにしかならず、逆効果だった。

もぅチエは、どぅしていいか分からず、じたばたしていた。

ヨリを戻したかった。
もぅ1度愛して欲しかった。
でも、離れてしまったトシアキの心を、どぅやったら取り戻せるのか分からなかった。
だから、とにかく尽くした。
付き合っているときに、トシアキに尽くしてもらった分、倍返しするかのように、トシアキのために尽くした。
でも、全て空回りに終わった。

ようするに、尽くし尽くされるのは、同時でないとダメ。
相思相愛の時でないと、意味がないのだ。
すでにチエに対して何の恋愛感情も持ってないトシアキにとって、
尽くしてくれるチエは、しだいに「都合のいい女」になっていってしまった。

・・・そぅ、またもや、「体だけの関係」になっていってしまったのだ。

これを読んでる人たちからすれば、呆れてモノが言えないだろう。
何度チエは、同じ失敗を繰り返すのか。

分かってはいても、止められないもの。
好きで好きでしょうがない人に自分を求めてもらえるのなら、
それが「体だけ」だったとしても本望なのだ。

「この人が、チエの体を求めてくるなら、それでいい。体を重ねている時だけは、この人は、あたしだけを見てくれてるんだから。」

本気で、そんな事を思うのだ。
見栄もプライドも、恋する女には必要ない。
「相手を想う気持ち」のみで、突っ走るだけなのだ。

それがどんなに無様で、格好悪くとも、気になんてならない。

まさにこの頃のチエは、そんな感じだった。

「心は他の女を見てる。でも、体はアタシを求めてる。」
それが、精一杯の誇りだった。
それがどんなに、自分が都合よく使われているだけなのか、気付きもせずに、
チエは、またもや「呼ばれたら、Hする為だけに会いに行く」都合のいい「SEXフレンド」になりさがっていた・・・。

ただヒロト先輩の時と違うのは、「希望がある」ことだった。

「1度はチエを愛していた事がある」のだから、
このままそばに居続ければ、いつかまた、チエを愛してくれるようになるんじゃないか。
と。


その希望だけで、チエはトシアキに抱かれ行きに続けた。



チエちゃんの実話エッセイ。

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チエの生い立ち~14

2006-10-21 23:51:05 | チエの生い立ち

あれから3年・・・。

高校を卒業して、チエは19歳になっていた。
地元の大学に通いながら、大きなホテルで、ウェイトレスのバイトをしていた。
これがなかなか厳しい職場で、「アルバイト」としては扱われず、「いち従業員」とみなされ、
お皿の持ち方一つ、お辞儀の角度ひとつ取っても、大変厳しく指導された。
仕事の内容もすごくハードで、10人入れば1週間後には7人辞めていくような、キツイ仕事だったが、
逆にチエには、自分の人間価値を高められる、最適な職場だった。

どんな手荒い扱いにも耐え、先輩の聞き取れないほど速い仕事説明も必死でメモを取り、
1度聞いたことを、後からもぅ1度聞く事は許されなかったので、分からない事は、従業員のしている仕事をこっそり目で盗んで覚えた。
おかげで、様々な礼儀作法やテーブルマナーが身に付き、
ちょっとした高級レストランに行っても、困らない程度のモノにはなった。
様々な罵詈雑言に、へこたれない忍耐力も身に付いた。
一緒に新人時代を耐え抜いた、同期のバイトの子たちとは、
心から信頼し合える友情が築けた。
その子達とは、今でも固い友情でつながっている。

そんなバイトに明け暮れる中、音楽仲間とは、いまだに続いていて、
その中の1人と、チエは付き合っていた。

1つ年下の「トシアキ(仮名)」というその彼氏は、
ギター大好き少年で、少し子供っぽかったが、その愛くるしい無邪気な笑顔と、体中からにじみ出る「チエ大好き!!」の愛情がとても心地よかった。

ヒロト先輩の時といい、チエはそれまで「ひたすら追いかける恋愛」しかしてこなかったので、こんなに相手に想われることが今までなかった。
だからよけいにハマッてしまったのかもしれない。

トシアキの愛情は、正直で真っ直ぐだった。
告白された時も、「めっちゃ好き!付き合って!」とストレートに言われ、
あまりの可愛さに即行でOKしてしまった。

トシアキとの付き合いはスゴク居心地が良かった。
もともと同じ仲間内で付き合ったせいもあり、共通の友達に囲まれていたから、会う時はいつも周りに仲間が大勢いた。
みんなで集まってワイワイやる雰囲気はやっぱり楽しかった。
たいてい集まるのはトシアキの家だった。
でも付き合ってからは、その家に一番長くいるのはチエだったので、2人でいるときに1人、また1人と、仲間がトシアキの家に集まってくるのが嬉しかった。
みんなチエとトシアキがいちゃついていても全然平気で、
「ホンマ仲ええなぁ」とひやかしてくれた。

チエはトシアキのママチャリの後ろに乗るのが好きだった。
19歳といえば、みんな免許を取って車にハマリ出す時期。
確かに、周りには車持ちの彼氏と付き合い、休日にはドライブに行く友達もたくさんいたが、チエはそんなの全然羨ましくなかった。
トシアキは「ゴメンね、こんなショボいマイカーで…」としょげていたが、
そのしょげているトシアキがまたたまらなく可愛くて、愛しかった。

2人でボロイママチャリに乗り、色んなトコロへ遊びに行った。
地元の花火大会やライブ。
夏休みには小学校の屋上に2人で忍び込み、夜を明かしたりもした。
そのときのHは、蚊に刺されてえらいことになり、Hどころではなくなってしまったのだが、それが何だかおかしくて、2人で大笑いし、夜空を見上げながら朝まで色んな話をした。
お金も車もなかったが、すごく幸せで、チエはどんどんトシアキにハマッていった。

目いっぱいの愛情を、遠慮なくぶつけられる。
そしてぶつけても、同じだけの愛情が返ってくる。
こんなに幸せな恋愛があることを、チエは本当に知らなかった。

しかし、そんな自信溢れるほど愛し合っていたはずの2人は、
事も有ろうか、たった4ヶ月ほどで、別れの時を迎えてしまう。

・・・というのも、チエたちは、ほとんど喧嘩をしたことがなかった。
それは、お互いにぶつかるところがない訳ではなくて、
どちらかと言うと、いつもトシアキがチエの欲求を聞いてくれる側にいたからだ。
もともとチエの方が年も上で、トシアキに告白されて付き合った。という立場もあってか、トシアキはチエに強くモノを言う事はなかった。
チエは、どんなワガママを言ってもきいてくれるトシアキに、
「愛されてるんだ。」という間違った自信をもってしまい、
それはいつの間にかエスカレートしていった。

「どこどにいるから、迎えに来て!」
「あれ食べたい。これ食べたい!」
「毎日メールして!」

言えばかならず笑顔で叶えてくれるトシアキに、チエは甘えていた。
そして、お願いを聞いてもらうたびに、「愛されている」という自信をつけていた。
恋愛にハマッてしまうと、冷静な判断力が欠けてしまう悪い癖は、ここでも出ていた。

チエが、トシアキに限界が来てしまっているのを知ったのは、別れを告げられてからだった。トシアキは、散々悩み抜いたあげく、まことに申し訳なさそうに、チエに別れを切り出した。

チエは、その瞬間まで自分のワガママが、トシアキを苦しめていた事など考えもしなかったので、驚いてしまい、
「絶対別れたくない!!」とすがりついた。
チエにとっては、トシアキが好きで好きでしょうがなかったピークの時期だったため、
もし今捨てられたら、死んでしまう!ってぐらいの勢いだったが、
トシアキの気持ちは変わらなかった。

「ごめん、ごめん・・・」
何度もあやまられてしまうと、もぅ受け入れるしかなく、
幸せの絶頂だったチエは、どん底に突き落とされてしまった。

あんなに大事にしてくれたのに・…
なんでもっと、されるばかりでなく、してあげる事を考えてあげなかったんだろう・・・

チエは、泣いて泣いて泣きつくしたが、トシアキのことを忘れる事は出来なかった。
それどころか、ますます好きになる一方だった。

トシアキにとっては、チエへの恋はここで終わってしまったのだろう。
しかし、チエにとってはここからが、「本気の恋」の始まりだった。



チエちゃんの実話エッセイ。

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チエの生い立ち~13

2006-10-20 20:33:32 | チエの高校生活
最近の朝は、めっぽう寒い。
ホントに寒い。
でも、地元の冬の寒さに比べると、全然マシだ。
初めて大阪に来て冬を迎えた時は、冬なのに雪が降らないことと、あまりに暖かい都会の冬に驚いたものだが、
気付けばそれから4年。
「暖かいはずの冬」ですら、十分寒く感じるようになってしまった。
体は、住む土地に順応してしまうものだ。
不思議だなぁ・・・
学生の頃は、吹雪の中でも、横殴りに降る雪と、琵琶湖から吹き付ける北風に顔を凍らされながら、40分もかけて学校まで自転車をこいだものだが、
今はもぅ絶対にそんなの耐えられないんだろうなぁ。
大阪は、ほんとに住みやすいな・・・


   ハイ、続き!!
     ↓ ↓

  
チエは、まゆからの手紙を開いた。

そこには、衝撃の事実が、書き綴られていた。

「チエへ。
何から書いたらいいのか分かりません。
まゆは、チエの事信じていたし、これからも信じていたいけど、もぅダメみたい。
昨日○○ちゃんと偶然出会って、一緒にお茶をしました。
そんでね、チエの話になったんよ。
○○ちゃんは、チエと同じクラスやったよね。
チエは○○ちゃんの事、あんまり好きじゃないって言ってたし、お茶するのもどぅかなぁ・・・ってまゆは思ったんやけど、
「話がある」って言われたし、OKしたのね。
チエの事、少しでも○○ちゃんに良く思って欲しかったし、まゆ、チエの事いっぱい褒めたんよ。
「チエって、すごいいい子やし、2年の有名な先輩たちとも仲いいし、憧れるわぁ~」って言ったらね、○○ちゃんに言われた。
「え、でも中島さん(チエ)と、ヒロト先輩って、ヤリ友やねんで。知らんかったん?」って。
まゆ、ビックリして一瞬アタマが真っ白になったよ。
そんなわけない!!って言ったんやけど、「みんな知ってるで。」って…。
まゆ、もぅ何て言ったらいいか、わかんなくなった。
ショックやったし、信じられへんかった。
まゆはずっとチエの事信じてきたし、チエに裏切られるわけないって思ってきたけど、そぅじゃなかったんやね…。
ヒロト先輩にも、そんな事言われた事なかったし、
2人で、ずっとまゆに内緒にしてきたんやね。
でも、怒ってないよ。
チエは、まゆがチエを思ってたほど、まゆの事大事じゃなかったのかもしれへんし、
1人で何も気付かずに「チエとは親友!!」って思ってたまゆが、恥ずかしくなっただけ。
まゆの事、ずっと迷惑かけてたなら、申し訳なかったなぁ、と思って。
チエ、ごめんね。
つきまとって迷惑かけてごめんね。
ヒロト先輩と、お幸せにね。
もぅ今は、誰の言うことも信じられないまゆやけど、
チエといる時はホンマに楽しかったんよ。
今まで親友でいてくれてありがとう。
                      まゆ」

手紙を握ったまま、チエはしばらく震えていた。
なんで!?いつの間に、こんなことになってたん!?

まず一番にビックリしたことは、クラスのみんなが、チエとヒロト先輩の関係を知っていたと言う事実。
チエは誰にも話したことはなかった。
先輩が広めたのだろうか!?・・・
いや、状況的に、まゆの存在を気にしていたし、広めるはずはなかった。
でも、仲間の誰かには、相談くらいはしていたかもしれない。
そこから広まってしまったのか・・・?

このときはそんな事を考えてパニックになっていたのだが、
よくよく考えれば、多感な年頃の高校生には、
ちょっとのウワサが、もの凄い大げさな噂になって広まってしまうのはよくある話だ。
そんな珍しいことではない。
そもそも、チエは自分から「先輩とチエが噂になるように」学校でヒロト先輩とよくしゃべっていたのだから、
こんな噂がどこで立っても、全然おかしくなどなかったのだ。
ただそれが、偶然にも「真実」だったというだけで…。

でもそれが、チエの口からではなく、
面白おかしく広まってしまっている「他人の口」から、まゆの耳に入ってしまった事が、一番悔しいことだった。

まゆを、一番屈辱的なやり方で傷つけてしまった。

たとえ、自分の意志でそぅなったワケじゃなくても、こぅなってしまったら、一緒だ。
チエの自業自得だ。
あぁ、昨日だなんて!
1日泣くのをガマンして、先にまゆに、チエが全部打ち明ければよかった。
先輩との関係を清算するよりも先に、まゆとの関係を修復する事を優先すればよかった。

後悔は、いくらでも出てきたが、もぅすべて「あとの祭り」だった…。

チエは、すぐに学校を早退してまゆの家に行ったが、
まゆは会ってはくれなかった。
メールもアドレスが変えられたのか、そのまま返ってきてしまった。
翌日もその翌日も、まゆは学校に来なかった。
3日目、ようやく学校でクラスの友達と一緒にいるまゆを見つけ、話しかけようとしたが、無視されてしまい、話すことは出来なかった。

チエは情けなくも臆病で、
一度まゆに無視されてしまうと、あからさまに拒否されてしまうのが怖くなり、
それっきりまゆには話しかけられなくなってしまったのだ。

「今ムリに、この話題を持ちかけても、傷心のまゆをよけいに傷つけてしまうだけなのかもしれない」と、
変な気を使い、それっきり、話しかけることが出来なくなった。

このとき、ホントはまゆを傷つけてでも、振り向いてくれるまでとことん追いかけるべきだったと、今でも思う。
まゆも、もしかしたらチエのそういう行動を、待っていたのかもしれないな、とも。
でも、このときのチエには、それが出来なかった。
弱くて臆病で、大事な人を傷付けてしまったのに、
それでも自分を守ってしまったのだ。

まゆは、手紙の内容を、チエに弁解して欲しかっただろう。
そうすれば、もしかしたらお互いの気持ちを理解し合え、
8年たった今でも、2人は親友だったかもしれない。
でもあっさり話しかけてこなくなったチエを見て、「チエの裏切り疑惑」は、まゆの中で「確信」に変わってしまったのだ。

結局、まゆとはそれ以降一度も口をきかずに、2年後、そのまま高校を卒業した。
ヒロト先輩とも、あれ以来話すこともないまま、先に卒業してしまい、
「音楽の学校へ行く為に大阪に行ったらしい」と誰かに聞いたが、それ以後の消息は不明なままだ。


「今なら、こんな失敗はしない。」「今同じことが起きたら、きっともっと上手くやれるのに。」
8年たった今だからそぅ言える。
しかし、16歳という高校生のチエにとっては、これが精一杯だったのだ。


チエは、悩み多き思春期のこの時期、
色んなことにつまずき、色んなところでミスを犯し、色んな間違いを犯してしまった。
そして、大事な親友と、心から好きになれた人を、自らの手で、失ってしまったのだ。


チエは、卒業するまでの2年間、まゆほど仲良くなれる友達は、結局1人も出来なかった。


秋になり、キンモクセイの香りが漂うと、今でも毎年思い出す、
チエの切なく苦い、16歳の頃の思い出です。


次回は、3年後、19歳になったチエの、これまたちょっと切ない記憶を公開します

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チエの生い立ち~12

2006-10-18 20:10:48 | チエの高校生活
カードがきれなくなって、パッタリ店に来なくなった男の子から、メールが来た。
「店用のプリケーやし、出勤確認のメール以外は、返事できないよ」
と念を押してアドを教えたにもかかわらず、
毎朝出勤するたびに、受信メールは、その子で埋め尽くされている。
昨日のメールは1つも残っていない。
すべてその子からの新しいメールで埋まりなおしてしまうのだ。
ハッキリいって、ちょっと怖い。
すべて読みきれず、ほとんど未読のまま消えてしまう。
しかもね、昼の12時とかに、
「無視しんといて!今いったい何してんの!?」って……
仕事に決まっとろーーがっっ
・・・
よーするに、この子、チエのことまったく考えてないし、自分のことしか見ていない。
「恋愛ナルシスト」だ。
正直言って、店にくる気もないのに、返事だけ欲しがる客からのメールは、
迷惑以外の何物でもないのだ。悪いけど。
もぅ相手にせんとこうと思う。


    ハイ、続き!!
     ↓ ↓


  チエが、ようやく目を覚ますと、夜明け前になっていた。

先輩は、チエを胸に抱いたまま、ずっと起きていたようで、
目を覚ましたチエに「おはよ」とつぶやいた。
その目は、今までにないほど優しかった。
…が、半分は「申し訳なさげ」にも見えた。

…あぁ、そうだ。夕べ先輩に抱かれながら、告白しちゃったんだ。

ぼんやりと思い出し、チエは先輩を見上げてもぅ一度「好き」とつぶやいた。
何でか、涙がにじんだ。

先輩は、悲しげに微笑み、「うん、知っとった。」と言い、
そして、「利用してごめんな」と謝った。

その一言で、先輩の気持ちは、もぅ充分伝わったし、
チエの気持ちは、優しく突き返されてしまったのだった。

チエは、静かに泣きながら、先輩を力いっぱい抱きしめた。
先輩は、もぅ抱きしめ返してはくれなくて、2人の「終わりのとき」を感じさせられた。

チエは、ひとしきり泣いて起き上がり、帰り支度をした。
そして、「もぅ来ない。」と一言告げると、
先輩は「分かった。」と言った。
分かってはいたが、引き止めてはくれなかった。

「下まで送る」と言ってくれたが、チエはそれを断った。
今までと同じ別れ方をしてしまったら、また会いに来たくなってしまう気がしたし、
チエがそれを望めば、先輩は受け入れてくれる気がしたからだ。

ここで、「付き合えなくてもいいから、SEXフレンドは続けたい。」とひとこと言えば、それは叶っただろう。
「まゆのこと好きなら、チエが協力してあげる。」と言う事ができたら、
先輩とチエの新しい関係が築けたかもしれない。

でも、どちらも言えなかった。

せめて、キレイに終わりたかったのかもしれない。

先輩の部屋を一人出て、勝手口から外へ出ると、外は薄明るく、冷たい空気に包まれていて、急に寂しくなってしまった。
先輩の部屋を見上げると、ちょうど電気が消え、先輩が眠りについたようだった。

何度ここから、あの窓を見上げただろう。

ベースの音が漏れているとうれしかった。
あの窓が開いて、先輩が下にいるチエを見つける瞬間が、一番幸せだった。
朝、ここを去るときは、あの窓を見上げて、
「どうかこれが最後の夜になりませんように」
と、いつも願っていたものだ。

でも、今日は、無情にも、本当に「最後の夜」になってしまった。

チエは、帰りみち思い切り泣いた。
犬の散歩途中のおじさんに見られようが、
新聞配達のバイクの人に振り返られようがどうでもよく、
声を上げて泣いた。

そしてその日はどうしても、学校に行く気になれなくて、休んでしまい、
布団の中で1日中泣いた。

まゆに会って、少しでも早く話がしたかったが、
「1日だけ。今日一日だけ泣かせて」と、
誰かに悲願するような気持ちで、とにかく泣き続けた。

そして翌日。

チエはまゆに、すべてを話して謝ろうと思い、学校へ行った。

できるなら、仲直りして、今までみたいに、何でも話せる友達に戻りたかった。
先輩との仲をとりもつことは、今はとてもできないが、
もし先輩とまゆが本当に思い合っているなら、
いつか祝福ぐらいは出来るようになりたいとさえ思った。

チエは学校へつくと、すぐにまゆを探したが、どこにも見当たらなかった。

「休みかな・・・?」
でもまゆは、休む日は必ずチエにメールをくれていたので、
何の連絡もないまま休むわけがないと思い、保健室へ行ってみた。

すると、保健の先生が出迎えてくれて、チエに1通の手紙を渡した。


まゆからだった。



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