まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

猫マカロン

2017-04-19 19:21:15 | 日記


小さい頃に夢中になって見てたアニメを覚えてる?
私が好きだったのは、巨人の星やアタックナンバーワンなどのど根性系と
サリー、メグちゃん、ララベルなど枚挙にいとまのない魔法少女系。
でも憑依されてたことは多分ない。ないと思うな。
そこにいくと我が娘は小さい頃どっぷりと
セーラーマーキュリーに冒されてた。
こーんな低い段差からぴょーんと飛び降りて決めポーズ。
過保護なハハのせいで、運動神経イマイチだったからねえ。
もしくはシンデレラとか白雪姫とかのディズニープリンセス。
高い衣装買わされて。あっという間に糸のひきつれを起こすサテン地ね。
なんだってマジックテープ仕様なんだろうか。
今の娘はクールな風情だけど、あの頃の姿を思い出すと
密かにクスクス楽しめるよ。

そんな憑依シーンを久しぶりに見た、先々月。
合唱団の後輩ちゃんのお嬢さん。
彼女が夢中になってるのは、プリキュアキラキラアラモード。
可愛い女の子が可愛いフリフリの戦闘服で
お菓子を作りながら悪を倒すよ。
クライマックスシーンでは、買ってもらった変身グッズのおもちゃを
絶妙なタイミングでパワーオンにして、音声もテレビに合わせ、
(あ、ちょっと早かった、なんてやり直したりして)
ホイッパーの小さなヤツでくぼんだところを
くるくるくるくるくるくる!
私がお土産に持って行った、スポンジ台とイチゴとクリームで
一緒に本物のショートケーキを作ったらとっても楽しそうだった。
お菓子は夢と魔法の国に連れて行ってくれるアイテムだね。

ところでそういうアニメを見たことある人ならご存知かと思うけど
新手のアイテムが次々出てくるんだよね。
2ヶ月経って、現在彼女が憧れてるのは、キュアマカロン。
変身アイテムは猫のフォルムのマカロン。
マカロン食べたい、っていう5歳児に、さてどうしたものかと思案する後輩ちゃん。
だってねえ、そうは言っても、マカロンって大人のお菓子だもんね。
そして高額商品。メーカーは星の数ほどある。
そんな時にSNSのタイムラインに、とっても素敵なマカロンの画像が
流れてきたわけだよ。
つまりそれが私の撮った、例の大盛況だったアフタヌーンパーティの時のやつ。

後輩ちゃんから、マカロンってどこのが美味しいんですかとメッセ来て
美味しいと思えるマカロンは私にとってはたった一つ、
友達の博子さんの作ったやつだと正直に答えてしまい、
そうすると次はそれ欲しいですってなるわけで、言わなくていいことを言っちゃったかもと反省。
博子さんはお菓子作りが生業ではないから、言えば作ってくれるって確証もなく。
ダメ元で聞いてみるね、って言って、博子さんに頼んでみたら
まさかの快諾。しかも味のリクエストも聞いてくれるっていうじゃないですか。
そのまま後輩ちゃんに投げると、意外にも返ってきたのは
「味じゃなくて色指定でお願いしたいんですけど」っていうコメント付きの画像。
これ。




すごい色ですね!!と絶句の博子さん。
耳とか付かないですけどいいですか?って言うので
そりゃそんなのは無理だから全然構いませんってお返事した。
色から連想するのはカシスだけど、ぶっちゃけ5歳児がカシスをうまいとは言わないだろうし
じゃあラズベリーにしようかなあなんて考えてくれた。
お値段もほぼ原価みたいなもん。申し訳なくもありがたい。
そして自分ちの分も乗っかる。悪い奴。

お願いしてから1週間後、日曜日の昼下がりに
車で博子さんちまで受け取りに行った。
箱に綺麗に並んだ10個のマカロン。
なんと、ちゃあんと耳も顔もついている!
大急ぎで帰宅して万が一にも壊れないよう
発泡スチロールで頑丈に梱包し
ヤマトのクール便を呼びつける。
翌日、荷物が届くと同時に
狂喜乱舞のメッセが後輩ちゃんから。
もうお眠りする時間だというのに
パジャマ姿のお嬢さんが猫マカロンを両手で大事そうに掲げ
紅潮した頬でニコニコしてる画像付き。
世の中に、キュアマカロンが大好きな子は
たくさーんいるだろうけど
こんなに精巧に再現された猫マカロンをもらえる子は
ほかには居まい。スーパースペシャル。

おっと、実はもう一人我が娘も
おこぼれに預かり猫マカロンをまんまとゲットする。
冷凍庫に博子さんのマカロンあるよ、どれでも好きなのいいよ、
って言ったらめちゃめちゃハイテンションで
え、どうゆうこと、なんであるの、もらっていいの、本当に本当に?!
そして箱を開けてキャーキャー叫ぶ。いつものクールはどこ行ったのさ。
それだけ博子さんのマカロンの破壊力はハンパないってことなのだ。

美味しいお菓子を作る、だけじゃなく
美しく装飾する技術もとんでもなく素晴らしいけれど
唐突に持ってこられたヘンテコなオーダーを
面白がってくれて、誠実に迅速に応えてくれる
やっぱりお人柄がそのまんま
人を感動させるお菓子に繋がってるんだなあと
心からの感謝とともに感じたよ。
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メモ*酒粕テラ2

2017-04-17 07:29:00 | お菓子作り


☆材料

酒粕 100
日本酒 30
砂糖 40

卵白 3個
砂糖 40

薄力粉 50

☆作り方

酒粕、日本酒、砂糖をホイッパーでよく混ぜる

卵白と砂糖で固めのメレンゲを作る

メレンゲに酒粕を加え、ビーターうずまき混ぜ

粉をふるって三回に分けて入れ、ビーターうずまき混ぜ

150℃湯煎焼き 30分
アルミで覆って追加焼き 20分くらい

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acorne アイシングクッキー*イースターバニー

2017-04-16 20:25:42 | お菓子作り

帰りに博子さん家へマカロン引き取りに行くので
朝から車で上永谷まで。
ヨーカドーの駐車場が開放になっててラッキー。

お腹すいたな、とパン屋に寄ったら
ユミさんにばったり。一緒にパン買って、てくてく歩く。
楽しい時間がお教室に着く前から始まってる。素敵。

今月のデザインはイースターをモチーフに
可愛らしいうさぎと乙女ちっくな卵、
それに新緑の芝生に遊ぶチョウチョ。

芝生の表現がとても面白いんだけど
あこちゃんが「これどうやってると思います?!」って
ニコニコ聞いてくれるのと同時に
手元にある作り方の文字を読んじゃってたよ。
「えっと、なんだろう、わかんないなあ、へえ、そうなんだ!すごーい!」
っていう大事なくだりをカットしちゃったよ。
次にレッスン行く人は先に読まないようにね。

繊細なレースのデコレーションがどうしてもうまくいかないんだけど
これはもう、老化による視力の低下のせいなので
どうにもならないのね。
コンタクトレンズ買ってみようかしら。

うさぎの手は透明フィルムにアイシングで描いて
乾かしてからペリッと剥がして本体に貼る。
単なる楕円なのになかなか思うような手にならない。
茶色のアイシングで小さな爪も描く。
そういえばつい最近まで、子供の頃に飼ってた
うさぎのモモちゃんが引っ掻いた跡が手の甲に残ってたよ。
遠慮ないからね、あいつら。痛いったら。
まあ元はと言えば無理やり抱っこする方も悪いのか。

ゴージャスなバラは星口金を使って絞る。
くるんとするだけ。簡単。
ガタガタなレースを隠すように、くるくる。

ところで、イースターってあまり馴染みないけど
毎年、日にちが変わるそうだ。今年は4月16日。今日じゃん。
「春分の日が終わって、最初に満月が来たら、その次に来る最初の日曜日」
ってことは、日曜日であることは変わらないのね。
キリストの復活を祝う日。うさぎも卵も繁殖繁栄の象徴。

次の命ではクラゲになりたいって思ってたんだけど
娘に「クラゲの子供は嫌だ!」って泣かれて
まあこの人は飽きもせず次の命でも私の子供に
生まれるつもりなのかしらと思っておかしかった。
そしてそういうことならクラゲはやめとこうかなって思ってる。

今日ご一緒した方のお話を聞きながら
復活以前の話として、今の命が終わる時に
周りの人たちが困らないようにしなきゃと考えたりした。

acorneさんに集まる人たちは様々で、それぞれ
いろんな目的がある。
私みたいに、あこちゃんの作り出すラブリーな雰囲気に
どっぷり浸って癒されたい、っていう人も
何か打ち込める趣味見つけなよ、って子供に背中押された人も
もちろん、綺麗なアイシングクッキーを自分でも作れるようになりたい、って人も。
キラキラな10代、20代もいればしっとり落ち着いた50代も。
ほんの3時間、一緒にテーブル囲んで作業に没頭したり
お茶飲みながらお喋りしたりすると
まだまだ自分の知らないこと、自分に足りないことが
たくさんあるんだなあと気づかされる。
そして、レッスンがどんどんブラッシュアップされていく
あこちゃんの姿を見てるとなんだか背筋が伸びる。

って高尚なことも書いてみたけど
今日みたいに長年のお付き合いのお友達だと
いろんなこと遠慮せずにわーわー喋って
笑ったり驚いたりプンスカしてみたり
それが結局は楽しいの素なのね。
(高尚なことも本当のことなの、念のため。)

あこちゃん、ご一緒した皆さん、
ありがとうございました。
来月も楽しみにしています。

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メモ☆酒粕てら

2017-04-12 22:14:49 | お菓子作り

材料

酒粕 100
日本酒 50
砂糖 40

強力粉 70

卵白 3個
砂糖 40

作り方

酒粕、日本酒、砂糖混ぜる
卵白と砂糖でメレンゲつくる
あわせてまぜ、ふるった粉も混ぜる

160度 30分

・火が強かった
・粉減らしてみよう
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アフタヌーンティーきゃあきゃあ

2017-04-09 13:56:52 | お菓子作り


2ヶ月前、かつて住んでいた町のカフェで
楽しそうな女の子二人組を見かけた。
彼女たちのキラキラ視線の先には
美しい楕円の2段プレートに
所狭しと並べられた、いろんなお菓子が。

あれ食べたい!と思ったんだけど
予約しなきゃだめだったので
ケーキセットの写真に添えて
「いつかアフタヌーンティーごっこやりたい。
 何人かで1人1種類持ち寄ってきゃあきゃあ言いたい。」
って書いてSNSに載せたら
即座に、やる!っていう人たちが集まってくれた。
このスピード感と熱量がたまんない。
ほんとみんな大好き。

とはいえ、アフタヌーンティなんて
そんなに滅多に遭遇するもんじゃないから
ほぼ妄想一色に基づくプランニング。
あ、違った、
「みんな好きなもの持ってきてね!」という
丸投げ。
そのくせ、かぶったらつまんないから
事前申告ね、とかうるさい。ごめんね。

そうそう、一度だけ
本気でマジなアフタヌーンティを
嗜んでしまったことがあった。
場所はラッフルズ。お〜ほっほっほ。
違うんです、仕事で、
3週間ジャカルタですげいしんどい思いしたら
シンガポールで1週間ゆるっと働いていいよって
言われたんです。
そして憧れの真っ白い巨大な建物の
信じられないくらい美しいドアボーイに
うっとりしながらそのままラウンジに座り
目の前に広がる豪華な食器や綺麗すぎるケーキの
どんがらがっしゃんな景色に完全に我を忘れ
夢なら本当に醒めないでと思ったものだった。
もちろん制限の2時間半で無理やり醒されたが。



またあの夢の中に還れる日が来るかも。
ウキウキしながらまずはスコーンの研究。
そういえば美味しいスコーン作れたことないや。
これは、と思うレシピを4つ試す。
なるほど、ブリゼが大事だったのね。
フープロなら瞬殺なんだけど
せっかくなので手作業。
生クリームや卵の入ったリッチなタイプと
全粒粉入りの素朴なタイプ、選びきれず
両方作ることにした。
ああ大人って素敵。


それからケーキプレートを探す。
絶対3段のヤツ!と思ったんだけど
結構お高いんすね。
お遊びなので何千円もするのはダメ。
だからと言って100均の皿とグラスを
接着剤でくっつけるっていうのもなあ。
ということで300円ショップのガラス製。
1段。いいの2段くらいの差なんて。
それからミラノの紙製2段トレーを
500円で投げ売ってるサイトを発見。
ピンクとブルー2個ずつぽちり。
ああほんと大人って素敵。

そうこうしてる間に
ご参加のみなさんが
「私はサンドイッチにする!」
「私はマカロン!」
「フルーツ!」「シュー!」
「鴨をワチャワチャしたサンド!」
「例の店の甘納豆!」
「静岡で羊羹買ってきたよ!」
「桃山作ります!」
「みんなのを見てから決める!」
うわーうわーうわー!
ムスメの仲良し女子大生も参戦が決まり
総勢13人の大盛り上がり。

いよいよ当日、朝11時にスタジオ入り。
テーブルの配置を整え、トレーを組み立て
それから計量を始める。
先生は朝仕入れた春の野菜で
美味しそうなスープを大きな鍋二つに
作ってくれていた。

みなこさんもやってきてシューの仕込み。
いつもスタッフのバイトしてるムスメが
手際よくあれこれ道具を揃えてくれ
友達のYちゃんは興味津々で
シューを絞るみなこさんの手元を見てる。
なんかやることありますか?というので
卵を溶いてもらった。
まぜらん(卵をするっと溶くための棒)に
驚いている姿がむしろ新鮮。


12時頃にはあこちゃんが入ってきて
大量のサンドイッチを仕上げ。
白い紙に綺麗に包まれたのを半分にカットし
トマトとパセリを可愛いピックで止める。
なんでしょうかこのテンション上がるビジュアルは?!


妙子さんが宝石みたいに眩い苺や
キウイ、バイナップル、デコポンをカットし
大皿に盛り付ける。なんて豪華なんだろう。



そのまえにさん夫妻もやってきて
トルティーヤに鴨のローストと
アボカドわさびマッシュポテトをセットしたり
マッシュルームのキッシュにマヨネーズを乗せたり。
プロの仕事はやっぱりすごい。


最近ブーム来てるという博子さんのマカロンは
いちご、ラズベリー、オレンジ&チョコ、抹茶、
ココナッツ&パイン、プラリネ、カシス、レモン!
有名店のマカロン食べて美味しいと思ったことないけど
博子さんのは別格です。早く売り出さないかな。


みなこさんのシューには桜餡入りのシャンティ。
ふんわりいい香り。焼きたてシューの香ばしさ。



美香さんの追分羊羹、一つ一つ竹の皮で包まれた
丁寧な仕事。硬さがすごくいい。
ちょっとスモーキーなのも美味しい。

Yちゃんはものすごく気を遣って
ぎゅっと濃厚なチョコケーキや
オランジェットを買ってきてくれた。
シナモン風味と、オレンジピールの2種類。
とろける美味しさ。


藤江もんはごひいきのお店「おもや」さんで
大きな甘納豆をたくさん買ってきてくれた。
見てるだけで涎が。

ムスメの桃山も可愛くできたし
坂本さんが猿の親父んとこで仕入れた珈琲もうまいし
静岡の無農薬紅茶はちゃんと美味しいし
スコーンはちょいと焼きすぎたけど
熱々をハフハフ食べてもらえたし

もう、やりたいこと全部出来て
その上、夢見てたのの何倍も楽しくて美味しくて
美しい幸せな景色、3時間堪能。
ありがとうございました。


お片づけの後みなさんが壁に沿って並んでたので
集合写真撮ろう!って言ったら
「せっかくなら、テーブルにいっぱい乗ってるところで
撮ればよかったよねえ」と。
ほ、ほんとだ・・・

仕方ないので

また、やりますか
(笑)
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