まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

秋なので情報量多目にお送りします、の文明live

2019-10-27 11:16:23 | 日記


歌を聴いて涙腺決壊したのは
とても久しぶりな気がする。
予感はしてたんだ。
マスターが読書の秋とか
バンプとか言い始めたから。

情景が鮮やかに浮かぶ。
感情がこれでもかと攻めてくる。
そんな歌はできればひとりで
ひそかに聴きたい。
人前でべーべー泣いてるのはカッコ悪い。

アコギ友達といつものサイゼ。
歌うってことは、という話になった。
泣かせるまでは難しくても
はじめて聴くひとにも
ああ、いい歌だな
いいもの聴いたな
って思ってもらえるくらいには
努力したいわたし。

そのために、まずは
正しい音程で歌うこと。
歌詞をきちんと発音すること。
表現だの感情だの魂だのは
その次。

友達がもう何度もライブでやってる歌を
本番直前にチューナーで音を確認する
と聞いて驚いた。
確かにずれてれば一目瞭然。
坂本さんはカラオケの採点システムで
情け容赦ない判定を受けるという。
私は前回のライブの録画を見ながら
弱点を確認。
上ずる理由は様々あるけど、まずは
腹筋鍛えるだな。 
そして恩師がもしお空の上で聴いてたらたぶん、あんたはまたそんなひらべったい声出して、としかられるんだろうな。
そんなのを棚にあげて、発声に悩む友達に、自分が子供の頃に教わったやつを今度教えてあげるねなんて言っちゃったりして。

豊かな声量、ソリッドなハイトーン、
そういうのに憧れても
わたしにあるのはわたしの声で
取り替えようもない。
持ってる声で最良のパフォーマンスを
叶えるにはどうしたらいいのか。
試行錯誤はつづく。

そしていつも、これでもかと楽曲の背景や自らの信念を語るマスターに驚かされているんだけど、
良いものを良いと伝える努力は必要だよね、とあらためて考える。
みんなが知ってる人気曲はもちろん、なんにも言わなくても喜んで受け入れてもらえるはずだけど
知る人ぞ知る名曲でも隠れた傑作でも、
リコメンドを添えれば聴いてくれるひとも楽しんでくれるとおもう。
実際に、文明ライブから帰るとオリジナル動画祭りになる我が家。そのなかで、大好きになった曲は数えきれない。

演者のサイドに立つと見えるものが違う、というのは本当のことで、わたしの場合、先輩方の偉大さにあらためて気づくことと、聴いてくれるひとへの感謝と、どんどんふくらむ欲求と。。。
あとは、好きなことさせてもらえる環境もありがたいなとおもう。


メモ 醤油とオレンジのシフォン〜第3回お菓子コンテスト出品〜

2019-10-24 23:49:51 | お菓子作り


17センチシフォン型

(材料)
卵黄 3個
てんさい糖a 27g
米油 48g
オレンジジュース 35g

薄力粉 72g
(ふるっておく)

卵白 3個
てんさい糖b 30g

醤油 15g
カラメルソース(出来上がりから15g)
 てんさい糖c 50g
 水 15g
 お湯 15g

ホイップクリーム
オレンジシロップ漬け
(カットしたオレンジをてんさい糖50gと水30gで
煮立てて作ったシロップに一晩漬ける。)
醤油カラメルソース
(残ったカラメル、醤油、片栗粉を合わせて煮詰める。)


(作り方)

・カラメルソースを作る。
 鍋にてんさい糖cと水を入れて火にかけ
 薄く焦げ色が付いたら火を止めてお湯を少しずつ注ぐ
 (跳ねるので注意)
 出来たら15gを醤油と合わせておく。

・卵黄ベースを作る。
 卵黄にてんさい糖aを入れてハンドミキサー羽根1本速度3で3分泡立てる。
 米油を3回に分けて入れ都度泡立てる。
 オレンジジュースを2回に分けて入れ混ぜる。

・メレンゲを作る。
 卵白にてんさい糖bの半分を入れてハンドミキサー羽根2本速度2で1分泡立てる。
 (ここでは大きな泡をたくさん作るのでミキサーも早く回す。)
 速度3で2分泡立て、残りのてんさい糖を入れて40秒泡立てる。
 (ゆっくり大きく回す。)

・メレンゲに卵黄ベースを一度に入れてエキュモワールでゆっくり混ぜる。
 7分ほど混ざったらふるった粉を6回に分けて少しずつ混ぜる。

・型に生地の2/3を入れ、残りの生地に醤油カラメルを混ぜて型に入れ
 竹串でぐるっとマーブルにする。

・170度40分焼成 焼き上がったら瓶に逆さまにさして冷ます。

・カットしてホイップクリーム、オレンジを添えて醤油カラメルソースをかける。





オレンジの爽やかな香りと醤油のふくよかな香りが合わさって
不思議と温かく懐かしいような香りになります。
ふんわりきめ細かいシフォンにホイップとカラメルソースが美味しい。

しかし。
コンテストでは入賞しませんでした。
得点も、平均して1.5くらいかな。
出品数が6だから、10点を振り分けると
3/2.5/2/1.5/1 っていうのが多数派だと思うので
ビリか5位だったと想定されます。
マジか・・・。

入賞ポイントを分析するに
・プレゼンの仕方
 細やかな心配りや使ってる素材のこだわりを余すところなくアピール。
・醤油感
 いやこんなに使ったらしょっぱいよ。っていうくらい醤油が全面。
・意識高い系
 グルテンフリーだのビーガンだの。

ってちょっと負け惜しみ入ってますが。

そして、意外だったのが技術のクオリティに対する評価が
そんなに高くなかったこと。
普段お菓子を作らない人にはそれが見えにくいのかも。

あ、でもそれは去年も感じたな。意外でもないのか。

来年はそこらへんも踏まえて
頑張りたいと思います。目指せ優勝。

お久しぶりの教室撮影

2019-10-01 18:59:06 | 日記
賢い方だな、と
思いました。
T区O先生。
お子様が乳児の時に
教室を始めて
3年目です。

先生を募集する広告を
会社で作るのに
協力をお願いして
今日、担当営業さんと
インタビューや
撮影をしてきました。

様々な質問に
こちらの欲してる
的確な答えを出される。
カメラを向ければ
笑顔を見せる。
インタビューしてる
営業さんだけでなく
カメラマンのわたしにも
目線を投げながら
お話する。
生徒さんに
あらかじめ
今日は撮影だよと
通達してるので
みんな騒がない。

このお若さで
これができるなんてね。

お話の中で最も共感したのは
乳児を育てながら
「母じゃない、主婦じゃない
それ以外のわたしの時間が
切実に欲しいと思った」
という部分。

ラッキーなことに
お母様や、ご主人の
強力サポートを得て
「はじめてたった一人で
ポスティングに出かけた日は
本当に嬉しかった」
んだって。

わたしも専業育児中は
社会から完全に遮断された
イラナイ人、価値のない人
っていう気持ちで
どよーんとしてました。
子供可愛くないってことじゃ
なくてね。

結婚前は往復4時間かけてた
通勤が
「今は10秒」って笑う。
お教室として使う部屋には
お子さんは基本入ってこない。
ここはママのお仕事場だから
ってちゃんと理解してるのだそうです。

今や人気教室になったけど
最初の半年は
チラシ撒いても来ない日々で

そこをどうやって
乗り切ったんですか?
と質問されて

来てくれた少ない生徒に
精一杯接した、
のほかは
「もう、そこはメンタルじゃないですかね」
ってさらりと。

これから教室をやってみたいと
思う方へのメッセージは

ただ教えたいんなら講師がいいけど
お教室は自分の思うように
創ることができるのが
とても魅力的。
って。

彼女のようなお方が
各区に三人くらいずつ
いらっしゃると
うちの会社安泰です。

O先生
お忙しいところ
ありがとうございました。

バンドデビューの話。

2019-10-01 00:18:10 | 日記


三日連続ライブに行くって
いったいどうした自分?
って感じですが

これが、どれもみんな
とても楽しかったのです。

ラインナップは
アコギ弾きかたり、
歌謡曲たっぷり、
そして
ヘヴィメタル。

振れ幅…

アコギはおなじみ
第四金曜の
珈琲文明さんのやつで
いつものアコギクラブの
みなさんとご一緒しました。
今回はMY LITTLE LOVERなんかを
やってくれましたよ。
あの小室サウンド全盛期に
ぶれない姿勢を見せてくれましたよね。
って、じつはあんまり存じ上げないけど。

そのあといつものサイゼで
最近クラブ内で盛り上がる
バンド活動の話をしました。
多くの善良なひとびとが
10代で経験してたはずの
あれこれを
今さらのように知るわたし。

そう、翌日の
歌謡曲たっぷりライブは
なんと演者の
はしくれなのでした。

カラオケ遊びの仲間の
ワッキーさんが
うちのバンドで
コーラスしない?と
誘ってくれて
スタジオ練習に
遊びにいったのが七月。

本採用になり
スタジオ練二回目を
録音して家で聴いたら
あまりの自分の下手さに
卒倒し

キーボード買って
楽譜ダウンロードして
ワッキーさんを
カラオケボックスに
呼び出したりもして
スタジオ練して
さて、デビューの9/8

台風で夜は電車が動かない
というニュースに
無念の延期。。。

その次にお呼びいただいてた
「秋の紅白歌合戦」が
ほんとのデビューとなったのでした。

持ち時間45分。
用意してた6曲と
アンコールもいただき
無事に?初ライブを
終えました。

大きなホールで
歌うのは何回もあるけど
ライブハウスで歌うのは
初めてのことで
さまざまなことに驚きまくり。

楽屋がたったひとつ
しかも四畳半くらいのかんじ。
トイレもたったひとつ
しかも男女共用。
ステージ裏手にある出入り口の
階段の幅が40センチくらいで
登っていったら
道路に出ちゃったよ。

ステージもとてもコンパクトで
いちど立つとあまり身動きできず。
不安だからって譜面台使ったけど
スペース的にも
見映え的にも
絶対無いほうがよかったです。
覚えなきゃ。。。

音の鳴りをコントロールする
超ベテランのPAさんが
すぐ怒る。
ところでPAてなんの略?

客電がとても暗くて
お客様が
よく見えない。
自分の真上のライトは
すんごい熱い。

などなど。

対バンさんは
バラエティ豊かで
一挙手一投足が
ほんとに勉強に
なりました。

あとで伺ったら
名古屋在住で
練習や本番ごとに
仕事絡めていらっしゃる
という方もいて
熱意に感動しました。

そして撮ってもらった動画で
反省点が山盛り。。。

特に
音程の悪さに
泣きたくなりました。

どうしたらいいんだろう。
自分の声がちゃんと
聴こえてないんだろうな。

そして
なんというか
ほとんど棒立ちで
見てていまいち
つまんない(笑)

そんなあれこれを
ふまえて(?)
バンドのベーシストさんが
めちゃかっこいいギターを
弾きまくると噂の
ヘビメタバンドの
ライブがちょうど次の日に
あるというので
でかけていったのです。

もうね、アウェイ感が
すごい。
いつか、アニソンライブ
行ったときくらい
すごい。

でも、演奏始まったら
ものすごい楽しかったです。
ベーシストさん、いつもの
なにやら真剣そうな顔と
うってかわって
楽しそうにニコニコしてて
ボーカルの女の子は
露出たくさんで
ファンサービスに余念なく
さらに、演奏中
ここ、ここ写真撮ってー
的なパフォーマンスが
めちゃくちゃ
練り込まれてるんです。

そしてつくづく思ったことは

どっちを向いて歌うのか?

ってことです。

自己満足でいいのか。
仲間受けすればいいのか。
クオリティはどうでも
楽しけりゃいいのか。

一曲仕上げるのに
それこそ何ヵ月もかけて
練習して練習して
やっと披露できて
それでも反省して
そんな時代は

それこそ涙して
聴いてくださる方が
いたんです。
元気もらえたと
笑ってくださる方も。

限られたスペース
だからこそ
そこにいる
ひとりひとりに
きちんと
届くものを
作りたいなと
思っちゃいました。

ワッキーさんが
喜んでくれたら
それでいいかな
悪目立ちはしないで
サポーターで

当初は思っていたんですが。

ありがたいことに
続々とライブ
お声かけいただいてますので

また、音取りから
やり直して
がんばろうと思います。