まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

花嫁はジャイアン

2022-04-18 07:41:17 | 日記

偶然朝ドラの「芋たこなんきん」を再放送していて、藤山直美のウエディングドレスに母親が「綺麗や・・・」って涙をこぼすシーンがあり

あー、わたしもこれやるのかな、泣いちゃうかなあ、なんて淡い期待をしてたんだけど

会場早めに入ったらスタッフミーティングしていて、「えーと第一部の流れはこのようになりますが質問はありますか」って仕切ってんのが

純白のドレスに花飾りのムスメだったので思わず吹いたわ。

ムスメの旦那ちゃんがオーナーのボードゲームカフェが会場、一回に25人がマックスなのだが呼びたい方は倍量いるので

「2回に分けたら?って提案したの私です」ってルネが。ムスメを中学時代からずっと支えてくれてる友達ね。

今回は前泊して朝メイクをしてくれて(ゴリゴリのコスプレイヤーなのだ)、当日はずっと介添え(結婚式場のバイトが長かった)。

司会進行をしてくれるのは大学時代からお世話になりまくってるユイ。普段着でもチャーミングだけどドレスアップしたら凄みある美しさ。

旦那ちゃんと共同経営してるカフェの店長さんもいつもの笑顔を若干引きつらせながらフル稼働で働いていて、

その奥様や他のバイトちゃん数名も大忙し。

そしてわたしは花嫁の母という職権を濫用して、持てるご縁をフルに使って投入した。

カメラマンのマッキーと、奥様のねぃさん。花嫁花婿のツーショットと、家族集合写真をお願いした。

我が家にはマッキーに撮ってもらった夫とムスメと私の大きなパネル写真が飾ってある。

撮ってもらったのは12年前、お菓子教室のイベントだった。当時のムスメは写真撮られるのが嫌いだったのだけど

この写真では爆笑してるのがレアなんだよね。その後、ムスメの成人式の時も撮影をお願いした。

夫婦の写真も撮ってもらった。マッキーに撮ってもらうとなんだか謎の自信が漲ってくるんだよね。

だからムスメの結婚が決まった時、絶対マッキーに撮ってもらおうと決めてた。

入籍して一緒に暮らし始め、お披露目するにもコロナがねえ、って言ってる間に

マッキーは大きなアクシデントに見舞われてしまった。

知ってた?カメラってさ、右手でシャッター押す仕様なの。どれもこれもだよ。

で、右手が動かしにくくなったマッキーはどうしたかというと、左手で押す技を編み出した。

書くと簡単だけど、実際やるのは大変。重量はあるし、どうかするとブレるし。

でも復活の写真展に行った時につくづく思ったのは、写真って手とか指とかで撮るんじゃないのね。

その時にムスメの結婚パーティの写真をお願いしたいって言った時は確か、明快な返事をもらえなかった気がする。

だから色々あって延期が続いたパーティだけど、このタイミングになったから、マッキーに来てもらえたのは

私たちにとってものすごく幸運なことだったよ。

そして、atelier結心のゆっこちゃん。30センチ四方のウェディングケーキをふたつと、お客様へのお土産プチギフトをオーダー。前々から、繁忙期は冷蔵庫使えないから引き受けられませんって言われていたんだけど、見事に時期ずれてたよ。さらに、店長がいちご食べられないとかでオレンジショート希望。ゆっこちゃんはオレンジを40個カットしなきゃならず、それだけで二時間半かかったって。出来上がったケーキはエディブルフラワーの濃い青とオレンジの綺麗な色が調和して、とてもすばらしかった。カットする係を拝命してたんだけど、横から現役パティシエールのまゆちゃんが、やりましょうか?っていってくれてラッキー。ナイフをお湯であっためるなどのサポートをしたよ。ふたりでわーきゃーいいながら36カットにしたの、楽しかったなぁ。


プチギフトのほうは、テッパンのまどれーぬ、黒糖くるみフィナンシェ、なつかしパウンド、それにゆっこちゃんが特別にほろほろをつけてくれた。こちらはムスメとわたし、それにatelier結心のクリスマススタッフがフル参加で賑やかにラッピングした。ゆっこちゃんの仕事場なのに、オフ会みたいな騒ぎ。


当日の運搬はゆっこちゃんが旦那様とふたり、車を飛ばして来てくれた。貴重なお休みをあててくれたご主人にも感謝。


ウェルカムボードはacorneのあこちゃんにオーダー。B5サイズのちいさな額のなかにある花嫁と花婿のモチーフ、ドレスの柄がその日着てるものとそっくり。花婿の友達男子が、「なんかすごい綺麗、なにでできてるかわかんないけど」って話してたので、これはクッキーとお砂糖のアイシングで出来てるんですよー、と説明したら、驚いてたよ。

あこちゃんの世界観が小さな枠をとびこえてキラキラハッピーなオーラをまきちらしていたのがすごかった。


ブーケとヘッドドレスは包kurumiの五十嵐さんにお願いした。イメージや色は本人とやりとりしてもらい、前夜できたものをわざわざ自ら都内まで運んでくれた。クラシカルなどレスに合う、レトロなスモーキーカラーのラウンド型ブーケは言葉を失う美しさ。


ケータリングの料理が可愛くて美味しかった。ふと隣に純白ドレスのやつが立ってて「おなかすいた。オムレツちょうだい。」っていうからひときれ口に運ぼうとしたら、「もっとちいさくないと食べられない。」ですと。小鳥に給餌するようにちまちま運んだ。ドレスに合わせてダイエットしたもんで、折れそうで心配だわ。


会の終わりは花嫁スピーチ。「これからも足りないところを補い合って楽しく暮らしていきたいんですけど、よろしいでしょうか。」って旦那ちゃんに圧かけてるよ。色々おもしろかった。そしてこんだけやりたい放題やってるムスメをにこにこと支えてくれるひとたちがこんなにもたくさんいてくれることに感謝した。


今度はすこしでもだれかのハッピーを支える側になってくれよ。