どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

おじいちゃん、おばあちゃん

2008-12-18 02:46:03 | Weblog
今日はシルバー川柳の発表会というイベントを企画し、
ハートウェル.ハウスというセレモニー会館で執り行いました。
感想は、本当にやって良かったなぁという一点のみ。
イベントに参加しようと思ってくれる方達だから、超元気な人が多かった。
若者よりも元気だと思った。
このイベントの為に冊子を作成しました。
その冊子の中にも書いたのですが、
十七文字に織り込められた涙と笑いの作品の裏には、
様々な人生劇場と熱い想いが詰まっています。
末期を迎えた病床で、ペンを握り続けた方。
怒りや哀しみを、ユーモアたっぷりに表現した方。
恥ずかしがらずに、色気のタブーに挑戦した方。
激動の二十世紀を歩んでこられた皆様だからこその一句一句は、俺たちに人生の素晴らしさと、難局を乗り越える為の【ヒント】を与えてくれているような気がします。
今日の(適当に考えた俺からの)お題は、
「師走」と「出逢い」だったのですが、
その中で、最高の一句があります。

「逢いたくて、ただ逢いたくて、雨の中。」

これは一見すると「色恋」のようですが、
彼は「戦友に詠んだ句なんです。」と照れくさそうに緊張しながらマイクで話していました。
「色恋」の句であって欲しかった、という反面、彼の人生に対する誠実さっつぅんですかね?
そのオモイに写真を撮ることも忘れちゃう程でした。
俺たちですね、いい仕事してると思います。
ねぇ渡邊さん。
楽しそうな皆の笑顔を見てみてちょ。
本当に、俺は嬉しかったんだ。


「今日は、こんなに楽しい会をどうもありがとうございます。」
とマッスグにお礼を言われて、ひるんでしまいました。
「はい。大丈夫です。」
とマヌケな回答をしてしまう位に、その感謝の念に押され負けました。
俺の負け。
ばあちゃんの勝ち。
おじいちゃん、おばあちゃん。
もっと楽しいことやるから、ちょっと待っててね。
シルバーネットの代表に、
「仙台に名を残す企画になると思います。」
と言わしめた企画です。
本当に、元気で少しだけ待っててね!!
俺はやるぞ。
俺は、やる。
年に一度の祭りを待つのではなく、俺達が祭りをやればいいんだ。
みんな、手伝ってぇ~。