大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

小瀛洲で藕粉を堪能(笑)

2005年06月09日 | お茶/中国茶
写真は小瀛洲にある軽食所「三潭花鳥庁」の蓮子藕粉(れんしぐうふん)とお茶2品。
藕粉は蓮根から取れる澱粉を湯で溶いて甘味をつけたもので、杭州の名物。日本でいえば、葛湯みたいなものでしょうか。子供の頃お腹を壊すと食べさせられた「お湯溶き片栗粉の砂糖入り」みたいな味です。うっすらと紫がかっているので、餡子でも入っているのかと思いましたが、こういうものらしいです。藕粉にはトッピングするもの(?)によってバリエーションがあり、蓮の実がトッピングされているのが蓮子藕粉。
藕粉が何かも知らないまま、チャレンジした初体験時は、粗目の砂糖と金木犀の花(これも杭州名物)がかけてありました。小学校のトイレの芳香剤が金木犀の香りだった為、ちょっといただけない感じでした。二度と食べるまいと思っていたのですが、今は「激不味」と思っていた中国葛湯が懐かしくて、ついつい注文してしまいます。ちなみに、金木犀のトッピングされたものは私が苦手というだけです。花茶系がお好きな方には、お薦めかもしれません。
お茶は杭州名産の九曲紅梅(紅茶)と、同じく名産の龍井茶(緑茶)。グラスに茶葉をそのまま入れてあるので、お茶が少なくなると、服務員さんがやってきて、お湯を注いでくれます。九曲紅梅は甘味があってコックリした感じの美味しい紅茶(…の分類でいいのかな(^_^;))で、個人的にかなりお薦めです。
…でも藕粉には龍井茶の方が合うかも。

西湖 其の二

2005年06月09日 | 中国の旅
日本の観光地同様、西湖も遊覧船で観光可能。湖岸に数箇所、遊覧船乗場があり、乗る場所によって微妙に料金が違ったりして…(何故なのか未だ謎(笑)。最初に乗る船の違いか?)。遊覧船は湖内の島、湖心亭と小瀛洲(しょうえいしゅう)を回ります。遊覧船は湖岸と島を周回しているので、降りた先で別の遊覧船に乗るというシステムになってます。
西湖東岸の湖浜公園から出る遊覧船は、頤和園(いわえん)で西太后が乗っていたかも?というイメージの、黄色い瓦ぶきの楼船で、先ず小さい方の島、湖心亭へ向かいます。湖浜から湖心亭への航路は、白堤と平行に進んでいくので、天気が良ければ断橋から続く白堤が堪能できます。
写真は三潭印月(さんたんいんげつ)と船頭さんの操る手漕ぎ舟。一度この手漕ぎ舟に乗って西湖を観光してみたいと思いつつ、十数年…。でも陸の輪タク同様、ボられそうで、未だチャレンジしていない。次回ファイターになるのを覚悟で乗ってみようかな(笑)。乗った経験のある方、料金の相場等情報ください。