ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌤  夏山も終盤に  ☀・・・

鋸山(関東百名山:千葉県)

2013年01月08日 | 関東百名山

千葉にある関東百名山「鋸山」を歩いてきました。

1月6日(日) 8:20 東京湾フェリーで久里浜から浜金谷へ渡る。

  :房総半島

晴れ、波もおだやかでした。

   :富士山

気温が高いので、富士山は霞んでみえた。(40分で浜金谷港へ)

  :浜金谷駅

9:15 JR内房線「浜金谷駅」・・・めっちゃ?!&線

表登山道(浜金谷側から登る)コースは3つある。

①関東ふれあいの道コース(一番整備されている:約90分)

②車力道コース(切った石を運んだ道:約65分)

③沢コース(沢筋を歩き”東の肩”で関東ふれあいの道に合流:約95分)

                         一番マイナーな沢コースを選択した。

  :指導標

「山と渓谷」新年号でも紹介されていたコース、

「登山道や指導標は整備されているとは言いがたく、ガイドブックに紹介されることも

まずないが、それだけに一般コースにはない手応えがある」と記載されていた。

  :右が沢

沢(谷)沿いの荒れた林道、歩くのに大きな支障はない。

   :倒木も愛嬌だ

踏み跡を気にするようでもないが、日陰で寒い。

   :木洩れ日   

日も差してきた。

  :手掘りトンネル

9:55 手掘りトンネルへ、足元も凸凹しており悪いが、ヘッドランプを出すまでもなく、

慎重に通過。

  :杉林

ここから本格的な山道に、登山開始か。

   

岩を削って、登山道にする努力がうかがえる。感謝・感謝!!!

  :露岩の小尾根

安兵衛井戸(かって石切りの職人に利用された)の表示があったが、場所は特定できず。

露岩の小尾根を登る、鋸山最大の難所か?

   :東の肩

10:28 「東の肩」で関東ふれあいの道に合流、小休憩。汗も出ないが・・・。

   :鋸山頂

10:50 関東ふれあいの道を西に向かうと、山頂。

南西側に眺望がある、一等三角点が設置されている。

  :一等三角点

   :眺望

千葉君津方面が見える、黄砂か?茶色いバンドが帯のように伸びていた。

   

一旦下り、「地球が丸く見える展望台」に向かう。

  :CMです

 

鋸山には動物も住み、植物もある(当然だが) という説明。

  :富士山

 11:15~11:30 「地球が丸く見える展望台」に、少し早いが昼食。

 度の眺望が確保されている。

  :久里浜から丹沢

  :伊予が岳

  :保田の街

  :石切り跡

絶壁の急階段を降り、山の北側へ廻ります。

吹き抜け洞窟・岩の回廊を経て、岩舞台(石切り場跡)へ

  :歴史です

自然破壊の歴史ですが、別の建物に今も残っているとの説明。

少し救われた気もしました。

山肌を削ったというよりも”削いだ”というイメージですか。いづれにしても複雑な心境でした。

   :日本寺の看板

12:20 日本寺北口から「拝観料」600円を払って入る。

  :百尺観音

これも驚いた。露岩に大観音石像が彫られている。

昭和41年5月、6ケ年の歳月を費して完成したとある。

発願の趣旨はともかくとして、(個人的には)どうなのと思う。良心とかの話だけど・・・。   :俯瞰図

露岩の切通しを抜け、「地獄のぞき」へ向かう。

  :鋸山ロープウェー山頂駅

12:30 「地獄のぞき」展望台から

  :館山自動車道 

  :日本一の大仏

正式には「薬師瑠璃光如来」総高31.05m(鎌倉大仏:13.35m)でかい!!!

原型は天明3年(江戸時代後期)に3ケ年を費して現在の地に彫刻した。

当時から八丈(約24m)あったというからでかい。

現在のものは、昭和44年6月,4年にわたる復元工事によって再現されたとある。

ありがたみ”とか「威光」とかは感じられない。

  :乾坤山日本寺

13:05 広い境内の石段を”とっとと”降り、山門へ。

 乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)を紹介しましょう。

 今から約1300年前、聖武天皇の勅語と、光明皇后のおことばをうけて、西暦725年

    高僧行基菩薩(注:よく出てくる)によって開かれた関東最古の勅願所

      (*勅名によって国家鎮護 ・玉体安穏を祈願した社寺)です。

 正しくは乾坤山日本寺と称し、時に帝よりは我が国の国号を冠する「日本寺」の

    勅額(*天皇直筆の額)、宸翰(*しんかん:天子の直筆の文書)を受けたという。

 初めは法相宗~天台~真言宗を経て、徳川三代将軍家光公時世の時、

    曹洞禅宗となって今日に至っている。  (日本寺パンフより引用)

                                    日本語はむずかしか・・・。

  :裏山道入口

   

:菜の花           :水仙  (クリックすると大きくなります)

本来は林道口へ降りる予定だったが、近道を降りてきた。

  :保田駅

13:25 鋸山遊歩道を歩いて、JR内房線保田駅に着いた。

13:28 発の千葉行に乗って、浜金谷駅へ。

 (時間に本しか走っていないローカル線、セーフだった)

  :鋸山北面

 

鋸山の北面は岩が切り立っており、まさに「鋸山」だ。

削られた露岩の姿が痛々しいが。 

 

   :鋸山南面

南面は日本寺の境内になっており、北面とはまったく異にした山容だった。 

14:20発の東京湾フェリーで久里浜に戻り、帰途に着いた。

*****

千葉県の山というと、標高400m以下、山というより丘陵だし、登山ではなくハイキングだ。

ただ海岸から見上げればかなり立派に見えるし、標高数mからのスタートだから登りがい

もある。 今回でかけた鋸山も329mに過ぎない丘陵だが、名前通りの峨々とした姿は東京湾から

三浦半島から見てもすぐそれと分かる個性的な山だ。

千葉県にある関東百名山は5つ、今日で3つ登った。

①鋸 山(329m) ②伊予ケ岳(337m) ③富山(350m) ④御殿山(364m) ⑤高宕山(330m)

**********

            行程:324m、約8km、歩行時間約4時間 

        8:20 久里浜港 ⇒9:00 浜金谷港 ⇒9:27 沢コース登山口

         ⇒9:57 手掘りトンネル ⇒10:28 東の肩 ⇒10:50 鋸山頂

         ⇒11:15~11:30 地球が丸く見える展望台 昼食 ⇒12:00 石切り場跡

         ⇒12:20 日本寺北口 ⇒12:30 地獄のぞき ⇒13:05 日本寺山門

         ⇒13:28 保田駅 ⇒13:40 浜金谷駅 ⇒14:20 浜金谷港 ⇒15:00 久里浜港

                                                               **********

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひとみ)
2013-01-12 09:03:18
改めて開けましておめでとうございます。(遅いけど。)

わたしは金峰山のあと、なんとまさかの、ダウン。2日で自力回復しました。10日のツアははあたんの水疱瘡でリーダーをキャンセルしてしまいました。
なのでゆっくり休んでいました。といってもやることがたくさん・・。

canさんの日記も見せていただいています。おせちから高尾から鋸山。鋸山は行ってみたいところです。こんな大きい大仏があったとは知りませんでした。

いつも勉強されていて楽しい日記。今年も楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

canさんとcan'tさんに早く会えますように。

わたしは明日から甲斐駒か仙丈ケ岳にいってきます。たぶん両方は無理です。

あ、はあたんもすっかり元気。はあたんとも行きたいし。・・・横浜にも遊びに行きたいし・・・♪

返信する
表登山道 (恵那爺)
2013-05-18 17:16:05
こんにちわ
今日、JR駅からハイキングの途中道を外れて鋸山のアドベンチャーコースを歩いてきました。

その関係で、鋸山の表登山道を検索したらこちらが載っていたので飛んでまいりました。
金谷側は、裏鋸ですね。
保田側が表で、日本寺の表参道はそちら側です。
また、観月台コースが裏登山道なので
日本寺からお帰りになったコースが表登山道になるようです。

沢コースはドロドロの場所が有って、私はあまり好きじゃありません。
車力道の途中から入っていくアドベンチャールートが楽しいです。ただこれからの時期は、行かない方が良い場所ですけど。

勝手なこと書いて申し訳ありません。

返信する
おいでやす。 (恵那(can))
2013-05-19 15:37:08
アドバイス感謝します。ブログが参考にされているとなると、責任を感じます。また訪問してください。
返信する

コメントを投稿