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・・・🌤  夏山も終盤に  ☀・・・

福島の”観桜”に

2012年04月26日 | 旅行

4月23日(月)福島の桜を観に行ってきた。

天候は雨の予報、会津市内に入ると、薄日が差してきたが・・・。

今年の花は、遅れているとの認識はあったが、期待の”滝桜”は1~2分咲きだった。

横浜を7:00出発、東北道をまっしぐら、会津鶴ヶ城に着いたのは12:00、

  :季節弁当「初夏」バージョン

シューマイ弁当を食べて観桜に、いざ出陣!!

鶴ヶ城会館を抜けて、お濠端を歩く、2分咲き?雨も落ちてきた。

  :定番です。

今回の客層はこの手のものに興味は示さない。

  

これでも2分咲き?詳細に見ると、咲いています。

  :史跡鶴ヶ城

椿坂でお濠を渡って、城内へ。(椿の花も咲いていた)

  

昨年改装(天守閣屋根瓦を葺き替え)なった雄姿です。

  :歴代城主の家紋

1384年:葦名直盛が東黒川館を作る、1589年:伊達正宗が会津に入る

1590年:蒲生氏郷 1598年:上杉景勝 1601年:蒲生秀行 1627年:加藤嘉明

1643年:保科正之 1862年:松平容保 1868年:会津鶴ヶ城”落城”

1874年:鶴ヶ城取り壊し 1965年:天守閣再建工事落成

1984年:築城600年記念式典、戦乱の中生き抜いた城の歴史でした。

  :会津中将松平容保

幕末の混乱の中、京都守護職(新撰組はその下部組織)に就いた若千26歳だった。

  

  :ゆるキヤラも雨に濡れていた

        

まだ梅も頑張っていた。

会津鶴ヶ城から約1時間バスに乗って「三春町」へ移動、雨は降ったりやんだり。

車窓からは雪をかぶった「越後三山」「飯豊連峰」が光って見えた。

 :駐車場に並ぶ観光バス

「三春の滝桜」19日には”開花宣言”がでたが、その後の天候が今一つで

1~2分咲き・・・でも「三春滝桜」には変わりない。

観桜料として300円/1人徴収するようになっていた。

  

  

  

近くに寄れないので全体しか見られません。根本にイチリンソウが咲いていました。

  :定点カメラ発見!!

  :土筆の団体さん

お口直しに土筆をどうぞ、半端な数ではなかった。

  :トイレ前の売店です。

  :加齢臭プンプン臭うバスでした

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今日26日の朝日新聞に「三春の滝桜、5分咲きで見頃に・・・」とありました。

桜守の長老、村田春治さんの話が載っていましたので引用しました。

「桜守の長老万感」・・・樹齢千年を超す老大樹を世話してきた「桜守」の長老も、思いを胸に春を迎えた。

   滝桜は三春藩の御用木として保護され、桜守は藩の要職でもあった。

         現代では地元の園芸業者に引き継がれた。

               村田さんはその長老だ。

         昨年3月11日、大きな揺れに襲われた。

      滝桜は多くの木柱に支えられ、辛うじて斜面に立つ。

   「幹は空洞になっている、割れてるんじゃねえかと心配で」駆けつけた。

              小枝が数本折れただけだった。

       人口約1万7千人の町に例年この時期、30万人が訪れる。

         昨年は落ち込んだが、今年は人が戻っている。

       「放射能の影響なんて聞かれても、今はわかんねえ。

                 わかっているのは、美しさと迫力は変わらないこと」

                                            *********************

  

来年の”大河ドラマ”は福島が舞台、「新島八重」さんの生涯がテーマだそうです。

 

 

 

 

 


立岩~荒船山縦走

2012年04月24日 | 関東百名山

M旅主催のツアー「立岩~荒船山」を縦走してきた。

西上州(下仁田町・南牧村)には急峻な岩場の山が数多く存在する。

西上州のドロミテ(イタリアのチロル地方、個々の100m程度の先端を持った

高い頂上を持つ形の山で特徴付けられる山域)とも言われる立岩。

立岩は二つの岩峰からなっている。登山道が整備されているのは西立岩のみ。

10:00 3人のTDにサポートされながら、曇天のなかスタート

空は曇り、霧も出ている。

杉の植林帯を登っていく、花はスミレ程度、それも葉の状況。

 :正体は現在調査中

最大の難所がやってきた。

東立岩と西立岩の中間のバンドを登る、大きな石がガレていて動く。

3人のTDが「落石注意!!」と何度も叫んでいる、そのかいあって無事通過。

 :鎖場、右が切れている

ガレ場から岩の鎖場を登って、鞍部へ。

  :ハシリドコロ(幻覚作用あり)

鞍部から落ち葉のたまった登山道を歩いて12:00 西立岩(1265m)山頂へ

  

 山頂といってもヤセ尾根上、眺望は霧にかくれてまったくない。

心眼では目前に荒船山、八ヶ岳・北アルプスまで見える)

西側は深く切れ落ちているので、東側を背に昼食。

 今日はここからが長い、ヤセ尾根を降りていくと、霧の中に岩(30m?)が見える。

この岩を登って、またヤセ尾根を行く。 

 

 雨は降ったり、やんだり、4つのピークを越えて、14:20経塚山(1423m=荒船山)頂へ

荒船山:荒海に浮かぶ不沈航空母艦のような山容で、どこからみても分る。

山座同定には欠かせない山だ。頂上北端の、船の艫(とも)にあたるところが艫岩で、200m

にもおよぶ断崖は、見る人を圧倒する。頂上台地の南端が最高点の「経塚山」で、弘法大師が

経文を埋めたという伝説からこの名がある。 (弘法大師は何人いたのかな?)

  :艫岩(モデルはK沢さん)

経塚山を”とっとと”後にし、15:00「艫岩」に、本来なら眺望が期待できる場所だが・・・。

        

これで我慢をば・・・。時間も押しているので、先を急ぐ。

  

15:30 一杯水通過

  

15:55 「狭岩修験道場跡」通過、岩についているのは”ヒカリゴケ”にも見えた。

16:45 内山峠に無事下山、「荒船の湯」で1時間つぶして、帰途に着いた。

花もネエ--、眺望もネエ--、天気も今一つ、こんな登山もたまにはあるよね。

T村さん、K田君、I原君ご苦労様でした。

(今日の行程:標高差 528m、約10km、6時間30分)

   10:00 線ケ滝登山口 ⇒11:00 ガレ場 ⇒12:00 西立岩山頂 ⇒13:00 荒船山分岐

   14:20 経塚山頂 ⇒15:00 艫岩 ⇒15:30 一杯水 ⇒15:55 狭岩修験道場跡

   16:45 内山峠 ⇒17:05~18:05 荒船の湯 ⇒20:30 新宿駅

 

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Just 300 Times Since 2012 April

2012年04月16日 | 山梨県の山

 山梨百名山、「二十六夜山」登山が通算回目となりました。

JR中央線上野原~富士急バスに乗って9:15浜沢バス停に。今日は田崎さんと二人で登ります。

ここからアオゲラの森キヤンプ場へ登って行く。

  

 :登山口を示す標識                :冬のアオゲラの森キヤンプ場

別荘地の急傾斜のコンクリート舗装道路を登りきると、登山道へ。 

   :いきなりの急登(久しぶりの急登=田崎さん)

この急登を二つ越えると”東屋”へ丸太をカットした椅子に座り、汗を拭き、靴ヒモを締めなおす。

  :自然が作ったオブジェ

一人で山歩きしていて、こんなの見ると驚くよね!!

  :明星平の分岐

10:10 赤鞍ケ岳への分岐へ、明星平となっているが平坦ではない。

ここから苔生した岩の道を進むと、山頂への分岐へ。

  :大月市の標示板

10:30 山頂へは5分とあるが、3分で山頂へ

    

山頂は”ヒノキの植林”で眺望はないが、樹間越しに倉岳山・高畑山が見えた。

(この二つの山は、今年の1月29日田崎さんと雪道を登った)

    :二十六夜塔

分岐へ戻り、二十六夜塔へ(明治22年建立とある)

二十六夜待ち:広辞苑を引くと、旧暦の正月と7月との26日の夜半に月の出るのを

待って拝すること。月光に阿弥陀仏・観音・勢至菩薩の三尊が姿を現すと言い伝えられ

とくに江戸では7月に高輪・品川などで盛んに行われたとある。山名もここからきている。

二十六夜山は3つあるが、そのうちの二つがこの山塊にある。まぎらわしいので、

秋山二十六夜山、道志二十六夜山とそれぞれ呼ぶようだ。

残りの一つは伊豆半島の吉田というところにある。(三省堂:日本山名辞典より)

  :二輪草

今話題の二輪草、特徴のある葉に出る斑点はまだ少ない。

個人的にはトリカブトの葉より、二輪草の葉の方が”毒々しい”と思うが・・・。

  :下尾崎への登山道

この登山道は歩きやすい、おそらく二十六夜待ちの月見はこのルートをとったのでは?

    

登山道が杉の植林帯に変わると、沢に出る。沢沿いの道にやっと花がでてきた。

  

おなじみのスミレたち。

田中澄江さんの書いた「新・花の百名山:2002年」にこの山が載っていた。

”二十六夜山、熱い信仰の山で出迎えてくれた春の花たち”というタイトルでヒゴスミレ・マルバスミレ

が紹介されていた。マルバスミレはともかくヒゴスミレ(葉がエイザンスミレに似ている)は見なかった。

      

:土筆            :山ワサビ         

11:45下尾崎集落まで降りてきた、里山は野草でいっぱい、桜も盛りだった。

昼は「寺下峠」で食べることとし、もうひと登り。

    

秋山川を下尾崎橋で渡り、舗装林道を歩く。大曲橋を渡り、寺下峠入口登山道へ。

道は荒れている、蜘蛛の巣が張っていたことがそれを証明していた。

  

沢沿いの登山道で”林の主”に逢った、丁重に挨拶し、先へ進む。

  

12:35 寺下峠に着いた、斜面に座り昼食、元気な二人のおじさんの会話もオカズとして。

あとは梁川駅へ下るのみ、行程も予定通りだ。

  

平坦な尾根道を降りていくと、傾斜面にトラロープが張られている場所へ。

土砂が崩壊し、足場が悪い、転べば谷(深くないが)へ一直線だ。

雨でも降っていれば歩きたくない道で、トラロープがなければ登山道も不明だった。 

        

:ネコノメソウ        :ヤマエンゴサク     :ミクロコスモス      :エンレイソウ

沢沿いの道へ出た、花も出てきた。

  

14:00 塩瀬集落へ、広い敷地の里山の花壇です。

  :桂川渓谷(塩瀬大橋より)

14:20桂川を塩瀬大橋で渡り、国道20号(甲州街道)へ出れば梁川駅に着いた。

14:22発の「高尾行き」で帰途に着いた。

(今日の行程:標高差458m、約10km、5時間)

   9:15 富士急バス浜沢バス停 ⇒10:10明星平 ⇒10:30~10:40 山頂

    ⇒10:45 二十六夜塔 ⇒11:45下尾崎集落 ⇒12:00 寺下峠登山口

    ⇒12:35~12:50 寺下峠 ⇒14:20梁川駅

  ***********

  今日の二十六夜山で通算300回、山に登った計算になる。

  2003年に「登山を始めるか」と意識して、休日に山へ向かい始めた。

                 その「足跡」をまとめてみた。

   日本百名山:、日本二百名山: 、日本三百名山: 、関東百名山:

   山梨百名山:、神奈川県の山:、埼玉県の山:、東京の山:

   長野県の山:、群馬県の山: 、栃木県の山: 、富山県の山:  

   東北の山: 、静岡県の山: 、新潟県の山: 、北海道の山: 

   その他複数登った山:

      明日から、一つでも多くの山に登るべく、日々精進し、

                       コツコツと、一歩一歩、その歩を、積み上げたい

     

     

 

 

 

 

 

 


本牧山頂公園の花たち

2012年04月10日 | 日記

横浜本牧山頂公園の花たちを紹介します。

    

辛夷:コブシの花が迎えてくれました。    赤いのはヒメコブシ、モクレンは親戚です。

   

仏の座(姫踊り子草とは親戚です)         姫踊り子草                         

目線を足元に向けると・・・

    

 ヤマエンゴサク                      オオイヌノフグリ(直訳すると大犬の睾丸?)

  

キランソウ(紫蘇科で十二単の仲間)         トウダイソウ(灯台草)

  

タンポポ(蒲公英)                     シロバナタンポポ(結構珍しいよ)

  

木瓜:ボケ、私の 誕生花です。       セイヨウシャクナゲ(栽培種)

イヨイヨ桜の花です、開でした。

      

       

横浜ヒザクラです。

  

        

桜の番外編です。

      

やっぱりソメイヨシノは日本一ですね、以下の花は「お口直し」にどうぞ。

  

レンギョウ                          ヤマブキ:花弁は5枚(ヤマブキソウは4枚)

  

ユキヤナギ                       アセビ:馬酔木と書く

  

資生堂です。

  

ウラシマソウ:サトイモ科テンナンショウ属の多年草、長いヒゲを浦島太郎の釣糸に見立てた。

別名「蛇草・マムシ草」秋に赤い実をつける、これは有毒。山に行くとよく見かけるがこんな平地に・・・。

  

ムラサキハナナ(アブラナ科)               ハナニラ(西洋アマナ)

      

最後に花たちが繰り広げるグラデ-ションをどうぞ・・・。

桜の花もいいけど、野草にも興味がある。

足元を注意深く見ると、そこにも立派な世界が存在する。

登りも楽しいが、里山歩きも”またしかり”だ。

 

 

 

 

 


吾国山

2012年04月08日 | 関東百名山

茨城県の関東百名山「吾国山」を登ってきました。

JR常磐線岩間駅から「愛宕山~難台山~吾国山」と歩き

  JR水戸線福原駅へ出る、約15.5kmのロングコースでした。

  :まだ蕾もない

9:20 岩間駅前の桜、桜前線未だ北上ですか?

  :土筆です

舗装道路際の草地に咲いていました。

   

9:50 愛宕神社の参道:357の石段を登ると・・・

   

愛宕神社                        飯綱神社(愛宕山) 

  :石尊(後ろは石の祠)

愛宕神社の天狗伝説:愛宕山、筑波山、加波山と並んで、天狗の修験道場の一つだった。

   ここに人の大小天狗が住み羽団扇を持って雲に乗り、大空を矢よりも早く飛び妖魔を

   打ち払い、厳しい修行で身につけた術によって重い病人を救ったり、天候を予知して作物の

   豊凶を占ったりして、人々を助けていたという。飯綱神社の裏側に「十三天狗の祠」と言われる

   十三個の石の祠や、天狗の修行の地と言われる石尊(写真)が残っている。

   ・・・・・現世にも天狗(山人)がいたら、と思うのは自分だけではないだろう・・・・?

  :下界の景色

10:00 天狗も見たであろう、下界の状況。気温が高い分霞んでいる。

  

愛宕神社を降り、駐車場へ。大きな鳥居が神社の”栄華”を象徴している。

  :吾国愛宕ハイキングコース入口

10:20 乗越峠を過ぎ、ハイキングコース入口へ、標識は充実している。

  

広い道、ナラ・サクラ・アカシデの灌木類、アオキ(地球温暖化の象徴?)も多い

  

10:30 南山展望台へ。 左)筑波山      右)関東平野の眺望

  :花がない

  

ここまで出てきた花はスミレよミヤマエンレイソウのみ。

  :団子石峠の看板(わかり易い)

11:20 南山展望台から標高差で約50m下り団子石峠へ、バイクの音が五月蝿い。

  :団子石

団子石峠から登るとすぐ団子石に、その意味がよくわからない。

ただこの辺りは石切り場があったので、岩が出てくる。

  

こんな急登が続く。                   伐採地から撮った愛宕神社(山)右側のピーク

 :団子山  :大福山 

団子峠から 団子山・大福山と続く、登りがきつかった。(標高差100mを10分で登る)

  :屏風岩

高さは5m程度、他の屏風岩とは比較にならない。

  

12:00 難台山(553m)頂、西側に眺望がある、昼食。行程を半分消化したか。

難台山面白い名前だ、少し調べてみた。日本山名辞典には(男体山、羽梨山、御岳)とも書かれている。

国有林の看板も「男体山国有林」となっていた。山頂にある祠は御岳神社のものだと記載されている。

近くに難題城跡があるから昔からこの名で呼ばれていたのだろう。

こんな文章を見つけた。江戸時代「南台丈」とも呼ばれていたことが、平田篤胤(国学者)が書いた

「仙境異聞」で”寅吉が天狗に連れてこられ、最初に降り立った山”でもあると紹介されている。

またしても天狗の登場。男体山ではなく、難台山が正解という結論に達した。

  

難台山から道祖神峠までは標高差250mを下る。階段も設置されている

13:00道祖神峠へ、再び舗装道路を歩き、最後の登りへ。

  :狭き門

洗心館の門「狭き門」とある。アンドレ・ジイドかと思ったら、キリストの言葉だった。

【狭き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は広く、之より入る者おほし】

善良で真実の門を通る事の勧めであり、それから外れた邪道に行く事は、滅びの道に入る

ことだと諭している。   ・・・深い。

  :吾国山登山口

ここから最後の登り、休むことなく標高差170mを15分で登ると・・・

  

13:15吾国山頂、一等三角点にもかかわらず、山頂の標示は手づくりだった。

  

筑波山・加波山                        燕山・雨引山

    

難台山                              山頂下にあった「三十三丁」と読める

ここからはカタクリ群生地、笠間市定文化財、その面積は9,314m2とある。

ではごゆっくりご覧ください。

      

      

      

      

      

カタクリだけで50枚は撮ったろうか、この規模で咲いているのは他にはないだろう。

  

JR水戸線は1本/30分、急ぎ下る。

山頂に伊勢神宮の社があった、十丁目にあった伊勢神宮への鳥居。

  

踊り子草                                         仏の座

  :JR水戸線福原駅

15:45 福原駅にゴール、15:05小山行きで小山へ、湘南新宿ラインで帰宅に着いた。

 :今日のパートナーです

 (今日の行程:累積登り標高差683m、約15.5km、5時間20分) 

  9:25岩間駅 ⇒10:00~10:15愛宕神社 ⇒10:55南山展望台 ⇒11:20団子石峠

   ⇒11:35団子山 ⇒11:40大福山 ⇒11:50屏風岩 ⇒12:00~12:15難台山頂

   ⇒12:50道祖神峠 ⇒13:15~13:35吾国山頂 ⇒14:45福原駅