el diario por la floja

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失敗!Kiri Bath

2008年03月30日 | 多くの人が理解できるだろう
 "Kiri"とはシンハラ語で「ミルク」のことです。"Bath"は英語で言えば"rice"。スリランカ料理で、外国人には"milk rice"と教えてくれます。ミルクと言っても牛乳ではなく、使うのは「ココナッツミルク」。っていうか、これがスリランカのミルクよね。

 今の日本、CMもチラシも雑穀流行り。私もスーパーで何種類か入ったものを買ってきて、白米に混ぜて炊きました。悪くないし、確かに健康にも良さそうです。
 でも私が注目したのは、その中に含まれる赤米。古代米で赤飯の元も確かこれだったはず。スーパーの米売場では雑穀の単品も小袋で売られていています。それを買って来ました。頭の中の構想は「これを使ってキリ・バトゥに挑戦するぞ。」
 
 キリ・バットゥは赤米にココナッツミルクを入れて炊いた後、押して広げて、それを菱形に切ったライス料理です。赤飯がお祝いに使われるように、キリ・バトゥもその感じがあります。下宿のlandlordの奥さんはクリスマスの時のみ作っていました。他の日本人に聞くと、行事のときのみでなく、下宿先ではよく作っているということでした。
 働いていたところでも、スリランカ人スタッフはお弁当に持ってきて来ました。私は正直あまり好きではなかった。仲の良かったスリランカ人は私が嫌いなことを知っていて勧めはしなかった。
 どっちかというと嫌いなキリ・バトゥでしたが、年一回食べられる下宿先でのこれは本当においしかった。

 さて、私の料理はどうなったかですが、タイトル通りです。^^;

 買った赤米2袋では足りないし、しかもそれは玄米だ。赤色はたくさん残っていても、スリランカの赤米は精米されたもの。そのイメージで再現するために、タイ米の残りでも混ぜて増量が私の構想でした。
 でも、キッチンの乾物引き出しの中にダンナがパエージャを作った時の残りのイタリア米を見つけ使ってしまったのが失敗だった。それはリゾット用米でした。
 赤米とイタリア米とカルダモンとココナッツミルクと塩がその時の材料。玄米の赤米は柔らかくはならず、イタリア米は柔らなくなるで、結局食べるには値しないものでした。菱形に切るなんてことは当然できません。

 ということで、次回は赤米をしっかり給水&タイ米で再度挑戦します。ダンナも気に入ってくれたみたい。

 良くないのは分かっているけれど、手持ちの料理本よりkiri Bathのレシピを紹介します。試す人がないことは分かっていますが。

KIRI BATH

Ingredientes for 6-8portions

1 lb. raw rice
3 teaspoons salt
3-4 cardamons creushed
milk of 1 large coconut or 1 small coconut 32-40 ozs

1. Wash and drain rice. Add the 2nd and 3rd extracts of coconut milk with salt, crushed cardamons and allow tu cook.
2. When coconut milk level is the same as that of the rice add the 1st extract of coconut milk. Stir well and cook until all grains are well boiled and the mixture is one thich mass.
3. There should be no gravy left. Spread milk rice on a dish, smoothen the top with a piece grease proof paper or plantain leaf. Cut into diamond shaped pieces.

(引用 CEYLON COOKERY by CHANDRA DISSANAYAKE)

花粉日の

2008年03月12日 | 多くの人が理解できるだろう
 長年海外生活だったから分からなかった、子どもたちにアレルギー性鼻炎があるなんて。レバノン杉は見たことがあるけれど、杉って感じの杉ってあったかなぁ。

 昨日は久々のいい天気。花粉の飛散を大きく予報していた。私はアバウトな性格ではない。アバウト>アバウト>アバウト>・・・・・>アバウト>私である。そんな私が、家に入る前に服をはたいたり、家族にはたかせるなんてことは絶対無い。

 昨日は外に干したら確実に乾く。ずっと、家の中で干していたから外に出したい。気にしないような私だが、ちっと気になり、出掛けの家族に「今日は外に洗濯物干すよ。」と念を押した。誰も気にもしない。気にしているのは私だけ。だって世の中、花粉対策の話ばかりで、こんな日に外に干すなんて非常識と思われそうで。
 アバウトX倍の私がこんなことを気にして、ご近所が洗濯物を干しているかをチェック。結果、気にすることはなかった。

 洗濯物は乾いた。今日も乾いた。お日様の恵み。
 
 

今日の被害

2008年03月07日 | 多くの人が理解できるだろう
 「今日の被害」という件名でダンナによくメールする。その日に発見した畑のサル被害をダンナに報告するものです。野菜が生長すれば猿が収穫が開始すると、ダンナは猿を飼っているようなものです。

 この冬の被害はタマネギの苗やトンネルで覆ってあったダイコン。ダイコンは一気に収穫するばよかった。ニンジンも。今は食べるものもなく、monosは春のcosecharを待っているだろうなぁ。

 数日前、ダンナに送った「今日の被害」メールは

場所は庭
被害はペチュニア(昨年のペチュニアを挿し木したものを育てていた)
犯人は鳥

でした。きれいに葉っぱをついばんでくれてます。本来なら雪山で食べられるものを探してサバイバルするのに、人間が園芸などするからなのだとは分かっています。

 畑に草などを積んで堆肥山を作っています。それも鳥がかなり崩して散らかしてくれてます。堆肥のためか熱を発して雪が解けやすくなっているようです。そこに集まってくる。

 春に向けて、対サル撃退対策を練っているダンナ。しかし、彼の園芸敵は増えていくばかりでした。

黄砂VSスモッグ

2008年03月04日 | 多くの人が理解できるだろう
 昨日の天気予報は黄砂を報じていました。車の汚れがすごかった。ウォッシャー液はかなり前に空になっているけど、それを補充しない我が家。黄砂が作った雨粒模様のフロントを見ながらの運転でした。

 用事があり京都へ出ました。今日も黄砂はありました。な~んかモワ~っとした眺め。私はサンチャゴのスモッグを思い出していました。

 帰国当時、京都タワーへ上がり四方を見渡すと、なんで盆地なのに東山も北山も南も西も見えるんだ、と不思議な気分になりました。サンチャゴのスモッグで先の見えないモワーとした空気慣れた身には、あまりの京都の眺めの美しさに違和感?さえおぼえました。

 黄砂でモワーとした京都は、私の記憶の中にあるサンチャゴの空気をちょっと再現してくれました。黄砂といえ、あのスモッグには遠く及びませんが、乾燥大地は細かい土埃も多く共通点はあるかな。

 そんな思いの朝のひと時でした。

ラパジュリア検索

2008年03月01日 | 多くの人が理解できるだろう
 またチリ国花「コピウエ」関連話です。なんでこんなにコピウエに入れ込んだかというと、チリで馴染みだった野菜や園芸植物を栽培したいという、私ならばでの趣味です。
 alcachofa(アーティチョーク)は2年がかりの栽培。枯れたものもありますが、まあ生長してます。ご近所は、何やら分からないけど花と思っているでしょうね。ペピーノは、この冬の雪で茎が融けてしまいました。パオパオで包んで会ったのですが。あったかくなったら、再び芽が出てくれるかなぁ。シラントロ(コリアンダー)は雪の下で春を待っています。アルストロメリアも春の発芽を待っています。

 その私の次の目標がコピウエ苗のゲット。どこでどうしたらコピウエを購入できるか、それから和名「ツバキカズラ」の検索が始まりました。各地の植物園にはかなり栽培されているようですが、個人で育てている方はほとんど無いようです。それに、日本での開花は難しい。

 検索はまず「ツバキカズラ」。それから学名のLapageria roseaから、「ラパゲリア」で検索。購入の道はありませんでした。無きにしも非ずですが、諦めたほうがいいような感じ。

 ところで、京都府立植物園のように「ラパジュリア」と紹介しているところもあります。ところがですよ、この単語で検索すると植物とまったく関係ないサイトが山ほどヒットします。皆さんも試しに「ラパジュリア」で検索してください。気分が悪くなります。
 府立植物園に「ツバキカズラ」か「ラパゲリア」に看板を変えるようサジェストしたくなる。それより、チリ国花ということは有名なんだから、「コピウエ」という現地名を加えてもらうようサジェストして方がいいか、、、なんてね。