el diario por la floja

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シラントロさまさま

2007年01月30日 | 多くの人が理解できるだろう
 悩みだったイベントが終わった。料理とは疲れる。食材を紹介ならやれる。特にダンナの知恵を借りて野菜の学術的?情報。でも、一般的主婦はそんなもの興味をお持ちにならず、それから進む応用編「料理」の方が好きなのよね。(おまえが料理嫌いなだけだろ!→自分)

 昨日はタイ料理店へ行ってタイ米を分けてもらった。どうしてもインディカ米が欲しかった。普通ならある材料でということになるのだが、対象は子供と希望された何人かのお母さんとであるから、子供に米も種類があるのよと紹介したかったこともあるし、出来上がりもインディカが絶対だ。
 あの冷害で日本にタイ米が流通していた時代がうそみたいだ。どこの米コーナーにもタイ米なんて置いていない。タイ料理店で扱っている米屋を教えてもらい電話をかけたら、業者だけに納入して個人には販売しない(卸さない)そうだ。タイ料理店に頼んで1合だけ買わせてもらった。

 スーパーで10時の開店時間に合わせて野菜や肉等のお買い物。これで準備完了と出発したらコリアンダーを収穫していなかった。我が家の畑からコリアンダーを引っちぎり再び出発。はたと思い、確認したらタイ米がないことに気づき我が家へまた戻ったのでした。

 話は下手な私ですから、説明をしっかりしなかった。まあいろいろありましたが、簡単に作ったレシピ通りに次々子供たちに指示してかかってくださいました。さすが料理に慣れたお母さんたち。私にはできない技だ。詳細は書きません。

 人にはチリは食文化に劣っていると言いますが、劣っているのは私の料理能力。それが講師のこのイベント。これを何か形に持って行けたのはcirantro(コリアンダー)のおかげでした。
 冬、寒くなると植物の葉は黒く変色します。花壇を彩るパンジーも寒い路地では黒くなる。シラントロも黒くなっている。食材として使うにはまずいかと思うが、あの人数分を購入しようにもスーパーのハーブ売り場にある香菜なんてたくさん置いてあって3袋程度(2株入りで1袋198円)でとてもじゃないが足りない。その、黒くなったシラントロを持っていった。

 黒くとも、あの独特の香りはあります。コリアンダーを嫌いな人はカメムシの臭いと形容する人がありますが、子供からまさに「カメムシの臭い」の声が聞こえてきました。でも、お母さんたちからは評判よかった。大人の味というか、これがまさに日本料理と違うチリの香りを届けてくれました。まさに「シラントロさまさま」です。
 まあ、私の悩みは終わりました。でも、この日の問題はこの時期に生タマネギを使わなければならなかったことでした。今の時期は北海道産の貯蔵タマネギが出回っています。それが辛いのなんのって。どんなに水にさらしても無理。チリ料理をするには新玉の出る春が一番。
 チリの春を告げるのがディエシオーチョ。新玉が出たか出ないかというところ。春はチリ料理をするにはもってこいの時期です。

追記:ダンナがコメントしてます。必ずお読みください。上記の訂正です。あえて本文は直しません。チェックが入るかなと想像してたけど、やっぱり入った。

悩み

2007年01月28日 | 多くの人が理解できるだろう
 本当はタイトル「エンパナーダ敗北宣言」しようと思ったが、、、、、やめた。

 頼まれたんです、チリ料理教室というか、まあ、チリ料理を紹介することです。断る理由がないからOKしたのですが、問題は家事一切出来ない私。当然、料理もその範疇に入っています。

 エンパナーダを懐かしがる子供たちのリクエストに答え、エンパナーダ・デ・ピノを作ったことがありました。ダンナを駅に車で迎えに行って帰ってみると、子供たちは中身をマサ(生地)に包んで形を完成させていました。そして、レンジオーブンに入れて、焼きあがった?それは、、、、、マイナス的なご想像にお任せします。
 
 あるセニョーラがチリ料理を覚えない、とおっしゃっていたことを思いだした。手も届かない上の企業の方で、当然お料理もそれ相当の方だと思われる。だから、そのお言葉があったからチリ料理なんて出来なくていい、と気が楽だった。それが、このような形になるとは、、、、、。(_ _;)。
 確かに、チリは食文化に劣る。それが、ペルーに行ったらすんぱらしい。チリ在住のお料理がお得意のセニョーラも「中華も南米ではペルーが一番おいしい。」とおっしゃっていたし、ペルーの料理は確立されているな。

 エンパナーダ・デ・ピノは失敗したので、今日は「エンパナーデ・デ・ケソ」を試してみることにした。結果、やっぱりうまくいかない。マサができない。私の料理レベルではあのマサの征服は難しい。
 
 スリランカでもそうだったが、小麦粉の種類は1種類。日本のように薄力粉、中力粉、強力粉なんて分かれていない。フランスへ行けば、数字でそれはたくさんに分かれているらしい。スリランカもチリも中力粉と思われる。
 チリが1種類というのはおかしいかな。チリはcon polvoとsin polvoがある。con polvoはpolvo de hornear(ベーキングパウダー)が加えてある。イタリア製パスタメーカーでうどん作り(どっちかというと、出来上がりはきしめん)をしていたダンナは、それをチリにも持っていった。(そして、日本へ再び持ち帰る。)2種類は薄力粉と強力粉の違いだろうと考え、それを半々で混合していた。hornearは辞書に出ていなかったのです。今なら、horno(オーブン)から想像するば分かりそうなことなのですが。とにかく、スリランカでもチリでも、同じ小麦粉でパンもクッキーも作ります。
 うどんは中力粉ですが、現在あの青いパッケージの中力粉はスーパーで見かけません。ダンナはうどん用を使用したらいいといいます。どんなもんかなぁ。

 私は諦めました、エンパナーダを今度のお料理に採用するのは。揚げ物をするもの問題だし。失敗しないメニューでいきます。でも、やっぱり悩み。どう説明したらいいのだろう。料理、料理、料理、、、、、、

 ところで、エンパナーダを食べたがる子供たち。やはり神戸に行くしかないだろうな。GRAN MICAELA Y DAGO

チョリソー

2007年01月18日 | 多くの人が理解できるだろう
 そのネーミングに引かれて生協で注文した「チョリソー」。 平田牧場から出されている。企画されると、つい毎回頼んでしまう。
 加入しているコープしがは滋賀県内の4つの生協が合併して誕生したものだが、平田牧場を初めて知ったのはそのひとつの湖南生協に加入していたとき。ここの豚肉を扱っていた。そこからの豚の解体(頭も豚足も皮もない処理された状態)を行うというので、ダンナも乗って家族で出かけた。もちろん、参加した男性は彼一人。そこが一般夫と違うとこなんだけどね。話を聞くと、飼育も信頼おけるもので、(当時は)生産の90%を生協に出しているとのことだった。解体された肉は生協購入の扱いで販売され、スペアリブをダンナが選んだ記憶がある。
 うまみのあるおいしい豚肉だ。今はいろいろなところから入ってきているが、やはり平牧産を選ぶことが多い。

 で本題。「チョリソー」を生協のチラシの中から見つけた。チリで食べていたソーセージの一種のチョリソか。日本仕様で違うだろうが、これは注文しないといけないと思った。でも、チョリソの綴りって"chorizó"だったんかいな???
チリで食べなれたchorizoと別物だとは承知していたが、届いたそれは味も見た目も日本のソーセージそのものだった。しかし、一般に売られているものとは違い、日本のソーセージと考えればうまい。

 「チョリソー」で検索しても「チョリソ」でも検索しても、最初にWikipediaの「チョリソ」で出てくる。そうか、平牧のチョリソーの説明でもあったけれど、スペインのソーセージなのか。メキシコのものとは違うとも。
 
 西和辞典で引くと、

白水社:(1)《料理》チョリーソ(香辛料のきいた腸詰)(2)《西.軽蔑》こそ泥、すり等(3)[綱渡りで使う]バランス棒(4)《中南米》[壁の塗替え用の]わらを混ぜた壁土
クラウン:chorizo1 (1)《料理》チョリーソ(香辛料をきかせた豚肉の腸詰)(2)(綱渡り芸人が持つ)バランス棒 (3),(4)は省略 chorizo2,za (1)《話》こそ泥(2)以下は悪い人の意が続く
研究者:1《料》チョリソ(香辛料をきかしたポークソーセージ)2《口》こそ泥

と、手持ち辞書では「チョリソー」という訳はない。以下、検索ヒット数。
 
チョリソー:261,000件
チョリソ:106,000件
チョリーソ:319件

圧倒的に「チョリソー」が多かった。綴りは"chorizo"かなと思い、「chorizo チョリソー」で検索すると999件ヒットした。「チョリソー」となるならchorizóが考えられるが、そんなものは日本語サイトにない。では、スペイン語サイトで"chorizó"を引いても"chorizo"しか出てこない。

 一体、一体、どこから「チョリソー」という外来語は出てきたんだ。だれか教えてーーーーー!!!

Internatinal resort

2007年01月10日 | 多くの人が理解できるだろう
 注文しておいた"Curso intermedio de composicín española"(スペイン語作文中級コース 編著者 木村琢也,中西智恵美)が届いた。部屋の肥やしにならないように勉強しないと。
 「思っていたより薄いな。」が最初の感想。で、開いてみて、、、おっ、私のスペイン語衰退著しい頭でもわかるではないか。そして、ちぇみさんが書かれたと思う文が目を捉えた。チリにお住まいだった方だからこそ例文だな。
 わかると思ったけど、よく見ると私に正しい作文できないことが逆にわかる。キューバ人先生に作文添削されていた日々が懐かしくなってくる。これはペンと紙を携えて読む本だな。これを次回の西検勉強に使おうか。

 パラパラっとページをめくり目に入ったのが、練習問題の中の「アカプルコ」という地名。今の時代、どうしてアカプルコなのだろう。

 チリ初期の頃、日本人がメキシコの「カンクン」へ行く話をよく聞いた。カンクン初めて聞く地名。メキシコのリゾートはアカプルコだという知識しかなかった私。何かのパンフレット(日本語)で読みました。アカプルコ(太平洋側)はナショナルリゾートになり(転落し)、現在のインターナショナルリゾートはカンクン(カリブ海側)だと。なんと教養のなかった私でしょう。

 ポケモン初期の頃、「アオプルコ」という場所での話がありました。アカプルコのパクリだとはわかるのだけど、製作者も知らないのね、アカプルコが古いなんて。世の中の多くの人は、まだカンクンなんて知らなくて当然だろう。それを考えたら、お二人のアカプルコセレクションは当然妥当常識だろう。

 我が家は他の駐在員家庭と違いました。だって、チリに住んでいるなら行って当然の国内旅行イースター島へ行ってないのですから。皆さん、大体行かれるのが国外旅行なら、マチュピチュ、カンクン、オーランド(ディズニーワールドがある所)、イグアスあたりや週末のブエノスアイレス。行く人はガラパゴスやアマゾンやブラジルの大西洋岸やキューバや、、、、、書くのも悲しくなってくる(TT)。我が家はイグアスとリマだけじゃないか、、、。あ~、ラパ・ヌイ(イースター島)行きたかったな。

追記:出だしが「スペイン語作文中級コース」で、タイトルが英語なのは不釣合いですが、チリで"Resort"という単語をよく見るため、あえて英語タイトルにしましたました。

Infarto de miocardio

2007年01月08日 | 多くの人が理解できるだろう
 これは昨日の続きです。また、批判になるかなぁ。

 ドミニカ共和国から心筋梗塞で帰国し、それが機会に禁煙された元上司。当時(15年前以上20年前以下)の私はスペイン語など一切知らなかった。挨拶さえも知らなかった。あっ、「エスパニョール」という単語は知っていたかな。

 さて、この元上司、スペイン語には「心筋梗塞」に当たる単語がないとおっしゃっていた。心臓の何%が障害?を受けた程度で心筋梗塞が決まるような話をしておられた。いくらなんでも、心臓で一番有名な疾患にあたる単語が無いのはおかしい。当時、私に多少でもスペイン語の素養があったら元上司に反論できたのに、元医療職として。

 その後、私は実家のある島根県へ帰った。そこで、なぜか名古屋出身のダンナとであった。付き合い始めて、スペイン語ができると聞いた彼に彼のアパートへ行ったときその質問をした。医療職でもない彼は和西辞書(の方だったと思う)を取り出した。ちゃんとあるじゃないか、心筋梗塞に当たる単語。私はそこがスペイン語ができても、専門職でない人の勘違いではないかと思う。それとも、本当にドミニカ共和国には心筋梗塞というスペイン語単語が無いのかもしれない、、、(なんて、わけないよなぁ)。

 私がチリに残したスペイン語医療用語集もどき、今でも参考にされている方もわずかにいるかもしれない。そんなもの廃棄してください。スペイン語は国よって違います。だって、心筋梗塞という単語が無い国だってあるんですから。ワッハッハッハー。
 今、元上司に会ったならスペイン語で対抗しましょう。勝つ自身ある!

タバコ考

2007年01月07日 | 多くの人が理解できるだろう
 ずっと、このタイトルで一度書いてみたかったのだが、特定人物の批判になるので遠慮があった。でも、某掲示板でタバコの話が出ていたので思い切って載せよう。

 チリには喫煙に関してすごい法律ができたそうで、ちりぢり草より、それに関しての施行時のブログを探し出そうとしたが、わかんなくなった。で、代わりにこれ で我慢してね。
 いえ、チリの喫煙はそれはすごい。エレベーターは香水の匂い充満か、タバコの臭いといっても過言ではない、なんて言ってはいけないだろうな。ちりぢり草の管理人さんもおっしゃっているが、チリの女子生徒の街中喫煙はすごい。

 日本へ帰れば、本当に喫煙に厳しくなったなぁ。医療職であった身には、診察中に喫煙するドクターを知っている身には、院内禁煙には時代の違いを感じざるをえません。

 どうせ批判になるなら、最初に大批判をしておこう。私は1年間ある四国のあるオフィスにいたことがあり。そこでの上司、かなりのヘビースモーカーだった。それはいい。まだ、時代は禁煙時代ではない。当然その方の灰皿はすぐ一杯になる。それを、自分のゴミ箱へドドドー。就業中、それは何回も繰り返される。オフィス内のスタッフは、紙くずも投入されるそのゴミ箱からいつ火が上がるか気が気ではなかった。これは、タバコの煙で回りに迷惑をかけるなんて次元の問題ではない。愛煙家としてあるまじき行為だ。近くに水バケツでも用意しておけ!(と、誰が愛煙家がその人に言ってくれないかな)
 ところで、そのオフィス内の別の上司お一人はドミニカ共和国から帰国して間もなかった。現地で心筋梗塞が発症して急遽帰国され、そのオフィス勤務になられた。発症前は喫煙しておられたらしいが、それで禁煙。しかし、煙モーモーのそのオフィスで、ヘビースモーカー上司がいなかったときの一言。タバコの煙が嫌なときはタバコを吸ったほうがいい。わかる気がした。

 では本題。日本のこの禁煙、分煙傾向。実にいい、、、とも思えないのです。過去の喫煙の方がよかったと思えることが時々。上記の「タバコを吸ったほうがいい。」の上司の言葉が浮かびます。決められた場所に限定されたため、タバコの煙に極端に慣れない体になってしまいました。
 私に極めて関係しお世話になっているお二人。どちらもいい方です。でも、同じ嫌悪感を感じました。あるところを回っている合間に喫煙されたのでしょう。我が家へ現れたときムッと来ました。以前だったら、こんなにタバコの臭いに敏感ではなかった。愛煙家たちも大変だろう。喫煙できる場所が少なくなった。そのわずかな空間や時間に吸っていらっしゃるのだろうが、その間がかなりの臭いを発散させる結果になっている。

 年末の忘年会。遅くダンナが帰ってきた。かなり飲んでいる。すぐ、ベッドに直行。メンバーは少なく喫煙者無しの個室での宴会。でも臭った、かすかなタバコ臭。他からもらってきたのだろう。

 この禁煙地帯の増加がいいのか悪いのかわからなくなった。

追記:南米へ行くにも帰るにも長~いフライト。機内でも空港でも禁煙な長距離。愛煙家は我慢できるのだろうか。不思議だ。チリで愛煙家の日本人セニョールに聞いてみた。アメリカでのトランジットで、ある所でタバコが吸えるそうだ。愛煙家は知っているんだね。