Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

庭のこと

2019年09月21日 | 2019年の庭
先の台風15号によるピエールの倒木は、なんとか枝は処分が出来たのですが、
住まいの市では、根っこや太い枝はそのままでは処分はできず、スコップや鋸で小さくすれば(一気に捨てることはできませんが)大丈夫らしいので、この3連休を使って行っています。

ピエールを楽しみにしてくれたご近所さんから、
「もう育てないの?」とよく聞かれるのですが......
ちょっと迷っています。

せっかく手塩にかけて育てても、また同じようなことがあったらと思うのと、
根を掘り返した時に、予想以上に根が育っていて、また、ガス管などが近くを
通っていたので、とても驚いた(恐々)のです。
幸い、ガス管も他の配管も大丈夫だったのですが、あらためて植物の成長の逞しさを目の当たりにし、
やはり、大きくなるものはやめておこうかと思っているのです。

とはいえ、やはり、バラ、特にピエールは大好きなバラですし、
庭の1等席ががらんどうなのは寂しいし、どうしたものか。
夫は、ガス管周辺をコンクリートブロックなどで囲えば大丈夫じゃないかと
言いますが、
検索すると、それでは不十分のようです。

ああ、広い庭が欲しい......

と、嘆いていても仕方がありません。
またピエールを植える対策として
大型プランターで育てるのはどうだろうかと考えています。
根詰まりが一番の心配ですが、配管への影響はないかと思われます。
生長も地植えに比べたらコンパクトになるでしょうが、私の今の生活などを
考えたら、そのくらいのほうが管理しやすいのかもしれません。

ピエールのあった場所は、シンボルツリーのレモンが枯れ、
大丈夫だと思われたローズマリーも、ここ数日で葉が茶色くなってきました。
庭とは関係がありませんが、実は今年の3月に長男が交通事故にあったり......
今年は厄年なのかしら。
そういうこともあって、なかなか気持ちが前向きになれないでいます。




心も折れて

2019年09月09日 | 2019年の庭
関東を直撃した台風15号は、私の小さな庭の主役...
ピエール・ド・ロンサールを株元から折り、支柱にしていた
ロートアイアン風の支柱も何本か折り曲げて、無残な姿にしました。
幸い、折れたものは、そのままの場所に留まったので、他所のお宅などへ
被害を出すことがなく、それだけはほっとしました。
でも...
家を建てて8年。
絶対に植えたいと思って、お気に入りの花屋さんに頼んで仕入れて
頂いたバラ、ピエール・ド・ロンサールが
もう、ここにありません。
支柱も外し、何もない庭を見て、なんとも言えない気持ちです。
何年前だったか事故で株の半分を失っても、頑張って復活しただけに
ピエールへの思いは格別で、それを見た夫は、また復活しないかと
聞いてくれましたが、それは、もう、叶わないことです。

しかし、
以前の事故の際に、念のために新枝を取っておいて
接ぎ木をしたものが、細いながらも生長したものが1本あります。
今は裏庭にあるのですが、それをもってこようかと。
もちろん同じ株のものとはいえ、もしかしたら忌避現象が現れるかもしれませんので、来春に鉢増しの時期にしようかと考えています。
根付いてくれることが、今の私にとって
唯一の希望です。


上野っていいね

2019年09月04日 | My Life
これまで(扶養の範囲で働くにあたって、子どもの夏休み期間を調整に充てていた)夏休みのあった私には、今年度からはそれがなくなり、カレンダー通りの勤務体制になりました。
結果として、ありがたいことが増えたと共に、やはり1週間の疲れは、そう簡単にはとれません。
貴重な土日はのんびりと過ごしたいところですが、子どもにとっては
出掛けることができる日なので、朝早くから起こされています。
といっても、ねだるのは一番下の子だけなので(上二人は、大学や塾があるので忙しい)
出掛けるといっても、近所のショッピングモールなどの近場がほとんどです。

しかし、夏休み中それだけなのも申し訳ないので、
科博に出掛けてきました。
*恐竜展も考えたのですが、物凄い人気で、入場までに1時間近く待つらしいというので断念。

科博といえば


忠犬ハチのはく製や



フタバスズキリュウ

そして、展示以外にも素晴らしいものが


重要文化財に指定されている日本館の建物です。
昭和の初めに竣工された建物は、ステンドグラスなどの調度品をはじめ、仕様の全てが優雅で、当時の技術の高さに溜息がこぼれます。

他にも上野の森には歴史ある建物が多くあり、その一つ
東京藝術大学の中にある陳列館で第一研究室の展示を拝見しました。

窓から差し込む光の柔らかさが、より天井の美しさを際立たせます。
そして、この美しい建物で展示されている作品の表現力の高さに
夫もさすが藝大生と感嘆の声を上げていました。

久々に一日がかりの外出になり、息子も十分満足したようです。

もちろん(食いしん坊の息子の)胃袋も満たされた一日になりました。

残暑が和らぎ、夏の疲れが取れてきたら
ほかの美術館にも足を延ばしたいと思います。