いや~~~、ほんとに暑いですね
用事があって昨日まで東海地方にいたのですが、ほんとに沖縄より全然暑かったです 嫌になりました。。。 皆さんは体調を崩さず過ごしておられるでしょうか?
まあ人には暑いくらいでもカメたちにとっては快適なんでしょうね。元気いっぱいでバンバンエサをほしがります エサは食うけど産卵の方はそろそろ終わりのようですね。果たして孵化50匹は超えられるのか?
話は変わりますが、飼育個体に元気でいてもらうためにエサにもそれなりに気を使っています
クサガメ、ニホンイシガメ、アカミミガメたちはいつも鯉のえさ(ヒカリ)を食べていますが、たまに野菜、水草、鶏レバー、ティラピアなどをやったりします。そしてある野望があり、巻貝なんかも与えています
それは、クサガメ(メス)の頭がでかくならんかと思って
クサガメのメスは大型個体になると、積極的に巻貝(タニシやカワニナ)を食べるようになります。そのため、ペンチのような強力なアゴを、そしてとても大きな頭を持ちます。ほんとかどうかは分かりませんが、巻貝を与えていると頭が大きくなるという話があります
そこで私も巻貝を積極的に与えようと、巻貝も育てています
これはホルンスネール(アンモナイトスネール)という貝で、大きくなると直径4cmくらいまで育ちます。クサガメにバリバリ食べてもらうにはちょうどいいサイズです
このように見た目も素敵で、わざわざこの貝だけを飼育している愛好家の方もいるようです。下に写りこんでいるレッドラムズホーンと比較してもらうと大きいことが分かると思います。
水温を25~28度くらいに保ち、ある程度水質を安定させ、エサを切らさなければ、バンバン殖えてくれるのでありがたい貝です。現在は水温が30度前後なので繁殖はしてません。エサは良く食べますが また秋になれば殖えてくれるでしょう!
好物はキョーリンのザリガニのエサです。もうこれでもかってくらいに寄ってきますあとはプレコのエサと水草ですね。水草もマツモみたいに細いやつではなくブリクサやバリスネリアみたいなある程度太いやつが好みみたいですね。
んで、こいつを週に1回、クサガメのメスやニオイガメたちにあげています
水を張った衣装ケースに移してゆっくり食べてもらってます こっちがシオです。まだまだやり始めて、数ヶ月なので目立った変化はありません
こっちがカジョウです。カジョウの方が若干頭が大きいような気はしますが、巨頭というにはまだまだ全然ですね。今回は施行前の写真ということで
2~3年後には素敵な結果が出るように、これからも続けて行きます
しばらく日記が滞ってしまっすみません。1度消えたりして、なかなか書けませんでした。
今日はキバラガメの求愛行動が観察できたのでそれを紹介します!
キバラガメのオスがミシシッピアカミミガメのミドリ大に果敢にアタックしているところです まあ相手にされていませんが。。。 途中左側に登場するのはミドリ小です。それでは見てください↓
キバラガメが何度も顔の前に行って前足を小刻みに震わせていたのが観察できたと思います。基本的にはミシシッピアカミミガメのオスの求愛と同じですね。遠回りしてでもメスの前に回り込もうとする積極さには頭が下がります きちんと求愛行動をして交尾するカメはみんなメスが大きいです。それはオスの小回りが利くほうが繁殖に成功しやすいからだという話があります。こんな感じでがんばっているとなんか素敵ですよね
繁殖させたくてメスがほしくて手に入れて、約1年2ヶ月。。。
クラッチサイズから手塩にかけて育てて、かなり大きくなりました
しかしここ1ヵ月ほどある疑問がありました。もしかしてこいつらオスではないのか。。。
真ん中においてあるのは100円玉です。
左: 甲長 4.0cm → 9.1cm
体重 10g → 126g
右: 甲長 3.8cm → 8.8cm
体重 10g → 111g
1年2ヶ月でかなり大きくなりました
しかし尾っぽがやな感じなんです
<左の個体>
<右の個体>
<オスのカントンクサガメ>
オスのカントンは嫌がって力の限り引っ込めようとしているのでなんかいびつです 他の2匹もこのオスほど顕著ではないですが、今日写真とって確信しました。やはりオスだ。。。 これでオスばかり3匹になってしまいました。
せっかく育てたけど、放出しかありませんかね 誰かメスのカントンクサガメしかいなくて困ってる人はいないでしょうかね~
ちゃんとあの後も月に2回くらい行ってます
しかし素敵な公園は家から歩いていけないところばかり、気に入っていた畑は部分的に除草剤を使っていると聞かされなんか行きづらくなってしまいました そこで今回は新しい公園に行ってきました しかしここに大きな落とし穴が待っていました。。。
遠めに見る分には素敵な公園に見えていたのですが、芝生は細くて硬いもので、クローバーも生えていません。カメが食べれそうなものは、センダングサとギンネムの幼樹くらいでした。予想通りギンネムの葉を好んで食べていました。その後、十分に散歩もできたので家に連れて帰りました。
家に戻ってからは、いつも寝ているポジションでじっとしてました。
いつもならエサをくれと出てくるのですが、次の日も同じようにじっとしていました。
何かがおかしい。。。考えられる原因は散歩のときのギンネムだけと思いさっそく調べてみました。
案の定、ギンネムには葉や実にミモシンと呼ばれる有毒アミノ酸を含まれていたようです。なんでも大量に摂取すると、体毛が抜けたり、成長障害や繁殖障害が起こるそうです。ギンネム茶なんていうものもあるくらいなので、大丈夫だろうと考えてしまったのが大失敗でした。
もしかしたらこのまま死んでしまうことも覚悟しましたが、腕の力など生体反応は十分ありました。毒素を排出してもらおうと普段はしない水浴なども行ないました。その甲斐あってか、3日後にはエサを食べ始め、1週間後にはほぼ元通りの食欲になりました。体の方も、最初は足元がおぼつかなかったのですが、今ではかなりしゃんと歩けるようになりました
しかし成長障害もあるらしいので、今後も経過を十分に観察して行きたいと思います。とりあえず死ななくて良かったです。
今回の失敗で、今後の散歩ではもっと慎重に場所や植物を選んでいこうと思いました。
↓最後にギンネムの幼樹の写真を載せておきます。沖縄県や南九州にしか移入していないそうですが、お気をつけください。
ぼちぼち子ガメが出てきたので、先日子ガメ用のエサを買いにホームセンターに行ってきました~!
わりとペットコーナーが充実したホームセンターですが、カメコーナー(爬虫類コーナー)は1棚しかありません。まあそんなものですよね
そのカメコーナーに、この日は珍しく先客がいました。小5~中1くらいの男の子とお母さんの二人組でした。
なにやらすべての商品を見ながら、一生懸命吟味していました。よくよく見ると、男の子は熱帯魚のように詰められたミドリガメ2匹を大事そうに抱えていました。初めてのカメ飼育のようです
私がカメを飼い始めたのも中学1年生でちょうど男の子と同じくらいの年でした。そのため、なんかいろいろなことを思い出してちょっと感慨にふけってしまいました
願わくば、その男の子にもカメ好きになってほしい。少なくともカメを捨てるなよ!と念を飛ばしておきました 結局でしゃばるのが嫌で躊躇してしまったのですが、後からなぜアドバイスしなかったのだろうと後悔してしまいました
これからの男の子のカメ生活が実り多いものでありますように
肝心の子ガメのエサですが、何を買いに行ったかというと、
「ひかりクレストミニタートル」です。
以前はずっとレプトミン派で細かく割って子ガメに与えていたんですが、この割る作業がなんともめんどくさかったのです!均等に割れないし、かすが出たり、大きいものが残ると子ガメ達は一口で食べれなくて水が汚れると悪いこと尽くめでした
そこで小粒の中でももっともちっちゃいと思われるミニタートルをここ数年愛用しています。今は去年のストックの残りを与えています。
新たなストックを買いに店に行ったのですが、売ってませんでした
というか、最近どこのホームセンターでもペットショップでも見かけなくなっていました しょうがないので、注文して、売り場に置いてもらえるように強く要望して帰ってきました。
で、この日記を書くために調べたのですが、なにやら「販売中止」になっているようですね どおりで見かけないわけです。
非常に困りました あまり売れていなかったのでしょうか?
これからの子ガメのエサを何にしようか、また吟味しなくてはいけません なにかお勧めがある方は教えていただけると幸いです!
ところで注文の結果はいつになったら明らかになるんでしょうかね。。。もうちょっと連絡を待ってみようと思います
<追記>
昼間にホームセンターから電話いただきました。やはりもう無いようです。。。
今日はチリメンナガクビガメ(ジーベンロックナガクビガメ)の飼育環境を紹介しま~す!
詳細です↓
<容器>
ガラス水槽 (幅25cm×奥40cm×高さ28cm)
水深は18cmくらい
<フィルター>
自作フィルター 水中モーター:Rio600
壁掛け鉢(プラスチック、100円ショップ)
ろ剤:60cm用マット1枚、活性炭2袋
鉢に活性炭を詰め、マットの半分を乗せ、もう半分はフィルターの出口に輪ゴムでくくりつけます。
↑このような感じですこのフィルターはお勧めです!Rio600はうるさくもなく、普通の60cm水槽のフィルターより流量が多いくらいです。そして水深6cmくらいでも問題なく動いています 使い方次第では、多くのミズガメに応用できると思います!モーターはもうちょっと小さいものを選んでもいいかもしれません。うちの水槽ではモーターが前面に来てて美しくないですが、これも工夫次第ではなんとでもなると思います。
<照明>
レプティグロー5.0
効果があるかはわかりませんが、一応使っています。
<底材>
なし
以前飼っていた同じような魚食いのマタマタがちょくちょく石を誤飲していたので、こういうやつらには入れない方がいいのではないかと思っています。
<その他のアイテム>
流木1本
ちょっと常に呼吸するには深いため、寝るときなどは流木につかまって寝てますね。
<水換え>
週に1度、10ℓ程度交換してます。
水はきれいなものです。フィルターも汚れたら(約1月)、ろ剤を全とっかえして洗ってます。
<陸>
一応流木を水から出していますが、上がるそぶりは見せたことがありません。最初の頃はちょくちょく強制乾燥させていましたが、やらなくても特に問題ないみたいです。
このような感じで飼育しています。すくすくと成長しているようで、もう数ヶ月したら60cm水槽に移さなくてはいけなくなりそうです。
この種の面白さを見るには、深い水深ははずせません!器用に泳ぐ姿は見ていて飽きません。またメダカなどの活エサもいいです!追い掛け回して、頸を振ってエサをとる姿は圧巻です
ケヅメリクガメの散歩で行く公園の1つに、素敵な池があります。
池の中に島があり、クローバーなどの草が生い茂っています。逃げられる心配が無いので、ケヅメを自由に遊ばせてやれるので重宝しています
その池には鯉やティラピアがむちゃくちゃたくさんいて、餌を撒こうものなら鯉の島ができるほどです。遠巻きにカメも寄ってきます。残念ながらすべてミシシッピアカミミガメですけどね
前回行ったときにちらほらとウォーターレタス(ボタンウキクサ)が浮かんでいたので、カメの餌になるんじゃないかと思ってちょっと頂いてきました
早速投入!しかし考えが浅はかでしたね。
みんな1度はかじったみたいですが、食いちぎられた葉が水面に散らばるだけでした。誰も食べませんでしたね。美味しくないようです。美味しいもの、例えばバリスネリアのような水草ならきれいさっぱりなくなります。
よく考えれば前述のとおり池にはミシシッピアカミミガメがおりました。それなのに池にウォーターレタスが浮いているということは、池のアカミミガメも食べていないということですよね。なぜそのことにすぐ気がつかなかったのか。。。恥ずかしいです
しかもこのウォーターレタス、特定外来生物だったのですね 日記を書くために、調べてて初めて知りました。知らずに手が後ろに回るところでした取って来てしまったものはきちんと燃えるゴミとして破棄しました。
今日はカミツキガメとスッポンモドキの飼育環境を紹介しま~す
なぜ一緒に紹介するかというと、気づいたらうちでは同じような飼育環境で飼っていました もともと形態も生態も全然違うカメなのですが、我が家で飼うにはどちらもこれが一番いいのではないかと思っています。
こっちがスッポンモドキです。
そしてこっちがホクベイカミツキガメです。
特定外来種のため、普段は脱走防止用にフタに4インチブロック乗せてます!
まずは詳細です↓
<容器>
スッポンモドキ:アクリル水槽(幅120cm×奥45cm×高さ45cm)
カミツキガメ :ガラス水槽 (幅120cm×奥45cm×高さ45cm)
ホントはもっと大きい水槽の方が望ましいのですが、現状でできるめいっぱい大きな水槽で我慢してもらってます。。。水はどちらも上部まで入れています。
<フィルター>
スッポンモドキ:60cm用上部フィルター(古いので型がわかりません)
ろ材(ウールマット2枚と活性炭3袋)
カミツキガメ :60cm用上部フィルター(同上)
ろ材(ウールマット1枚と麦飯石)
いずれの水槽も個体がでかいため、濾過の力で糞を完全にきれいにすることはできません。糞したら基本水換えです。ただカミツキガメ(ワニガメ)は非常によく脱皮をするので、細かい皮膚のカスを除去するのに重宝してます。フィルターのノズルが少し短いのでホースをつけて下まで届くようにしています。
<照明>
スッポンモドキ:なし
カミツキガメ :なし
紫外線灯を当てたほうがいいのかもしれません。しかし水の中でどのくらい効果があるか分からないことと、もともと日光浴をしないやつらなので使っていません。どちらも気が向いたときに水槽から出して日光浴をさせることがあります。
<底砂>
スッポンモドキ:なし
カミツキガメ :なし
掃除が大変になるので入れてません。
<その他のアイテム>
スッポンモドキ:温度計・ヒーター(26度設定:秋~春のみ)
カミツキガメ :温度計
いずれの温度計もデジタルタイプを利用しています。両種ともいたずら好きでかじられてしまうので、温度計のセンサーはろ過器の中に入れています。ヒータも塩ビパイプなどで包んでかじられないようにしています。
<同居>
スッポンモドキ:エンゼルフィッシュ2匹、金魚2匹
カミツキガメ :なし
金魚は10匹いたのが徐々に。。。でも2匹からは減りません。エンゼルフィッシュはかわし続けてくれていますどちらもよきお掃除係です!カミツキガメは何を入れても餌になってしまいました。
<水換え>
どちらも週に1度程度です。糞したら換えるといった感じです。スッポンモドキは5分の4ほど水を抜いてちょっとガラスをこすって終わりです。カミツキガメは水を全交換して、ガラスをこすって終わりです。どちらもカルキ抜きにハイポを利用しています。フィルターも汚れたら洗っています。大体2~3週間に1度です。ウールマットと活性炭は新しいものとかえます。
<陸>
スッポンモドキ:なし
カミツキガメ :なし
スッポンモドキは産卵のとき以外上陸しません。カミツキガメもほとんどしないと聞きます。カミツキガメは運動のために水を深くとりたかったので、陸場は設けませんでした。
<その他の工夫>
スッポンモドキは冬場の電気代節約のために、水槽の周りに発泡スチロールを貼ってあります。この夏水温がどうなるのか気になるところです。カミツキガメは日中寝てて動かないため藻だらけになります。なので水槽の周りを遮光しています。
このような感じでスッポンモドキ・カミツキガメを飼っています 欲を言えば、もっと広いところで泳ぐスッポンモドキを見たいですし、カミツキガメの水槽もでかくしたいです。でも今ですら水槽1個200kg以上あるのに、これよりでかい水槽って。。。アパートにおいていいものなのでしょうかしばらくはこのままでしょう。
カメの掲示板などを眺めていると、たまに座敷ガメ(座敷亀)に関する書き込みを見かけます。
座敷ガメとは、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)やゼニガメ(クサガメ)を水場に入れるわけではなく、主に家の中に放し飼いにすることです。1日の大半を水が無い場所で生活させることです。
例えばセマルハコガメのように、深い水場を好まず陸での活動時間が長いものはこのような飼育環境でも問題ないと思います。しかし、アカミミガメもゼニガメも水への依存度が高いカメです。このようなカメを水から切り離した環境で飼育すると弊害だって出てきます。
これはある場所で撮影したクサガメです。
座敷ガメではありませんが、飼育環境に水場はこの容器1つしかなく、水も浅く体全体が浸かることもできなくなっています。座敷ガメと同様の環境で飼われているといえます。
こっちは我が家のクサガメ「マル」です。
違いがわかるでしょうか?上のカメは甲羅がいびつで、甲羅からやたらと手足が飛び出しているのが見てとれると思います。また皮膚も厚ぼったく、カサカサで脱皮がうまくいっていないように見えます。
これは水に浸かることができなかったから起こった成長障害です!クサガメが成長する上で水というのはとても大切なものです。水槽で飼われている人も、必ずクサガメの甲羅が完全に浸かる水深をとってあげてください。水槽飼育であっても、水が足らず同じような症状になっているカメを見かけたことがあります。
カメの病気のことがまとめられた「カメディカ」でも、乾燥による皮膚障害として紹介されています。座敷ガメとして一番有名なカメは「うちのカメ」に登場するカメだと思いますが、残念ながら成長障害が見られます。
クサガメではよく甲羅の成長障害を起こした個体をたくさん見たことがありますが、ミシシッピアカミミガメではまだ見たことありません。アカミミガメの方が乾燥に対して強いのかもしれません。ただ私の確認不足なのかも知れません。見たことある方や写真をお持ちの方は教えていただけるとありがたいです。ただアカミミガメはクサガメ以上に水への依存度が高いように感じますので、座敷ガメにするのはどうかと思います。成熟したオスの前足の爪など、陸上で歩行することは想定されていないようなものですよね。
カメは300近い種がいます。それらの生息場所は陸から海まで、砂漠から熱帯雨林まで、熱帯から温帯まで様々です。共通しているのは甲羅をもっていることだけです。カメは犬や猫のような家畜ではありません。野生の動物です!それをわざわざ家に連れてきて飼育しているのですから、せめてそのカメにあった飼育環境を用意してほしいと思います座敷ガメにしたいなら、それに見合った種を選んでください!
今日はミドリガメやゼニガメと呼ばれるミシシッピアカミミガメやクサガメなどのまだ小さい頃の飼育環境を紹介します
まずは子ガメ用水槽
水槽:ガラス水槽 40cm×25cm×高28cm(もしくは36cm×25cm×高26cm)
陸&隠れ家:かめ島(ジェックス) 数個
照明:レプティグロー5.0(1日9時間照射)
同じ水槽が5個くらいあり、うちでは孵化した子ガメや新たに購入したクサガメのような飼育環境で大丈夫な子ガメはこのように飼育しています。
以前は同じくらいのサイズのプラスチック容器に入れて、太陽光のあたるベランダに出していたのですが、子ガメだと水があまり撹拌されないためすぐにコケまみれになってしまいました。結局それが原因で、皮膚病になっていたので今の室内の管理になりました。とりあえずこの環境で、生後1年位は飼育するのですが問題が生じたことはありません。
上の写真は現在カントンクサガメが2匹入っています。ほぼレプトミンだけをやっています。水換えは週2回です。頻繁に水換えをすることを推奨される方もいますが、私は換えすぎもよくないと考えています。水から異臭がしているのに放置するのは論外ですが、水道水は塩素を含んでいるので少なからずカメの負担となるため毎日換えるのもいかがなものかと思います。
水槽の数の関係で、ここでも多頭飼いをしてしまっています よくないとは思うのですが、注意しているので最近は尾をかみ合ったりということは起こっていません。私の気をつけていることとしては、サイズの大きく異なるものは入れない、力関係がはっきりしている場合は分けるです。餌をやったときカメ同士がお互いに気にせず餌を食べていたらいいのですが、攻撃しているようなら要注意だと思います。咬んだりしてないかしっかり観察してあげてください!
次に中ガメ用水槽です
水槽:角タライ(幅84×奥62×高32cm)
陸&隠れ家:すのこ
どこのホームセンターでも大体売っている足のついたすのこ(約40cm×30cm)を利用しています。それらの足を7cmくらいカットするとちょうどいい高さで重宝しています そこにフックを取り付け、100円ショップに売ってある壁掛け用の網?を付け、登れるようにしています。すのこの寿命は1~2年といったところでしょうか。どうしても水に浸けているため腐ってきます。
この網も重宝されるのですが、大きい個体だと自分の体重の重さで後ろ足の水かきなどを傷つけてしまうため体重が500g以上あるカメには不向きだと思います。
日差しはもちろん太陽光ですこれに勝るものはありません。日差しがあたりすぎて、水が熱くなりすぎるのには注意してください。
上の子ガメ用のもそうですが、基本的に砂利は入れません。雑菌の温床になるという話もありますが、私はそうは考えていません。ちゃんと濾過能力があるとは思っているのですが、いかんせん水換えの手間が格段に増えてしまいます。そのためもう何年も砂利は敷いていません。
ここで2~3年飼育し、甲長が10cmを超えるようになれば、前に紹介したベランダの飼育場に出すようにしています。現在はここにアンナンガメ1匹、クサガメ1匹、カントンクサガメ1匹が入っています。
以上、中・小のカメの飼育環境でした