小林よしのりの「沖縄論」が今週一斉に本屋の店頭に山積されている。買って読もうかどうか取り敢えず、立ち読みする。当然というかウルトラシリーズのメイン脚本家の金城哲夫氏のことにも多くの紙面を割いている。それをよんでいるとどうしても「ノンマルトの使者」を観たくなった。金城脚本の中でもとてもmessage性の強い作品だ。初見はもちろん物心ついてからの再々々放送ぐらいなのかも知れないが、少年の心にもなにかを残す作品だと思う。これが沖縄生れで学生時代東京で育った金城哲夫のウチナンチューとしての怒りにも似た思いから生まれた作品なんて知ったのは随分後の事だ。WEBで検索したら今はシリーズもDVD化しているのが判った。今日、蒲田の駅前ビルに寄ったら運良くこのエピソードが入った巻があったので買ってしまった。嬉しいことにセヴンシリーズで最大の傑作だと思う実相寺昭雄監督の「第四惑星の悪夢」と同監督作品でその変な演出がこれまた味わいのある「円盤が来た」も同巻に収録されている。改めて見てみるとわずか実質二十数分の子供向け番組によくこれだけのドラマ性を持たせられるものだと思う。脚本演出を含めてこういう質の高い作品は今はアニメの世界でしか制作されていない。それも極少数だけ、ある意味いまの子供達はゲームを含め選択肢が多すぎて結果極悪作品にだけ影響を受けて監禁事件なんか引き起こしちゃうんだろうね。
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はじめまして。
大変遅い報告になりましたが、
トラックバックさせてもらいました。
キーワードでひっかかっただけで、
他意はありませんが、
しかしご迷惑なら失礼かと思い、
ご挨拶の意味も込めて、
こうして書き込みをした次第です。
末永く付き合っていただければ幸いです。
では。