ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

CALERA PINOT NOIR CENTRAL COAST 2005

2006年11月29日 | ワイン
少し前にも飲んだが随分印象が違う。荒々しい感じが収まり、非常に好ましいワインになっていた。ブルゴーニュらしさはなくやはりカリピノという味わいだが、嫌いではない。
素直に美味しいと呼べるワインだと思う。カレラの名前だけが先行イメージして今の日本ではあまりイイ評価を得られないかもしれないが日本で割と簡単に手に入れることの出来るベストバリューのワインじゃなかろうか?
…この前スカパー見てたら『俺たちの旅』にモロボシ・ダンが出ていた、と思うとこれまたCSだが三島由紀夫原作の『音楽』という映画にもダンが出ていた。幼少の頃ダンにあこがれた。最近も毎日のようにダンに会うが頼むからCHANCEカードを投げつけるのは止めてくれ。モロボシチャンスって全然チャンスじゃ無いジャンかよ!
////実相寺監督が亡くなったそうであるこの人の監督したウルトラ作品の幾つかはいつまでたっても色褪せないもの。『第四惑星の悪夢』と『狙われた街』が双璧だろうけど『円盤が来た』という作品も大変好きだ、何度みても面白い。合掌

カレラ シャルドネ・セントラルコースト2004

2006年11月25日 | ワイン
最近飲んだが戸棚の奥にもう1本買い置きがあった。この季節白といえど冷やさずに室温で飲むと丁度イイ。どうも家庭冷蔵庫に入れると冷えすぎて香りも何もあったものじゃないので基本的にはワインは冷やさない事にしている。たまーに御店で飲むと大抵温度が低すぎることが多い。

『パプリカ』

2006年11月25日 | Weblog
筒井原作は単行本で出た頃読んだが内容は忘れてしまった。映画を観て思ったのは
こんなお話じゃなかったよなぁということ。同じ筒井原作でも『時をかける少女』は本年観た洋画邦画のなかでNO.1だがこれは大して面白くなかった。夢が現実を支配する設定は
紋切り型で少々食傷ぎみ。もう少し脚本にヒネリがあればよかったのに。映像はキレイだったけど…  バーテンのふたりは大竹まことときたろうがモデル?、アフレコも本人がやれば面白かったのに。

ドメ-ヌ・サーブル/ACブルゴーニュ2005

2006年11月21日 | ワイン
以前も生産年の違うのを飲んだが、これは最新のモノ。色合いはブルゴーニュらしくない
濃い紫色、表面には照りがある。2005がどういう作柄か知らないが色濃さからして中々の良年なのだろう。
ACブルとはいえまだ飲むには早いせいか味わいには少し荒々しいところがある。最初は変なところもあるが時間経過と共に本来の香りが立ってくる。タンニンもかなり感じられるので単独で飲むのはちとツライかも

ウイリアム・フェーヴル/ Chablis 2005

2006年11月19日 | ワイン
単なるネゴシアンもののAOCワインだがシャブリらしい香りと味がするワイン。すこしスワリングすると香りが良く立つ。フェーヴルは今はシャンパーニュの大手メゾン、アンリオ社に買収されたが品質の良いシャブリをグランクリュでも割と安価で提供してくれるのでラブノーやドーヴィサは滅多に口に出来なくなった今、重宝できるワイナリー。日常飲みにはこれで充分すぎる。

SAW3

2006年11月19日 | Weblog
この映画を全編スクリーンから目を逸らさずに見続けれる人がいたらエライと思う。
外科医以外でそんな度胸のある奴いるだろうか。正視に耐えれない映像の連続。
ストーリーはともかくシリーズ屈指のグロさ。もはやホラー映画。主要キャストが最後で
次々死んでこれでシリーズもさすがに終わりかと思ったら4がありそうな終わり方。
パート1がTV放送されたが流石にこのSAW3はTVではいくらCUTしても放送できないだろう。追記ついでに『椿山課長の七日間』も観た。いわゆるお涙頂戴路線の映画だが
別にケチつけるほどの事もない。別に観なくても後悔はないが観たからといって金を損したと思うこともない程度。伊東美咲は共演者と比べてデカイ、細いというのが良く判る映画。あの『海猫』に比べりゃずーとマシな演技。

『エンロン』

2006年11月18日 | Weblog
この映画、エンロンをライブドアと置きかえれば業務の内容は違えどやってた構造はオンナジ。日米とも規制緩和の美辞麗句の下でワルイやつらだけが笑ったということ。
ちょっと眠かったけど良いドキュメンタリー映画。最近この手の映画に秀作が多いような気がする。

ルイ・ピカメロ /クレマン・ド・ブルゴーニュ 2001ブリュット ミレジム タストヴィナージュ

2006年11月18日 | ワイン
値段はシャンパンの半分以下、味わいはその辺のNVとそう変わらない。
タストヴィナージュの看板がどれほどのものかは知らないが、このクレマンもそれなり美味しく飲める。
金曜の夜は『ワールドトレードセンター』を観た。オリヴァ-ストーンの映画はいつもセンセーショナルな話題を提供するがこの映画はオーソドックスな作りでいつものオリヴァ-らしさが少ないような気がした。今年やたら上映された9・11関連の映画のなかでは
セプテンバーテープ>ユナイテッド>ワールドの順番かな。

中央葡萄酒/Koshu cuvee Denis Dubourdieu2005

2006年11月12日 | ワイン
グレイスワインで有名な中央葡萄酒がボルドー大学のドゥニ・デュブルデュー教授をコンサルタントに招いて去年からリリース始めた甲州種を使ったワイン。昨年のファーストリリースを飲む機会がなかったので今年が初呑み。
色合いは普通の甲州に比較してもとても薄い。ちょっと冷やし過ぎたので香りもよく判らなかったが淡い柑橘系。後口に甲州特有の苦味が感じられないのが印象的。かのパーカーによると最良の寿司ワインということらしい。アルコール度も低めなので1本ぐらいはスイスイ飲める。確かにSUSHIに限らず和食全般に合いそう。中央葡萄酒のワインのファンなので普通のグレイスワインでも充分旨いと思っているがこういうのが話題になって
日本のワインに消費者の目が向くのも良い事だと思う。まだまだ日本のワインのイメージは低いがグレイスの甲州を食事の友にすると結構イケルことに多くの人が
気づいてくれるといいのだが。値段も安いしね。

ルロア/ブルゴーニュ ルージュ98

2006年11月09日 | ワイン
この前のシャルドネと同じに購入したもの。こちらのピノの方が好ましい。
レストランで飲むとこの98が12000円の値段がついているところがある。日本のレストランの値付けは消費者を舐めきっているとしか思えない。行った事無いけど本場フランスの
星がつくようなレストランのワインは日本以上に高いらしい。でもそれは本来、ドメ-ヌから直接、毎年買付け、自分ところのセラーでストックして最高の状態でサービスする自信があるからそのストック代金が含まれているわけでその小売価格の2倍~3倍の値付けにはちゃんと意味がある。ワイン好きなら誰もがあこがれるドメ-ヌストック近いワインを味わえるからである。しかし今の日本にワインをサーブする店は和食、洋食、居酒屋無数にあれど、ワインを長期間ストックし常に最高の状態で顧客にだせる店が一体指折り数えなれないほどあるのか?多分そういう店は都内でも片手で指折れるほどの数しかないだろう、いや厳密に鑑定すれば一軒もないのかもしれない。99.9999%の店は出入りの業者から毎月毎月出きるだけストック=つまり在庫が発生しないような商品の仕入れと顧客への騙し販売に汲々としているのが実態だろう。ココ数年
小売原価に近い値段で飲ませてくれる店も増えてきたがまだまだ見つけるのに苦労する。
ワイン文化を真に日本に根付かせように思ったらワインに纏わりつくスノビズムの排除がまず第一であろう。ワインに関わる殆どの業者、輸入、卸、販売、サービスに関わる人間が実は真の意味でのワインに対して無理解、不遜で商業主義に傾斜して反ってワイン文化の育成を阻害する癌みたいな奴らを演じていると思って間違い無い。ココ最近のビオワインに対する煽りなんてその極めつけだと思う。ワインはその品質の均一性については同じ醸造酒である日本酒なんかはるかに及ばない程難しくて、厳密にいうと醸造樽ごと明確なちがいが存在してしまうので万人を納得させるのは土台むりな注文なのである。本当の真実は注がれたワイングラスの中にしか無い。ルロアのマダムのギャランティ付きACブルなんて買う方が”私バカ丸出しです”と世間に向って恥を剥き出しているようなシロモノかも知れぬ。

ルロア/ブルゴーニュ ブラン97

2006年11月05日 | ワイン
高島屋の正規品である旨の記載が生産年のシールにある1本。良く考えたらルロアのワインって飲んだことあったかなぁ。今から10年くらい前にマダムの個人ドメ-ヌのドーヴィネのアリゴテを宝塚のとある店で買った記憶がある。アリゴテなのにえらい値段だったような気が・・・。今回ACとはいえルロアだから少々期待したが特にどうということも無い。香りにはわずかながら蜜香のニュアンスがあったが
全体的には平凡。

”ニコラ・ジョリー/クロ・ド・ベルジェリー2002

2006年11月03日 | ワイン
ワイン業界はどこもかしこも自然派、自然派、やれビオディナミだリュットレゾネだと
騒がしい。輸入業者、酒屋、専門誌でアオリまくっているが、ビオほど期待感と現実のギャップが激しいものは無いように思う。当りを引くと生まれてきて良かったワインが好きで幸せと感動する一品になるが、大抵はハズレ。まぁ宝くじ買うようなもの。
ニコラ・ジョリーといえば『ロワールのビオディナミの教祖』と呼ばれるのが通例。
表参道ヒルズのワインショップで初めてクロ・ド・ラ・クレ・ド・セランを1杯だけ飲んでその圧倒的なミネラル感に卒倒しそうになったがこれは特にどうというこも無い只のちょっと変わったワインというだけ、ビオは難しいネ。