新たなホムンクルスが出現!? ブラボーに大戦士長から捜査命令が下った。別動隊もすでに活動中らしい。そんなとき、カズキの前に現れた戦士・真希士。事件は思わぬ方向へ転がり始める・・・。小説版第2弾!裏表紙より。
金曜日は武装錬金!
第一章 クリスマス・イブの不幸な人々さー・・・・・・ちーちん?イイこと言った!
「こんなバカができるのも、若いうちだけなんですよ。津村先輩」
さすがだなメガネメガネさすが
今日は楽しいクリスマス会。
しかし騒ぎ過ぎた結果・・・・・・
「カズキくん。弁償するっていったって・・・・・・三〇万は下らないって六枡くんが言ってたよね? そんなお金、どこにあるんだい?」理事長が大事にしていた古伊万里を、やっちゃったぜ☆
いつものメンバーは、それぞれ働いて弁償代を稼ぐことに。
そんな『日常のピンチ』にとらわれていたカズキでしたが、
『非日常のピンチ』も『忍び寄っていた』のです・・・・・・。
「やはり、いたか。錬金戦団が見落としていたホムンクルス」ですよね。
「(月への移住の件を知らないホムンクルスが)『やはり、いたか』」的な説明だけど、
知ってて行かない奴も絶対いるってこれ。
「月に『ホムンクルスの楽園』できたよー^^」なんて錬金戦団の宣伝、
人喰いを続けてきた連中が信じるはずないよ。
ホムンクルスはサンジェルマン病院で保管していた核鉄を強奪し逃走中。
照星からブラボーに捜査命令が下りました。
千歳が持ってきた核鉄は2つ。
もしもの時は斗貴子さん、そしてカズキも戦うことになるか・・・・・・。
「・・・・・・臆病者・・・・・・」ブラボー技はどうした!?
つぶやくと、幻のように消えてしまった。
いや、ここは「リバース」で拘束ぷ[削除されました]
剣持真希士、一九歳。職業、錬金の戦士。『錬金の戦士』(全裸)。
大戦士長、坂口照星さんから直々にこの任務の辞令が出たときには、天にも昇るほど嬉しかった。
この筋肉男、ホムンクルスと戦って、『負けて身ぐるみ剥がされた』らしい。
命が助かったのは運か実力か・・・・・・。
とにかく、千歳が言っていた『別動隊』に違いない。
照星さんからは、別動隊として動きはするが、現場の判断で合流してもよいと言われている。さしもの大戦士長も、オレ様がこんなに早くホムンクルスと遭遇するとは思っていなかったのだろう。戦部ばりに勘が良いのしれんね、全裸だし。
早くご機嫌な報告をして、ブラボーにほめられてェ!まず何か着ろ、話はそれからだ。
そして、ブラボーと一緒に変なホムンクルスをブチのめす!
第二章 楽しいバイト生活おまわりさんこのひとです
身分を証明するものが何もない。
ちなみに、パンツも穿いていないのだが、他人にはわからないので、これはまぁヨシとしよう。ノーパンくらいは、ちょいとしたオチャメということで許される範囲だ。
『もぐら下がり』で『とぼとぼとぼ』な真希士が出会ったのは―
女の子は、オレ様に天啓のようなアドバイスをくれた。もしかしなくてもカズキの妹・まひろでした。
「アルバイト?」
「うん。今ね、お友達みんなでアルバイト大作戦中なの」
このハンバーガーショップは「特異点」と言っても過言ではないほど変人が集まることで有名なスポットだ。ホムンクルスがいても・・・・・・たとえば戦団が把握し切れず、月に送れなかったホムンクルスがいても不思議はない。シリアスに言っていることがおかしいwww
『特異点』てwww
斗貴子さんの『戦士としての感覚』がとらえたモノは・・・・・・
それはホムンクルスがいたからじゃない。斗貴子さんマジ保護者。
うら若き乙女が無防備に通りすがりの男とお茶なんかしていたからだ!
真希士は錬金の戦士だから怪しい奴じゃないよ!ノーパンだけど!
斗貴子さんと真希士が顔を合わせるも、
この2人、面識が無かったためお互いを戦士だと気付かず。
ブラボーに『別動隊』の詳細を伝えなかったことといい、
この辺の情報管理は赤銅島の件の影響が少なからずある模様。
真希士は、まひろの紹介で、カズキと一緒に銭湯で働くことになりました。
それは兄貴がいなければ、自分が受けていた傷だった。真希士の回想。
斗貴子さん、剛太、千歳・・・・・・
「月送り」で済ませることに反対した戦士はいなかったのかなぁ?
今日のオレ様はどうも昔のことを思い出したり、甘酸っぱくなったりして、妙に感傷的になってしまっている。真希士・・・・・・
やっぱり行きたかったのかな・・・・・・高校。
それは、楽園の風景。真希士がんばれ、超がんばれ。
オレ様は楽園をひとつ失ってしまったが、オレ様たち戦士がこの世界のホムンクルスを斃しつくせば。これ以上犠牲者を一人も出さなければ。
そうしたら、きっと世界は誰かの楽園であり続けることができる。
その日の夜・・・・・・真希士はホムンクルスを発見!
しかも『特に憎い飛ぶタイプ』だ!
「武装錬金ッ! アンシャッター・ブラザーフッド!」『西洋大剣』(ツヴァイハンダー)の武装錬金!
・・・・・・「切れない兄弟の絆」かな?
その特性は『筋力増強』。
ホムンクルスに真っ向から対抗できるレベルになるんだよね?
カズキはヒャッホウさんに力負けしてたからさ・・・・・・。、
オレ様、テクニックで負けるつもりはねェ!ほほう、空を飛ぶ敵の体勢を地上から崩すとは・・・・・・
特性共々ただの脳筋かと思いきや、なかなかの実力者。
しかし!
「甘い!」ホムンクルスも反撃!
オレ様は相手の攻撃を喰らいそうになって、反射的に西洋大剣の刀身を引き寄せ、敵の放った何かを斬った。――これは何の武装錬金だ?
「悪いね。コッチも丸腰じゃないんだ」
核鉄を持っているということは、やはりサンジェルマン病院に現れたヤツか!
「そりゃ、闘り甲斐があるってもんだ!」真希士対ホムンクルスの結果は・・・・・・
第三章 気になる、気になるた、確かにぃーッ!
「だいたい、皿を持ってきたのはまひろちゃんで、割ったのは岡倉。他の人はなんにも悪くないだろ。それなのに友達の働きをアテにして弁償しようなんて、ちょっと虫がよすぎるんじゃないか?」
六舛は正論を吐いた。
六舛は、やることがあるから・・・・・・そう言うと、自室へと行ってしまった。いつものメンバーの友情にヒビが・・・・・・?
嫌な空気だけが、娯楽室に残された。
オレ様は核鉄で体をさすりながら、空を見上げた。『結果はドロー』でしたー。
ふーむ、今回の敵はなかなかに手強いぞ。
「ゴ・・・・・・ゴ注文ハ何ニナサイマスカ・・・・・・」ずっとパピヨンのターン!
「笑顔、笑顔。スマイルが足りないぞ。もう一度だ!」
「信念の相違というやつだな」カズキの相談に乗る真希士。
キャー、真希士、イケメン!兄貴!
12月30日。
真希士はカズキの仲間たちとも意気投合。
一緒に銀成ゲームパークに行ったところ、真希士は格闘ゲームの大会で優勝!
「とにかく、素早く動くことが大事だな。素早く動けば迷ってるヒマがなくなる。迷わなければ怖さもなくなる。怖さがなくなれば、そこに残るのは強さだけだ」キャー、真希士、イケメン!戦士!
帰省する仲間たち、そして真希士と別れた帰り道。
「オレは斗貴子さんと出会えたことが、今年一番の大事件だったな」ニアニアハピハピ
「それはお互い様だ」
その時、誰かの悲鳴が!
「・・・・・・腕が三本あるバケモノが・・・・・・」目撃者の証言。
カズキと斗貴子さんは追跡するも、カズキのミスで取り逃がしてしまいました・・・・・・。
銀成市に現れた謎のホムンクルスとの決着は?
六舛との友情は?
第四章 夢みた楽園嘘だといってよ、ブラボー・・・・・・
『それは何かの間違いだ』
結末は買え!そして読め!
◆あとがき筆談Z◆黙れ!そして(早く)描け!
和月「ヒャッホウ!」
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