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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

封神演義 第12部 趙公明攻略・下 藤崎竜 1998年11月9日 集英社

2015-06-15 07:02:38 | 封神演義
公明の妹・雲霄三姉妹と対峙する太公望は、彼女たちの強力ルックスに、かつてない苦戦を強いられるが、得意の心理作戦で何とか撃退。そして、ついに太公望と趙公明の一騎討ちが始まった!勝負の行方は!?
裏表紙より。96文字。



第98回 趙公明攻略ⅩⅦ―魔法のスウィートエンジェル雲♡霄♡三姉妹!!―

瓊霄「太古の昔から「三」という数にはセクシーな意味合いが込められてると言うわ」
雲霄「まぁっそうなのクイーン?それってもしかして私たち三姉妹のこと!?」
 「でも真に美しい女とは強さをも兼ね備えているもの!!」
 「覚悟なさい太公望!!!」
 「仙人界の姫雲霄三姉妹がっ・・・・・・」
 「お相手よっ!!!」
雲霄三姉妹・・・凄まじい敵だ・・・!

雲霄「この才色兼備の三姉妹が誇る」
 「スーパー宝貝!!」
 「金蛟剪!!!」
重要ワード『スーパー宝貝』ktkr!

趙公明「金蛟剪の破壊力は申公豹の雷公鞭に次いで仙人界第2位・・・」
 「白龍と黒龍の二つの刃が敵を喰らい尽くすまで永遠に追い続ける」
 「この趙公明の妹の名はダテじゃないってことだよ!」
 「さぁ太公望くんどう戦う!?」
「雷公鞭に次いで」という破壊力はマジパネェ。
その強力な金蛟剪を、『極悪な上にセコい』作戦で太公望は打ち破るのでした。

趙公明「でもこの僕に小細工は通用しないよ!」
 「力対力!それしかない事をまずは言っておこう!!」
いよいよ太公望対趙公明か!?で次回。



第99回 中BOSS BATTLE①―BLACK―

妲己「弟子たちよりもあなたが一番戦いたがっているんじゃないのん?」
 「自粛なさいん♡」
趙公明「わかった試合はあきらめよう」
ナレーション 趙公明はわかっていなかった
 その翌日
 何と事もあろうかたった一人で崑崙山へと乗り込んだのだ
そして元始天尊と戦い敗れ、結果として崑崙と金鰲の関係が悪化したのが1500年前のお話。
妲己と同格の趙公明より強いんだから、やっぱり元始天尊もただのジジィではないんだよね。


話が今に戻って、いよいよ決闘開始・・・と思いきや
太公望「ダアホめ人質は全部取り返した!これ以上付き合っていられるかい!」
 「逃げるぞスープー!!」
太公望にしたら無用な戦いだもんねぇ。
ところが・・・

趙公明「まだそんな事を言ってるのかい?」
太公望「ぬおーーー!!!」
 「な・・・何を・・・!!?」
 「!!!」
 「スープー!!!」
ああっ!!!
『霊獣を石化する』ガスを浴びた四不象が!!!

太公望「おぬしっ!!真の貴公子はこんな汚い手は使わぬぞっ!!!」
 「恥ずかしくはないのか!!!」
そうだそうだ!
美学はどうした!

趙公明「フフフ・・・残念だったね」
 「貴公子は貴公子だけどただの貴公子ではない・・・」
 「実は悪の貴公子ブラック趙公明だったのさ!!!!」
太公望「しまったーーっ!!!」
 「だから汚い手をもーーっ!!!」
茶番を経てからのー

太公望「ここまでおぬしに仕掛けられては仕方がない」
 「わしも思う存分相手をさせてもらうぞ!!」
真面目な戦闘開始!で次回。



第100回 中BOSS BATTLE②―金蛟剪趙公明レインボーバージョン―

元始天尊「む!?」
白鶴童子「どうしました元始天尊さま?」
元始天尊「いや・・・」
 「大したことではないのじゃが・・・」
 「崑崙山の浮力が落ちておるのでな」
楊戩「なっ・・・・・・・・・・・・」
 「なんですとーーっ!!!??」
趙公明が驚くほどの力を発揮する太公望でしたが、実は崑崙山を落っことしかねないほどに杏黄旗で崑崙山のエネルギーを利用していたのです・・・

元始天尊「趙公明がここまで強くなっていたとは予想外じゃったが・・・」
 「まぁ心配なかろうて!!あやつに任せておくのじゃーっ!!!」
楊戩「もぉ放っとけません僕は行きますっ!!!どけじじい」
(元始天尊を蹴っ飛ばし、ワープ機能を持つ乗り物宝貝・飛来椅を奪う)
 「ワープ!!!」
教主なのに威厳の無さがヒドイwww

楊戩「太公望師叔!」
武吉「お師匠さまーーっ!!応援に来ましたーーっ!!!」
 「あれ」
 「?」
 「楊戩さんどうしたのですか?」
楊戩「だめだ・・・僕一人ではこの宝貝は・・・」
武吉「うわぁああっ!!!」
船の近くまではワープできたものの、制御しきれず墜落する飛来椅。
何気に元始天尊の実力については上げていくね。

戦いは太公望が優勢かと思いきや、ついに本気を出す趙公明。
趙公明「太公望くん!ヴァルハラへのみやげに教えてあげよう!!」
 「このスーパー宝貝『金蛟剪』はもともと僕の持ちものでね」
 「妹たちは三人がかりでやっとだったけどこの僕なら一人で自在に操れる」
ナ、ナンダッテー!?

趙公明「フフフフ・・・やはり真の技はこの様に美しくないとね!」
 「受けたまえ太公望くん!僕の最強華麗技・・・・・・」
太公望「げ!!」
趙公明「七色の虹龍を!!!」
\(^o^)/
(スーパー)宝貝を、「使えること」と「使いこなせること」の違いがはっきりわかるシーン。

武吉「お師匠さま!!!」
太公望「ぐうっ・・・・・・」
ピシ(打神鞭にヒビ)
ま、真面目にヤバいっスよ!で次回。



第101回 中BOSS BATTLE③―BAD END―

楊戩「あれが金蛟剪・・・!!!」
 「仙人界第2位の攻撃を誇るスーパー宝貝か!!!」
白鶴童子「スーパー宝貝ってもしや・・・!」
楊戩「うん・・・三大仙人たちもビビるケタ違いの宝貝の俗称さ」
 「現在『禁鞭』『太極図』『傾世元禳』など七つのスーパー宝貝の存在が確認されている」
 「その内の一つがあの『金蛟剪』・・・・・・!!!」
解説乙。

一方、解説の間にもドンドン追い詰められる太公望。
打神鞭のヒビ割れを武吉から聞いた楊戩が援護を・・・
楊戩「助け船を出そう!」
 「哮天犬で趙公明を直接狙う!!」
元始天尊「くぉら楊戩!!!」
 「さっきはよくもこのわしを足げにーーっ!!!」
楊戩・武吉「ギャーーーーーッ!!」
ジジィwww空気読めwww

元始天尊「太公望ならたぶん大丈夫じゃ!」
 「おそらくはまだ戦える!!」
太字は点付き。
本当ですかー?
まぁなんせ崑崙の教主さまだしね、うん、太公望はきっとだいj

趙公明「何と!!」
 「僕の宿敵元始天尊くんがすぐそこにいたとはね!!!」
 「さて太公望くん遊びの時間は終わりだ!」
 「別の予定が入ってしまった!!」
 「最後は僕のフルパワーで押し潰してあげるよ!!!」
ちょっ・・・!

武吉「七匹の龍が一つになりました・・・」
楊戩「さらにパワーアップを・・・・・・!?」
太公望 いかん!!!
\(^o^)/

太公望「っーーーっ!!!」
ベキ
(砕け散る打神鞭)

太公望「スープー!!!」


砕ける石像・・・飛び去る魂魄・・・
・・・あ、あれ?

武吉「またいつもの策ですよね・・・?」
 「お師匠さま・・・四不象・・・」
 「うそだーーっ!!!」
楊戩「このくそじじい~~~~~~~っどう責任とるんですか~~~っ!!?」
 「師叔が封神されたではありませんか~~~~っ!!!」
なん・・・だと・・・。

白鶴童子「ああっエンディングのスタッフロールが!!!」
 「主人公が死んだから物語自体も終了させるつもりなんですね!!!」
『hero Cho Koumei』
『heroine So Dakki』
『rival Taikoubou』
『norimono Su-pu-shan』・・・いろいろと待て

封神演義

趙公明「わーーっはっはっは!!!」

 次回封神演義に代わってジャンプがおくる強力新連載!!
 珠玉のスポーツ漫画マンをジして登場!!!
 ワールドカップ日本代表を目指してアンニュイ学園に入学した仏貴族・夢小路サトル!!だが入部したサッカー部が実は不良の集まるバドミントン部だった!?今年最高の注目作!!!
 週刊少年ジャンプ毎週火曜日発売
●一部地区で発売日が異なります。
ノリノリに次回。



第102回 中BOSS BATTLE④―アンニュイ学園を断固阻止せよ!―

武吉「お師匠さまーーーっ!!」
 「四不象ーーっ!!!」
 「いやだよ!出て来て下さいよ!!」
 「ぼくは信じない!信じないぞ!!」
武吉・・・(´;ω;`)ブワッ
しかし武吉が見つけたのは、砕けた四不象の身体と、太公望の衣服の一部。

武吉「うぁああああっ!!!」
趙公明「チッ・・・・・・!!」
巨大な岩をぶん投げてからの~

バアン
白鶴童子「何と!!」
楊戩「あの趙公明を・・・」
雲霄「殴りとばしましたわっ!!!」
武吉、キレる。
しかし流石に趙公明を倒すことはできず、全てを吸い込む宝貝・混元金斗に捕えられそうになる武吉。『お師匠さまぁーーーっ・・・』
そんな武吉の叫びに応えるかのように、謎の生物が登場・・・!

趙公明「なっ・・・」
 「まっまさか・・・キミは・・・」
楊戩「元始天尊さまあれは・・・」
元始天尊「フォッフォッフォ・・・」
 「やっと目覚めおったか!」
一体何プーシャンなんだ・・・!?で次回。



第103回 中BOSS BATTLE⑤―スープー谷―

黒点虎「ヘェェ・・・・・・」
 「四不象が進化したよ申公豹!」
申公豹「進化?」
 「なるほど・・・いよいよ面白くなってきましたね」
 「黒点虎あなたもうかうかしていると「最強の霊獣」の名を失うことになりますよ」
一貫して千里眼が便利なだけのnorimonoだけどね。


元始天尊「あれこそは霊獣四不象の戦闘形態じゃーーっ」
 「ついに四不象も変身能力を身につけおったかーーっ!!!」
楊戩「一人で納得しとらんで僕や読者にもわかるように説明して下さい!」
元始天尊「わ・・・わかった・・・」
驚きよりも扱いの酷さがwww
楊戩調子乗り過ぎだろwww


元始天尊 四不象の故郷は西の彼方にあるスープー谷という所じゃ
 そこではスープーパパとスープーママと四不象がおだやかに暮らしておった
どう見てもムーm

元始天尊 スープーパパのお仕事はわしの乗り物
 給料もなかなかいい!豊かな生活が続いておった・・・
 じゃが千五百年前のあの時悲劇が起こった・・・!!!
趙公明戦で怪我をしたパパに代わって、子供の四不象が働いていたのです・・・って、おい。
四不象、1500歳以上っスか。
時間の感覚が狂う漫画やで・・・。
ちなみに、石化して砕けたはずの四不象が復活したのは、いつも持っていた『復活の玉』のおかげでありました。

しかしバトルスープーは強い。太公望戦の直後とはいえ、金蛟剪のエネルギーを食って無効化。
これで趙公明戦は終了かなー?

趙公明「フン・・・・・・!」
 「なめないでもらいたい!」
おやぁ・・・?

趙公明「この姿で戦うのは元始天尊くんとの再戦までとっておくつもりだったが・・・」
 「こうなってはキミ達全員を同時に葬るしかなさそうだ」
楊戩「まさか・・・・・・」
 「趙公明は・・・・・・・・・!!!」
元始天尊「やはりこう来たか!」
 「わしとの戦いでは見せなかった趙公明の真の姿・・・」
 「妖怪仙人の元型!!!」
もうやめて!とっくに王貴人のライフは0よ!
魂魄が飛んだはずなのに、なぜかこの場に留まっていた太公望は果たして・・・?で次回。



第104回 中BOSS BATTLE⑥―花―

雲霄「ついにお兄様の元型が・・・・・・!!!」
 「伝説の巨大花・・・それがお兄様の正体ですわ」
 「もう誰にも止められない」
 「大地の養分を吸い尽くしてこの一帯は砂漠と化すでしょう」
楊戩の変化無双でもまったくダメージ無し。
いくら斬っても吹き飛ばしても、ネズミ算のように増え続ける。

『趙公明の森』の中、自分は死んだという意識に囚われている太公望。
そこに呼びかけるのは・・・
妲己「このまま死んでもいいのん?」

 「わらわを倒すんじゃなかったのん?」
 「だったら最低限わらわの所までたどり着いてよん♡」
 「こんなダサい障害でくじけちゃいやん♡」
太公望 妲己!!!
妲己ちゃんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

妲己「さぁ・・・・・・」
 「わらわを・・・」
 「捕まえるのよん♡」
太公望 これは・・・現実か?
 それとも・・・
 幻・・・・・・
太公望、復活す・・・で次回。



第105回 中BOSS BATTLE⑦―中間圏―

蝉玉「いやあああっ!!!」
 「あああああっ!!!」
趙公明「もはや無敵のこの僕を倒せるのかね!?」
蝉玉「うわっ・・・しゃべっ・・・」
 「いやああああっ!!!」
真面目なシーンを台無しにしていくスタイル。

増え続ける趙公明を前にして、太公望は四不象と共にはるか上空へ。
自分だけ離脱を!外道、外道っス!・・・ではない。
太公望「さらばだ趙公明!」
 「おぬしはなかなか面白い男であった!!」
次回、趙公明戦決着!



第106回 中BOSS BATTLE―貴族没落―

趙公明「こんな北風でこの僕を凍えさせようというのかい!?」
 「無駄無駄っ!僕は少々の寒さなんか・・・」
 「・・・じゃ・・・!?」
太公望「どんな植物であろうと・・・・・・」
 「マイナス90度の空気の中ではガラスよりももろくなる」
 「元型が仇となったのう趙公明!」
太公望「どうやら・・・」
 「とどめは必要なさそうだのう・・・」
ううむ、見事としか言いようがないすなー。

趙公明 太公望くん・・・
 トレビアーンな戦いをありがとう・・・
 キミは僕の最期を飾るにふさわしい相手だったよ・・・
太公望「!?」
武吉「あ天使!」
趙公明 諸君さようなら・・・
 天からお迎えが来たようだ・・・
 僕は封神台に行かなければならない・・・・・・
ラーラーラー
最期までぶれない男だった・・・
まったく惜しい人を亡くしたものだよ・・・。


 ナレーション こうして太公望は仲間と共に強敵・趙公明を撃破した
 しかしこの後仙人界を二分する大戦争が始まると予想出来た者はまだ少ない
趙公明戦に決着がついたところで第12部完。
キリの良いところで終わるのは親切設計ですなー。



ちょうど7時だし終わる。
第2回人気投票で妲己ちゃんが10位以内に入れなかったのは、やっぱりちょっとあざとすぎるということなのk


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