今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

アクセル・ワールド8-運命の連星- 川原礫 2011年6月10日 アスキー・メディアワークス

2018-07-16 08:17:42 | アクセル・ワールド
「着装・・・・・・≪ザ・ディスティニー≫」≪ISSキット≫に侵された≪シアン・パイル≫ことタクムへ、自分の思いを伝えるべく対戦を挑んだハルユキ。しかし、破格の力を得たタクムの前に、為す術もなく倒れる。
 体力ゲージが残り数ドットとなったハルユキだが、謎の山吹色のアバターの誘いを起点に、≪加速世界≫最強の強化外装をジェネレートする。
「・・・・・・それが、≪災禍の鎧≫本来の姿かい?」
 光の力を得た≪クロウ≫と、闇の力に染まった≪パイル≫、二人の心意が強く共鳴し合い、そして、激突した。
 それぞれの想いが絡み合い、ひとつの大きな物語へと収束したその先にあるものは――!
前袖より
また全部シリアスか
あれで7巻の半分だったのに何がなんだかわかるまい!
買って読めってことだよ言わせんな



 ・・・・・・・・・・・・それで、じゅうぶんだよ。
 ・・・・・・・・・・・・だって、それが、それだけが、強さの証なんだから。
開幕からなんか涙出て来る
それも哀しいとも悔しいとも嬉しいとも違うんだよなぁ・・・・・・


一部とはいえ災禍の鎧を『本来の姿』で呼び出してみせたシルバー・クロウ
しかしそれを見たシアン・パイルは自分なら不可能とさらに絶望を上乗せ
既に自身の『《ISSキット》』の浄化を諦め、
キットを拡散しているマゼンダ・シザー及びその上の首謀者と刺し違える所存
「《解った、あとは任せろ》なんて、絶対オレには言えない。お前ひとりを犠牲にして、その後もバーストリンカーで居続けるなんてこと、オレにはできない」
結論:ぶっとばしてでも止める


「《結果》じゃなくて《過程》・・・・・・継続する過程の中にこそ、大切なものが・・・・・・」
せやせや、過程(カテイ)を大切にせんと結果(ロウゴ)が悲惨なんやで


「・・・・・・ハル。ぼくも・・・・・・ぼくも、君みたいに、変われるかな。心の中の黒い感情と戦いながら・・・・・・《空》を目指して、歩き続けられるかな・・・・・・」
イケメンが精神的成長をして最強に見える


という訳で、久しぶりに幼馴染3人でお泊まり会となりました
「い、いやそりゃ、その二者は不可分のものであってだな・・・・・・チユと言えば差し入れ、差し入れと言えばチユ・・・・・・」
シリーズ屈指の問題発言キター


「・・・・・・その顔は、《これからやらかす》んじゃなくて、《もうやらかしちゃった》顔ね」
顔見ただけで全てを察するカワイイ幼馴染ってどこに売ってるの


飯食って宿題も終わったのでチユリに状況を説明しました
「・・・・・・す、すごいね、チーちゃん。ぼくとハル二人がかりでも、そこに思い至るにはもっと時間がかかったのに」
女のカンはヤバイ(真顔)


明日は『《帝城脱出作戦》』があるし、寝るぞー
 これは夢ではない。さりとてノーマルな《対戦》でもない。何らかのイレギュラーな事象によって、睡眠中にチユリと二人、どことも知れぬ空間にダイブしてしまったのだ。
3人でニューロリンカーを直結した状態で寝た結果、
どうやらタクムの夢に引きずられたらしい?
・・・・・・タクムは?


謎空間の正体は――
「このトンネルこそが《イマジネーション回路》。あなたたち二人は、心を繋いだ友達の回路を辿って、ここまでやってきたの」
なんだってー


トンネルの先にあったのは、禍々しい『異物』でした
シアン・パイル他ISSキットに寄生された者たちは、
毎晩それとリンクさせられていたのだぁぁぁ
「機会は、一点、一瞬だけ」
 すぐ右隣り少女が囁いた。
「でも、あなたならできるよ。信じて。自分を・・・・・・自分と心を繋ぐ、多くの人たちの力を」
「ブッ壊す」と心の中で思ったならッ!


「ちょ・・・・・・ちょっとハル、それ、どう考えてもあたしの役でしょ!」
主人公がヒロインレースを妨害する事案が発生した模様


翌朝――
恒例のアシュクロ戦であります
「よし、いいかカラス野郎、今日はオレ様と本気でデュエれ! そんで、オレ様が負けたら、てめーの話を聞いてやる。バット勝ったら、てめーがオレ様のお願いを一つ聞く! こいつがメガ・イーブンな条件ってもんだぜ!」
そうだね『メガ・イーブン』だね


シルバー・クロウ対アッシュ・ローラー!
「普通の」一般対戦の描写は久しぶりですなぁ
「キー・ショオォォーーーップ!」
うーん『ボールショップ』の方が馴染みはあるかしかし響きは


 これが《対戦》だ。スリルや興奮はあっても、恨みや怒りは存在しない。対戦者は、競い合うライバルではあっても憎むべき敵ではない。
『存在しない』・・・・・・?
デートのついでに対戦してる奴は滅ぼされるべきだよ?
なお結局対戦はドローにした後お喋りして終わりました
ああ、『お願い』ってのは心意を教えてほしいらしいよ


学校ではちょっとしたトラブルがありましたがまぁ問題無い
強いて言えばリア充道がまた一歩前進したくらいだ
「・・・・・・・・・・・・ふぇ、フェア?」
ライバルがフェアだとしても
それは自分がフェアでなければならない理由にはならない、いいね?



今巻こそシルバー・クロウとアーダー・メイデンの『帝城脱出』はなるのか?
ハルユキたちは拡散する『ISSキット』の脅威を打ち払えるのでしょうか?
 恐らく、こういうことだ。
Oh・・・・・・