BonnyのGolf & Violin奮闘記

アスリートゴルファーを目指していたのにバイオリンまで習い始めた無謀なWorking Womanの日記なのだ

ストレス解消には里山がお勧め

2017年01月24日 | ヘルス&ビューティ

1月5日以来、体を動かすことも趣味にいそしむことも出来ない日が続いて気力がなくなってきたので、ちょっと不安だけど思い切って那須の温泉に出かけていくことにした。今回は一人で温泉旅館に宿泊。最近、『ひとり温泉旅』っていうのが流行ってきているみたいだけど、確かにひとりで誰にも気を使うことなく、柿の種をかじりお茶をすすりながらゴロゴロするってのも楽しいもんだね。

久しぶりに小説を読むと、よほど疲れているのか本を読み出してすぐ涙が出始めた。本の内容はご都合主義満載で評価がわかれる小説だったけど、自分の生活と関係ないことで「純粋に泣く」ってストレス解消には効果抜群だものね。アウトドア好きの私が 「ああ、良い本との出合いを人生の楽しみにするのも意外と悪くないんだろうな」と思えて驚いた。

さて翌日東京へ帰る途中、後ろを振り返れば雪化粧をした那須連山が美しい。



体が万全の状態だったらずっと雪山を眺めていたかったなあ。東京では雪が降っても「電車が遅れるなあ」と言う気持ちが強いだけで、あまり季節感を感じない。桜が咲いた公園にいくことはあっても蕾が徐々に大きくなる過程を目にするわけでもなく、季節の移り行く様は断片的な写真のようであって映像として繋がっていかない。でも東北自動車道を走るだけでもモノクロだった山の斜面が山桜の蕾の膨らみと共に徐々にピンクブラウンに変わりいく様子に春の訪れを予感してワクワクする。都会での生活しか知らない人にはモノクロの山肌とわずかにピンクがかって見える茶色の山肌との違いが分からないだろうな

気づくと仕事のストレスから開放されて、さわやかな気持ちで東京に戻れた。海も好きだけど、私はやっぱり里山が好き。今年はもっと那須に行って、山吹やらスミレやら可愛い花々に癒されたり、農家の庭で泳ぐ鯉のぼりに見とれよう昔ながらの里山の原風景に浸りきろうストレスを解消するのに海外へ行く必要も高級ビーチリゾートへ行く必要もないんだって再認識した旅でした。
 


ゴルフ練習で救急搬送 4

2017年01月22日 | ヘルス&ビューティ

連休明け早々に整形外科に行ったのだが、そこでの顛末は別途書くことにして、治療としては鎮痛剤と筋弛緩剤、経皮鎮痛消炎剤(テープ)の併用をした。最初セレコックスという体に優しい鎮痛剤を処方されたが痛みがとれず、朝はセレコックス、夜はボルタレンかロキソニンとしてみたり。

痛みと言うのは一定の時間おきにやってくる頭痛。肩や首の筋を抑えると頭痛を抑えることができるので、肩や首の凝りが頭痛の元になっているらしい。でもこれがひっきりなしにやってくると日常生活を送るのも辛い。1日一回も鎮痛剤を服用せずに過ごせるようになるまでに12日ほどかかった。救命センターの医師が「痛みが取れるのに2週間ぐらいかかる」と言ったのが合ってたんだね。そして歩くと肋骨や胸骨に響くという状態は2週間強取れなかった。

痛みは順調に取れつつあったが、思うようにならなかったのはストレスの緩和や生活する気力の回復のほうだった。倒れた翌日には電話で同僚に「私、お気楽に仕事をすることにするわ。命が大事だもの」と宣言していたが、体の回復とともに仕事量も戻ってくると、ストレスを受ける事態になった瞬間に体中が強張ってくるのを感じる。痛みが残っているときには楽しいことを考える余裕はないし、痛みがなくなっても食べたいもの一つ思い浮かばない。体重がたった3kg弱も一気に減ったのだ。食べようとすれば完食できるけど、食べたいものが思いつかない。どうしたらいいか分からないなか、気分転換と筋肉痛の緩和のため温泉一人旅と決め込んだ。これが大正解。どんな風に良かったのか、それはまた別途ね


ゴルフ練習で救急搬送 3

2017年01月21日 | ヘルス&ビューティ

救命センターから自宅に戻ったのが23時ごろ。鎮痛剤と吐き気止めを服用していたものの良い睡眠が取れず1時間おきに首の痛みと吐き気で目が覚める。翌日、家に常備している経口補水液を飲むのだが、しばらくすると吐いてしまう。体から搾り出すような吐き方だから体力も使うのに、水を飲むだけで吐き、首の痛みと吐き気に悩まされる生活が丸二日続いた。

体の異常があるわけでもないのにゴルフスイングをしたぐらいで筋肉痛になって田舎の母親に助けを求めるわけにはいかない。何より、万が一下痢をするようならノロウィルスの疑いだって出てくる。私が苦しくても痩せる程度だが母がノロにかかったら死んでしまうし。でも結局2日目の夜、母からかかってきた電話で事情を話すと、翌日一番に母が田舎から駆けつけてきてくれた。

丸二日吐き続けた私は体力も気力も失っていたが、あるとき思いついてゴルフボールの上に体を乗せて腰と背中の筋肉を緩めるようにしてみたら、なんとあんなに苦しめられた吐き気が緩和されるじゃないの首が痛いから首から吐き気がくるのだとばかり思っていたけど、首がつらかったのも吐き気も背中と腰の凝りが悪さしているからだと気づいた。病院から帰ってきて3日目の朝、母が来てくれたときから吐き気はなく、ようやくリンゴとかお粥を食べ始める。

とはいえ、さすがに1回に食べられる量は極端に少なく、お粥ならスプーンに3杯ほどで食べたくなくなる。首周りの気持ち悪さのため仰向けでは寝られない。夜は1-2時間おきに目を覚ますし歩けば振動が肋骨や胸骨に響く。そんな中、救急搬送から5日の朝ネットで調べた整形外科に行くことにした。


ゴルフ練習で救急搬送 2

2017年01月19日 | ヘルス&ビューティ

救急車に乗せられてからも吐き続ける。救急車に乗るたびに思うのだけど(って、そんなに乗ってることが変だけど)名前とかを訊かれる度に「辛いんだから健康保険証を見てくれよ」って思ってしまう。意識が混濁していないか確認するためにも救急隊員は絶対本人に話させるんだけど、吐きながらしゃべるのって辛いんだよね。住所だったら免許証でお願いしたいですぅ。(甘えてもだめか。)

で、救急隊員の人が「病院で受け入れてくれるそうですがいいですか?」と訊くので、「病院だけは絶対に嫌です」と拒否した。まあ、ここは私がうん十年前に受診したときの女医と看護婦の態度に問題があっただけでなく、 乳腺・内分泌外科での誤診もちらほら聞こえてくるので、内心「ここに行ったら殺される」と思っているわけ。とはいえ、それを聞いた救急隊員の方、せっかく受け入れてくれると言っていたT病院に「どうもご本人が望んでいないということで、大変申し訳ないんですけど」と断りを入れていた。ごめんなさい でもあそこだけは行きたくないんだもん。「J医大付属病院はどうですか?半年ほど前にもそこに救急搬送されたし(別の症状だけどね)受診歴もあるので」と提案したらOKが出た。

J医大付属病院につくと心電図やら血液検査やら、挙句にCTまで撮って調べたけど異常が出てこない。自ら医者に「急にゴルフスイングをしたことによる筋肉痛だと思います。 もともと痛みに弱いので脳が敏感になって吐いているんだと」と自己診断を述べる私。何を調べても異常がないので結局「筋肉痛ですね。痛みが取れるまで2週間ぐらいかかるかな。整形外科とかに行ってみるのもいいでしょう」という診断になり、点滴で吐き気止めを座薬で痛み止めを入れて帰された。

それにしても救急搬送されたのに迎えにくる家族がないってのは辛いのねえ。今回ばかりは一人暮らしの辛さを感じましたよ。タクシーに乗るとき「体が辛いので助手席でリクライニングにして乗りたいんですけど」と運転手さんに言うと、「えっ?体が辛いんですか?でも今病院から出てきたんですよね?」とお聞きになる。いやいや、病院に行ったらすぐ具合が良くなるってもんじゃありませんからっなんとか一人で部屋に辿り着きようやくこれで一安心かなと思ったのだけど、大変なのはここからだなんて思いもしなかった私だった。


ゴルフ練習で救急搬送 1

2017年01月18日 | ヘルス&ビューティ

「今年こそ」と思って臨んだ2017年だったけど、新年早々やらかしちゃった。なんとゴルフシュミレーターから救命センターにまっしぐら。結構長く日常生活に支障が出たので、経緯を記録しておかないとね。

1月5日。前日から仕事のストレスが溜まり5日はストレスがピークに達する中、「冬場はアプローチ練習に専念することにしてコーチに練習方法を相談しよう」と思いついた私は、いつもの室内練習場に向かうことにした。そこは冬でも室温が高いため、半袖にスカートという格好でまずは10分弱アイアンを打ってからレッスン開始。スイング自体には問題がないと説明はしたものの、とりあえずアイアンショットを見てもらうと、「ドライバーを打ってみてもらえますか?」とコーチが言うので打ってみる。室内で暖かいせいかストレス解消をしたかったのか、徐々にドライバーをマン振りしだす私。そのうち何か違和感を感じ始めたと思ったら、いきなり上半身の背中側前面に激痛が走った

「うっ」と言って座り込む私に女性インストラクターが「大丈夫ですよ、私も時々なりますけど数分もすれば落ち着きます」とやさしく背中をさすってくれた。確かに激痛は数分で収まったものの、こんどは首に違和感がありシミュレーターの床に寝転んだまま起き上がれなくなる。それでも何とか別室まで歩いていってベンチに寝転ぶやいなや、激しく吐き始めた。

首周りの強い筋肉痛と激しい吐き気、それに強烈な寒気で体が震える。自分で下した診断は、最初の激痛の原因はストレスで固まった体なのにろくなストレッチもしないでマン振りなんかしたせいだと、そして吐き気の原因は痛みに弱い私の体が過剰に反応しているだけだというもの。周囲の心配に対し、「大丈夫だから救急車は呼ばないで」と懇願したものの、いつまでたっても吐き続ける私の姿を見て心配するコーチの薦めもあり結局救急車を呼ぶことにした。

(つづく )