昨日のバイオリンレッスン。先生ったら、今までは私自身が自己嫌悪に陥るようなひどい状態でも「あ、でも、先週より良くなってます」とか言ってくれてたのに、昨日はお褒めの言葉がないどころか若干厳しめの表情が。ははは、発表会まで1か月を切っても一向に仕上がってこない私の様子に焦燥感が隠せないご様子。そりゃもっともだ。
先生に、「どのくらいのテンポで弾けばいいでしょう?」と尋ねると、曲の後半部分でスムーズに弾けない私をみて、「まずは72(拍/分)で練習して弾けるようになったら76で弾きましょう」とおっしゃる。はぁ~、遅くても80~85ぐらいのテンポでは弾きたかったのになあ。ヴェートーベンの『春』って速度記号は『Allegro(快活に)』ですよ 76では自分の脈拍よりちょっと速いだけだから、明るい春じゃなくて『けだる~い春』になっちゃうじゃないですか。
何よりスタッカートの間に時間が空いちゃうから、『ミッ ソッ ドッ ミッ ソッ ドッ ミッ ファ』って感じになって、聴いているほうも『あれ、前の音は何だっけ?』って 曲の流れが分かんなくなっちゃうと思うの。私がいつも聴いている「ダニエル・フロシャウアー」という人の演奏だとこのスタッカートの部分がほかより速めのテンポになっているから、私も2つのテンポで演奏したいなぁ。
なんていってみても、問題は正確に弾けない私の現状にあるわけでして、まずは連休中の集中練習で76での演奏ををクリアーしたら、2種類の速さに分ける方法を提案してみよう。80で弾いてもいいというお許しをもらうべく連休中の練習をがんばります