BonnyのGolf & Violin奮闘記

アスリートゴルファーを目指していたのにバイオリンまで習い始めた無謀なWorking Womanの日記なのだ

初ウグイス

2024年04月06日 | 那須

那須は暖かくなったとはいえ芽吹きは遅く、コブシの花が満開なぐらい。でもここ数日で桜も咲き始めたらしい。庭の木々の蕾は硬いままだが、いつも早く咲くツツジだけは例年通り咲いていて気持ちが暖かくなる。

午前中こまごまと片付けや掃除をして、「今日は予報に反して小雨がやまないなあ」なんて思いながら昼食後の一休みをしていたら、キレイなウグイスの鳴き声が聞こえてきた。きゃ〜今年初めて聞くウグイスだわ

那須に来たのは数日前だから実はもっと前から鳴いていたのかもしれないけれど、ここ数日聞こえてきたのは別の鳥の鳴き声。「今年はウグイス鳴かないなあ」なんて思っていたら・・・。例年は3月初旬ぐらいに「ケキョ」って感じで鳴きだすから、今日聞こえてきた鳴き声が「ホーホケキョ」だったところを見ると、きっと先月からいっぱい鳴く練習してたんだろうな。


高野山1日目 総本山金剛峯寺 & 壇上伽藍

2023年06月02日 | 

大阪到着の翌日、『特急こうや』で高野山に向かう。「絶対予約取るぞ!」という決意で友人が予約してくれたのだが、乗ってみればガラガラ。5月末でGWの混雑がひと段落したせいなのか、微妙に梅雨入り間近で旅行者が少ないのかは分からない。でも初めて乗る観光列車といことで気分が上がる



バスに乗り宿坊に荷物を置いて、初日は高野山の中心地である金剛峰寺や壇上伽藍を回ることにした。
金剛峰寺は立派な門構えで境内も広い。


その中でも印象に残るのは国内最大級の石庭「蟠龍庭[ばんりゅうてい]」だ。白い砂で雲海を表し、黒い花崗岩で奥殿を守る雌雄の龍を表わしているのだという。当日は雨が降っていたので、岩の黒と砂の白さが際立ち、いっそう美しかった。

次は壇上伽藍の近辺を巡った。いろいろな建物があったのに、勉強不足と雨による足場の悪さとで建物の意味や歴史が頭の中に入ってこない。もっともっと勉強してからくるべきだったと後悔することしきり。


それでも列車・バスと乗り継いだ時の車窓からの眺めや数多い寺の様子などから、山が丸ごと寺院だと言うダイナミックさに感嘆せずにはいられない。一千年以上昔の仏教の力と、それを後押しする権力者の力というものを想像し、もう一度平安時代を学び直そうという気持ちになった。


高野山&USJの旅 − 大阪

2023年06月02日 | 

長いこと行きたいと思っていた高野山。やっと友人と行くことになったのだけど、宿泊先やら列車予約やらやることはたくさん。どうせ大阪経由で行くならUSJにも行こうと計画を練った。後になって思うと、高野山の後にUSJだなんて何でもイベント化してしまう節操のない日本人そのものだね。

 1日目 東京>大阪、 大阪観光
 2日目    大阪>高野山(特急こうや)、 高野山金剛峯寺近辺を散策
 3日目    高野山奥の院散策、高野山>大阪
 4日目    USJ
 5日目    大阪>東京

大阪から高野山を日帰りする人も多いだろうしUSJから当日中に東京に帰ることだってできるけど、「高野山には『特急こうや』で行きたい」「高野山では宿坊に泊まりたい」「USJでも目一杯遊びたい」などと思ったら4泊もすることになってしまった。まあ、若者じゃあないから余裕を持ったスケジュールで良かったような気はするが、最後の1泊は多かったね。

1日目の大阪で美術館に行きたかったけれど、その日は月曜日で美術館はお休み。それにしても全国的に美術館や図書館て月曜休みが多いねえ。平日と土日をつなげて旅行する人も多いのだから有名美術館は水曜日休みに変えて欲しいよ。人気店で美味しいお好み焼きを食べ大阪気分を味わいながら翌日に備えて早めに就寝したのでした。





東京人(?)には全く理解できない派手なオブジェクト。これぞ大阪tた感じね。


都内で梅を愛でる

2023年03月01日 | 暮らしの中で

2022年12月にお腹を切ってから2ヶ月半、体の調子もいいので友人Yに誘われ梅を愛でる散歩に出かけた。場所は大田区池上梅園。いやあ大田区ってほとんど行ったことがなくて、西馬込駅も「駅名は読めるけどね」っていう程度。彼女に誘われなかったら考えもつかなかった場所だわ。


規模は小さけどよく手入れされた気持ちのいい場所。茶室もあって、こういう場所があるっていうのは大事なことよね。

ちょっと足を伸ばして池上本門寺も行ってきた。池上「ほんもんじ」っていうのね。「ほんがんじ」って言いそうになる自分が情けないわ。



都内

都内も知らない場所がいっぱいあるのね。面倒がらずに少し電車を使って季節ごとの都内の景色を楽しむことにしよう


那須の寒い夏

2022年08月06日 | 那須

寒い! 寒すぎる!!東京を出るときは「暑くない」とか「過ごしやすい」とかって感じだったけど、那須に着いてみると思った以上に寒かった。午後3時ぐらいで外気温22度。雨戸を閉めていたせいもあるけど午後5時で室温22度。置いてあった秋物のカットソーを着るけど、それでも寒い。暖房をつけようかな。それとも半纏を着ようかな。

7月後半も寒かった。でも8月でこんなに寒いのも珍しいんじゃないかしら?ここ数年は異常とも思える暑さでエアコンをつけるご近所さんが続出し、夜もエアコンなしで寝るのが難しいほどだったのよ。なのに今年は先月から長袖のパジャマに羽毛布団で寝る日が頻出している。

線状降水帯で被害を受けている東北や北陸に比べれば寒いぐらいなんてことないけど、夏休みで遊びにきている人たちが風邪引かないといいな。エアコンのない普通のキャンプ場に泊まったりすると明け方の寒さで子供が泣き叫ぶことになりかねない。(春先の千葉のキャンプ場でそんな家族を見たことあるの。)

みなさん!高原での夜の体感温度は天気予報の気温より2〜3度ぐらい低いと思った方がいいですからね〜!お気をつけくださいませ


『オーベルジュ鈴鐘』 − 磐梯熱海温泉

2022年06月22日 | 

母が運転免許更新に必要な認知機能検査の試験を満点で通過したことなどを祝い、奮発して食事の美味しそうな温泉旅館に泊まることにした。今回は旅行予約サイトで見つけた温泉旅館。掛け流しの内風呂付きという点とオーベルジュと謳っていることが最終的に選んだきっかけだ。

広いリビングとそれに続く和室。TVを備えたツインベッドの広い寝室。そして広い内風呂。リビングのソファが小さめで落ち着かないが、旅館やホテルのソファなんてこんなもんだし、寝転んでTVを見たかったら寝室に行けばいいので大きな問題はない。「こんなに贅沢な空間の使い方して勿体無いんじゃ?」と思うほどなので、ゆったり過ごせること間違いなし。

で肝心の風呂と食事はというと、これがまあ満点評価以外考えられないね。
風呂:
「貸切の家族風呂か?」と思うぐらいの広さ。だが一番のポイントは入浴者が掛け流しの湯量を調節することや水道の水を足すことなどで好みの湯温にできること。もともとの設定が43度近辺だったので、熱めのお風呂が好きな私と母にとっては調節いらずだった。ツルツル滑る肌を楽しめるアルカリ単純温泉は何度入っても疲れにくく、内風呂としては最適だと思う。

食事:
美味しいし、量も多いけど多すぎない。夕飯が美味しいのはもちろん朝食(写真)も美味しい。食事をする場所もガラス等で半個室のように仕切られているが、区切られたそれぞれの空間が広いので圧迫感もない。いいことづくめでしたわ。


磐梯熱海温泉って周辺には何もないけど良い温泉旅館が揃っている気がする。自分なりのお気に入りを探すのもいいかも。


映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』

2022年03月16日 | 映画・本・アニメ

映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』本予告ロングver.

すっごい良かった同じ映画を2回見たのは初めて。映画って1回見て、家で余韻を味わったり伏線を整理したりして、そしてもう1回見るのが正しい見方だなあって思う。配信だと気に入った作品は何度も見るもんね。

日本アニメ版スタンド・バイ・ミーって感じだけど、冒頭の映像と最後の方の伏線回収が見事につながって心が動かされる。評価が分かれる通り説明不足も御都合主義も山盛り(?)だから、小学3年生ぐらいの男の子がお母さんと一緒に見に来ていたけど少し年齢が上の方が内容を理解しやすいだろうね。それでも私はこの映画が好き。キャストは人気声優3人。花江くんは相変わらず泣きの演技がうまいね。役柄とのシンクロ度合いで言ったらドロップ役の村瀬歩くんがぴったりだった。またアニメーション制作会社MAD HOUSEによる映像美が素晴らしい。

映画が始まって流れるキャスト名が英語表記なこと、挿入歌が英語の歌詞だということ等々から、海外に売るこむ気満々とみた。観客動員は少ないかもしれないけど、こういう良作のオリジナルアニメもどんどん作って欲しい。


アニメ『啄木鳥探偵處』で啄木を再び学ぶ

2022年02月13日 | 暮らしの中で

第3回創元推理短編賞を受賞した「高塔奇譚」を含む『啄木鳥探偵處』という単行本をアニメ化した同名のアニメで、主人公は石川啄木と金田一京助。1話ごとに事件が起こったりもするが、全体として一つの事件の謎を解くことにもなっている。アニメの評判自体はいろいろで、友人たちから借金を繰り返す主人公(石川啄木の方)に対し「あんな最低な主人公なんか見たくもない」というコメントも見かけたが、実際の啄木がそうだったのだから仕方がない。ウィキによれば金田一京助が自らの蔵書を売って啄木の家賃に当てたのも事実のようだし。

だからこのアニメを有名な文豪の名を借りただけの話として見たのでは楽しみが半減する気がする。フィクションとして見ながらも実際もこんなだったのかしらとか、交友のあった文豪たちについても学び直すきっかけに最適なのだ。啄木については学校で習ってもさして興味を持たず「はたらけどはたらけど 猶わがくらし楽にならざり ぢつと手を見る」だけを度々ジョークとして使っていた私だけど(ほとんどの人がそうなのでは?)アニメで美少年として描かれた彼が回が進むにつれ病で弱っていく様子を見るうちに実際の啄木の思いも想像されて泣けてきた。啄木の歌は学校で習う年頃ではさほど心に響かないが、大人になって読むと胸に迫るものがある

 たはむれに母を背負ひて
 そのあまり軽(かろ)きに泣きて
 三歩あゆまず

 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
 花を買ひ来て
 妻としたしむ

 ふるさとの訛なつかし
 停車場の人ごみの中に
 そを聴きにゆく

最近夏目漱石の『こころ』を読んで「明治と今では生活も感性も違いすぎて文豪の名作と言われるものも理解するのは難しい」と思ったけれど、今回アニメに出てきた吉井勇や萩原朔太郎などについても学び直そうという気になった。明治の文豪を題材にした、あるいは文豪の名前だけを借りたアニメ作品はいくつかあるけれど、『啄木鳥探偵處』は大人に啄木や他の文豪への興味を掻き立てるという点で良質の作品だと思う。

TVアニメ「啄木鳥探偵處」本PV


『チア男子!!』 

2022年01月24日 | 映画・本・アニメ

偶然つけたテレビのチャンネルでチアリーディングの日本選手権をやっていた。もとより日本のチアリーディングのレベルが高いのは知っていたが、技はますます高度になっていてビックリ先日『チア男子!!』を読んでちょっとだけ得た知識もTV観戦の助けになっている。大学部門で’優勝した日本体育大学の演技では男子が一人だけ入っているのを見て「一人だけ目立たないようにという苦労もあるんだろうな」なんて考えたり。

さて『チア男子!!』を読んだ時には、スラスラ読み進められるし時折ウルッとくるようなところもあって「久しぶりに面白い本を読んだなあ」と思った。今でも特に高校生にはドンピシャだと思うし普通の大人でも十分楽しめると思う。ただ、読後少し経つと最初とは’違った印象も浮かんできた。登場人物が皆ステレオタイプ過ぎるのだ。

主人公とその友人はひとまず置いておくとして、まずはバレエを習っていて弱虫な自分から脱したいと思っている華奢な男の子。そりゃあバレエを習っているから体の線が細くて柔軟性があるのは間違いないけど、だからってその子が(若干BL的に)男子に好意を持つ設定って安直じゃない?有名な日本人バレエダンサーで女好きな人もいるしなあ。バレエを習っている男子への偏見が入っていると取られても仕方ないような。それとやたら自分に自信のないおデブな男子。今は体のラインがふっくらしたモデルだのポッチャリさん向けの洋服ブランドだのもあるくらいで、太っていることにアイデンティティを見出している人たちもいる時代なんだぞ。(まあ、これに関しては本が書かれたのが2013年だから仕方ないか。)やたら自信がなくて「ごめん」しか言えないおデブさんより、ポッチャリ好きの彼女から「痩せないで」と言われているのに仲間のために期間限定で筋肉をつけようとするおデブさんの方が共感できるんだけど。挙句にやたら体が柔軟な中国人を出すに至っては・・・。

小説って難しいね。話を盛り上げるためにもダイバーシティの観点からもいろんなタイプの人物を登場させるのは良いのだけど、その人物像がステレオタイプだと話の内容に軽さが感じられてしまう。読者としての’対象が若い人なのかな?

あっ、でもくどいようだけど読後も爽やかな印象の残る良本なのでした


春高バレー

2022年01月12日 | 暮らしの中で

先日、春高バレーの男子と女子の決勝戦をTV観戦した。いやあ、2年前に高橋藍くん擁する東山高校vs松本国際高校の春高バレー準決勝を見て、「『ハイキュー!』に描かれている高校生バレーの世界ってアニメ用にデフォルメされた世界じゃないんだ」って知ったのだけど、今年の決勝も凄かった。セッターもアタッカーも凄いけど、何よりみんなボールをよく拾う。厳しい練習の賜物なんだろうな。

次の女子の決勝を見ていて気づいたことが。タイムアウトの時に『2.43 清陰高校男子バレー部』というアニメのオープニング曲が会場に流れていたの。いやあ、気分が上がるわぁ。男子も女子も来年こそは有観客でやらせてあげたいな。

TVアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」PV 


Opening Thema



ONSENRYOKAN山喜

2021年11月14日 | 


足が痛いという母のためにどこか日帰り温泉に行こうと思っていたのだけど、一度泊まってみたかった旅館が直前だというのにたまたま空いてるのを見て速攻で予約した。部屋はオール床暖房で暖かいし、予約制かつ無料で内湯を貸切にできるし、評判通りとても過ごしやすい旅館。料理は体に優しい品々で女性には量も多すぎず少なすぎずだった。びっくりしたのは川魚の美味しさだ。お品書きでお造りの欄に「大岩魚のあらい」とあるのを見たときは「あ〜あ、川魚の洗いは苦手なんだよなあ」と思ったのだけど、食べてみてびっくりだよ脂が乗っていて、知らなければ海の物だと勘違いすること間違いなし。「お造り用に養殖してもらっている」のだとか。勝手に苦手意識を持つのはいけないね。

さて、旅館の良し悪しとは別に今回「うわっ、やらかした!」と思った点が一つだけ。そう、道から旅館ロビーに入るにもロビーから部屋に上がるにも、もともと心臓が悪い上に足に痛みを感じている高齢者にとって厳しい段数の階段が立ちはだかる。母親のために予約したはずが、結局自分が楽しみたいというエゴが丸見えの今回の旅館チョイスだった。これから気をつけよう!


『風が強く吹いている』 

2021年08月29日 | 映画・本・アニメ

『風が強く吹いている』は『舟を編む』で本屋大賞を取った三浦しをんの小説で、長距離走の経験者と未経験者が10人で箱根駅伝を目指す話。漫画にもアニメにもなっている。ネットフリックスで見たいアニメが見つけられなくなった私はdアニメストア にお試し登録し、以前から興味のあったアニメ版を母と一緒に見た。

TVアニメ「風が強く吹いている」第2弾PV

良かったぁ 2話目からは次が観たくて、母も「次に進めよう!」と止まらない。最後まで見終わると登場人物が親戚のように思えて、彼らがまるで今生きているかのような会話が高齢者&高齢者予備軍の私たちの間でで交わされている。

「みんなを引っ張っていった子には幸せになって欲しいよね」
「ああ灰二くんね。でも彼って真面目だし教え子にご馳走しちゃったりして、お金持ちにはなれなそうだなぁ。奥さん大変そうだよね。まとまった旅行なんて絶対できないし。」
「神童くんと王子くんには特に幸せになって欲しい。がんばったもんなあ。」

私はアニメしか見ていないけど、アニメが苦手ならぜひ小説を読んで欲しい。アニメを見るか小説を読むかした後は無性に走りたくなるかもよ 登場人物の一人である「王子」が5km30分の状態から16分半に持っていく様子に刺激を受けた私は最近ウォーキング途中で少し走るようになったけど・・・。高校時代5kmを20分で走っていたのに今や4kmで30分以上かかってしまう。てか、そもそも4kmでさえ走り続けられない。でも、なんか今からでも少しずつ走ったら、いつかホノルルマラソンの『10Kラン&ウォーク(10km)』に出られるかな。頑張りたいな。

ストーリーに戻るとそりゃあ箱根駅伝に出たり目指したりしている人たちから見たら絵空事に思えるでしょうけど、そこはフィクションとして純粋に楽しんで欲しい。とにかくオススメです


夏休み期間の那須

2021年07月30日 | 暮らしの中で


4連休も終わった火曜日に東京から那須に戻った。途中行きつけのスーパーに寄るとカートに山盛りの食料を買い込む親子連れを多く見かける。スーパーの駐車場は最近になく他府県ナンバーが多い。「宿泊のはずなのに何故に食料品を買い込む?」と思ったが、今年グランピング施設が2つもオープンしたのを思い出した。すでにあるキャンプ場などを合わせるとさほど広くもないエリアにキャンプ施設が多いんだわ。

東京に緊急事態宣言が出ているとはいえ、以前と違うのは「高齢者がワクチン接種済みだから心置きなく田舎に帰れる」&「オリンピック期間中東京に居たくない」ということだろう。もちろん政府に対する反発も。「こりゃあ、あっという間に感染者数は増えるな」と思っていたら東京で3000人を超えたとのニュースが流れた。感染者数増加へのコメントを求められて「人流は減っている」と言っている政治家ってどこの人流を見ているのかしら。都会の繁華街に出ていた人達が今は夏休みの子供達と都心以外で遊んでいるってだけだと思うけどね。

那須の雑木林にはヤマユリが多く咲く。上の写真は薪小屋の後ろに自生している百合。背が高いので倒れ込まないよう紐で縛ったりと手をかけていたら今年はいっぱい咲いて嬉しい。もうしばらくは花を楽しめそうだわ。


『線は、僕を描く』

2021年06月08日 | 映画・本・アニメ

最近は当たりが少なくて途中で読む気をなくしたり飛ばし読みをしたりだったけど、久しぶりにスイスイと最後まで読めた本だった。



読み終えて振り返れば在り来たりのストーリー展開ではあるのだけど、それでも馴染みの薄い「水墨画」の世界に読者が無理なく浸れるのは素晴らしい。これは作家が水墨画家だという「本物の力」なのだろうね。早くワクチン打って美術館に行きた〜い!


メガーソーラーに追われたタヌキ

2021年05月18日 | 那須



キジバトの鳴き声がやたら近くに聞こえたので外に出て見ると玄関近くのシャラの枝にキジバトがとまっていた。よく見ると作りかけの巣が2個も見えるじゃないの。おいっうちのシャラは優良物件のタワーマンションじゃないんだぞ。そんなところに巣を作られたら車がフンだらけになってしまう。頼む〜、他の場所で巣作りしてくれ〜まだ卵が産み付けられていないのを確認してから彼らが集めたらしき小枝を払い落とすと、巣を作りやすそうな場所の枝を払い且つその場所が天敵に見えやすいよう枝をすかす。キジバトもカラッとしていて天敵に見つかりそうな場所には巣作りしないもんね。その作業にかかった時間、何と2時間以上。その間何度となくキジバトが近くまで飛んできて様子を伺っていた。よほどウチのシャラの木が気に入っていたのね。

作業も終わりに近づいた頃、近くでガサッと音がしたので振り向くと玄関脇をガリガリに痩せ細ったタヌキが通り抜けていった。むか〜し実家のすぐ前でイタチを見かけたことはあるけれど、那須の家でタヌキを見るのは初めてだ。20年以上ここでタヌキを見たことがなかったことや今回見たタヌキが痩せ細っていたことなどを考え合わせると、あのタヌキは最近広大な林の伐採工事が終わったらしいメガソーラー建設地から追われてきたに違いない。可哀想だけど餌を与えるわけにもいかない。きっと長くは生きられないんだろうな。

脱炭素社会には賛成。でも外国資本に広大な森林を買われた挙句に災害リスクも考えずに木々を伐採されて、これってどうなのそもそも河川は個人所有できないのに、どうして山って勝手に入植した人のものになっているのか理解できない。はぁ〜、タメ息でるなあ。