●三連休。
一日目は、掃除三昧の予定が野暮用で疲れ果て、その後グダグダとしていたら一日がおわってしまいました。
先日、ブックオフで「忍者の大常識」という本を買いました。
娯楽的なものについては105円を超える価格の本は原則購入せず、図書館で借りるのですが、どうしても欲しいというので400円も出して買いました!
すっかり忍者にはまってしまったyumaは、その夜、いきなり裸になって、クローゼットから黒い服を引っ張り出して、勝手に着ていました。
仕方がないので、タイツを顔に巻いてやりました!
手裏剣は、盲ろうの手裏剣おじさんからいただいたものです。
読み終わった点字用紙で折ってあります。
●連休二日目。
一年前から楽しみにしていた「第9回日本ろう者太鼓同好会東京府中公演」へ。
二年に一回日本各地で開催されているもので18年目を迎えるそうです。
参加団体の一つ、「龍和夢太鼓」に○庁時代の友人mameちゃんがメンバーとして頑張っているので応援に行ってきました!
好きなものを見つけて頑張っている人は誰もが光り輝いていますね。
うらやましくなります。
mameちゃん、今年は真ん中でリードを取っていました!
立派な大ホールはちょっと広すぎたようで空席がかなりありましたので、おかげで好きなところに座ることができました。
yumaは一番前の席を陣取っていました。
私はビデオ撮影をしたいので撮影しやすい席。
夫も自分の好きな席に座り、各自が思い思いの鑑賞をしました。
それにしても、太鼓の響きと振動は離れていても強く伝わってきます。
一番前の席など迫力がありすぎなのですが、一番見えるところがいいと言って聞かないので放っておきました。
迫力に圧倒されて、すぐに移動してくるかと思っていましたが、移動してきません。
様子を見に行くとなんと!寝ていました。
すごい根性です!
この催し。諸事情で今年が最後なのだそうです。
聞こえない人たちが全国各地から集まって演奏する場がなくなるのは残念な事です。
●連休3日目。
慶応大学の学園祭「三田祭」に行ってきました。
こちらの学園祭は日本最大級の規模とあって、大変な賑わいです。
私が手話をアドバイスしている看護大の学生の多くが慶応の手話サークルにも所属しているので、去年から応援を兼ねて行くようになりました。
さて、三田祭。
朝から、たくさんの出店の人たちに囲まれ、勧誘されて、餃子を食べたり、コロッケを食べたりから始まりました。
そして、落語研究会主催の「慶應寄席2009」へ。
部屋が薄暗くて、和風のつくりなので、ちょっとお化け屋敷みたいな雰囲気もあり、yumaは「こわいーーー」と怯えていました。
しかし、落語が始まると誰よりもゲラゲラ笑うのでちょっと困りました。
笑うツボが他人と違うので、変に目立つので困っちゃうんですよね。
っていうか、ずっと笑っているというか…
落語を三つほど聞いた後、慌てて移動。
夫は、手話サークルのお部屋へ。
私とyumaは、児童文化研究会の「人形劇・影絵劇公演」へ。
去年のyumaは、この部屋で終日、劇を観ていましたが、今年は興味の対象が広がり、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと大忙し。
こちらでは最初の影絵劇しか観られませんでした。
さて、お次は将棋研究会のお部屋へ。
せっかく将棋が好きなのに、先を読まずにただ一手を置くだけの今のやり方ではもったいないので、こちらで教えてもらえたらと願い連れて行きました。
学園祭は四日間開催されるのですが、最終日の今日、将棋研究会のお部屋ではメンバーとの対局の他、スペシャル企画として「島朗(しま あきら)九段の指導対局」が開催されていました。
教室の中に入ると受付の学生に「あのー、この子に将棋教えてもらうことはできますか?」と聞くと、「いいですよー!」と気安く答えてもらったのですが、部屋の奥では誰が相手をするかの相談に時間がかかっている模様。なかなか決まりません。
雰囲気的に、みんな嫌がっているようで、押し付けあっている様子です。
やっと担当が決まったのか、一年生らしき若い男の子がやってきました。
30分ほどすると第二回目の手話サークルの公演が始まります。
30分もいれば十分かと思っていたのですが、40分経っても全然終わる様子がありません。
とりあえず、私だけ手話の部屋に行き、夫と交代。
結局、yumaは2時間近くも将棋をさしていました。
一時間近くの手話の公演が終わっても、まだ帰ってきません。
見に行くと対戦相手が変わって二局目に入っていました!!!
思わず「まだいたの!??」と叫んでいました。
やっと勝負がつき、というか勝負をつけてもらい、終了!
すると将棋クラブの顧問らしき年配の先生が「島九段にサインをもらうといいよ。気軽にしてくださる人ですよ。私が頼んであげます。」と言ってくれました。
ブックオフで購入した将棋の本でも持ってきていれば良かったのですが、今日持参していたのは「忍者の大常識」と「サイエンス コナン 磁石の不思議」の二冊のみ。電車の中で読書をするのがyumaの楽しみなので、いつでもリュックに本は入っています。
仕方がなく、日本の文化つながりということで「忍者の大常識」の本にサインをしていただきました。
島九段、とても優しいお方でした。
恐ろしく下手な将棋とはいえ、二時間近く、楽しく将棋を打っていたyumaを顧問の先生をはじめ、学生のみなさんは認めてくださったようです。初めて部屋に入ったときとは違って、みなさん優しい表情でyumaを見守ってくれていました。
また来年おいで!と言ってもらえました。
しばらくブラブラと食べ歩いたり、他の部屋をのぞいたりした後、手話サークルの第三回目の公演へ。
yumaに見せるために私は二回目でしたが付き合いました。
プログラムは手話歌と手話劇です。
手話歌はまぁまぁでしたが、今年の手話劇は演劇部のような素晴らしい作品で、感動しました。題目は「白雪姫」なのですが、脚本が良くて、思わず涙ぐんでしまいました。白雪姫と聞いていた時は、「ふーん。なんで白雪姫?」と冷ややかな気持ちでしたがクオリティの高い作品となっていました。
その後は訳あって?プロレス鑑賞。熱いスープを飲むため、リングのまわりに用意されている席に座ったためです。
プロレスの痛そうな戦いを観て、呆然としつつyumaのひとこと、
「あーやって、たのしいの?」
野外ステージでは「ノーブラヤッホー」のモエヤンを観ました。おもしろかったです。
(ヌーブラから苦情がきて、今はノーブラなのだそうです)
それからも買い食いは続き、先日節約を心がけようと決心したばかりなのに、あれよあれよと散財し、その散財したお金がすべて脂肪となったのでした…
散財はしましたが、無料で劇や落語を観て&将棋を教えてもらい、考えてみたら安いというよりも、お金には換算できない、それ以上の価値がある一日だったかもしれません。
楽しい連休でしたが、3日間咽喉の痛みが消えないまま、明日から仕事かと思うと憂鬱です~
一日目は、掃除三昧の予定が野暮用で疲れ果て、その後グダグダとしていたら一日がおわってしまいました。
先日、ブックオフで「忍者の大常識」という本を買いました。
娯楽的なものについては105円を超える価格の本は原則購入せず、図書館で借りるのですが、どうしても欲しいというので400円も出して買いました!
すっかり忍者にはまってしまったyumaは、その夜、いきなり裸になって、クローゼットから黒い服を引っ張り出して、勝手に着ていました。
仕方がないので、タイツを顔に巻いてやりました!
手裏剣は、盲ろうの手裏剣おじさんからいただいたものです。
読み終わった点字用紙で折ってあります。
●連休二日目。
一年前から楽しみにしていた「第9回日本ろう者太鼓同好会東京府中公演」へ。
二年に一回日本各地で開催されているもので18年目を迎えるそうです。
参加団体の一つ、「龍和夢太鼓」に○庁時代の友人mameちゃんがメンバーとして頑張っているので応援に行ってきました!
好きなものを見つけて頑張っている人は誰もが光り輝いていますね。
うらやましくなります。
mameちゃん、今年は真ん中でリードを取っていました!
立派な大ホールはちょっと広すぎたようで空席がかなりありましたので、おかげで好きなところに座ることができました。
yumaは一番前の席を陣取っていました。
私はビデオ撮影をしたいので撮影しやすい席。
夫も自分の好きな席に座り、各自が思い思いの鑑賞をしました。
それにしても、太鼓の響きと振動は離れていても強く伝わってきます。
一番前の席など迫力がありすぎなのですが、一番見えるところがいいと言って聞かないので放っておきました。
迫力に圧倒されて、すぐに移動してくるかと思っていましたが、移動してきません。
様子を見に行くとなんと!寝ていました。
すごい根性です!
この催し。諸事情で今年が最後なのだそうです。
聞こえない人たちが全国各地から集まって演奏する場がなくなるのは残念な事です。
●連休3日目。
慶応大学の学園祭「三田祭」に行ってきました。
こちらの学園祭は日本最大級の規模とあって、大変な賑わいです。
私が手話をアドバイスしている看護大の学生の多くが慶応の手話サークルにも所属しているので、去年から応援を兼ねて行くようになりました。
さて、三田祭。
朝から、たくさんの出店の人たちに囲まれ、勧誘されて、餃子を食べたり、コロッケを食べたりから始まりました。
そして、落語研究会主催の「慶應寄席2009」へ。
部屋が薄暗くて、和風のつくりなので、ちょっとお化け屋敷みたいな雰囲気もあり、yumaは「こわいーーー」と怯えていました。
しかし、落語が始まると誰よりもゲラゲラ笑うのでちょっと困りました。
笑うツボが他人と違うので、変に目立つので困っちゃうんですよね。
っていうか、ずっと笑っているというか…
落語を三つほど聞いた後、慌てて移動。
夫は、手話サークルのお部屋へ。
私とyumaは、児童文化研究会の「人形劇・影絵劇公演」へ。
去年のyumaは、この部屋で終日、劇を観ていましたが、今年は興味の対象が広がり、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと大忙し。
こちらでは最初の影絵劇しか観られませんでした。
さて、お次は将棋研究会のお部屋へ。
せっかく将棋が好きなのに、先を読まずにただ一手を置くだけの今のやり方ではもったいないので、こちらで教えてもらえたらと願い連れて行きました。
学園祭は四日間開催されるのですが、最終日の今日、将棋研究会のお部屋ではメンバーとの対局の他、スペシャル企画として「島朗(しま あきら)九段の指導対局」が開催されていました。
教室の中に入ると受付の学生に「あのー、この子に将棋教えてもらうことはできますか?」と聞くと、「いいですよー!」と気安く答えてもらったのですが、部屋の奥では誰が相手をするかの相談に時間がかかっている模様。なかなか決まりません。
雰囲気的に、みんな嫌がっているようで、押し付けあっている様子です。
やっと担当が決まったのか、一年生らしき若い男の子がやってきました。
30分ほどすると第二回目の手話サークルの公演が始まります。
30分もいれば十分かと思っていたのですが、40分経っても全然終わる様子がありません。
とりあえず、私だけ手話の部屋に行き、夫と交代。
結局、yumaは2時間近くも将棋をさしていました。
一時間近くの手話の公演が終わっても、まだ帰ってきません。
見に行くと対戦相手が変わって二局目に入っていました!!!
思わず「まだいたの!??」と叫んでいました。
やっと勝負がつき、というか勝負をつけてもらい、終了!
すると将棋クラブの顧問らしき年配の先生が「島九段にサインをもらうといいよ。気軽にしてくださる人ですよ。私が頼んであげます。」と言ってくれました。
ブックオフで購入した将棋の本でも持ってきていれば良かったのですが、今日持参していたのは「忍者の大常識」と「サイエンス コナン 磁石の不思議」の二冊のみ。電車の中で読書をするのがyumaの楽しみなので、いつでもリュックに本は入っています。
仕方がなく、日本の文化つながりということで「忍者の大常識」の本にサインをしていただきました。
島九段、とても優しいお方でした。
恐ろしく下手な将棋とはいえ、二時間近く、楽しく将棋を打っていたyumaを顧問の先生をはじめ、学生のみなさんは認めてくださったようです。初めて部屋に入ったときとは違って、みなさん優しい表情でyumaを見守ってくれていました。
また来年おいで!と言ってもらえました。
しばらくブラブラと食べ歩いたり、他の部屋をのぞいたりした後、手話サークルの第三回目の公演へ。
yumaに見せるために私は二回目でしたが付き合いました。
プログラムは手話歌と手話劇です。
手話歌はまぁまぁでしたが、今年の手話劇は演劇部のような素晴らしい作品で、感動しました。題目は「白雪姫」なのですが、脚本が良くて、思わず涙ぐんでしまいました。白雪姫と聞いていた時は、「ふーん。なんで白雪姫?」と冷ややかな気持ちでしたがクオリティの高い作品となっていました。
その後は訳あって?プロレス鑑賞。熱いスープを飲むため、リングのまわりに用意されている席に座ったためです。
プロレスの痛そうな戦いを観て、呆然としつつyumaのひとこと、
「あーやって、たのしいの?」
野外ステージでは「ノーブラヤッホー」のモエヤンを観ました。おもしろかったです。
(ヌーブラから苦情がきて、今はノーブラなのだそうです)
それからも買い食いは続き、先日節約を心がけようと決心したばかりなのに、あれよあれよと散財し、その散財したお金がすべて脂肪となったのでした…
散財はしましたが、無料で劇や落語を観て&将棋を教えてもらい、考えてみたら安いというよりも、お金には換算できない、それ以上の価値がある一日だったかもしれません。
楽しい連休でしたが、3日間咽喉の痛みが消えないまま、明日から仕事かと思うと憂鬱です~