長野市の信濃美術館へ 『人体の不思議展』を見に行きました。
展示は22日まで。連休中も仕事があるし、次の休みにも行けるかどうか・・・
ってことで、台風が近づく風雨の中、北へ向かいました。
通勤割引フル活用で高速代2000円程、ほんといつも助かります。。
長野は少しご無沙汰でしたが。懐かしい景色にほっとします。
中央通りの辺りにお店が増えて賑わっているようで、
雨じゃなかったら街中を歩きたかったのですが・・・。
信濃美術館に着くと入り口には行列が!
並ぶと すぐに後ろにも列ができました。
結局チケット購入して入館まで30分ほどかかりました。。
館内はかなり混雑していました。
「なるべく立ち止まらないで見てください」って 職員の方が呼びかけていて、
説明文もしっかり読めないところもありましたが。。
展示は、最初から衝撃的なものでした。
本物の人体の検体(プラストミック標本)を展示してあり、
人体の構造を前後左右から見ることができるのです。
骨格や筋肉がどのようについているか、
血管、神経が体のどこをどのように通っているか、
心臓の中の血管の様子、内臓の様子、脳の中・・・。
当たり前だけど、どれも実物を見るのは初めてで、驚きの連続。
脳の断面を見て、脳って意外と小さいんだ、と思ったのですが、
最後に「脳の重さ体験コーナー」で実際に手に持ってみると ずっしりと重い。
これらがわたしの体にも同じように収まっているのです。すごいことだな。
また、喫煙した肺の真っ黒な色、肝硬変になり変色した肝臓、
健康な臓器とは見た目にもハッキリ違っていました。
喫煙はきれいなはずの肺を恐ろしい色に変えてしまいます。
真っ黒な肺がもし自分の体に入っていたらと思うと・・・。
わたしの周りの愛煙家に、ぜひ見てもらいたいものだと思いました。
実際に触れることができる人体標本もありました。
「恐くてさわれなーい」という女性の声も聞こえましたが、
他では出来ない体験なので触れてみました。
この標本の方たちも 以前は生きていたのです。
この貴重な体験をさせていただいたことに感謝いたします。