夕月夜

日々のこと、注目していること、ちょこっと南信州案内も。

それぞれの朝

2006-11-30 | 日記的なもの

朝。

 

山麓は

日の出とともに太陽の光をいっぱい浴びて 快い目覚め。

さあ 活動開始!

 

 

谷の朝。

天竜川岸の町は

川霧の布団に包まれて まだ眠りから覚めずにいる。

 

まだおきなくてもいいよ。

太陽が高く昇るまで。

うつらうつらと

夢の続きを見ていたい朝もあるだろうから。


一青 窈  『BESTYO』

2006-11-30 | 買い!なもの

『BESTYO』

一青窈さんのベストアルバムです。

そういえば発売日だったなぁー と思い出して仕事帰りに買ってきました。

全16曲。

 

一青さんの曲は 詩が独特。

ひと言ひと言 差し出すように 語りかけてくる、心に沁みる。

どの詩も「愛」を感じるし、癒されます。

『影踏み』『もらい泣き』も好きですが、

特に好きなのは『ハナミズキ』です。

なんて大きな愛なんだろう。

聞く度にちょっと泣きそうになります。

 

「君と好きな人が百年続きますように。」


五平餅

2006-11-28 | 南信州って・・・

信州の味 五平餅。

地域によって形はさまざまです。

わらじ型や丸平型やだんご型・・・

阿南町ではわらじ型の縁が波のようになった珍しい形だったような?

飯田では丸平型が多いようです。

 

昔から変わらぬ味の五平餅がいただける料理庵、

飯田市伊賀良北方の「見晴(みはらし)」。

飯田インターから西へ上ったところにあります。

ここには佐倉神社があり、「さくらさま」と呼ばれています。

 

「見晴」の二階の間で宴会。

程なく郷土のお料理がきました。

右上にある黒っぽいものは「ゆべし(柚餅子)」です。

「ゆべし」はゆずの果肉をくりぬき、

その中に小麦粉やくるみを混ぜた味噌を入れて、乾燥させたもの。

味噌にゆずの香りがしっかり移っています。

 

そしていよいよメインの五平餅!丸型(2個)です。

いい香り~

さっそくいただく。焼きたてなのでやわらかくて香ばしい。

味噌ダレはくるみ味が効いていて、甘みがあって濃厚。

おいしくて 食べ始めると止まらないんです

一人前は4串ですが、軽く5串以上いただけちゃいます。

 

わたしにとっての「五平餅の味」というと「見晴」のくるみ味噌味です。

 

見晴  TEL:0265-25-7317

 


稲垣来三郎匠 冬の蔵開き祭り

2006-11-27 | 南信州って・・・

味噌・漬物蔵元 稲垣来三郎匠

飯田市上郷にある蔵元の直売所です。

先日ここで冬の蔵開きがあったのでちょっと立ち寄ってみました。

 

風格がある立派な建物!

これは飯田市川路の古民家(築130年)を移築し、再生したものです。

屋根の勾配がゆるやか。本棟造りの特徴のひとつなのだそうです。

 

入り口では豚汁や甘酒が振舞われ、

店内は県内外からの来客でにぎわっていました。

味噌や味噌で漬けた漬物などの試食ができるので

まろやかであり、でもしっかり旨みがある味噌を味わえます。

 

店内には軽食処、二階にはギャラリー、

外には味噌蔵があり、見学することもできます。

こちらは次回また時間があるときに見てみたいと思います。

 

今回 味噌と、試食で特においしかった漬物2品を購入。

通信販売もあります。

検索・・・

 稲垣来三郎匠  運営会社:丸昌稲垣株式会社

 


荷おろし場

2006-11-26 | 日記的なもの

一日の疲れを詰め込んだ車で家路をたどる。

この橋にさしかかると

街の明かりが見えてくる。

なんだかほっとして

ここで重たい荷物を放り出して

軽やかに帰って行くのです。


功名が辻

2006-11-24 | 日記的なもの

いつもすてきな写真と記事を掲載されているブログ「いいコトあったよ 」 さんの

「郡上八幡 (岐阜県)」記事を拝見。

昔なつかしい佇まいの町屋、石畳の小道。

千代のふるさとへ 行ってみたいなぁー

 

今年のNHK大河ドラマ「功名が辻」(原作 司馬遼太郎、 脚本 大石静)。

土佐藩初代藩主 山内一豊とその妻千代の物語です。

千代の出身地は特定されていませんが、諸説があり、中でも有力なのが郡上八幡。

郡上八幡城主遠藤氏が建てた慈恩禅寺、ここに保管されている家系図に、

初代八幡城主・遠藤盛数の娘が「山内対馬守様室」という記述があるのだそうです。

 

さてそのドラマで 千代役を好演している仲間由紀恵さん。

放送が10話あたりまで進んだ頃、

どこかの活字で

「仲間さんの演技が力不足。涙を流さずに泣く。」などという酷評を目にしました

たしかに放送開始時は、時代劇の仲間さんを見たことがなかったこともあるし、

ごくせんのイメージも残っていたし、少し違和感はありましたが、それは見る側の先入観。

 

でも 回を重ねる毎に、着物姿にも見慣れてきたし、

この戦国時代を強く生きていた千代役、まさに はまり役だわ!と。

 

原作を読んでみると、さらに確信を得ました。

 

千代は夫・一豊にただ従うだけの妻ではなく、ここは大事という時には苦言を呈し、

夫を出世の道へと導く。それも一豊のプライドを傷つけない方法で。

一豊を影で(ときには表で)支えた強い女性です。これこそ内助の功。

仲間さんの演技は原作のイメージ通りだと わたしはおもいます。

黄金十両の名馬のエピソードは有名ですが、これは後に創られたものかもしれないそうです、

でも原作の千代の性格に近かったならば、ためらいなく行動したに違いない。

 

一方 一豊も、そんな千代に一目おくところがあった。

 

千代あっての一豊であり、一豊あっての千代。

当時では珍しかったのではないかと思われるこの夫婦形態。

このふたりの絆をもって、土佐二十四万石を手に入れることができたのです。

 

ドラマの放送回数も残り少なくなりましたが、

仲間さんにも、一豊役の上川隆也さんにも、ちょっとこわい淀殿役の永作博美さんにも

今後 注目!です。

 

「功名が辻」(司馬遼太郎著)1~4 文春文庫

 


ねこ

2006-11-22 | 日記的なもの

にゃーー

人懐こい猫

かわいくて なでなで ごろごろ・・・

 

 

学校帰りに 空き地で陣取りゲームをしていたら、

すこし離れた側溝から猫が顔をだしてこちらを見ている。

「ねこだぁ」

わぁっと駆け寄って 抱き上げると 灰色の猫。

「可愛いなあー」

「次 抱っこさせてよ」

「この猫しっぽが長いね」

「お昼のパン食べるかなあ」

猫は逃げようともせず、子供たちのなすがまま。

陣取りに強力な助っ人(猫)が入ってゲーム続行。

グレー猫は ときどき目を細めて にゃー と微笑むような顔。

 

日が傾くと 子供たちはそれぞれの家へ帰って行く。

「また あしたなー」

「ばいばーい」

「猫ちゃんも ばいばーい」

 

ばらばらに散っていく子供たちを ぽつん と座って見ていた猫。

ちょっと首を傾けて 寂しそうな目をして・・・。

 

 

あの猫に帰る家があったのかどうか。

 


高森町 不動滝

2006-11-21 | 南信州って・・・

高森町の不動滝。

先日訪れたときは 水量は少なめでしたが、

滝壷にたたきつけられる水の勢いはすごい!!

滝に打たれて修行 なんて、とても無理じゃないかな??痛そうです。

滝の真下に近づくと その音と風圧と水滴が全身に吹きつけられてよろけてしまいました。

 

でもあたりにはマイナスイオンが満ちているのが良くわかります。

落ち着く~

 

この滝は冬に凍結することで有名です。

わたしはまだ見たことがないのですが、見事に凍るらしいです。

この冬にはぜひとも見てみたいものです。

 

駐車場からこの滝へ行く途中で 遊歩道へ入ると、

この滝の上に行くことができます。が、この遊歩道、やや歩きにくい道で、

しかも途中にちょっと怖い木の橋があるので、お気をつけくださいね。

滝の様子を上から見てみるのも スリルがあって面白いです。


レタスの花

2006-11-20 | 日記的なもの

いつも拝見させていただいているブログ『travelogue』さんの

「野菜。」の記事に とってもおいしそうなとりたて野菜の画像が!

大根もビタミン菜もみんな大きくて立派です

その中にまるい大根も。辛味大根みたいな形で珍しいなー。

どんな味なんでしょうか?気になります。

 

 

我が家の家庭菜園はというと・・・

10月末頃にご紹介したあの育ち過ぎレタス、、

花が咲きました。

小さくて黄色い、キクのような花です。

調べてみるとやはり キク科でした。

ヨーロッパが原産で、日本では、結球しないレタスが平安時代に中国から渡来し、

結球するものは明治以降に入ってきたようです。

では 我が家の伸びきったレタスは

ちょうど平安時代のレタスに近い形になっているんでしょうか

 

レタスの隣にはカリフラワーやブロッコリーが植えられているんですが、

カリフラワーは日焼け対策を講じていないため、

ちょっと黄色く変色してきたし、

その隣には、、

紫色のブロッコリーが!! これ どーなのよ?

 

我が家の菜園には・・・おいしそうな野菜はありませんが、、

無農薬なので体には良いはず。。(やはり めんどくさがりなんでしょうねー

いつも「うちの野菜は虫たちのために育てとるようなもんだわ

と言いながら虫食い野菜を収穫してます。

 


猿庫の泉

2006-11-19 | 南信州って・・・

環境省の名水百選に選定されている「猿庫(さるくら)の泉」。

江戸時代、茶の湯に適する水を求めていた茶人の不蔵庵竜渓宗匠が、天竜川の水のうまさから、

その源流を探し溯り、松川を経て、ついに泉に辿り着いたといわれます。

 

水は飯田市の風越山麓に湧きだしています。

飯田の街から大平街道を山へ向かい、

松川ダム付近で右折して200m程で駐車場があり、そこから徒歩3分ほど。

こんな道を登っていくと途中に茶室やあずま屋があって、、

泉に到着。あたりは静かで、ししおどしの音だけが響きます。

いつもより水量は少ないですが、水を汲むには十分です。

一口飲むと冷たくておいしい!

ミネラル豊富、くせの無い飲みやすい水で、お茶に適しています。

用意してきたペットボトルに水を汲み、あずま屋で一休み。

あずま屋からの眺めも風情があります。

くつろいでいると、次々と水汲み客が訪れます。中には県外から水を求めて来ている人も。

さすが天下の名水ですね!

 

猿庫の泉では 5月~10月の毎日曜日に野点があります。

残念ながら冬の間は行われていませんが、

こんな景色の中でお茶をいただけたら最高ですね

 


お見送り

2006-11-16 | 日記的なもの

西へ去ってゆく太陽、それを見送るアルプス。

やがて夕闇がやってきて、

そのアルプスが空の色に馴染むまでを見届けるわたし。

冷たい夜風が吹き始めて・・・

へっくしょい!!

そろそろ帰るかなー。


年末調整

2006-11-16 | 日記的なもの
仕事で年末調整説明会に行きました。
今年ももうこんな時季かぁー。
最近一年が本当に短い、、
ジャネーの法則(年齢を重ねるたびに一年が早く過ぎるように感じる現象)を実感してます

ほとんどの給与所得者(サラリーマン)は

各種控除の申請書を提出

源泉徴収票をもらう

その年末調整をした月分で年税額の過不足額を還付または徴収される

これで納税完了です。
確定申告をしなくて済むのでとってもラクだわ~

でも毎月給料から天引きされていることもあって、
年間どれだけ源泉徴収されるのかということに無関心な方も多いかも。
・・・けっこう大きいですよ
しかも1999年に導入された景気対策の目玉「定率減税(20%)」が
今年は10%、来年2007年1月から廃止されます。
源泉徴収表の摘要欄の「年調定率控除額」の金額が控除されなくなっちゃうんです。

どれだけの増税になるのか 気になりますね。
そこで こんなHPはどう?

think-tax.jp

本人の年収、配偶者の有無、配偶者の年収、子供の人数を入力するだけで
定率減税の廃止・各種控除の廃止・縮小による増税額が試算できます。
しかも結果がズシリチャートで示され、ズシリ度がわかります。ズシリ度って!!
実際に試算してみると、かなりのズシリ感が・・・重

たまには税金について考えてみるのも大事かも。

山本のハナノキ

2006-11-14 | 南信州って・・・

飯田市山本の ハナノキ。

新聞に掲載されていた写真を見て、

その紅葉の見事さに ・・「これは見に行かなければ!!」

 

国道153号の「二つ山」の信号から北へ800m。

すぐにそれとわかる大きな木。

冷たい風が吹く中で、揺れながら こちらに大きく手招きしています。

 

四方に伸ばした枝に 錦の葉を着て 華麗に舞い踊るよう。

見る者をうっとりさせる舞い姿です。

 

 

落ち葉や胡桃を拾っていると、もう次の来客が。

市内から訪れたというご夫婦で やはり新聞記事を見てきたそうです。

 見頃からすこし遅いようですね  でもまだこんなに美しいですね

 

次々と入れ替わり訪れる訪問客たちを

ハナノキの肩の高みから

2羽のカラスが不思議そうに見下ろしていました。

 


市田柿作り

2006-11-12 | 南信州って・・・

日が暮れても作業は続きます。

霧の町高森町の風物詩 市田柿作り

以前は家の軒下に吊るされた柿スダレを見ることが出来ましたが、

最近は 品質検査条件が厳しくなったことから、

ほとんどが屋内で作られています。

 

昔わたしの家にも渋柿の木があって、自家用に干し柿を作っていました。

出荷するわけではないので 硫黄燻蒸もせずに軒下にこぢんまり干してました。

そのため上手く白い粉(ブドウ糖)をふいてくれず、失敗してしまう年もありました。

 

干し柿は温度と湿度に影響されやすいので空調管理が重要です。

屋内といえども油断はできません。

市田柿農家の方はこれからの天候を心配していることでしょう。

無事に白紛をまとった甘ーい市田柿になってくれるように祈ります

 

子供の頃は干し柿は珍しくもなく、あまり食べていませんでしたが

都会にいる親戚に送ると とても喜ばれました。

大人になってから食べてみると甘くてなかなか美味しいです。

歯にくっつくのが少し気にはなりますが


千代の紅葉

2006-11-10 | 日記的なもの

飯田市千代。

先日見た山の紅葉。

向こうの山の山頂が目の高さにあります。

山全体が紅葉で飾られていて、

見ていると その美しさに、 暫時ため息ばかり出ました。

なんて言ったらいいんだろうー。

そのとき 紅葉に溶け込むように佇んでいた○ちゃんが

「・・・紅葉で山が もっさり してるね」って。

「もっさり」かぁ~ この山の感じにぴったりかも。

 

紅葉を見慣れた○ちゃんも

こんなに近くで見られて、

しかもひとつの山がまるごと紅葉してるのは珍しいようでした。