Always Autumn

Letter from Perth

変わりゆくご近所の風景 〜by空倶楽部(1日遅れ)

2024-05-10 17:09:10 | 空倶楽部

こんばんは。

今日は遅ればせながら「空倶楽部」の活動に参加します。

空倶楽部は『9』がつく日に皆さんで
いろいろな空の写真を撮って楽しみませんかという集まりです。
詳細はかず某さんchacha○さんまでどうぞ。
(恒例の一日遅れです、すみません><;)

月初めの活動日にはお題があり、今回は「5月5日の空」だったのですが
バタバタしていたら忘れてしまいました

なので前日の5月4日に撮った空の写真で参加します。

2024年5月4日(土)午後1時半ごろ

ここ2週間ほど、歩いて少し行ったところの広い区画
3戸分(お名前を知らないのでAさん・Bさん、横隣のCさんとします)のお家の
解体工事が行われました。

この写真の区画はAさんとBさん宅で、多分、2家族が住まわれていたのではないかと。
写真右の方に家が一軒、左の方にもう一軒建っていました。

お庭の境界線にあった大きなジャカランダの木は↓とても形がよく
通りからふさふさに咲く紫のお花を眺めるのが好きでした(既に過去形)。



5月8日にはジャカランダの木が切り倒されていました

↓この囲いの向こうにはかつて素敵な前庭があって、極楽鳥のお花がたわわに咲いていて
目を楽しませていただいたものでした。


そして今日の午後

5月10日

あの綺麗なお庭があったお家はもう何もなくなっていました

特にお付き合いがあったわけではないのですが、ここだけでなく
周りから昔なじみの住民の方たちがどんどんいなくなってしまうのは寂しいですね。

私が1988年に来た頃はまだオーストラリアらしい広々とした区画のお家が多かったのですが
どんどん売りに出されて無くなって、そこに何軒も小さな家が建っていく。

きっとここにも6〜8軒、家が建つのでしょう。

この近辺で今や一番の古家になりつつあるお〜たむ家ですが
まぁあとしばらくは頑張って住んでみます



上の写真奥、グレーのフェンスの向こうはCさん宅。
その区画もスッキリサッパリ、な〜んもなくなっていました(写真はなし)。

この辺りは昔、私の子供たち(A美とハリー)が小さかった頃のお散歩コースでした。
今はあまり歩かなくなったな〜。

Cさん宅にはとてもフレンドリーなご夫婦が長い間、住んでいました。

ご夫婦がお庭のお手入れをされている時に通りかかると
いつもハロ〜っと声をかけてくださって

「お子さんたち、大きくなったわね」とか
「あなたはお子さんに日本語をちゃんと教えてあげてね、今はそういう時代になったから」などなど
励ましてもらった思い出があります。

ご夫婦は第二次世界大戦後、ヨーロッパから来た移民で
まだオーストラリアがイギリス主流の社会だった時代

英語だけが全てで、自分たちの国の言語さえ子どもに教えることが許されず
肩身が狭い思いをしたことなど話してくれたことがありました。

ついでにお庭の可愛い草花を分けてくださったりしたものでした。

そういえばそのご夫婦に30年ぐらい前に聞いた話だと
今お~たむたちが住んでいる家は、そのご夫婦が移住してきた1950年代、既にあったとのこと。

なんでも、この一角では一番古い方の家だったらしいです。
豚とか鶏の飼育をしていたわよ、とご夫婦が話してくれました。

オットRさんも知らなかったこの家の昔の様子を教えてくださってありがたかったです。


そのご夫婦のお名前も知らないまま
長い年数が経ち、いつの間にかお姿を見かけなくなって

どうしていらっしゃるだろうかと思っていたら、お家が売りに出され
噂ではご夫婦たちは介護施設に入居されたとか。

今もお元気でいらっしゃることを願いつつ
空っぽの土地を眺めていた私でした。




それではこれにて。

ご訪問ありがとうございました。

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Comments (6)
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