1992 10 6 BEAT Ver-C

新車より所有している Ver-C オーナー。

オイル粘度を一番重要視しないとなんだけどね!

2021-10-01 00:00:01 | エンジンオイル
my BEAT君 のエンジンをフルオーバーホールしてから、エンジンオイルの
重要性について、いろいろ調べて・試してきました。

私は、エンジンオイルに関係する仕事をしているわけではないけれど、
トライポロジー工学を少しだけ勉強したり、プロに聞いたりした。

私を信用して、とても公開できないようなことも教えてくれたメーカーさんには、
感謝しかありません。

各種オイル(エンジン・MT・AT(CVT)・ブレーキフルード等)選定は、
純正粘度を基本にすることが、その後の耐久性に深く関与します。

例えば、HONDA BEATならエンジンやミッションに使える粘度指定は、10Wー30。
原則として、10Wー30 より柔らかい粘度にしては、ダメなのです。
発売当時の粘度指定なので、今の進化したオイルなら、5Wー30 でも大丈夫かも
しれないけどね!?

高回転を常用する場合は、10Wー30 では、早め早めの交換が望ましい。
(2輪に近い交換スパンくらいな神経は必要。)
ビートって半端な常用回転数ではないからね。
エンジンやミッションオイルの粘度低下は早い。
油膜強度は向上しているエンジンオイルでも、粘度は守った方が良いのです。
分かりやすく言うと、純正指定粘度 10Wー30 より柔らかく薄い 5Wー30 や
0Wー30 を使えば、金属同士が接触してしまうのです。
非接触にするためのオイルですからね。
高回転を常用する ビート のエンジンには、10Wー40 にしておいた方が、
良いと思うんですよね。あらゆる回転域でも。粘性抵抗は増えるけど。

ミッションにしてもそう。
現在のMTのHONDA 純正MT〇ーⅢ の具体的な粘度も知っているので、
とてもじゃないけど、愛車 my BEAT君 には使えない。
ビート よりも年式の新しいミッションに使われている部品と共通だとしても、
ミッション設計に合わせた粘度は、10Wー30 指定です。
はるかに低粘度の MT〇ーⅢ を使ったら、メーカーが想定したフローティングに
合致しないから、回転バランスは狂い、負荷のかかるベアリングやギアが
メーカー耐久想定に達することなく、摩耗等を起こし、早期のオーバーホールへと
繋がるわけです。

地元のビート仲間には、もっと突っ込んだ説明をして、粘度変更をした。
私自身もそうしていたし、論より証拠! my BEAT君 のエンジン音に
勝るものは無いと言うことで、聴いてもらったし体験(HONDAの方)していただいたりもした。

純正指定粘度と言うものは、設計から出していると言う事を理解した方が良いのです。

一言で言えば、エンジンとミッションオイルも、フローティングの 90%以上は、
粘度に依存していると言う事。

旧車維持で一番大切なパーツは、オイルなのよ。(私の個人的な印象/フェチだから(笑)

HONDA BEAT に苦痛を与えないために、粘度だけは守ってほしいんだけどね。

旧車を所有してサーキット走行をしている方は、本当にオイルにはシビアですから♪

いやぁ~、残念な出来事もあったよね!?
HONDA BEAT のエンジンに唯一使えた純正オイル GOLD 5Wー40 が
無くなっちゃったからね。

北海道のような、極寒の地では、5Wー40 だろうね。エンジンね。
ミッションは、5Wー30(2輪・4輪兼用油) かな!?

当方地区では、エンジン・ミッションとも、10Wー40 かな!?
ミッションは、エンジンオイルでは無く、2輪用の MA規格 10ー30 または、
10W-40 ね。
私の my BEAT君 は、過走行を考慮して、10Wー40 にしています。
11万kmくらいの ビート君 に使っている方も同じ粘度を使用し、ハッピーに♪

この油種と粘度を使って、調子が悪い場合は、オーバーホール!?
と言う判断に使えるかも!?(正確な判断は、プロと相談をしてください。)

シフトフィールだけでは、最適なオイルとは言えないんです。

しかし、これはあくまで、趣味車を所有している素人の私の考えさ。
あくまで参考程度でお願いします。

私と同じような考えのお持ちの方は、プロのメカニックさん等に確認してみてください♪♪

何十万キロも持ち、オーバーホールをせずに走れる部品を大切にする一助となれば幸いです♪♪♪