塩を売って緑を買う男・バンベンの日記

塩や重曹を売りながら内モンゴル・オルドスの砂漠緑化を進めるバンベンの奮闘記。商品についてはHP(バンベンで検索)まで!

出前講座INうきは市立山春小学校→絆プロジェクト

2014-02-28 | Weblog
25日(火)

車でうきは市まで下道でのんびりドライブ。今日は「うきは市絆プロジェクト第1回現地視察交流会」に参加する。

12時前にうきは市観光協会横の土蔵に集合。10数名が集まった。半分以上は酔いどれ仲間。そこで昼食。その後うきはの観光地を回る予定だが、僕は出前講座があるので別行動。

15分くらい車で行ったところのうきは市立山春小学校へ。木造の校舎が美しい。13:20から音楽教室で僕の「塩を売って緑を買う男」の話し開始。2年生20名ほど。みんなお行儀よく聴いてくれる。岩塩の塊も効果的。最後に5分間ほど質問を受けた。みんなオルドスの砂漠化を何とか止めようと必死に考えてくれている。頼もしい。14時に終了。

休憩をはさんで全校児童が集合。後半はオヤハンさんの馬頭琴演奏。田舎の小学校の木造校舎に馬頭琴の音色が響き渡った。今年度の出前講座はこれで終了。どれだけの子供が10年後「塩を売って緑を買う男」の話を覚えてくれているだろうか・・・。

15:30におしゃれなカフェ「コトコト舎」へ。絆プロジェクトチームと合流。ここでコーヒーを飲みながらカフェの運営などについての話を伺った。

16:30に移動。山道を走って20分ほど。今回の交流会会場&宿泊先の農家民宿馬場へ。18時から新川・田篭地区の方々との交流会。

最初は緊張していたが野菜中心の美味しい地元料理と酒がどんどん進むにつれて話も盛りあがってくる。農産物や棚田など貴重な地域資源をどう活用するか活発な話し合いが行われた。

バンベンのモンゴルの塩にも関心を示していただいた。うきはの農産物とモンゴルの塩で新しい価値を持った特産物ができるかも?

最後のほうはあまり覚えていないがビールが飲みつくされて日付が変わる頃に僕は眠りに着いたそうだ。


赤間宿まつりに出店

2014-02-27 | Weblog
23日(日)

商品を車に詰めてお手伝いいただく天野さんと7時半出発。宗像の「赤間宿まつり」に出店する。今年で3回目。前回までは駅に近いほうだったので人の流れも多く売上も上々だった。今回は場所決め抽選に参加できなかったせいか、駅側から一番遠いところにブースを構えることになった。

売れるかどうかわからなかったが、始まってみるとこちらも人が多い。駅側ほどではないが、適度に人の流れがあるのでやりやすい。そして例年雪が降ったり、寒い思いをするのだが、今回は晴れて暖かい。結婚式の行列もあって華やかで気持ちのいいイベントになった。

16時に終了。売上もまずまず。つながりもできた。サクッと片付けて近くのメイクハッピー&ピースの事務所へ。ここではうちの岩塩やラーモンを売っていただいている。商品の搬入を終えて海岸沿いをドライブ。

途中で惣菜とビールを買い込んで久々に福津市の入浴施設夕陽館へ。福津に住んでいた頃はよく通っていた。館内で夕日を見ながらビール。運転する人がいるからこういう幸せな時間が過ごせる。有難い。

お風呂に入って風呂上がりに薄暗い海を眺めながらまたビール。至福の時を過ごした。

出前講座IN水巻町立猪熊小学校→こまっちゃん同窓会

2014-02-25 | Weblog
21日(金)

出前講座はまだまだ続く。

今日は水巻町の猪熊小学校。10:30に授業開始。音楽教室に2年生2クラス約40人が集まっていた。前半は僕のモンゴル事情&体験談&砂漠化の恐怖&緑化事業。難しい話だが、スライドや動画と使ってわかりやすく伝えることができた。やはり岩塩はインパクトがある。5分休憩をはさんでドランさんの馬頭琴演奏。安定感がある。子供たちが引き込まれていった。貴重な経験。

講座が終わって急いで事務所に戻る。バタバタと仕事を済ませて夜はオルドス家へ。NHKラジオ「博多屋台こまっちゃん」の出演者たちの懇親会。モンゴル・中国・タイ・ウズベキスタン・キルギスタンなどにゆかりのあるメンバーが集まった。残念ながら番組は3月いっぱいで終了とのこと。そしてMCの柴田アナが名古屋に転勤されるとのこと。でもこのつながりは続いて行く。日付が変わることまで大いに盛り上がった。

出前講座IN大原小学校&アクティブシニア交流会

2014-02-21 | Weblog
19日(水)

8時に出発。徒歩で西鉄薬院駅まで。風が強くて冷たいが、日差しが出ると暖かい。春はもうすぐそこまで来ている。8:32の特急に乗って、途中で普通に乗り換えて9:10に大保駅へ。そこから歩いて7分ほどで小郡市立大原小学校に着いた。

9:40に講座開始。今回もパートナーはオヤハンさん。しかし今回は3年生が対象。そして1組2組と2回講座を行う。疲れるパターン。まずは僕が1組へ。オヤハンさんが2組へ。テレビモニターにスライドを映し出し、モンゴルの風景からスタート。青年海外協力隊時代、砂漠化の恐怖、塩を売って緑を買う男の話と続ける。2年生だと途中でもワイワイ質問が出て大変だが、3年生になると大人しく聞いている。モンゴル岩塩を取りだしてみんなに触らせるこの時ばかりはワーワー盛りあがる。質問も適度に出る。春になって黄砂が降る頃に「塩を売って緑を買う男」の話を思い出してください、と言って講座を締めくくった。いい感じ。

10:30から2組に移って講座スタート。1回目より要領よく話せるが、同じことを話すのでこちらのモチベーションが上がらない。こっちの組はさらに大人しい。大人しすぎて不安になる。しかし何人かは目をキラキラさせて話を聞いてくれている。そういう子どもたちばかり見ながら45分間気持ちよく話をした。

11:15に終了。校長室でしばらく懇談。12時前に学校を後にした。13時前に事務所に戻ってラーモンを食べてバタバタ事務作業。14時過ぎに「モンゴル岩塩」「ラーモン」「大草原のはみがきこ」「遥かなるウランダワ」をスーツケースに詰めるだけ詰めて出発。バスに乗って天神方面へ。

14:40にテルラ3階の会場へ。ここで「ASK(アクティブシニア交流会)」が行われる。急いで受付そばに商品を並べて来場者を待つ。しかしこの段階ではほとんど売れない。

15時にスタート。アクティブなシニアから若手まで30名くらい集まっていただいた。始めに作家作詞家 山本義裕(十夢)氏の講演 博多商人 「命を賭けた博多の男達- 豪商の生きざまとは」大変興味深く聴かせていただいた。

5分間の休憩をはさんで「塩を売って緑を買う男」の話がスタート。40分しかないが、オルドスとのつながり、最初の授業の話は時間をかけた。ここでどんどん共感の輪が広がる。「迫り来る砂に挑む」VTRで砂漠化の恐怖、バンベンの緑化ビジネスについてより理解を深めていただく。そしてつながりから生まれてくるモノについて、今回販売する商品についてもしっかり説明。未来への構想を話す時間はほとんどなかったが、十分伝わったと思う。時間通り16:45に講演終了。

そして商品が爆発的に売れる。3個も4個も買っていただく方も多く、さすがアクティブなシニアだ。樋口さんにも手伝っていただいて必死の接客。15分足らずで、普段の一日分の売上を記録。商品もほとんど売り切れてホクホク。

そして7階へ移動。ここでの懇親会も大いに盛り上がった。実際のビジネスにつながりそうな話もたくさんできた。19時に懇親会終了。

アクティブなシニアたちはその後、スナックに移動。僕は大勢でカラオケに行くのは苦手なので断ったが無理やり連れて行かされた。最初のほうで一曲だけ歌って後は隅っこのほうでシニアの方々の貴重なお話を拝聴した。カラオケはますますヒートアップ。どこまでもアクティブなシニアだ。

社交ダンスが始まったところでお暇した。軽くなったスーツケースを転がして住吉の自宅まで。風は冷たいが身体が火照っていてちょうどいいくらい。このつながりも次につながりがりそうだ。

通訳案内士試験(中国語)合格!

2014-02-19 | Weblog
2月に入って怒涛の日々を送っているのでなかなか触れる暇がなかったが、先週はこんな朗報が届いていた。

思い起こせば2年前の正月。その年の目標として2年計画で掲げたのが「通訳案内士試験(中国語)」合格。別に通訳やガイドになるつもりはなかったが、北京やオルドスでのビジネスや緑化事業を進めるためには高い語学力が必要。中国語学習のモチベーションを上げるために掲げた目標だった。

週に1回「北京ニーハオ中国語教室」に通い、蒋老師に徹底的にご指導いただいた。結果1次試験(筆記:中国語・日本史・地理・一般常識)は見事合格。この勢いで2次試験(面接:中国語)に挑みたかったが、ちょうどエコジャパンカップの最終審査と日程が重なり断念。しかし1次試験の結果は1年間持ち越せるので翌年2次試験のみ受けることに。

経済的また時間的理由で「北京ニーハオ」をやめて自力で2次試験突破を目指した。1年間あるから何とかなると高をくくって、ほとんど何もしないまま去年の12月。2次試験へ。

しかし運よく、面接の内容が自分に合っていた。何とかやり過ごすことができた。ただ正確性に欠けるし、発音も良くないので半分あきらめムード。

そして奇跡的に合格を勝ち取った。嬉しかった。しかしだんだん恥ずかしくなってくる。実力が伴っていないし、実際一人で中国でビジネスで渡り合っていく自信はない。「国家資格」は取ったけれど、ブログで触れること自体恥ずかしい・・・。

やはり自分の志を進めていくためには地道に勉強を続けるしかない。まずはお得意の「塩を売って緑を買う男」の話を中国語で語れるように頑張ろう。