8日
朝から天神方面へ。10時から喫茶店で商談を1件済ませ、11時から青年海外協力隊関係のイベントへ。まず協力隊OBOGで組織するJOCAの九州でのキャンペーン報告。
青年海外協力隊も年々応募者が減少しているとのこと。途上国での過酷な生活に加え、帰国後の進路にも不安があるというのが原因らしい。でもそれは昔から同じこと。こんな不安定な世の中を渡り歩く術を身につけられる絶好の機会だと思うのだが・・・。でも協力隊に参加したらすべての人がそういう術を身につけられるわけではない。自分が求められているという思いが強すぎ、自分の居場所を自分で作る努力をしないまま、独りよがりの活動を続け、うまくいかない理由をよそに求め続け、自分は悲劇のヒーロー/ヒロインを演じ続け、不平不満で2年間終わってしまう人もいる。帰国後、協力隊経験を活かし、自分の力でキラキラしながら生きているOBOGが増えれば、必然的に参加したい人も増えるはず。税金を使う事業なので、無理して規模を維持する必要はない。
それにしても貴重な経験をしてきた協力隊OBOGの集団であるJOCAがJICAの弟分的事業しかやってないのはもったいない。税金を使う事業だけじゃなく、自ら収益を上げるような事業(フェアトレードなど)にも取り組んでもらいたい。
続いて登山家の竹内洋岳さんの講演会。雪崩に巻き込まれ生死の境を彷徨った壮絶な経験談は圧巻だった。自分のことに置き換えながら聴いていた。いろんな人の助けや偶然の積み重ねの上に今の自分があることを改めて確認できた。
13時半からはお待ちかねの立食パーティー。残念なことにビールがない。ウーロン茶で乾杯。でも久しぶりに会うOBOGとの楽しい語りがあればビールは関係ない。体に優しい懇親会になった。
*写真は
HPのオルドス写真館まで。