塩を売って緑を買う男・バンベンの日記

塩や重曹を売りながら内モンゴル・オルドスの砂漠緑化を進めるバンベンの奮闘記。商品についてはHP(バンベンで検索)まで!

季節の変わり目

2008-11-25 | Weblog
季節の変わり目に弱い。案の定風邪をひいてしまい、水曜・木曜と布団の中で過ごした。金曜はなんとか起きて午後からいつものIT講座へ。

土曜には体調も戻り、福岡市内で行われた環境講座に参加した。講師や参加者の言葉の中にいろんなヒントが隠されている。またそういう場にいるだけでいろんなアイデアが湧いてくる。今後もこの手の講座には積極的に参加するようにしたい。

*写真はHPのオルドス写真館まで。

東京での再会

2008-11-18 | Weblog
土曜日から東京へ。日曜日はオルドス市オトク旗林業局訪日団(25名)と合流。いつも砂漠の町オトク旗で会っているメンバーが日本にいることが実に不思議だった。

昼間は秋葉原の電気街でひたすら買い物。今はどの店でも中国語ができるスタッフがいるため、本当に便利だ。カメラ・時計から小物まで。みんな必死に買いあさっていた。訪日団は次の日帰国する。

夜は池袋のモンゴル料理レストランでさよならパーティー。オルドスとはちょっと違う羊料理を食べながら和気あいあい。白酒も出たが明日朝4時起きということだったので、控え目に乾杯を繰り返す。モンゴル民謡に馬頭琴に踊り・・・。楽しい時間はあっという間。僕がわざわざ1200キロ離れた福岡から駆け付けたことを知り、感動していた。信頼関係がまた深まった。

22時には宴会終了。訪日団は宿泊先に戻った。僕は少々飲み足りないので、エリデニと店に残って終電の時間までビールを飲んでいた。

*写真はHPのオルドス写真館まで。

重曹日記始める?

2008-11-15 | Weblog
11月に入ってから、メリゲンさんはオルドスへ。ウさんは引き続き北京。ということでしばらくは一人で事務所を切り盛りしなければならない。残念ながら去年好評だった「バンベンイチゴ」栽培は断念することに。

14日は午後から吉塚へ。金曜日恒例の「IT講座」この日は重曹を売るためのトップページのレイアウトやキャッチフレーズを考えた。考えて、グループ発表・討論、講師の話・・・、この繰り返し。特にグループ(5名)での話し合いが面白い。ついつい時間をオーバーしてしまう。

休憩時間もぶっ通しで話し合い。気がついたら4時間の講座が終わっていた。自分で考え、仲間にアイデアをもらい、具体化していく。面白い。「講師が教えない講座」。阪大での集中講座にも参考になりそう。

今日は「ゼロから始める重曹日記」なるものを思いついた。初歩から始め少しずつ重曹の使い方を習得し、重曹達人になるまでの奮闘ぶりを克明に記録するというもの。健康や環境にいいということは誰でも知っているが、使い方が難しく(面倒くさく)挫折する人が多い。簡単なことから始め徐々に重曹を使いこなす過程を示すことができたら、安心して重曹を使い始める人も増えるだろう。

アイデアはいい。問題は誰がやるかだ。今のところ自分しかいない。この怠け者の僕に務まるだろうか。でも今後重曹を売りまくるものとして、腹をくくってやるしかない?



久々の農業まつり

2008-11-12 | Weblog
9日
朝、まだ辺りが薄暗い7時前に出発。去年も参加した香春町の農業まつりに参加した。去年は売上がさっぱりだった。今年は1人で参加するので、商品を絞って参加。

予想通りあまり売れない。おまけに寒気の影響で風も強く寒さが染みる。これも修行だ、と自ら言い聞かせ、ふて腐れることなく、最後まで販売に徹した。うどんを差し入れてくれたり、いろんな会話の中から人の暖かさ、人と人とのつながりを感じられるのが農業まつりのいいところ。

隣のはちみつは高いのに飛ぶように売れている。ここはもう何年も出店しているので、リピーターが買いにくる。リピーターの口コミで新しい客も買いにくるといういい循環が見られる。人と人とのつながりが大切なことを改めて思い知らされた。

15時に終了。モノは売れなくてもすっきりした気分で家路に着いた。

青年海外協力隊宣伝キャラバン報告会

2008-11-10 | Weblog
8日
朝から天神方面へ。10時から喫茶店で商談を1件済ませ、11時から青年海外協力隊関係のイベントへ。まず協力隊OBOGで組織するJOCAの九州でのキャンペーン報告。

青年海外協力隊も年々応募者が減少しているとのこと。途上国での過酷な生活に加え、帰国後の進路にも不安があるというのが原因らしい。でもそれは昔から同じこと。こんな不安定な世の中を渡り歩く術を身につけられる絶好の機会だと思うのだが・・・。でも協力隊に参加したらすべての人がそういう術を身につけられるわけではない。自分が求められているという思いが強すぎ、自分の居場所を自分で作る努力をしないまま、独りよがりの活動を続け、うまくいかない理由をよそに求め続け、自分は悲劇のヒーロー/ヒロインを演じ続け、不平不満で2年間終わってしまう人もいる。帰国後、協力隊経験を活かし、自分の力でキラキラしながら生きているOBOGが増えれば、必然的に参加したい人も増えるはず。税金を使う事業なので、無理して規模を維持する必要はない。

それにしても貴重な経験をしてきた協力隊OBOGの集団であるJOCAがJICAの弟分的事業しかやってないのはもったいない。税金を使う事業だけじゃなく、自ら収益を上げるような事業(フェアトレードなど)にも取り組んでもらいたい。

続いて登山家の竹内洋岳さんの講演会。雪崩に巻き込まれ生死の境を彷徨った壮絶な経験談は圧巻だった。自分のことに置き換えながら聴いていた。いろんな人の助けや偶然の積み重ねの上に今の自分があることを改めて確認できた。

13時半からはお待ちかねの立食パーティー。残念なことにビールがない。ウーロン茶で乾杯。でも久しぶりに会うOBOGとの楽しい語りがあればビールは関係ない。体に優しい懇親会になった。

*写真はHPのオルドス写真館まで。