ちょっと待って!

見たこと聞いたこと、すんなり納得できません。あ、それ、ちょっと待って。ヘンじゃありません?  ヘンです。

過去から過去へ

2017-09-20 23:49:15 | Weblog
 テレビに、林隆三が出ていた。「あ。あのヒト、歌手の、中……ナントカ言う人やん。中…なんやったかなあ。ネンネコロリオコロリヨ……とちゃうわ。ネンネンコロリ寝転んでやったかなあ」
 最近、名前がなかなか思い出せない。
「林隆三、このごろ出ぇへんな」「もうとうに死んだやん」「死んだ?」「石立よりあとやったけど、古谷一行よりだいぶ前」「そうか。おれより20以上若かったのにな」
「いま、中年の主役、あんまり無いのかなあ。村上やタクマも、もう、ちょっとトウ立ってるし…。梅雀、いろんな役こなしてるけど、林みたいな味、ないもんね。高島オトウト、三の線ガンバッテるけど、違うしなあ。ああトーキョウララバーイ(歌う)。東京ララバイやな」
「うん。スポックの耳。スポック。覚えてるやろ」「いま、再放のスパイ大作戦に出てるわ」
「あれ、なんちゅう題やったかなァ」「宇宙船--えーと。宇宙船。え……エンタープライズ。それがなに?」
「スポックの耳みたいなミミの女やん」「ああ。そやそや。中島ミミ。エミ」「中原りえやろ」「はあ。中原リエか。ミミ言うから、ミミかと思た」「ミミはな。なに、ミミやったかなあ」「♪…コイビートにふられーたの。よくあーる話じゃないかー」
 中原リエは、歌手にしては美人だったが、耳が目立っておかしかった。なんで、女優もやめたんだろう。
「林は、なんで死んだんやて?」
「さあ。長いこと病気してたいう話も聴けへんかったけど」「再放再放してる間、病気いうこともあるしな」
「あ。あの俳優だれやった?」
 画面に、よく見た男優が映った。「あれは、誰やった?」「山城新吾や」「あんなおじいさんになってた?」「再放ドラマが多かったから、判れへんねん」
「白馬童子は、昭和20年ごろやった。東千代之介や錦之助が里見八犬伝に出てた。ペギー葉山が ♪…町の小さーな靴屋さんには……。歌とうてた」「おれは学校へ行ってた」
「里見浩太郎は、あの映画から里見で出たんかなァ。まだ、そんなにお爺さんしてないけど」
「若く見える人、おるねんなあ」
「フランク永井がコイサーン歌とうてて、裕次郎が ♪…砂浜のォすーなーを、指で掘ってたら… 歌とてて…」
「嵐カン が出てた。知恵蔵。歌右衛門。長谷川一夫。上原謙。奈良光江。三枝子。みな、死んでしもたなあ」
「あんたのお兄さん、死なはったん、4年前やった?」「6年前とちゃうか。おれも、あんまり日にち無いな」

規格外

2017-09-18 20:53:35 | Weblog
 「皺の無い人と多い人とは、どんなところが違うのか」という番組を見ていた。皺のない人は黒い日傘をさすとか、顔はよく洗うとか、化粧をきれいに落として寝るとか、保湿クリームを塗っているとか、いろいろ言っていた。アメリカのドライバーは、何十年も同じ道を走っているから、「顔の左右がこんなに違うのです」と写真を見せていた。右側はヨレヨレシワクチャで、左側は年相応。午前と午後の走る時間を変えるなり、左ハンドルの車を右ハンドルの車に代えるなりすればいいのに。運転席は紫外線除けのガラスにする方法もある。日本には、そんな変な顔の人はいない。
 テレビに出てくるドクターは、大体いい加減なことを言うようだ。お風呂の入り方はこうでなければいけないとか、食事は、野菜から食べなければいけないとか、お茶より白湯の方がよいとか、あれ食べてはいけない、これ食べんなければいけない……コーヒーはブラックが良い、水は一日1.5リットル飲め、夕飯のあとは何も食べるな………うるさいよ。途中でチャンネルを変えた。
 私は皺はない。メイクもしない。日傘は挿さない。サングラスは持っていない。黒い服より白い服の方が涼しいと思っている。保湿クリームは使ったことない。基礎化粧品は、いつも自家製。読書も縫物も編み物も眼鏡不要。6時半に夕飯をたべて、11時頃お菓子を食べる。おにぎりを食べることもある。夜中にお茶は飲まない。
 温泉で、掌を丸めてもう一方の手の指でぴゃっぴゃっぴゃと石鹸のアワを立てて顔を洗っている人がいた。高いところにシャワーの取っ手を置いたまま頭を洗い始めたので、思わず「頭低うしてお湯かけなさいよ。こっちにばしゃばしゃ掛かるやないの!」と怒ったことがある。50才ぐらいだったけど、思考力ゼロのテレビ生徒だ。 

セリフ、おかしくないですか?

2017-09-15 00:35:55 | 困るヨ


断崖絶壁、海辺、湖畔、ビルの屋上、などで犯人を追い詰めてミーティングするシーンが無いのでまあまあ気に入っている「相棒」、
よくヘンな台詞がある。ウキョーさんがバカに見える。

賢い筈のあの人が愚かだったら、あの警視庁は、誰が賢いんだろう???
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脚本書きさん、どうかお勉強を……


発明発毛

2017-09-13 23:56:50 | Weblog
 「教えてggoo」に、薄毛、抜毛の質問がたくさんある。「専門家」が回答している。むかしから、発毛剤、育毛剤がわんさかさっさコマーシャルをばら撒いていた。
 頭をコンコン叩くというのがあった。笑わない杉浦さんが大真面目で、ぺったり髪の毛貼り付けたようなオツムこんこんしていたけど、リハーサル入れると何回こんこんしたことやら、気の毒で笑った。こんこんやって、あのヘヤスタイルが百日鬘みたいになったらもっと面白かったのに、宣伝会社はセンスなかったなあ。あれを買って、家で自分の頭コンコンした人も大勢いたことだろうに、ダメみたいだった。どれぐらいやってたか忘れたけど、スギウラさんはこっそり退却した。
 ほかにもいろいろあったけれど、これといった発毛剤はなく、ウイッグ会社が「植えろ植えろ」と田植え歌みたいにうたっていた。 私は57歳の時、ストレスから猛烈な抜毛を経験した。髪を握ってシューッとしごくと、必ず2、30本抜けた。一日100本ぐらい抜けていた。
 その8年ほど前に細胞賦活剤(酵素油)を発明していたから、頭につけた。モーレツ脱毛はすぐに止まって、1ヵ月もしない内に頭のことは気にしなくなった。
 私は独善的で大した問題じゃないのに、世の中人は自分でなんにも発明出来ないんだあっはっはと呆れてひとりわらった。

 賦活剤もあまり使わず10年あまり経って、髪の分け際が薄くなっているのに気がついた。鏡で見ても少し目立つ。(ああ。私もトシなんだ)と慌てて、いろんな植物で発毛剤を作る研究をした。これでいいというのを拵えて、気になる個所に割とせっせとつけた。
 私は母に似て剛毛。姉は父似の柔らかいくせ毛で、フシギなことに、年齢が増すにつれて黒いしっかりした髪になっていた。気もきつくなった。
 姉は、会うと「ウイッグ買うたらええのに……」と言った。2度、美容室で買ったけれど、自毛と色が合わなくなって、何か月も使わなかった。70代は帽子造りを趣味にして、年中外出には帽子を被った。私の作った育毛剤を気に入って「欲しい」という人が10人ほどあり、作って分けてあげていた。
 80歳になって、大成功という発毛剤が出来た。いま、外出に帽子は必要なくなった。なんにも自分で研究しない人たちは、効くか効かないか判らない他人の作ったものに望みをかけて、いつまででも買い続けるのだろうか? 
 男性は「それがどうした!?」と毛なしで開き直れるけど、女性は「ウイッグさまぁ」とマツザカさんやセキネさんに信頼を寄せる。
 他人任せばかりでは、あたまの皮も脳みそものっぺりになる。とヒトのことを心配してあげられるほど気は優しくなった。

バカコマ

2017-09-05 21:32:47 | 恥かしい
  日本に、テレビコマーシャルを上手く作れる会社がない。

  つまらない。つまらない。つまらない。おおかたは、何人か並んで踊っている。

  3歳児向けなのか? 3歳児なら一緒に踊ってくれるかも知れないけど、3歳児はしょうひんは要らない。お金もない。ダンスコマを作る会社は、ウイットがない。センスがない。アホや。他人事だけど、カッコ悪い。

 コマオドリが始まると、「イヤだねイヤダネカッコワルイネ おかねになるからおどっているけど アあーああーハズカシイー」と、うたってやる。踊ってるヤツラはみんな笑っている。




 シジミのコマーシャルがある。

 あれ、なんで「舐めてみて…」と言ってちょっと舐めさせるのかなあ。言われた人は「イヤ」ともいわず、ちょっと舐めてみる。「マジーイ」という顔をする。当たり前だ。シジミの煮詰めたものなんか、食べられるハズがないだろう。売ってるものは、錠剤になっているかカプセルに入っている(そこまで見てないから判らない) だろうに、なんでそのまま舐めさせるのか? 

「スゴイ味だろう? でも、こうなってるから平気さ。食べたあと、ニンニクみたいに臭くないしね」と言って、商品を見せる。食べさせる。にっこり。。それでいいだろうに。それとも、食べたあと臭うんだろうか>???

 バカなコマーシャルだ。




 まだまだあるよバカコマ。

無駄遣い

2017-09-04 00:55:24 | 聞いて聞いて
 yahooのTカードを作ろうと、自分情報を入力した。最後のところに「月額450円」とあったから、やめた。ポイントがどれだけつくのか知らないけれど、毎月450円もは無駄遣いだ。

 「ポイントがたまっています。7日以降に消滅するのがあります」と通知があった。無理に使おうと思ったけど、「2500円以上のお買い物をすれば500ポイント…」と書いてあるので買い物はやめた。

ポイントポイントって、欲しくもないもの無理に買えるか。

 先日、別の商社のサンダルを買った。「アイボリー入荷しました」と書いてあったからチェックしたのに、送られて来たのは紫色だった。履きにくいし、サイズが大きいい。ベランダでしか履けない。損した。

 昨年、3本組のパンツとブラウスを2枚買った。Lサイズにしたけどみなきちきちだった。




 やっぱり、ちゃんと現物を目で見て現金で買うのがいいようだ。

ラジオの時代

2017-09-01 00:48:29 | Weblog
 私の小さいころは、テレビなんて無かった。ラジオだけ。茶の間の高ーい棚の上にある大きな食パン型のラジオが一日中鳴りっぱなしだった。落語や朗読やNHKフィルハーモニー交響楽の演奏や
浪曲、なんでもかんでも鳴っているのを聴いていた。夕方になると紙芝居屋のおじさんが二人、かち合わないように自転車で回って来て、面白い紙芝居を見せてくれた。
 継子いじめの話とか「黄金バット」とか「ふくちゃん」とか「ポンチ」とかが連続もので、おじさんが来るのを待ちかねていた。「ウッカッカッ」と笑う黄金バットより「うはははは」と笑う黄
金バットの方が好きだった。本が好きで、母が買ってくれる講談社の絵本も、父が買って来てくれる分厚くて重い「修養全集」も、12歳違いの叔父が読んでいる「巌窟王」や「ルパン全集」や「講
談本----水戸黄門 霧隠才三 岩見重太郎 柳川庄一 山中鹿之助----などなど」も、父が読んでいる「太閤記」や「お洒落狂女」も、姉が読むイソップやアンデルセンや西条八十や南洋一郎や、
あるものを片っ端しから読んでいた。その頃の本は、漢字にみんなルビが振ってあったから、小学校3年生でも苦労なく読めて字が覚えられた。
 若いころ(子供が6歳の時)オリンピックを機にテレビを買って、「少年ジェット」「鉄腕アトム」「エイトマン」「鉄人28号」「歌謡番組」などを見ていた。その頃の「銭形平次」は子供も好
きで、長谷川一夫だった。