ちょっと待って!

見たこと聞いたこと、すんなり納得できません。あ、それ、ちょっと待って。ヘンじゃありません?  ヘンです。

ばっかん兵衛

2017-10-24 20:09:20 | ニュース
 「希望の党が負けた」って、マスコミが喜んで騒いでいる。貸衣装屋のおかみさんが今度の首相候補かと思うほど面白半分でテレビに毎日映していたのに、「ザンパイザンパイ」とやっぱり面白がっている。おかみさんも、「私、あなたたちと一緒に遊んでいるヒマはありません」と断って、本来の仕事に身を入れたらどうなんだろう。なんだか見ている方が恥ずかしい。
しかし、烏合の衆としても“自見ん党”は「過半数越えだ」とえらそうな顔やにこにこガオで「バンザーイバンザーイ」やって。なにが万歳や。なんで各党、立候補者の頭数を揃えへんねん? 何百何十人対何人で勝負するのはおかしいやないの。結果、役に立たない議員ばっかり増えて、国民がそいつらを養わんならん。自見ん党員のボーナスが大体1200万円とか、なんでや?  ヤスモンのサラリーまんが45年働いた退職金がそれぐらいやでェ。厚かましいなぁ。誰が決めたんや? 「これぐらいで如何でしょうか?」と国民に相談したらええのに……。まあ、ええとこ200万円ぐらいやと思うけどな。
で、消費税🔟パーセントが確定や。 どんなヤツラが自見んに票を入れたんや? 高いスーパーで、籠に山盛買い物していた主婦を「こいつか!?」と横顔見たり、マクダノで3歳ぐらいの子供がフライドポテト食べているテーブルでスマホに夢中の夫婦を「こいつらか!?」とカオ睨んだりしてみたけど、うちらの方には“自見ん”のお馴染みの名前を書く用紙は無かった。全国一斉に、同じ名前を書くように、なんでせーへんねん? なんの何某ヒトリが、投票者の数だけ票を獲得したら面白いやんか。面白いわ。面白いのになあ。ああ。オモシロない。

このくに

2017-10-21 01:47:44 | ニュース
  希望の党。太陽の塔みたいなものかと思った。ローマ字入力でキボウノトウと書いて変換したら、「希望の党」と出た。タイヨウノトウを変換したら、ちゃんと「太陽の塔」と出た。パソコンが区別できるのが面白い。」
 貸衣装屋のおかみさんの出ている画面に、「希望 希望 希望」と書いてあった。 希望ばっかりで努力も実践もなかったらなんにもならない。
「守るべきものはしっかり守る。変えるべきものは大胆に変える」という公約。なにを守るかなにを変えるか、よくよく見たら、「1 消費増税凍結」「2 議員定数・議員報酬削減」「3 ホストアベノミクスの経済政策」「4 原発ゼロへ」「5 雇用・教育・福祉の充実」「6 ダイバーシティー社会の実現」「7 地域の活力と競争力の強化」「8 憲法改正」「9 危機管理の徹底」などなど九つもあった。3,4,5,6,8はどうにもならないと思うけど。
公明党。「1 軽減税率を実現しました」ええ? いつ?と思ってよく見たら、「消費税率10%への引き上げと同時に、飲食料品や新聞購読に軽減税率を実現し、家計負担を軽減します」とあった。なんだ。消費税を10%にするってことに、言い訳が付いているのだ。「2 教育負担の軽減を推進します」の内容は、「幼児教育費(0歳~5歳児)の無償化と私立高校授業料の実質無償化(年収590万円未満)を2019年までに実現します」とある。
 なに言ってるんだろう。0歳から3歳までは、社会教育は要らない。家で、母親が面倒みていろいろ教えればいい。私の知人の奥さんは、コドモ二人を保育園に預け(25万円)て自分は学校へ行っていた。取得した資格で半年ほど働いたが、家計の足しにはならなかった。保育料20万円と自分の学費、衣類、靴、バッグ、交通交際費約20万円は夫の負担だった。学校嫌いなコドモ(10代の)に無理に学校へ通わせる必要はない。職業訓練で、役に立つ(好きな)技術を身につけさせることだ。50年前に比べて独り立ちできるティーンエイジャーがなくなった。日本語もろくに喋れない、荷造りも出来ない、洗濯機も使えない、鍋でご飯も炊けない、幼児なみの中学・高校生ばかり育てても無駄だ。子供を作ることは知っていても、子供になにも教えられない大人がワンサカいるのは、今の教育が悪いせいだ。子供虐待の親は懲役20年、苛めっ子は10年、死刑囚は最長5年と何故決めないのか。
 無駄議員がアマイ給料得るために今の若者が年金を受け取れない事態に至ることは明らかなのに、枯れ木も山の賑わいの自由党議員は恥ずかしくないのか? 
自見ん等 「この国を守り抜く」って、なにから守るつもりなんだろう。
 沖縄問題、拉致問題、原発問題、なんにも解決できないのに遊び歩いている今の首相から、国民がささやかな生活を守れるのか、それが心配だ。

金と銀

2017-10-17 21:48:36 | なんで?
 三日ほど前、天気予報のおにいさんとアナウンサーのおにいさんが話していました。
「金木犀の季節になりましたねえ。いい匂いがしてます」
「ああ。うちの庭にもあるんですけど、僕はあんまりニオイわからないんですよ」
「へええ。遠くからでも、いい匂いですよ。」
「そうですか。そばへ行って、鼻くんくんしてるけど、わかりません」
「可愛い花で、色もキレイです」
「うちのは、オレンジ色じゃなくて、白い花なんです」
「白い金木犀もあるんですか」
「ええ。白い金木犀」
 
 男の人って、なんで研究心がないんでしょうか? 白い花のは、銀木犀というんですよ。スタジオの中に、ちょっと教えてあげる人、いないんでしょうか?
 カメラさんでも構成さんでも助手さんでも構いませんから、「金色が金木犀、白は銀木犀と言うんですよ」と注意してあげたら、視聴者の中にも「へえ。そ
うなんダ」と思う人が大勢あると思います。番組の格も上がります。よ。と、思います。

 何年か前に、金木犀の写真撮ったけど、どこへ行ったかなあ。

ネコ難

2017-10-06 00:41:52 | 災厄
  忙しくてなかなか書けなかったネコの話の続きです。
 ネコというのは、人の都合や思惑など全く考えない。お腹が空いたら夜中でも早朝でも来て、玄関ドアの前に座っている。朝6時に来ても、私は自分たちの食事優先で、7時半ごろまでネコを待たしておく。この日、クロが嫌いな太刀魚の骨や小骨の多いヒレ部分の身が沢山あった。4日前の固いご飯に湯をかけて柔らかくして、太刀魚をトッピングしてやった。1時間ほどあとで外へ出ると、玄関マットの上にクロが「苦情」を残してあった。ねばっこそうな緑便で、プラの芝生の中に3か所めり込んでいる。「もおっ。こんなことするんやったら、もう絶対にご飯やれへんで。次来たら、箒でどついたるわ」
 パンひとかけらもやったことないのにクロを可愛いがっているショーにクロがしたことを報告した。ショーははははと笑った。
 マットを散水栓に近い溝端まで持って行った。ついて来たショーは、「ここもついでに洗ろて」と、車の踏み板を横へずらした。なんにも手伝わないばかりか、私の仕事を増やすことしか考えない。
 マットを洗って車の横に干し、車の踏み板の下の泥や草も除き、溝蓋の柵の下から出ている草を抜くことにした。溝蓋は重いから、簡単には開けられない。片方の端を溝の縁へ乗せ、もう一方も乗せようとしたら、先に乗せた方が溝の中に落ちた。手に持っている方もうまく乗らなくて、全部がゴンッと溝の底に落ちてしまった。無理だとは思ったけど、一枚を持ち上げたら、よろめいて尻餅をついた。パンツもパンティもオシリもマットを洗った水でびしょびしょになった。頼むのはイヤだけど、溝蓋を元に戻すのはショーにして貰わなければならない。隣の蓋は開けられたから、まず先に気になる草を抜いた。
 ショーを呼びに行くと、「要らんことせんでもええのに」としぶしぶ立った。車の運転以外のことは、自分には全く関係ないと思っている。溝蓋を元通りにしただけで、急いで家へ入ってしまった。
 私は二階の自分の部屋へ行って、着替えた。今朝は涼しかったから、少し厚地のパンツを出して穿いたばっかりだったのに。猫の糞を洗い流した水にシリモチだから、ほかのものとは一緒に洗濯できない。手間だなあ。
「ネコのヤツ、来たら絶対に箒でしばいたる!」
 ところがクロは、次の日来なかった。その次の日も顔を出さなかった。3日目の9時過ぎ、庭の植木に水を撒いていたら、そばへ来て「にゃー」と言った。「おはよう」か「ごはん」か「こないだはごめん」か判らないが、手じかに箒が無かったから家へ入ってネコのごはんを作った。近所のヴェランダから見えない植え込みの陰にハッポウスチロールのお皿を置いてやると、クロは私の顔を見てもう一度「ニャー」と啼いてから、じゃこ飯をむしゃむしゃ食べた。


いろいろルール

2017-10-01 01:27:50 | 雑記・エッセイ
 白いノラネコがエサをねだりに来るようになったのは、16年前だった。背中の左側と左ミミから目にかけて、薄い茶色の模様があった。シロと呼んだ。3年ほど経って、真っ黒な子猫を連れて来るようになった。クロと呼んだ。愛想の悪い子猫で、そばへも来ないし「にゃー」とも言わなかった。我が家から100mばかり西の、家の前に置いてある大きな木の箱の上に、クロが座っているのを通りすがりに見たから、夜は箱の中で寝ているようだった。


 ムカシは、ネコは家の中で飼ったものだったけど、イマは絨毯や衣類に毛が付くのを嫌って、外に置いて餌だけやっている人がよくある。猫用の箱を置いている家はおばあさんがいて、クロは穢いヒモを首に結んで貰うようになった。それがあまりに見すぼらしいので、うちへ来た時、ハサミで切ってやったけど、4,5日するとまた、同じような紐を付けて貰っていた。

 白は、毎日一度はエサを食べに来た。市の職員が戸別訪問で、「ノラネコに餌をやらないで下さい。猫が増えますから」と言いに来た。シロは、人間でいうと50歳ぐらい、クロは6歳ぐらい。コドモが増えるか⁉ 通達は聞かなかったことにして、毎晩、車の下に餌を置いてやった。

 10年あまり経って、シロの足はだんだん遠のき、シロの代わりにクロが来て餌を食べて行った。

 そして、一昨年の春からシロは来なくなった。河原の方へ行って死んだと思う。河原には烏や鳶がいつもいるから、素早く死骸の始末をして貰える。

 玄関のポーチの隅でクロを飼っていたおばあさんも、身体かアタマの具合が悪くなったのか、おじいさんになったクロが、我が家のポーチに座っている日が多くなった。玄関ドアのまん前に、「この家に住んでおります」というように、大きな顔をして寝そべっていたりする。魚より、ハムやパンやポテトチップの方が好きなネコだ。食パン一枚なにもつけずに千切ってやったらすぐに完食するのに、ご飯にカツオの削り粉をまぶしダシジャコをほぐして乗せて醤油ちょびっと落としてやっても半分残して帰ってしまう。

 スリムでうんと若い、クロのニセモノもいる。前の広い空地で、蛙か虫を取っているところを時々見かける。

 ニセモノではないクロが、一昨日私を怒らせた。

 ここから書こうと思ったのに、説明が長くなった。