めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

衣装箪笥の断捨離

2020-11-30 20:25:21 | 日記

我が家の大きな衣装箪笥、ずっと、処分したいと考えていた。

着物を入れる引き出しの部分が桐で出来ていて、その中の着物を何とかしなければならない。

思い切って着物を断捨離する決心をした。

父や祖母、叔母が作ってくれた着物が結構ある。

お花をやっている頃は着物を着る機会があったが、殆ど箪笥の肥やし。

躾糸すら抜いていない着物もある。

着物買い取りますの広告もあるが面倒だ。

幸い、甥っ子のお嫁ちゃんが着物が好きと聞いて、気に入った着物と帯をもらって頂くことにした。

早速、大きなダンボールに詰めて、宅急便に取りに来てもらった。

勢いですぐにやらなければなりませぬ、今度は何時に~となりますから

残りの着物と帯は桐の茶箱にしまったが、もう、着ることは絶対にないから、いずれ処分しなければ

親方の紬の着物は姑の手縫い、黄泉の国に旅立つ時に着ていくそうだ…

 

ようやく、箪笥が空っぽになり、市の粗大ごみに電話をした。

年寄りには運び出せないので、運び出しも頼んだが、来年の2月まで予約がいっぱいとのこと

しかたなく、予約をお願いした、

「2月までコロナに掛からず、元気でいなくてはね」と言いながら…

この月日の流れだと、すぐに2月になりそうだ。

明日から、12月ですものね~

 

祖母の形見の帯が出てきた

麻の夏帯と半幅帯、

柔らかくて手に馴染む、多分、戦前から身に着けていた物だと思う

普段から着物を着ていた祖母の毅然とした姿が思い出されて、処分できない…

絞りの長襦袢は私が30代の頃の物、クッションカバーにでも?

 

 

今宵は満月

ビーバームーンですって

 

コメント (2)
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