ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

芝公園から外苑前 首都高環状線の下

2024年05月11日 | TOKIO散歩
東京の主要道路をなるべく全部歩くという活動をしていて、どうしても地図上に線が引けずに残ってしまうのが首都高速。
高速の下に道路があればいいのですが、オリンピックのために急遽建設された首都高は川の上に建設せざるを得なかった部分が多く下に道がないことが多い。

赤羽橋から芝公園付近もそんなどうしても塗り潰せない場所の一つです。1960年代の首都高ってあまりにも低くて驚きます。

芝公園駅から将監橋まで下って橋を渡って首都高と平行に青山方向に行きます。
将監橋はしょうかんばしではなくてしょうげんばし。戦国武将岡田将監の屋敷に由来します。

芝周辺は都心部でありながらなぜか都市開発から逃れられた街並みが多く残っています。

何気ない交差点が実は首都高の出口だったりします。芝公園出口。信号すらなくて危なくないのかな。
2016年にここから酔っぱらった歩行者が誤って首都高に侵入してしまい本線に入る前にタクシーにはねられて死亡するという事故があったそうです。
学生時代から運転はしてきましたが、東名、中央、関越などの接続部分以外で首都高を運転したことがほとんどありません。なんか怖くて近づけなかった。

赤羽橋南を通過。

凝った形の庇がついたビル。こういうのを見るだけで「行けば何かある」と思ってしまうわけですがビルに興味がなければ「行っても何もない」となるわけです。
このビルは住友不動産麻布十番ビル。似たようなのを去年見ていました。内幸町の銀泉西新橋ビル。二方向とも派手庇をつけて邪悪さが増しています(笑)
予想した通り設計は同じ日建設計。もうこのタイプは他でやったらパクリって言われちゃうでしょうね。

中央環状線と2号線の分岐部分。2010年から古川の地下調節池を建設するために閉鎖された一の橋公園が、2023年6月に13年ぶりにリニューアルオープンしました。

川に向けて放出される水。古川の環境改善的なアレかと思ったら扱いとしては公園の噴水なんだそうです。虹~。

この前後でもユニークなビルの写真をいくつか撮りましたが割愛。

芸能人が大好きな麻布十番商店街。

麻布十番から外苑東通り。都道319号線。近年だと都が環状三号線という呼び方を広めようとしている風潮を感じます。

テレビ朝日。今期は多めにドラマを見ていますがテレ朝のはひとつもありません。

ニュースステーションでおなじみ毛利庭園。奥の六本木ヒルズから眺めたことは何度もありますが実際にその場所に立つのは初めてかも。

六本木ヒルズアリーナの屋根。屋根に貼られた幕が開閉します。

六本木トンネルに入る前にひとつ谷を越えています。

階段で谷へ降りたところ。「都立青山公園」の案内図がありました。

なぜこの場所に?と不思議だったのですが、青山公園南地区は2023年2月に拡張工事が完成して環状3号線の東側、国立美術館の前まで園が拡大していたのでした。
で、その拡大したエリアからヘリポートに沿って細い園路を通じて六本木側にこの新しい入り口が作られていました。(現在はまだ非公開)
以前、青山公園については公園協会のやる気のなさを非難めいて書きましたが、実はけっこうちゃんと活用しようとしていたようです。

米軍赤坂プレスセンターの前を通過。

かおたんラーメン前から青山霊園へ。最後は霊園を抜けて外苑まで約6.0km。90分のお散歩でした。

今回の散歩コース。
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