ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

井の頭線連絡デッキからバスターミナルへの階段新設

2024年05月09日 | 渋谷ウォッチング

実家には渋谷駅から東急バスに乗って行きます。
バス停の場所は1960年代から50年以上の間一度も変わることなく常に同じ場所にありました。。旧東急プラザ前の246寄りの歩道橋の階段の袂です。
2015年、東急プラザが取り壊された前後にその歩道橋も撤去され、それからバス停の位置は工事の都合で変わりつづけます。
10年で10回くらい変わったかな。こうなるなら全部記録しておけばよかった。バカせまい史で取り上げてくれないかな。渋谷32系統野沢龍雲寺循環バス停変遷史。

で、現在のバス停の位置は東急西館からマークシティに渡る歩道橋の近く。今は井の頭線とJRの連絡デッキの下の暗い場所。
そのバス停のすぐ横に今までなかった階段が出現していて、なんじゃこれ?というのが最初の写真です。

階段を登って行くと井の頭線連絡デッキの途中と繋がっていました。
今までこの場所に来るにはハチ公改札を出て旧東急西館を左回りに行くか、南口改札を出て旧南館から右に回って行くかの2通りありました。
この新しい階段のおかげでJR3階中央改札からデッキ経由で降りてくるという3つ目の選択肢ができた訳です。

階段の上から振り返る。正面に見えているのが桜丘再開発エリア、Shibuya Sakura StageのSHIBUYAタワー。
これだけ無節操に高層ビルが建てられている渋谷で「渋谷タワー」という名前はいかがなものかと思いません?
すでに「住友不動産渋谷タワー」とか「渋谷クロスタワー」とか「パークコート渋谷ザタワー」とか同じような名前の施設がいっぱいあって紛らわしい。

階段降りてすぐ右がバス停。ハチ公口改札も南口改札も近年は旅行者が溢れ過ぎなので、中央改札からそれらを避けて行くという使い方もあるかもしれません。

その階段が新設された理由が分かりました。
なんと旧中央改札から旧南口バスターミナルに降りてくる階段が2024年4月1日でとうとう閉鎖されてしまったのでした。
この階段がなくなるとバスターミナル方面に行く術がない。いや、なくはないけどまあけっこう大変な遠回りになります。
それでマークシティ寄りのこの場所に新設階段が作られたわけか。なーるほど。

閉鎖された階段の写真がないかと探してみましたが、さすがにわざわざこの階段を撮ったものはなく、これが階段が見える唯一の写真でした。2020年5月4日の写真です。
懐かしい床タイル。これが見られる場所も残るは旧南館2階の僅かな部分だけになったのかな。次に実家に行く時はその辺りも確認しながら行こう。
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