コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

ミクロネシアへ

2016-09-22 22:13:29 | 今日の出来事

2か月の日本での暑くて忙しかった夏休みを終え、グアム経由でパラオへ。心配された台風もタイミングがずれて予定通りに日本を発つ。機内に入ってケータイ電話の電源を切ろうとしたその時、日本で最後のメールが入った。UAからだ。うわっ、グアムからパラオへ向かう便が遅れるという連絡。それも19時発だったのが23時になるという。あ~。となると3時半にグアムに着いて、約7時間半の待ち合わせか。。う~ん、きついなあ。乗り換えの待ち時間はいつものことなので3、4時間は平気で過ごせるようにはなっている。しかし7時間、8時間となるとなあ。。 どうしよう。グアムでは乗り換えの人も入国審査を受けて一旦外に出なくてはいけない。いつもだとそのまままたセキュリティを通過して中に入るのだけれど、今回は案内のデスクにちょっと相談してみる。Informationという看板の下に暇そうに座っているアジア系グアム人、ちょっと太目のお兄ちゃんは韓国系かな。近くに数時間休めるようなホテルはあるか聞くと、数軒に電話して一生懸命当たってくれたがどこも空きはないとのこと。それに、彼が言うには数時間だとしても料金は1泊分とられるよ、100ドルとかそれぐらいになる、もったいないのでは?とのこと。それもそうだよね。わかった、じゃあ時間つぶしにグアムの市内観光バスとかないの? と聞くと、この時間はもうないそう。買い物や映画に行くには荷物が重すぎるしね~。そっか、わかった、しょうがないね、あきらめて中に入って待つよ、いろいろやってくれてありがとう!とお礼を言って行こうとすると彼が腕時計を見ながら、「6時半になれば仕事が終わるから、それからで良かったら僕が市内を案内してあげられるけど。」と親切な申し出。「おー、ありがとう!でも大丈夫!中で待つから。親切にありがとうね!」。セキュリティチェックのおじさんは気の毒そうに、「まず、フードコートでご飯を食べて、フリーWi-Fiでインターネットするでしょ、そして本を読んで。。 寝ててもいいし。」と長い待ち時間の過ごし方を教えてくれる。あー、思い出してきた、この距離感。みんなが親戚のような。ミクロネシアに帰ってきたなあ、って思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初もの | トップ | センキョ 2016 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。