台風

台風の影響で独立記念日のメインイベント、ボートレースは中止になってしまった模様です。一年に一度、この日しか出番のないボートがあちこちで練習している姿が見られましたが、お天とう様相手では仕方がないですね。あきらめるほかありません。また来年！

バナナブレッド

パラオのバナナはなんてったって匂いがいい！　このバナナで作ったバナナブレッドは最高！　以前は「またバナナブレッドかあ。。」なんて贅沢なことを思っていましたが、う～ん、おーいしいっ！　ゆったりした時間の中でゆっくり作って、食べてもらいたい人にあげる、っていうのがいいですね。あんまり物が簡単に手に入らないからね、手作りおやつの存在感がとっても大きいのです。

温めても冷やしても

温かくても冷たくしてもそれぞれにおいしいパラオのデザートです。ココナツミルクにココナツの果肉を入れてタピオカの粉でとろとろにとじたもの。今回のパラオ滞在、パラオの食べ物が今までにないぐらい懐かしくおいしく感じます。これ食べろあれ食べろと作ってくれる人がいるのも嬉しいですね。

途中経過

今日の新聞、ティアベラウ。９月２５日（火）に行なわれた大統領予備選の中間発表です。２２２０票あるという在外票のカウントがまだ終わっていないとのことですが、順番的にはこれで決まりといったところでないでしょうか。トップは（前職）トミー・レメンゲサウ：３７９２票、次点が（現職）ジャンソン・トリビヨン：２６１９票、３位がサンドラ・ピエラントッツィ：１４６０票。同時に行なわれた副大統領の予備選は４人の候補のうちベルズと現職のマリウルが上位２名に名を連ねました。これから１１月の決戦投票まで、落選した人の票がどちらに動くのか、また忙しい選挙活動が続きます。
印象的には人気のトミー、実績のジャンソン、といった感じが見られましたが、新聞などを見るとアメリカの方式でずいぶんネガティブキャンペーンが行なわれ、足の引っ張り合いのようなことがあり、こんな小さな国でこれをやって大丈夫なのかな、と心配になりました。人口２万ですからどこかで誰かが繋がって国民みな親戚みたいなところがありますからね。こっちが余計な心配してしまいます。「うん、みんないろいろ言うのよ。政治だからね。」とわりと割り切っているようです。

投票日

静かな投票日です。込み合っていた道路がいつもよりスムーズに流れているような気がします。選挙活動は前日までですからね。でも今日、夫の事務所では選挙だからという理由で約半数の職員が出てこなかったそうです。「投票なんか５分で終わるだろうになあ。」と言ってますが仕方ないですね。きっと３人の候補者の誰かが親戚なのでしょう。
親族の葬式などのシューカンの他、フィッシングも仕事を休む正当な理由になるらしいです。「何で昨日休んだんだ？」と聞くと、「だってフィッシングに行ったんだから。（仕方がないでしょう？）」ということになるらしく。夫も「まあ、日本で言ったら"稲刈り"みたいなもんなんだろうな。稲刈りだから仕事休みます、って言われたら仕方がないと思うもんな。」と。
稲刈りはさておき、投票結果です。今日の７時で投票が終わりですからローカルテレビで速報があるかとずっと見ていましたが、ありませんでした。そういえば前回もだいぶ時間がかかったなあ。結果がわかるまでどれくらいかかるかな、とパラオ人に聞くと「３日から１週間」とのことでした。「在外票もあるからね。」と。それにしてもかかりますね。人口２万のパラオ、有権者数は1万そこそこだと思うのですが。現職トリビヨン氏と前職レメンゲサウ氏の決戦投票になるだろう、サンドラ票がどっちに行くかが勝敗の鍵という大方の見方は当たっているでしょうか。

予備選

明日、大統領選挙の予備選が行なわれます。候補者は現職のトリビヨン氏、トリビヨン氏の前に２期（８年）大統領を務めたレメンゲサウ氏、それと女性候補でレメンゲサウ時代の副大統領でもあったサンドラ氏。３名の三つ巴。このうちの１名が投票数の５０％に達しなければ上位２名の決選投票になります。週に２回発行のローカルの新聞アイランドタイムス（9/18発行）によると、フェイスブックにて約６０００名を対象に調査を行なったところレメンゲサウ氏を支持する人が４８％、サンドラ氏約３４％、トリビヨン氏約１８％という結果だったそうです。ただし新聞を良く読むとこれは9/17～23日までの間の調査のうち、あくまでも初日のみの結果で、初日に６０００人すべてが答えたわけではなさそうで、ではいったい初日に何人が回答したのかという数字は明らかになっておらず、なんだかこれらの数字を新聞に表すことに何の意味があるのかよくわからない記事になっていました。要は蓋を開けてみないとわからないということですね。さあ、どうなることやら。

Tドック

コロールの北側の波止場、Ｔの形をしているためそう呼ばれているというＴドック。ここからは東にバベルダオブ島、西にアラカベサン島を見渡すことができ、夕暮れ時には大きな空に広がる夕焼けを眺めるのに絶好の場所のひとつです。台風が北上しやっと天気が落ち着いたかな、と思ったら今日も断続的な雨。なかなかスカッといきませんね。

中身

中身はこれでした。タピオカの蒸しケーキ。もちもちしてお～いしい！

おいしいもの

いただきものです。こんな風にビンロウジュの皮に包まれてきれいに糸でまいてあるものはよくあるパラオの食べ物ですが、中身はいろいろ。私が大好きなココナツのソボースブとは太さと長さが違いますからきっと別物。触るとちょっとあったかいかんじ。今作ったばっかりなんだな。なんだろうな～。

アブナイ

「アブナイ」ももうすでにパラオ語ですが、子供達がちょっと足を踏み外したら落っこちてしまいそうな突堤の縁からウミヘビ（毒あり）を見つけて大騒ぎしても、木登りしても、石投げしてもおばあさん達は一度も「アブナイ」と言って注意したりはしませんでした。日本に行くと「あぶない、あぶない！」が多すぎて気になりますね。