コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

カソリックウィーク

2011-01-31 23:40:22 | 学校

最近雨が多いなあ。それも突然ドバーッと降る雨。風も強いので雨が降り始めたらあわてて家中の窓を閉めます。上がったら開けて。また閉めて。それを1日何度繰り返すことか。変な天気。乾季のはずなのになー。
今週はカソリックウイークで息子の学校は毎日半ドン。日によってさまざまなイベントがあるようです。明日はカルチャーデイ、あさっては運動会ですって。この雨でどうなることやら。
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「オレオレ」のその後

2011-01-27 00:03:08 | 今日の出来事

パラオの「オレオレ」にあっさりとだまされてしまったのは確か去年の11月頃だったと思います。あの後、被害も少額だったし、犯人が悪人っぽくなかったこともあり、赤ちゃんのミルク代になったなら、ま、いっかーっという気持ちにもなり、この一件については警察にも大使館にも届けないまま、すっかり記憶の外に放り出されていました。
それが、先週のことです。家の前に見慣れない車が停まったのです。チラッと見てうちの客じゃないな、と思ったので気にもしませんでした。向こうもすぐにうちには来ないで、隣の家の呼び鈴を鳴らしたり、その向こうの奥さんと話をしたりしていたのです。家の場所がわからなかったんですね。そのうちついにうちを探し当て、玄関先で「ハロー!」と声を掛けてきました。なに? 水道のメーターでも調べたいのかな?と思いながら「なにか?」と応えると、30代ぐらいのパラオ人の男は、「ここは●●(うちの夫の名前)の家か?」と聞きました。「はい、そうですけど。」と言うと、「自分は▲▲(夫の部下のパラオ人の名前)のブラザーだ。ちょっと助けてもらいたい(金を貸して欲しい)んだけど。」と言いました。またか!さすがの私も今回はすぐにピンと来ました。またしても前回と同じ男の名前が使われています。
今考えればもっとマシなことがいくらでも出来たと思うのだけれど、その時は突然の出来事だったので、真正直に、「あのね、私は前にもこんなことがあって、大変な目にあっているの。残念だけど私はあなたを助けることができないし、もし助けて欲しければ本人が直接うちの夫に話してちょうだい。そうじゃなかったら私は何もすることはできない。」なんて言ってしまいました。今▲▲に電話して確認するから待ってて、とか、ブラザーなら当然知っていなければならないような質問をするとか、セキュリティを呼ぶとか、車のナンバーを控えるとか、写真を撮るとか、いろいろ出来たはずなのです。
でもなー、とても悪人とは思えない顔をしてるのよー。もしかしたら本当のブラザーかもしれないし、あんまりきついことを言いたくない雰囲気だったんだよねー。甘いよね、私も。
結局彼は、「わかった、本人から直接電話させるね。」と言って感じよく帰っていきました。助手席からは彼女と思しき若い女性が興味津々(計画が成功するかどうか)って感じで、こちらの様子を伺ってました。もちろん、その後▲▲からの電話なんてあるはずもなく、あとで本人に、こういうことがあった、と言ったら「また俺の名前を使ったのか!なんで車のナンバーを控えてくれなかったんだ!」と烈火のごとく怒られました。一応控えようとはしたんだけどね、間に合わなかったのよ。やっぱり名前を語られる本人はイヤだよねえ。
前回のイトコといい、今回のブラザーといい、うちはこういう手口を使えばだませる、というリストに入っちゃっているのかもしれません。そういう犯罪グループ(というほどのものじゃないだろうけど)があるのかもしれません。同じようなこと他でもやってるかも。やっぱり大使館に届けるか。他の被害者を出さないためにもね。
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パラオ国際空港

2011-01-26 22:03:38 | 建物

今晩、ハワイから懐かしい人が到着します。8:55分着って言っていたからもうとっくに到着してるね。84歳のパラオ人女性です。6年前に家族でハワイに旅行した時に、近所のおばあさんから、「私の姉がね、ハワイにいるから訪ねていきなさい。」と住所と電話番号をもらい、遠慮もなしに会ったこともない人のところを訪ねていったのです。会ってびっくり。近所のおばあさんにそっくりで。暖かい歓迎を受けて、話もつきず、初めてなのに初めての気がしない、旅先でとても懐かしい思いをしたことを覚えています。今頃姉妹で再会を喜んでいるころでしょうね。明日早速会いに行きましょう。
84歳のおばあさんが、ハワイからグアム経由で、それもグアムで1泊してパラオにやってくるという、日本人だったら、「おばあちゃん、一人で大丈夫?」って感じだと思うのです。わりと平気なんですね、彼女達、足腰に問題がない限り。フットワークが軽い。言葉に問題がないということもあるのでしょうけど。グアム行ったりフィリピン行ったり、ハワイやアメリカ、国内感覚で軽く行きます。
うちの息子が今8年生で、来年度はみなハイスクールに上がります。来月はパラオのプライベートハイスクールの入試やら、チュークのゼイビア高校の入試やら、なんだか気持ちがせわしくなります。受験勉強みたいなものはないからただ試験を受けるだけなんですけどね。息子の親友がお隣ミクロネシア連邦チュークのエリート校、ゼイビアハイスクールを受験するというので、「えー、チューク行くのー?パラオから離れるの心配じゃない?寮で生活するんだよ。一人で大丈夫?」と聞くと、「大丈夫。ぼくはアイランダーだから。」とケロッと言いのけます。そんなに遠くない昔、この辺りの人々は小さな船でヤップ、チューク、ポンペイとあちこちの島を渡り歩いていたんですもんね。彼らにとっては庭みたいなものなのかもしれません。グアムやハワイ、アメリカ本土のハイスクールに行く子もいます。あと数ヶ月でみなそれぞれの道をたいして気負いもなく「じゃあね~、俺こっちだから。」みたいな感じで、さらっと歩み始めるのだと思います。
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センプーキ

2011-01-23 00:12:02 | パラオ文化

日本は今、寒波・大雪でホント寒そうですよねー。そんな時にこんな話も気が引けるのですが。。 いやー、センプーキって素晴らしいですねえ! うちのリビングの天井には大きくまわるファンがついているので、うちの納涼手段はもっぱらファンとエアコン。いままでこのタイプのセンプーキはなかったのです。それが、先日パラオを離れる友人から譲り受けたこのセンプーキ。いやー、すばらしい! センプーキがこんな実力の持ち主だったとは。涼しいどころか、寒いぐらいです。おかげでほとんどエアコンをつけなくなりました。こんな暑い国なのに息子の学校はエアコンがありません。教室には3台のセンプーキがあるそうです。うん、やってくれるだろうなあと納得。「センプーキ」、これもまたパラオ語。
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バナナの種類

2011-01-22 23:26:38 | 食べ物

一口サイズのモンキーバナナから一本食べただけでおなかいーっぱいになってしまう太いバナナ、煮たり揚げたりして食べる料理用バナナ。黄色や青や赤やさまざまなバナナを食べることができます。日本でよく見るような長いタイプはここではほとんど見られません。でもこの間もらった青いバナナは珍しく長かったですね。普通バナナは青い時に獲って、黄色くなるのを待って食べますが、あれは青いまま熟して食べるという種類のバナナでした。匂いが良くて美味しかったー。写真はアンガウルからコロールへ向かう船の中。バナナの木から切ってきたばかりと思しき大きな房のバナナが積んでありますね。見たところ、太い料理用タイプのバナナのようですが、わざわざ船に積んでいるところを見ると、もしかしたらアンガウルにだけなる特別なバナナなのかもしれません。
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男の仕事

2011-01-19 13:24:21 | 生き物

えー、ワナにかかった「ねず」については、やはりどう考えても殿方の仕事です。じゃなかったらなんのために家に男がいるのか! ・・ですので、私は昨夜はあのまま寝ました。そして今朝、私の指示にしたがって、夫がもうコトリとも音がしなくなった乾燥機の下をチェック。もう逃げている可能性もあります。見ると乾燥機の下から粘着シートの端が出ています。「それ。そのまま引っ張ってみて。・・・・」ズズッ。「ぎゃーっ!」「ビックリした~。あなたの声がビックリするよ。まだ何もしてないんだから、静かにして。」遠まきに指の間から見ることにします。ぎゃーっ、しっぽが見えた!いる!一晩中粘着シートと格闘してもう精魂尽き果てたみたいです。やっぱり半身だけでも一旦ひっついたら抜けるのはムリなんですね。夫が手際よく始末します。ふぅ~。しかしいったいどこから入ってきたのか。ネコでも飼わないといけないかな~。
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ねず

2011-01-18 23:51:31 | 生き物

突然洗濯室からゴトゴトッという音が聞こえてきました。え~~、なに~? 恐る恐る覗いてみると、ぎゃ~っ!!ずーっと前にしかけておいてずっとそのままにしていた粘着シートにかかっているではありませんか!「ねず」が!もういないと思ってたのに。それも下半身だけがくっついて、まぬがれた上半身で必死にもがいています。ぎゃーっ、どうしよう。。夫は歯が痛いと言って痛み止め飲んで寝てしまったし、息子も明日はスイミングの朝練だとかで今日は早々にベッドに入りました。あ~、どうしよう。。なんとかしなくちゃ。うん。一人でもなんとかしなくちゃ。意を決して電気を点けたら、「ねず」の方も私の決意を察したか、最期の力を振り絞ってドッタンバッタン暴れます。ぎゃーっ!! 私がひるんだ隙に、あれよあれよという間にヤツは前足だけでズルズルと、下半身にひっついた粘着シートごと移動して乾燥機の下にもぐり込んでしまいました。。ありゃー。どうしよう。。 ひとまず引揚げて考えよう。今こうしている間も乾燥機の下から粘着シートがどこかにぶつかるゴトッゴトッという音が聞こえてきます。どうする~?
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ライセンス取得

2011-01-16 23:30:29 | 

クリスマス前のオフシーズンに取っちゃおう、とダイビングライセンスの講習を受け初めた子供達でしたが、結局3回の講習では終わらず年を越すことに。しばらくはショップも忙しいので次回はいつになるかなーなんてのんびり構えていたら、ちょうど時間が空いたから今日やるぞ、とのこと。海洋実習と筆記テストです。3週間も時間があいてしまったから忘れちゃったんじゃないかな~。合格ラインは75点。さー、どうかな~。
「合格したよ!」と満足顔で帰ってきた息子。「90点だった。」へぇ~、すごいじゃん!これでブルーコーナー行けるね。今パラオは乾季。2月、3月とダイビングには一番いい時期を迎えます。
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慰霊碑移設

2011-01-10 16:43:45 | 建物

今回のアンガウル行きの目的の一つは慰霊。アンガウルの戦没者慰霊碑移設で大小合わせて二十数基の碑や観音像が無事移転されましたが、今回それらに小さな「平和の像」が一体加わりました。アンガウルで亡くなった日本人の男の子。お姉ちゃんと一緒に日本の方角を指しています。
関連記事:http://stb.sankei.jp.msn.com/life/trend/110104/trd1101042046012-n1.htm
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あけましておめでとうございます

2011-01-03 23:23:57 | 今日の出来事

アンガウル行きの船は故障もなく定員オーバーもなく無事出発し、絶好の船旅日和、ベタ凪の海を予定通り4時間の船旅の後、アンガウル西港に到着。あー、久しぶりのアンガウル、ジャングルの匂い。外洋の荒波が砕ける音と満天の星の中で静かな新年を迎えました。島の人口は180人。時折通りかかる自転車の島民が「オメデトー!」「オハヨーゴザイマス!」「オショーガツー!」と声をかけてくれます。テレビも音楽もカウントダウンも何もない静かーな年明け。こういう年越しもいいものです。2011年が良い年になりますように!
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