コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

センキョ 2016

2016-09-28 14:54:39 | 政治

道路が異常に混んでる、と思ったらセンキョのせいだった。パラオも4年毎、アメリカと同じ年に国政選挙がある。昨日は大統領と副大統領の予備選の投票日だった。今回大統領には4人、副大統領には3人が立候補している。トップが過半数を取らない限り、上位の2人が11月の決選投票へと向かう。投票は昨日の午後7時まで。結果がどうなったか気になって朝からローカルテレビをチェックしているが、予想通り何もやってない。こういう時の最新情報はラジオなのだ。で、パラオ語。なので夫は職場のパラオ人に聞き取り、私はパラオ人の友人に電話してみる。「どうだったかな?」「まだ離島の票と国外票は数えてないけどね、今のところトップはタミー(現職大統領のタミー・レメンゲサウ)、次はスランゲル(現上院議員・地元の有力企業のオーナー)ですよ。副大統領はオイロウ(現上院議員・弁護士)が1番、次がヨシ(現コロール州知事のヨシタカ・アダチ)。でもあまり差はないの。離島の票を数えて1時からラジオで放送するそうです。でも国外の票はまだだから。全部数えて最終的な結果はだいたい1週間後にわかります。」とのこと。パラオのセンキョは結果が出るまで長いのだ。日本だと開票率1%でも当確が出たりするんだけどね。パラオは数えるのに時間がかかるのです。でもまあ、上位2名ずつは決まったような気はしますが。このまま行けば大統領、副大統領選ともに、経験豊かなベテラン候補対若者に人気の若手候補といった構図になりそう。
ふと、「スランゲルの奥さんがかわいそうに思います。。」と友人。小さなパラオのことだから十分ありうるのだけれど、決選投票に残りそうなスランゲルの奥さんは実はタミー・レメンゲサウの実の妹。ダンナさんとお兄さんの戦い。椅子は一つ。困りますねえ。。
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