その後

振り返って書いている今日は6月28日です。

3月16日の外来の後から書いていませんでした。
私は入院中にすごく血圧が高いことがわかって、この外来の翌日から内科にかかり、その日から降圧剤を飲むようになりました。急に年寄りになったみたいで、これもまたけっこうショックでした。

入院中の記録にはどういうわけかあまり書いてないのですが、子宮、卵巣摘出と一緒に臓器脱の3つの手術を受けました。
やっぱり「取った」ことのほうがショックだったんでしょうな、当時の私。


しかし書けなくなったのは、3月12日に友人のJちゃんがくも膜下で倒れたから。
自分の体のことを書いてく余裕などなくなりました。
私自身としては術後、3月18日のデュオ練に行くこと、翌19日のポアハのレッスンをちゃんとやることを目標に静養していて、それはかないましたが、Jちゃんは19日に亡くなってしまいました。
次の1週間はレッスン、お通夜、練習、ポアハ、ピカケと今からみたら術後1ヶ月でよくやれたなーと思うくらい。
しかしやっぱり無理だったのか、3月末から4月の第1週目は体に違和感を感じながら、過ごしました。
この違和感は臓器脱に関するところなのですね。

次の外来は4月17日で、それより前に予約外で診てもらおうかと思いましたが、予約外では大変な待ち時間になると想像できたのでひるんでしまいました。

4月17日の外来で体に感じるその違和感を伝えましたが、「これだけの手術だから、忘れて暮らせるようになるにはまだ時間がかかりますよ」と言われました。体そのものは順調に回復していたからです。
この外来の後はすごく気持ちが楽になりました。
体がちょっと変だなと感じるときはやはり疲れているとき、水分の取り方が少ない時だということがわかってきました。

Jちゃんを失った時はもう辞めてしまおうかと思った職場に5月から戻り、コンサートを終えた6月19日に外来がありました。
貧血からは完全に脱却し、手術の後はまだ痛々しいのですけど、順調に推移しています。
外来のロビーから病院内を見渡して、なんとなく懐かしいと思うようになってきました。
次の外来は10月、主治医の先生は金曜日が外来で、ずっとピカケと重ならずに来ましたけど、10月の外来は重なりそ。

もうこのカテゴリーに記事を書くことはないかな。

この入院、手術に関して支えてくださった方全てに感謝いたします。
相談に乗っていただいたり、ご自身の経験を話していただいたり、お見舞いをいただいたり、励ましていただいたり。
当時から知っていた方にはご心配をおかけしました。

娘を産んでから、自分の体のことなど、ほとんど構わず暮らしてきた。
でもメニエールやったり、耳鳴りが始まったり、サインはあったのだから、もうちょっとちゃんとしておけばなと後悔もありますが、もうしょうがない。
健康は何よりも大事なのですよね。

3月16日

しばらく開きました。
この間は自宅で静養しつつ、駅まで歩いて買い物に行ったりしてました。
花粉がピークの時期ですので、つらかったですが。
傷は表面はうっすら出血したりしますが、本当によくなってきました、痛みはほとんどありません。
入院中は恐怖だった咳き込みやくしゃみをうっかりしてもひゃっとしますが、大丈夫になってきた。
２月の頭に受けた乳がん検診の結果もきて、これもクリアでした。

今日は午前中外来でした。
退院した日は次の外来はどうやって行こうと思ったものだけど、徒歩で２０分弱かかる地下鉄の駅までも普通に歩くことができた。
月曜の外来はすごい人。
採血も１５～７分待ち。
診察は主治医の先生がひょこっと顔を出して、呼んでくれたので、あまり待たずに始まりました。
取った子宮も卵巣も筋腫も良性。
内診中の画面には何にも映らなかった、本当に取ってしまった、改めて感じた。

次回は１ヶ月先、４月１７日。

3月11日

月曜日は雨降りで外へ出なかったけれど、明日はっと思った昨日の午後は風と花粉がものすごくて断念。
運動不足で腰が痛くなってしまいます。
テープでかぶれた部分はすっかりよくなったきたけど、痒いです。

今日も強風、花粉とびまくりだけど、午前中ならと完全防備で外出。
たって、ファーマーズマーケットとローソンへ行っただけ。
行って帰って３０分。
明日は駅まで行ってみる～♪

3月9日

母も帰ってしまい、今日から主婦業再開。
もともとたいしたことはしないので、時間はかかるけど、問題なし。

会社からシフト提出のメールがきたので、今月は全休のお願いをしました。
昨日からは痛み止めは一切飲まずに過ごしてます。
傷口に貼ってあるテープは自然に剥がれてくると聞いてはいたけど、今日一枚剥がれてきて、ちょっとビビった。何せ縫っていないのでね。

今日は雨降りで外へは出ず。
明日は歩かないと。

3月8日

昨日の耳鼻科の受診で、花粉症は第2段階へ入った気がする。
これからは目だね。

今日で母が帰るので、午前中ヨーカドーへ買い物に行く。
ハッピーデーのスーパーはすごく混雑していた。
うまく物が探せない、買いたいものが見つけられない。
情けないね。
でもとりあえずこれで3日ぐらいは食べられるかなー。
明日はまず近所のLAWSONまで歩くのだ。

午後は譜面作り。
母が夕方帰って、夕飯はMNMがパスタを作った。
チキンとキャベツのペペロンチーノ、上手にできました。

夜は練習。
疲れてるのか、本調子には程遠い。
指も頭も忘れちゃってるカンジ。
明日からは昼間の練習に切り替える。

明日は第2月曜、ソロのレッスンのはずだったのに。

3月7日

午前中、昼前に湘南台の耳鼻科へ行った。
車で行ったけど、ほんの短い距離がさむい。
ピーク到来の耳鼻科はすさまじい混雑だった。
一時間かかって終了、でも薬が30日でたのでひと安心。

卒業式に出たMNMが戻ってきてから、お昼は外へ出た。
入院中に食べたかったラーメン、おいしかったけど、すごく疲れた。
午後はしっかり練習したかったので、痛み止めを飲んだら、バッタリ6時まで寝てしまった。
痛み止め、飲まないほうがいいとわかってはいても、飲んだほうが活動できる。
夜、練習もできたしね。

3月6日

昨夜は母と娘と3人で10時半にはばったり寝た。
私も朝5時頃目は開いたけど、久々にちゃんと寝られた。

午前中はMacに向かって楽譜を直す。
16時半過ぎから意を決して（花粉がこわい）、家の周りを30分弱歩く。
病棟を歩くようにはいかないのと、やはり寒い。

手術後初めて痛み止めを飲まずに過ごした。
笑ったり、くしゃみしたりするのが辛い。
やっと1週間だもの、まだ痛いよ、

3月5日

霞んでたけど、朝は富士山が見えた。

今日は退院。
朝食が来て、食べようとしたところ、主治医のS先生が部屋に来てくれて、「元気になりましたね、外来で待ってます」と言ってくれました。
私より若いと思うけど、クレバーな素敵な女性でした。
ですので、今朝は写真はアリマセン。

薬は漢方と痛み止めはお守り代わり、塗り薬を出してもらった。
次の外来は16日に決まった。
10時を過ぎて、事務の人が来たら、「精算機が壊れてしまったので、次の外来の時に支払ってください」とのこと。1階は受付待ちのすごい行列ができていた。
支払いは14万弱、手術して9日入院して、この金額とは…健康保険は有難い。
文書課で保険会社に出す診断書を頼んで、終わりです。

家に戻ってきて、学年末試験を終えた娘が帰ってきてから、4人でお昼を食べた。
疲れたのかドッと眠気がやってきて、横になって退院報告のメールを何カ所かに送ったら、先生がお電話をくださいました。
師匠、他の人は絶対きかないようなこと、聞いてくるから、笑ってしまった。



長後のラシェットブランシェのケーキを買ってきました！

夕方、ウクレレを抱えてみた。
幸いなことに傷には当たらないので、少し弾いてみることに。
全身麻酔で全て忘れたのか、左右は合わないわ、でも今日はウクレレを弾けたことだけでヨシとしよう。


薬をしっかり飲んでしばし静養です。

3月4日

昨夜はやっぱり寝られず、23時にゾルピデムをもらって、寝ました。
けっこう前向きに、明日もう一日がんばるためによく寝ておくためです。



毎日S先生が9時頃やってくるので、今日は9時頃朝の散歩をしましたが、先生、来なかった…

午前中、退院診察がありました。
内診して、退院がきまりました。
このふくらんだお腹はへっこみますかと聞いたら、「へっこむけど、もともとよりへっこむことはないよ～」と返された…自転車は2週間後の次の外来までNGとなりました。
最初の予定では10日入院だったけど、終わってみれば9日で出所。
入院給付金が5日しかもらえないわ。

11時からまた30分、病棟内を歩いて部屋にもどったら、同室の妊婦さん2人が産科の棟に移動していきました。
ちょっとだけ話をしたら、産科の部屋が一杯で、帝王切開だけど点滴の必要がなかったから一時的にこっちにいたんですと言ってた。ワケ有りでなくて良かったね。


2人がいなくなった部屋の窓側から撮りました。
五重塔は以前はホテルでしたが、今は薬科大学。


デザートのパイナップルが美味しかった！


お昼を食べたあとは、ドッと疲れが回ってきた。
退院が決まってほっとしたのと、病棟内とはいえ、毎日相当歩いていたこと、そして自己管理するところがかなり多かったので。

13時から1時間ぐらい横になった。
寝すぎるとまた夜大変。

今度は年配の女性が入室してきた、皮膚科の患者さんらしい。

14時半からうろうろ歩き、リハビリを兼ねて、1階の外来を歩いてみたけど、風邪なのか花粉症なのか、マスクしてる人がいっぱいで、怖いから病棟へ戻った。

A姉さんが来た時にだけ、アイスクリームを食べたけど、それ以外は完食はしてなかった、私。でも今日は最後なのでと、LAWSONで小さいプリンを1つ買って食べました。
自らに甘い自分が戻ってきたなーとしみじみ感じる。

シャワーを終えて戻ってきたら、事務の人がやってきて、会計の概算を教えてくれた。
よーするにこれだけ明日まで用意しておいてねということ（笑）
私が想像していたより、少し高かったかな…生命保険の給付でチャラになるかどうか。


昨日のひなまつりディナーに今週の予算を全て使ってしまったので、ラストディナーは特別地味でした。

夕食のあと、病棟の廊下でついにS先生と遭遇した！
「元気になってきましたね～」って、良かった、歩いてる私を見てもらって。


デイルームで入院日記を書き、２０時すぎから最後のリハビリ。今夜の病棟は静かな感じがさした。
30分近く歩いてよし次の曲で終わりにしようとしたら♪Girl in The Box…とびきり長い。

3月3日

昨夜は22時には寝たらしく、目をさましたのが夜中の3時。
その後もおかしな夢とかも見ましたが、けっこう寝た！

これまで元気になっていくきっかけはいろいろあった。
初めて浴びたシャワーとか、 A姉さんのお見舞いとか。
しかしこの熟睡というのもその一つに違いない。

今日から朝はパン食。

期待してなかったけど、保温庫であったまっていた食パンが美味しかった。

9時頃横になっていたら主治医のS先生がやってきて、「私が来るといっつも寝てる、動いてね」と去っていった。
動いておるってば、看護師さんに聞いてよーーー

11時頃に病棟を歩いていたらPIHA殿からメールがきた。
わーいと見たら3行しか書いてない。
「退屈してるからもっと長文メールを書いて」ってお願いするアタシってどこまで失礼なやつ。ちゃんと長文メールを返してくれました、ありがとう。




今日は痛み止めを飲む間隔をどれくらい開けられるかを知ることがmissionです。
薬は自己管理なので、自分で判断。
朝は朝食前の7時に飲んで、ロキソニンの規定の間隔は6時間以上とすると13時。
14時に母が来ることになっていて、シャワーの16時にしていた。
母と1時間ぐらい話して帰ったあと、薬を飲まなくてもいけそうだったけど、シャワーの時に痛みが来ると困るから、15時半に飲む。
でもずいぶん良くなってきたと思う。
もちろん痛いけど、落としたものが拾えるから。
あとは咳やクシャミに耐えられるかどうか。

夕食前のお散歩で新生児室を見に行った。
一人だけガラスのすぐ向こうで寝ていた赤ちゃん。
コットにはカタカナで書いたママの名前の後ろに「ベビー」って書いてあるだけで、男の子か女の子か、いつ産まれたのか、何グラムか、昔だったら書いてあったようなことが何も書いていなかった。これも個人情報ってやつなのかな。
赤ちゃんの寝顔を見ていて、私はもうこういう赤ちゃんを産み育てることができない体になったんだと改めて思った。
子供を一人でも産んでおいて本当に良かったと思った。
変わり者だけど、いい子だからね。

今日はひなまつり。

夕食はちらしずしのお祝いメニューでした。

明日は退院診察があります。

3月2日

寝たのが26時でも6時になれば起こされてしまうのが病院生活。
最大の問題になりつつある便通もきて、座薬地獄からは解放される見通し。

朝食は25日に頼んでおいたパン食の朝食がやってきた。

そんなに美味しいわけではありませんが、3食ご飯よりずっといい。
朝起きたら時はそれほどでもなかった痛みが食後にどーっとやってきた。
昨日の夜に飲んだ痛み止めが切れたらしい。
効いてくるまで1時間以上かかることを考えると少し前倒し気味に飲んだほうがいいことを体得。

週末姿を見せなかった担当のS先生がやってきて、心配なのは便秘だけと。
この後漢方の「大建中湯」が処方された。
11時にシャワーの予約をいれてあったので安静にして薬の効きを待つ。
午後、26日に移動してきた「重症患者用の個室」から大部屋に移ることになった。
看護師長は予定通り退院出来ますよと言ってはいた、まだ痛いのにね。


お昼の後、13時少し前にA姉さんが1階にいるとLINEしてきた。
部屋の移動が14時からの予定だったので、デイルームならいいですよと許可をもらって話しをした、楽しかった。
私はすっぴんで汚い顔してるけど、A姉さんはいつもと変わらないので、一緒にいると入院していないような気がしてくる。

それから大部屋に移った。
私が 移った途端同じ部屋の方が私がいた個室に移った。
あの人も似たような手術を受けるに違いなく、なんだか切ない。
同室のあとの2人は妊婦さんだった。
産科の棟からは1番遠い婦人科の病棟にいる2人は何か訳ありの妊婦さんなんだろうな。「産婦人科」と一括りにするけど、実に極端。
産科は途中は辛くても子供が無事産まれれば結末はHAPPYだけど、婦人科は治って良かったねと言っても失うものは多い。


食べられないほどまずいとかでは決してないけど、おいしくはない、飽きてきた…
でも隣のベッドの患者さんも食事の前に写メしてる音が聞こえた（笑）、やっぱり若いね。

ナースステーションでは電子音で♪メヌエットと♪JE TE VEUXが交互に流れている。
ウクレレ弾きたいなーもう何年も弾いてないみたい。

明日は何をしよう。

3月1日

3月1日

昨日の夜に出た指のしびれはなくなった。
朝食は全粥になりました。


術後、背中がテープでかぶれちゃって、痒みがひどかった。
9時半ごろやってきたN先生に話しをすると、硬膜外の管を抜いてくれると。
テープを剥がして管というか針はけろっと抜けた。
シャワーを浴びていいというので、10時半に予約をとった。
シャワーなんかして大丈夫かなと思ったけど、基本頑丈なので、ふらついたりすることなく快適だった。
体に縦に入った大きな傷は悲しい。
シャワーの後、背中に薬をつけてもらって、そのあとは強い痒みからは解放された。
しかーし、痛み止めが切れた昼前から強い痛みがやってきた。
咳き込んだらお腹に力が入ってもうどうなることかと思った。
ロキソニンは昼食後からで、とにかくなんとか食事をして薬を飲もうと普通食に戻った感動もなく必死に食べた。

12時半に飲んだ薬が効いてきて、なんとか起きられるようになった14時を過ぎていた。
オットが洗濯物を持ってきたけれど、今日は話しをする元気もなく早々に帰っていただいた。
オットと入れ違いにくみこさんが送ってくださった立派なお花が届いた。

くみこさんも辛い思いをしてきた方なので、「励ましになれば」と送ってくださった。
ありがとうございます。

痛いながらもなんとか動けたので、ちょっと歩いたり、下のLAWSONにお水を買いに行ったりするくらいのことはした。でもスタスタ歩けた昨日とは大違いだった。
痛み止めを背負っていた時期も痛かったけれど、それが抜けるとやっぱり比較にならない痛みだ。お腹に力が入れられないので、立ち上がったり、座っているのもけっこう大変。上半身で自分を支えようとするので、肩こってきた。

便通のない私に座薬をいれてでも出さないといけなかったのだが、今日は傷の痛みも強いので見送りに。

夕食。


導尿の検査もついにクリアして、明日以降は計測だけ。

寝る頃には痛み止めも効いていて割と楽だった。

今夜は背中のかゆみも薄らいでいるし、眠れるかなと思ったけど、やっぱりだめ。
そもそも21時に寝るなどは私には無理！でも日付が変わっても寝られないのはつらい。
26時前に25日と同じ眠剤（よく調べると睡眠導入剤）をもらってやっと寝る。

2月28日

朝食は5分粥とおかずは柔らかいけど、形があるものに。

この病院主食の量がめちゃめちゃ多い。
朝食の後、お腹から出ている管、点滴、尿のドレーンが外れて一気に動きやすくなった。
ただし自分で尿の管理はしないといけない。
導尿の検査も週明けまで続く。
後は背中の痛み止めだけ。
かゆみがあるから取ってほしいけど、取ったら普通の痛み止めはロキソニンだけ。
これを取ったらどれくらい痛いのかわからない。

お昼はあんまりお腹すかないけど、5分粥セットをがんばって食べる。

煮物とお魚。

1階のLAWSONまで腹帯の予備を買いに行く。
退院後の次の外来まで巻いてないといけないそうなので。

歩けるし動けるけどずっと熱はある。
熱があっても動いたほうがいいらしい。

15時ごろ3人がやってきた。
MNMの顔が見れて嬉しい。

MNMが連れてきたツムのバンちゃんとプレゼントしてくれた手のりはんなり豆腐

母が良くなるまでベッドがあったほうがいいんじゃないというので病室でネットで調べる。起き上がるのが大変だから。
私が必要なくなったら、母が買い取りますっていうから（母からお金貰わないけどね）帰りにニトリへ探しにいくと帰っていった。ニトリでいいのが見つかったらしい。
この3日間滞在していた個室が無料のお部屋だったことがわかったので、1万円前後なら生命保険から降りるお金で買えるし！

一杯ならいいと許可が降りたので、一階へコーヒーを買いに行った。
今日はコーヒー薄目のミルク多めのカプチーノ。


夕飯は7分粥とおかずたち。

ニトリでベッドを買ったようで設置待ちのMNMがたこ焼き画像を送ってきた信じられん～。
夕食の少し前から左手の親指と人差し指がしびれを感じた。
嫌だな、大事な指なのに。
看護師は点滴の位置の延長だからでは？と言うけれど、点滴は午前中
外して夕方に痺れが出るもんなのかな。
熱は相変わらず7度台の後半、自分ではそんなに熱があるって自覚がない。

夜中は背中がかゆくて寝られなかった。
毎晩何かしらの理由で寝られない…

2月27日

点滴とお腹からの管、硬膜外の管、尿のドレーンと管だらけだった。

10時半ぐらいに「手術が終わりました」というメッセージを今回お知らせしていた方には送った。みなさんすぐお返事を返してくれて、嬉しかった。

昼前には立って、術着から自分の服に着替えさせられた。
まだ24時間も経っていないのにね。
ここで流動食が出た。

重湯と不気味な甘い流動食、紅茶味のたんぱくしつのドリンク。
どれもほとんど食べられず。
まずいんだもの。

術後から37度台の熱がずっと続いていて、歩けと言われても頭がぼーっとしている。
横になっている事が多かった（でもそれは普通じゃない？）

夕飯は三分粥と魚の煮物を細かくしたもの、煮野菜を細かくつぶしたもの。

魚は完食したけど、野菜はちょっと…
ヨーグルトが嬉しかった。

夕食の後、S先生がやってきて、もっと動かなきゃだめって。
明日尿のドレーンを取るよって言って部屋を出て行きました。

しょうがないからテレビカードを買いに行ったり、廊下を歩いたり。

オットが会社の帰りに少しだけ顔をみせた。
取った臓器を見せられたらしい。

夜は背中の痒みに泣かされた。
背中には痛み止めの管がテープで止めてあるのだけど、それが痒い。
夜中にかゆみ止めを処方してもらって、塗ってどうにか寝た。

2月26日

手術の日だ。
朝は眠剤が効いててぼーっとしていた。
アルジネードウオーターを2本飲み切ったらもう今日は絶飲食。
看護師長がやってきて、個室へ移りましょうと言ってきた。
アーリーチェックインした個室は広々として快適。
退院までここにいたら、どんなにいいでしょ。
点滴のラインを取るために若い先生がやってきたけど、まず左に刺してダメで、次に右、それでも液と血液が漏れちゃうので、一旦抜いて、今度はベテランらしい先生が一発で左の手首の下に針を刺した、さすが！

11時半にオットが母と姑を連れてやってきた。
オットは手術の付き添いということがほとんどわかっていないらしい。
手術前でnervousになっている私に関係ないつまらない話しをされるのが本当にイヤだった。こういうことされるのがわかっていたから、夫の実家のほうには手術が終わってから話しをしようと思っていたのに。
予定時間の13時を回っても14時を過ぎてもちっとも声がかからず、帰ってもらったはずの母と姑がまた顔を出し、血圧が上がっちゃうし、イライラが最高潮に達していた。

ドラマで見る様なストレッチャーに乗ってとかそんなんではなく、手術室までは歩いて行った。
まずは背中に硬膜外の麻酔をいれるために針をさすための痛み止めを打つ。
昨日私を脅かした先生でなく、もっと親しみやすい感じの先生。
これが効くと、痛みはないけど背中に何か入っていく恐怖感だけがある。
終わって主治医ののS先生が手を握って冷たいねと言うと手術室の看護師さんたちも眠くなるまで握ってあげるねって握ってくれたけど、すぐわからなくなった。

私の意識が戻った時はひたすら寒かった。
たぶん病室に戻っていたんだろうけど、よくわからなかった。
オットは私の意識が戻ったことを確認して帰ったらしい。
4時間の手術だったそうだ。

そこから翌朝にかけてはちょっと寝ては起こされて検温と血圧測定。
体温が38度を上回って一回だけ坐薬の解熱剤をいれた。
明るくなるまでそんな感じだった。