Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

らん展に

2011-03-01 17:38:50 | 鑑賞・観戦

今日から3月。
2月の終わりの暖かさが、どこかに行ってしまい、寒さで始まった弥生です。

母が手術を受けて、1週間。
足をだいぶ動かせるようにはなってきていますが、何しろ、両膝です。
当たり前ですが、痛みがまだあって、思うようにならないのが、歯がゆいようです。

初めは、看護士さんの力を借りないと何もできない状態でした。
でも、ベッドから車椅子に、車椅子からベッドに、移ることができるように。
その車椅子で、ひとりでトイレにも行けるようにもなりました。

毎日リハビリ室に、器具と、理学療法士の先生のマッサージを受けに通っています。
1日毎にできることが増えてきて、本人も、希望を大きく持って頑張っています。


毎日、仕事の合間にお見舞いの病院通い、ちょっと疲れたかな・・・
そんな私ですが、先日(25日)に、嬉しいお出掛けをしました。
東京ドームの「世界らん展日本大賞2011」(27日終了)に、友人が誘ってくれたのです。

 

大変な人混みの時は、花を見るのも容易ではなかったとか。
私たちは平日の早い時間に行ったので、ゆっくりじっくり見ることができました。

20カ国、10万株のらん展、もっと色に溢れ、華やかな会場を想定して出かけたのですが・・・
もちろん、色とりどりのブースもありましたが、全体的には、和らんも多く、落ち着いた雰囲気でした。

   

葉っぱの中に、黒い花。よく見れば、確かにらんの形です。
真ん中が、大賞のらん。2000という半端じゃない花の数で、大賞に選ばれたようです。

 

6部門に分かれて審査されたらんの数々。
ディスプレー部門では、高校生たちの作品もありました。

  

ちょっと不気味な、コブラに似たコブラ・オーキッド。
まるで蝶のようなバタフライ・オーキッド、マイクに向かうコーラス隊のような可愛いらんも。

 

これぞ “らん”、とばかりに咲き誇るのは、カトレア。
静かな和らんが多い中、華やかで、堂々とした姿は、やっぱり、素敵でした。

       

これは、ジャイアンツ戦を観戦中の人々ではありません。
開放された3塁側スタンドで、会場を眺めながらお弁当を広げたり、疲れを取ったり・・の人たちです。
売店はいつもどおりに開店。
試合のときはビールのタンクを背負って走り回っている売り子さんも、お弁当を売っていました。

私たちは、このあとゆっくり食事をしたかったので、お茶だけ買って、ひと休み。
最後にもう一度ぐるっと見て回り、会場を後にしました。

花々の美しさに、たくさんの元気をもらいました。
大きな気分転換をさせてくれた友人に、感謝の1日でした。