Yokoの空

犬とわたしと、ちょっと気になる出来事たち…

今年も、軽井沢へ

2015-08-05 19:26:35 | 旅行・おでかけ

いつもの3人で2泊3日、いつもの軽井沢。
お昼前に新幹線で軽井沢駅に着き、レンタカーで 「しゅっぱーつ!」
いつも行くイタリアンのお店に、直行です。

  

これが前菜。
バーニャカウダは、軽井沢の野菜の新鮮さが際立ちます。
美味しいお料理で、お腹が満たされました。

友人の別荘に到着し、空気を入れ替えたりしながら、夕方までのんびりと。
ディナーに出掛けた先は、おいしい和食屋さん。

パジャマに着替えたら、途中で買ったワインやチーズやらとおしゃべりで、楽しい夜は更けて・・・


翌朝、温泉「トンボの湯」の朝風呂に浸かり、「う~ん、極楽、極楽」。

北軽井沢をうろうろしながら、夏物まとめ買い。
20%OFFの素敵な服を見つけ 「これ、いくらになるかしら?」
小声のオーナーさん 「半額でいいよ」 ですって。

翌朝食用に、美味しいパンも、買いました。


3日目の朝は、冷蔵庫に残った野菜、ハム、チーズやらを平らげて・・・
淹れたてのコーヒーで頭がシャキッとしたところで、お掃除と、ゴミ出し。
「ゴミ処理場できちんと分別しないと、熊が荒らしに来ると困るんだって」・・さすが、軽井沢 

アウトレットでは、たくさんのワンちゃんに出会いました。
2頭のアフガンハウンド、かっこよかったなぁ。

風まで暑い東京と違い、軽井沢の暑さの中を吹き渡る風は、何とも心地よい。
今回は、遠出もせず、美術館などにも行かず、ただただゆっくりと、体も気持ちも休めました。

旅の最後に、木立の中で飲んだ氷温熟成コーヒー。

      

小鳥の声に包まれて、時間が、のんびりと過ぎていきました。


冬の京都へ

2014-12-10 20:58:05 | 旅行・おでかけ

「今年は、京都の空気を吸っていない」
と私が騒ぐので、夫が、付き合ってくれました。
7日8日と、たった1泊。でも、文句は言えません。

京都駅からレンタカーで、2日間、あちこち回ってくれました。
いつもは門を閉ざしている 「霊鑑寺」 というお寺の、特別公開最終日。

 

尼門跡なので、しっとりと、優しいたたずまいのお寺。
6歳とかで入寺した皇女たちが遊んだであろう御所人形なども展示されていました。
すっかり紅葉は終わってしまっていましたが、地面に掃き集められた紅葉の葉が、美しかったー。
椿の頃に、また1週間だけ、公開するとか。



近くで、もう1か所、特別公開の 「光雲寺」。
こちらは、運慶作の聖観音像の厨子の金箔修復後、初の公開。
厨子の周りをぐるっと見られるように展示され、裏まで、じっくり鑑賞できました。

 

池泉式庭園も美しく、池の鯉が2カ所に集まっていました。
鯉も、くっつきあって寒さを凌いでいるのでしょうか?


ちょっと足を延ばして、迷いの窓 と 悟りの窓 の、「源光庵」 へ。
前に来た時とは違った、新しい門。木の香りがしそうです。

 

大きな石碑を、亀が 「んん!」 と、支えています。


源光庵の隣にある、「常照寺」。
幾百人の学僧が学んだ学寮だったのだそう。

 


   

16時を過ぎたら、灯篭に灯が入り、味わいが深まりました。
帯に感謝し、祈りをささげる 帯塚。
6トンもある塚石の手前の隅っこに、優しいひらがなの、小さな碑がありました。


夜は、京都の ヒデッチさん ご夫妻と、会食です。
おふたりは、とても楽しく、素敵なご夫妻です。

 

食べかけのお刺身は、左が盛り合わせ、右は貝尽し。
さばずしの写真は、新しいカメラに手こずる私に代わって、ヒデッチさんのご主人が撮ってくださいました。
あれこれと頼んでたくさん食べて、たくさん飲んで、たくさんお話して。

夜が更け、場所を移して、さらに、おしゃべり。
さすが、京都人。素敵なお店をご存じです。
とっても楽しい夜を、ありがとうございました。


翌朝、ホテルの朝ごはんを平らげ、ゆっくりのチェックアウト。

          


真っ先に行ったのは、必ず訪れる「青蓮院」。
青蓮院の門前から、青蓮殿まで運んでくれるシャトルバスが出てたので、乗って行ってみました。

  

今年10月にできた青蓮殿で、3年間の修理が終わった 「国宝・青不動明王」 の開帳。
大舞台からは、大文字や京都の街並みを見渡せて、寒ささえ気持ちよく感じました。

シャトルバスで 「青蓮院」 に戻り、大好きな華頂殿からの眺めを楽しんだのは、言うまでもありません。


次に向かったのは、「曼殊院門跡」。

 

 

枯山水のお庭の奥に、まだ頑張っている紅葉がありました。
そのお庭に、蝉 が施された手水鉢。何とも可愛らしい。


訪れたところはどこも、人が少なく、とっても静かで、落ち着いて拝観のできるところばかり。
夫とふたりの京都は、いつもと違う顔も見られた、とっても楽しい時間でした。


初お出かけ

2014-09-14 18:48:33 | 旅行・おでかけ

退院から、早くも10日が経ちました。
ひとりリハビリ、なかなか、難しいです。

足を開いて閉じて・・・ あぁ、もう動かない・・・
「あと10回、行ってみましょう」 なんて、誰も言ってくれません。

杖なしで歩こうとすると、踏み出した左足に乗ると、どうしても体が左に傾いてしまう。
杖でほんの少し支えるだけで、まっすぐになるのに。

でも、どうしても行きたい所が・・・
友人が、付き添ってくれました。

退院して初めてのお出かけは、娘のバレエスタジオの発表会。

下は2歳から、大人クラスまで。
指導が大変だったろうなと思うようなおちびちゃんたちも、役になりきって、懸命に踊ります。
コンクールに出るほどに上達している子も、います。
舞台に立つ本人も、見守る家族にも、それぞれ皆が主役です。
     

思わず笑ってしまう場面があったり、素敵な踊りに引き込まれたり、とても楽しい3時間でした。


終演は20時。
程よくおなかも空いて、会場近くのお店に入って、夕食を。
思いがけずメニューも多く、私たちふたりが好きななお魚の美味しいお店でした。

     

どのお皿も、食べかけです。
手前は、1個だけ残った小芋のから揚げ。
その後ろのふた切れは、ふたりとも初めての「へしこ」の炙り。
「へしこってなんですか?」 と訊いたら、鯖の糠漬けですって。
即、注文しちゃいました。 塩分かなり強め。 ご飯に乗せて、お茶漬けなんかいいかも。

そして、退院以来初めての日本酒を、飲みました。
退院したその日から、ワインしか飲んでいなかったのです。
浦霞、とーっても美味しく感じました。

一緒に行ってくれた友人は、まるで、介護要員のように面倒を見てくれて・・・
リハビリをもっと頑張らねば、と、反省です。


帰りの日は、美ら海水族館

2014-07-25 19:20:09 | 旅行・おでかけ

ホテルをチェックアウトし、向かうは、美ら海水族館。
母に、巨大な水槽で泳ぐジンベイザメを、見せたかったのです。

もう一泊する娘たちとは、別行動。 





母は、2011年、大震災の直前に両膝の手術を受けました。
痛みが無くなり、ゆっくりながら、杖も使わず歩けるようになりました。
でも、両膝ということで、障害者手帳(3級)を持っています。
美ら海水族館は、この手帳で、本人と付添人ひとりが、入場料が無料に。
知らないと使えない、嬉しいサービスでした。

 

伊勢海老と、セミエビ。美味しいものは、同じ場所にいるんですねー。
「あ、セミエビ。一昨日、これ、食べちゃったのねー」
「美味しかったねー」

大小の水槽を万遍なく見て回り、建物の外に出たら、押し戻されるような、強烈な日差し。
お陽様に負けずに、ちょうどショーの始まるオキちゃん劇場(イルカたちのプール)へ向かいました。

イルカやゴンドウクジラの華麗なジャンプなどを観たり、体の構造を教えてもらったり。
最後には、夏限定の「スプラッシュタイム」。

「暑いですねー。水浴びをしたい方は、プールの前にきてくださーい」 と、調教師さん。
観客席から、ぞろぞろと、大人も子供も、集まりました。

   

                           せーの!

                    

                         ばっしゃーん!

   

イルカから、そして、ゴンドウクジラから、豪快な水しぶきを何度も浴びて、皆、びっしょびしょ。
でも、大丈夫。
沖縄の太陽が、あっという間に乾かしてくれます。

ずいぶん長い時間を、ここで過ごしました。
母も、夫も、息子も、もちろん私も、たっぷり楽しんだ 「美ら海水族館」
さぁ、ここから、一気に那覇空港へ。

あっという間の、でも、とても充実した、沖縄の3日間でした。

羽田空港に着いたのは、夜。
同じ 「暑い」 なのに、沖縄と違って、東京はじっとりしています。
たちまち、夢から現実に引き戻されたような、そんな一瞬でした。


お祝いのついでに

2014-07-20 12:01:59 | 旅行・おでかけ

結婚式を挟んで、前後2日間、沖縄を楽しみました。
せっかく、こんなに遠くに来たのだから・・・ と。


挙式前日。
母と夫と息子と4人で、ANA・プレミアムクラスで、午前中に到着。
打ち合わせがあったりで、早めの到着の娘たちとは、別行動。
空港でスッタモンダはあったけれど、無事、ホテルに、早めのチェックイン。
まず、潜水艦風「サブマリン」で、海中観察。

  
さすが、沖縄の海。    
そんなに遠くの沖まで出たわけでもないのに、熱帯魚がわらわらと。
青いヒトデがいたり、美味しそうなお魚も泳いでいましたよ。


お部屋でゆっくり夕方まで待って、次は、サンセットクルーズ。

  

気持ちのいい風に吹かれながら観るサンセットは、特別のものがありました。


夕食には、ホテルの鉄板焼きのお店に、東京から前もって、食材をリクエストしてありました。
前回の沖縄で感動した 夜光貝 と セミエビ。
特別大きいのを、仕入れておいてくれました。

 

まだ生きているこれを、半分はお造りで、半分を鉄板で焼いてもらいました。

     

こんなに大きい夜光貝、実は、サザエの仲間。
生はコリコリと歯ごたえがあり、火が通ると軟らかく。
プリップリのセミエビもとっても美味しく、泡盛 「残波」の古酒(クースー)も、よく合いました。
もちろん、大好きな海ぶどうやらなにやらも。大満足の夕食でした。

ちょうど食べ終わったころに、「ここにいるよー」 と、娘からのメール。
新郎新婦とお友達が集っているところに、疲れたという夫を置いて、3人で参加。
大正・昭和・平成 生まれがひとつになって、母もしっかり、溶け込んでいましたよ。
とっても楽しい、結婚式前夜 でした。


満開

2014-04-03 23:20:43 | 旅行・おでかけ

昨日3日、母を誘って、夫と3人で、お花見ドライブ
これ以上ない、満開の桜です。

  

石神井川に覆いかぶさるように咲く桜。
優しくふんわりとしているのに、妙に、力強い。
日本人は、桜が咲かないと、春になりません。

「お花の公園」 では、ちょうどお昼時。
どの木の根元にも、シートを広げてランチタイムを楽しむ人たちの、笑顔がありました。
何も羽織らずに車を降りても、全く寒さを感じません。
母も、構図を考えながら、自分のデジカメのシャッターを切っていました。

生憎の曇り空ではあったけれど、今が真っ盛りの桜の、美しいこと。
青空だったら、もっともっと鮮やかだったのかなぁ・・・

1時間ほどかけて、何か所かきれいなところを回り、最後は、桜のトンネル。

  

「歩くのが怖いから、無理かなぁ」 なんて思っていたお花見、今年も、母と一緒にできました。

昨日見ておいて、よかったー。
今日は、朝から肌寒く、昨夜からの雨がしとしとと、真夜中になった今も、降り続いています。


秋の京都 3日目

2013-12-14 19:11:28 | 旅行・おでかけ

3日目の朝も、お天気に恵まれて。

 

池に鯉の泳ぐ、お手入れの行き届いたお庭を眺めながら、湯豆腐の朝食。


気持ちよく過ごした旅館をチェックアウトし、清水へ向かいました。
着物を着て歩きたい との若いふたり、前日に予約したレンタル着物にお着替え。
頭もセットしてもらって、美人に仕上がり、待っていた私の前に、しゃなりしゃなりとお出ましです。

そのまま、青空のもと、清水寺へ。

 

奥ノ院を通り、ぐるっとまわり、「清水の舞台」の裏を見上げ、舌切り茶屋を通る道筋、1時間ほど。
疲れそうなので、ひとりで待っていることにして、仁王門の前で、「いってらっしゃあーい」 とお見送り。

清水焼の朝日堂というお店の2階に、落ち着いた、静かなカフェがあります。
「お参りの人を待っている間、長居させてね」 と、お抹茶スィーツを食べながら、お茶していました。


清水坂は、修学旅行生や観光客でいっぱい。でも、1歩奥に入れば、静かなものです。
ちょっと奥まったところの、生麩料理のお店。

   

7種類の生麩の天ぷらに、汲み上げ豆腐とか色々とついたセット、満足の美味しさでした。


「着物のまま運転って、大変じゃない?」
「う~ん、でも、女将さんとかって、着物で運転するんじゃないかな」

なんて会話をしながら、宇治へ。

お友達ちゃんが見たことないという、平等院。 
窓口で入場料を、と行ったら、あららら~、なんという下調べ不足!
国宝鳳凰堂が、来年4月まで、屋根の吹き替えなどの修復中。
今は、全体がシートに覆われているのだそう。

親切に外に出てきてくだったおねえさんに、3ショットの写真を撮っていただいちゃいました。
来年来るときには、きれいな平等院に会えるでしょう。

 

抹茶ソフトクリームでお口を緑にし、お茶や、お抹茶のお菓子などを買って、祇園に戻りました。
ふたりが着物から私服に着替えたら、いよいよ、この旅も、終盤。
初日に下見をした、錦市場へ。
ところが・・・並ぶお店の半分が、シャッター。
京都に行くたびに買いに寄る、生麩のお店も、閉まっていました。
「7時閉店って、早すぎでしょう」 なんて言いながら、開いているお店で、お買い物。
京都東で高速に乗ったのが、すっかり夜の、7時44分。
東京で東名を下りたのは、深夜1時をまわっていました。

運転が好きだとはいえ、3日間で、1200㎞を運転した娘に、感謝。お疲れさま。


秋の京都 2日目

2013-12-10 07:30:00 | 旅行・おでかけ

一夜明けて、朝食は、ゆっくりの8時半。

    

料理旅館の、充実の朝ごはんをしっかりいただいて、2日目の始動です。

烏丸通り、御所の向かいにある、ちょっと風変わりな神社。
京都に来るたびに前を通るのに、今まで入ったことがありません。
足腰の守護神 とあり、いのししが・・・
「足にいいんじゃない?」 初めて、立ち寄りました。 護王神社。別名、いのしし神社とか。

入ってみれば、なるほど、あちこちに、いのししがいます。

    

手水舎では、いのししの口から、お水が出ています。

 

可愛いお守り、ひとつには名前や願い事を書いて、決められた地面に刺します。
もうひとつは、持ち帰って、自分の目より高いところに納めるようにと。
まだ足に不安があるので、早速、お願いしました。

   

周りに、ウォーキングスタイルのグループがひと組。
ちょっと恥ずかしかったけれど、指までついた足型の上に乗って、願い事を。
私の後に、カラフルな衣装のその人たちも、乗っていましたよ。
なんだか、私も、ウォーキングやジョギングまで、できるようになれそうな気がしてきました。
どうぞ、ご利益がありますように、とお願いをして、護王神社を後にしました。


同行の、娘のお友達ちゃんの身近に受験生がいるので、北野天満宮 でお参り。
私と娘も、微力ながら、一緒にお祈りをして、パワーを送りました。
社殿の前に列を作っているのは、修学旅行の中学生や高校生。
み~んな、頑張れ!


お昼は、可愛いお弁当を娘たちに食べさせたくて、天満宮に近い、紅梅庵を予約しました。

         

いつも同じ塗りの梅の器、季節で、並ぶお料理が違います。
花街・上七軒での、ちょっと大人な、昼食でした。


「さぁ、この後どうしよう?」
きれいな紅葉を見に、嵯峨野へと向かいました。

二尊院。

 

ここまで来ると、人も少なく、静かな散策が楽しめます。

  

小倉餡発祥の地とかで、大きな碑が。
その奥に、室町時代の建物が、そのまま保存されています。

 

美しく色づいた木々のしたを歩くのは、本当にに気持ちのいいものです。


山門を出て、そのまま、つらつらと歩き、祇王寺へ。

 

緑の苔が美しいお庭も、この季節は、赤や黄色や、様々な色に覆われます。
この色を描くには、いったい、どれだけの絵の具が必要なのでしょう?

 

ほんのり温かみを感じるほどの晴天が、更に、気持ちを高めてくれます。


嵐山・渡月橋辺りで散策でも、と、向かいました。
!!  人がいっぱい過ぎて、渡月橋が、重さで落ちちゃうんじゃないか、と思うほどの光景でした。

川沿いに、まだバリケードが並ぶところもあったけれど、復興が思った以上に進んでいて、びっくり。
ニュースで、地下室まで泥だらけだった旅館も、きれいになって営業していました。
人の力、凄いです。ちょっと、感動でした。

大渋滞の人の波に恐れをなして、車から降りずに、京都市内に戻ることに。

戻ってみれば、もう、夕方。
昼間に行きたかった、大好きな 青蓮院門跡 のライトアップが6時からなので、そのまま青蓮院へ。
5時にいちど閉館ということで、着いたときは、門前に並んで待っている人が。
寒くなっているし、1時間近くも立っているのも・・・ というわけで、近くでお茶をして待ちました。


いつものんびりとお庭を眺める華頂殿がお茶席になってしまっていて、お茶を頼まないと入れない!
宿でのお食事を7時にお願いしていたので、そんな時間はありません。
お庭に下りて、ゆっくり歩きながら、木々や灯篭が闇に浮かぶ、美しい空間に、溶け込んでいきました。

  

ライトアップされた、相阿弥の手による池泉回遊式庭園、幻想的な世界が広がります。
人は少なくないのに、とても静かなひとときでした。


宿に戻ったのは、ほぼ7時。 
楽しみな夕食。2泊目は、しゃぶしゃぶです。

   

写真は、ひとり分のお肉。
あれこれ食べて、お腹いっぱいに。お肉をちょっと、若いお腹に手伝ってもらいました。

食後、娘たちふたりは、先斗町に繰り出し、鴨川を眺めながら、美味しいお酒を飲んできたようです。
息を切らしながら、しっかり、11時に、宿に戻ってきました。


秋の京都 1日目

2013-12-06 20:59:37 | 旅行・おでかけ

11月30日 7時30分、秋の京都に向けて、出発
土曜日のそんな時間なのに、都内が渋滞、東名に乗るまで、1時間かかりました。
今回は、娘と、娘のお友達が、いっしょです。

「高速も混んでいるー」 と思ったのはほんの少し。
あとは順調に、東名・名神 と走り、何か所かで休憩しながら、京都東を下りたのは、14時過ぎ。

ずっとひとりで運転した娘は、疲れも見せず。
京都に入ってから、最初の行き先を決めました。 国宝・三十三間堂。

御堂の中央に、国宝・千手観音坐像、その両脇に並ぶ、1000体の千手観音立像。
何度見ても、圧倒されます。
会いたい人や自分に似たお顔の観音様が、必ず1体はいらっしゃるとか。
探しながら、ゆっくり歩いたら、見つけましたよー。
なかでもいちばんは、母にそっくりなお顔。娘も「ほんとだー」と言っていました。

 

御堂の外に出ると、真っ赤に染まった紅葉が、「ようこそ、京都へ」 と、迎えてくれました。
のんびり過ごして門を出るときには夕方になっており、三十三間堂は、すでに閉門。
時間を知らずに訪れた人たちが、門の前で、入場を断られていました。

錦市場で、3日目の帰り際に買うものの下見をして、宿に向かいました。

              

宿は、いつもの料理旅館 吉川
ここで、夕食時間に合わせて、京都にお住いの ヒデッチさん が、合流。

   

ヒデッチさんはとても楽しい人で、初めてお会いする娘たちも、「初めての気がしない」ですって。
おしゃべりに花が咲き、目で楽しみ、舌で楽しみ、最後の天茶漬けや、デザートまで、完食。

美味しい京都の懐石料理を堪能し、そのまま4人で、夜の祇園へ。 
ヒデッチさんが予約してくださった素敵なバーで、引き続き、女子会です。

            

本当に楽しい夜でした。
ヒデッチさん、素敵な夜を、ありがとうございました。

宿を出るときに、「11時くらいまでに」 と言われたのに・・・ やっぱり、遅れました。
それでも優しく 「おかえりやす」 と迎えてくださった女将さんや仲居さん。
わがままな宿泊客で、ごめんなさい。


昇仙峡 と 石和温泉

2013-09-30 12:31:16 | 旅行・おでかけ

夫と、「秋になったら、お母さんと温泉にでも行こうね」
なんて言っていたのですが、秋風を感じはじめて、早速行ってきました。

そんなに遠くないところ、と、決めたのは、石和温泉。

高速を、甲府南で下りて、昇仙峡へ。
母と私は、渓谷道路の馬車発着点からトテ馬車に乗りこみ、出発。
夫は、終点の発着点に、車で先回りしていてくれました。



この優しげな眼のお馬さん、重そうな客車に大人を8人も乗せて、頑張ってくれました。

台風の影響で、まだ水が少し濁っていましたが、水量は豊富で、流れに迫力がありました。
「澄んでいれば、イワナとかの魚が見える」 と、馬車を操りながらのおじさんのガイド付きです。
お客さんとのおしゃべりの途中で、「あれが烏帽子岩」 と、急にガイド口調になるのが可笑しかった・・・

馬車を降りて、その先の、若かりし頃夫と歩いた遊歩道を歩くのは断念。
近くのお店で、軽めに昼食を摂ることにしました。
「いいイワナが入っていますよー」 なんていうのを聞いたら、もう、食べるつもり100%。

御岳そばのざるそばと一緒に、焼きたてのイワナ、はふはふと、美味しくいただきました。

 

近くの「影絵の森美術館」。
あちこちで馴染みのある藤城清治さんの影絵ですが、美術館で見るそれは、本当に美しく、癒されました。

同時に、竹久夢二と山下清の展示がありましたが、こちらは、復刻が多かったです。

ネットで割引クーポンを印刷して行ったら、100円引きに、藤城さんの影絵のお菓子付きのコーヒーも。
じっくり観た後の喉の渇きに、嬉しいサービスでした。

「せっかくだから、ロープウェイに乗ろう」
本当の “地に足がついていない感じ” に、ゾクッとしながら、上の駅に着いて、「!」
そこからさらに、天にでも上るようなまっすぐの階段。
夫だけ展望台に行き、母と私は、ロープウェイを降りたところの景色を楽しみました。

ロープウェイ乗り場から車でほんの少し。立ち寄ったのは、円右衛門伝承館。
宝石の研磨の方法とか、〇百万円の水晶とかが、見られます。
昇仙峡を世に広めたのが、長田円右衛門さんなのですって。

 

ちょっぴりお買い物をしたり、お茶をいただきながらお話を聴いたりしている間に、ちょうどいい時間に。

予約してある、石和温泉の宿に、向かいました。
山の中、というわけではないのに、静かな、趣のあるところです。

旅の楽しみのひとつは、なんといっても、夕食。

  

  

  

母も、同じものを、同じくらい、「美味しいねー」 なんて言いながら、平らげました。


離れのお部屋の露天風呂。大浴場に行かなくても十分、というくらいの大きさです。
(もちろん、大浴場にも、行きましたが)
内湯は、ジャグジーになっていて、背中のコリを、ゆっくりほぐしました。

     

露天も内湯も、源泉かけ流し。一晩中お湯が流れていて、「もったいないねー」 なんて。 
日頃の寝不足は、すっかり解消されました。


翌朝は、のんびりの、9時の朝食。
朝食の前にもゆっくりとお湯につかり、つるっつるの美人に仕上げましたよ。  

          

ずーっと手を振ってくれていた仲居さんに見送られて、向かったのは・・・
宿から車で3分ほどのぶどう園での、ぶどう狩り。

    

巨峰、ピオーネなどが終わってしまっていて、今は、甲斐路。
袋をかけられ、上からぶら下がっているぶどう、切り取ると、思ったより大きくて、手にずっしり。
甘くて瑞々しくて、美味しい甲斐路。
でも・・・ 食べ放題とはいえ、3人とも、1房の半分も食べられませんでした。


道の駅に寄ってお土産を買ったりしながら、家に帰り着いたのは、まだ明るい時間。
意外に近い昇仙峡と石和温泉、母も満喫できたようです。