グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

大晦日

2013-12-31 17:12:32 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

こんにちはたまです!

昨日までキャンプに出ていました~

冬のキャンプは、ボランティアの時に出ていた2006年以来。

実に7年ぶりの冬キャンプでした

 

今回私が出た組では、なんと誕生日の子が4人もいました

12月27日生まれが1人。

12月29日生まれが2人。

12月30日生まれが1人。

30日は帰る日だったのですが、「じゃあ僕の誕生日を28日ってことにしてほしい!」

と本人からの申告もあり、結局初日と最終日を除いて、3日連続誕生日会

大人だと、「1日にまとめてやれば…」と言ってしまいそうなところですが、

こどもたちからも「毎日誕生日会なんて、素敵!!やりたい!!」との声が上がり、

結局毎日誕生日会をすることに(笑)

 

27日は、「誕生日パン」でお祝い!

 

28日は、バームクーヘンでお祝い!

29日はアップルパイとクレープでお祝い!

 

そんなお祝い続きのベーシック2組の帰りのバスでの出来事。

別のコースに参加していた、誕生日の子のお姉ちゃんがいました。

みんなが、「●●のお誕生日お祝いをしたんだよ~」と言うと、

そのお姉ちゃんが…「え?●●の誕生日は9月なんだけど?12月誕生日なのはお母さんだよ。」

一同ビックリ!

まさかこんなオチが待っていようとは!

毎日顎が外れそうなほど笑って楽しかったベーシック2組ですが、

最後の最後に大爆笑

ちなみに、その子は自分の住所を書いた名刺を持って来て、お友達と住所交換をしていました。

名刺には誕生日にも書いてあって、確かに9月●日とあったのだとか。

でも、「この名刺間違ってるんだね~」と、誰も疑うことなく、受け取った人はわざわざ手書きで書き換えたのだとか。

結局、お誕生日のおかげで毎日作りたいお菓子を作れて食べられて。

みんなで歌を歌って楽しかったからか、誰も文句を言う人はいなかったとか。

むしろ、「お母さんの誕生日か~!」と、大笑いだったと話を聞きました。

素敵なこどもたちに会えて、幸せな4泊5日でした

 

さてさて、今年も残り7時間を切りました。

もうすぐ「おとしとりパーティー」が始まります!

皆様、良い年をお迎えください!


いよいよ明日から冬キャンプ!

2013-12-21 14:05:51 | スタッフ ズクダス

いよいよ明日から冬のキャンプが始まります!

この冬は、久しぶりにミステリーコースを開催。

おかげさまでたくさんのお申し込みをいただき、全コースほぼ定員に達しております。

約160名のこどもたちと、約50名のボランティアの皆さん

準備はばっちりですか?

寒いけど暖かい冬のキャンプが始まりますよ

是非元気に来てくださいね

 

さてさて、今日はそんなキャンプを影で支えている人たちをご紹介。

目にもとまらぬ速さで動き、帰りのバスで食べる「おやつ」を作っている兄弟。

スタッフのこどもたちです。小学校2年生のお兄ちゃんと、年長さんの弟。

頼もしい仲間たちです

明日からのキャンプの食材を仕分けしている大人の後ろ姿は、こどもたちにもしっかり見えています。

 

 

こちらは村内の農家さんから仕入れてきた、取れたてのお野菜たち

村の方たちも、山賊キャンプを応援してくれています。

たくさんのこどもたちが泰阜村に来てくれることを、心から楽しみに待ってくださっているのです

 

さぁ、冬のキャンプが始まります!がんばるぞ~


おやす作り ~阿南高校生実習~

2013-12-11 10:04:07 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

大分ご無沙汰です。今年も残りわずか2週間ですね。

 

 

さて、昨日は阿南高校の実習を行いました

 

昨年度から、隣町・阿南高校福祉コースの生徒の実習受け入れを行っており、2年生を対象とした今回の実習はワラ細工(“おやす”と呼ばれるお正月飾り作り)を実施しました。

 

 

  

ワラ細工を教えてくれるのは、村の大先輩の3人。生徒のみなさん、最初はかなり緊張した面持ちです。笑

 

 

  

ワラ細工を通して、高校生と村の方が交流を深めていきます。

 

 

 

見事、こんなに立派な“おやす”が出来上がりました

 

素晴らしい

 

 

 

この生徒たちも、あと2年足らずの内に、現在よりも幅広い社会へと飛び出していくことになるでしょう。

 

このワラ細工自体が将来の暮らしに役立つということは、日本社会においてはほぼ皆無とも言えます。

 

しかし、村の方々が営んできたこの“おやす作り”には、

 

米作りはもちろん、土づくり、

 

そして生き物や自然、先祖の方々に対する感謝の心、

 

さらには、“貧しい・無い”状態の中から生み出してきた開拓精神が含まれています。

 

 

そうした心は、これからどの地域、そしてどの時代においても大切なもの。

 

まして、便利さ・効率さを追求してきた現代においてはなおさらです。

 

 

たった数時間の関わりでしかありませんが、そうした想いを、少しずつ伝えていければと思います。

 

ばん


2013年度第6回森のようちえん ドキドキ森のはつめいか♪

2013-12-09 15:04:55 | 森のようちえん

こんにちはたまです

11月の森のようちえんでは、あんじゃねの森で秋の一日を楽しみました~

 

森に到着したら、未知の世界にわくわく気分

  

  

▲森の入り口から森の中に入りながら、宝物探し!!キレイな葉っぱにたくさんの松ぼっくり

▲松ぼっくりを帽子にはめて…おしゃれ帽子

 

今日の遊び場所@森の中 に到着したら、お昼ご飯を手分けして作りました。

▲火起こしチーム「せーの!」「ふ~~~~っ」「わー!火が起きた~

 

▲こちらは竹を飯盒にごはんを炊くのに挑戦

▲協力してお米を詰めました

 

▲こちらはお野菜を切って、ホイル焼きを作ったチームです

包んだホイル焼きと、お米を詰め詰めした竹の飯盒は、かまどに並べて待ちぼうけ~

 

その間に、こどもたちは森でひとあそび

幸せな秋晴れの一日

  

▲隠れ家で遊んでいたこどもたち。何をしているのかと思ったら…

▲森のレストランのしょうたいじょうごはんを待ちきれず、レストランがオープンしていました

▲2人は「光の壁」を発見写真の真ん中(少し左より)に白っぽい壁があるのが見えますか?

肉眼では本当の壁みたいで本当に素敵でした。それを発見した2人はもっと素敵!!

  

▲シーソーで遊んだり、ソリで遊んだり。はじめてのソリにちょっと顔は引きつり気味。でも、何度もチャレンジしてました。

何か惹かれるものがあったのでしょうか。

  

▲「ごはんまだ~?」と言いながら始まった、「だるまさんがころんだ」

はじめての子も、おっきな子に教えてもらって、楽しそうに遊んでいました

 

そうこうしているうちに、完成したお昼ご飯みんな、おなかぺっこぺこ!!

  

おっきな鶏肉の入ったスープに、竹で焚いたごはん。そしてきのこのホイル焼き

お腹を満たしたあとは、こども探検

 

 

▲ちびっこは森の中ですやすやお昼寝彼女はいつ来ても気持ちよさそうに昼寝をしていて、みんなの癒しです

 

▲2人は何を思って向かい合っていたのでしょうか?2人ジカン。

 

とっても素敵な森ジカンが流れた1日でした

遠くは神奈川・愛知から。近くは泰阜村からきてくれた皆さん。ありがとうー!!

 

 

おまけ。 

 

▲解散後、オプションの森のようちえんカフェで親子の一コマ。薪ストーブの温もりが気持ちいい。

▲オプションで後泊された家族。シェフ「つぅ」の料理を満喫夜の泰阜村は星がいっぱい見えて。

朝は雲海が見えるという「夢のような光景」だったという感想をいただきました

私たちは毎日見ている光景ですけど…やっぱり素敵な光景ですよね~。

 

 

さて、次の森のようちえんは1月です。もうすでに満員御礼!

その次が今年度最後で、2月23日(日)ぺったんぺったんおもちつき

村の人が作ってくれたおっきな杵と臼で、つきたてのおもちをいただきます

もちろん冬の里山遊びも計画していますよ

こちらはまだお申し込み受付中なので、ご希望の方はお申し込みくださいね


いただきましたの食育ワークショップ

2013-12-04 14:31:21 | 暮らしのカフェ いただきました

こんにちはだいだらのシェフことつぅです

 

今日は先日行われた食育ワークショップの様子を報告します

 

今回の参加者は5人。うち三人が去年の食育ワークショップにも参加してくれたまりお、あーちゃん、わかでした。

そして今回はこの夏同じキャンプにでたみほと、育プロに参加しているあっきーの5人で始まりました!

 

今年のテーマは「囲む食卓」。お鍋を囲んでみんなで語ろう。と言う企画です。まずは自己紹介でみんなの夢を語ってもらいました。

みんな最初は緊張していたような感じでしたが、参加者全員が21歳ということもあり、自然といい語らいの場がうまれました。

 

そして次は、山賊会議ならぬ鍋会議です!どんな鍋にするか、何を入れるか、みんなで意見を出し合い決めていきました。大変お腹のすく会議でした

みんなが食べるものを同じテーマにそって考えていくということで、みんなの好き嫌いや食べたいものなどいろんな意見が飛び交いましたが、みんな楽しそうです!

あれも入れよう、これも入れよう、と詰め込みすぎてしまわないように、本当に入れたいものを考えていきます。

 

そしてお鍋会議も無事終了し、次は泰阜村の端っこにある栃城という集落に行き、アマゴを育てている木下さんの家に訪問しました。

だいだらぼっちから車を走らせること40分、栃城のアマゴの養殖場に到着しました。はじめてみる養殖場、はじめていく栃城、見るもの全てが新鮮です。

木下さん宅に向かう途中ご夫婦で炭焼きをしているお家を発見し少しですが、お話を聞かせていただきました。

そして木下さんのところに到着し、ここでの生活や、アマゴを育てていくうえでの大切なことなどいろいろお話を聞かせてもらいました。

「貧しかったけど何にも大変なことは無かったよ。ただ一生懸命自分のやりたいことを愛してあげただけ。」「一匹のアマゴの命をいただいたら、その分いただきましたの気持ちで10匹のアマゴを育てていく」とてもいいお話を聞けて本当にいただきましたです。そして木下さんたちが育ててきた甘露煮や椎茸をいただきました。

本当に貴重なお時間をありがとうございました!

 

そしてあんじゃねに戻りいざ調理開始です

みんなで段取りを取り、最高の食卓を造るため一生懸命働きます

もーりぃも参戦してくれ心強いです!

「どのくらい切ればいいのかな?」「私さっきアマゴもらったから全然お腹すいてない!」「あ、俺も!じゃこのくらいでいい?」二人で相談してます。みんなのことも考えてー!つい突っ込みたくなるような場面!

初の囲炉裏に苦戦中!

そしてアマゴのさばき方のレクチャー!いつもならはらわたを取り串焼きにしますが、今回は三枚におろしてつみれを作ります。

聞くのとやるのでは全然違います。最初はみんな失敗します。そこから学べばいいのです。・・・しかしすごい切り方・・・アマゴが上を向いている。

ぬるぬるしていてどう扱っていいのかわからないよ(泣)わか

わたしもやってみたい!みほ

これってできたの?まりお

みんな一生懸命アマゴと向き合いながら成長していき最後には

こんなに上手に三枚におろせるようになりました!

お鍋の準備も整い、

いただきまーす!

 

そして翌日は今回のワークショップを経験して自分がどう変わり、どうしていくのか?何ができるのか?を考え発表してもらいました。

一人30分使い【自分プロジェクト】をプレゼンをしてもらいます。

みんな一生懸命資料を作ります。

そして【自分プロジェクト】の発表です!

みんな感じたことや、思うことなどを言葉にして熱い想いを発表していきました

 

みんな来たときよりも自信に満ちた表情で、力がみなぎったようにも感じました。命をいただく、想いをいただく、感謝をいただく沢山のことを五人で共有し合い、体験できたことで絆も生まれたと思います。

みんな【同じ釜の飯を食う仲間】オナカマになれたとおもいます。

 

今回一泊二日と限られた時間の中で、みんなの意見を出し合い、同じゴール見向かい、どのようにゴールをするか。みんなで考えながら進めていきました。

幸せは与えられるものではなく、掴み取るものなのかもしれないと思いました。参加者の五人が同じ方をむき力を合わせたら何倍も成果を生み、何倍もの感動を生むと確信しました。今回参加してくれた五人には本当に感謝です。いただきました!

 

そしてこの五人が発表してくれた【自分プロジェクト】を達成して欲しいと強く思います!

今回はお疲れ様でした。そしていただきました!

 

そして冬キャンプ後の2月15日に山賊こども料理教室@名古屋が決定しました!

 

次は名古屋です!いやー楽しみだ!詳細が決まりましたらまたご報告します!

 

つぅ