グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

竹を楽しもう!

2016-05-12 14:28:39 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちは、いとです!

明日は泰阜小学校児童を対象にした地域自然体験活動を行います!

内容は、竹をとことん楽しむプログラムです

 

まずみんなで竹を切り倒します!

たけのこもにょきにょき生えており、一緒に収穫

 

その後はごはん隊と、工作隊にわかれ、最高のたけのこご飯を味わっちゃいます!

この器、ご覧のとおり竹でできています。器づくりは工作隊がチャレンジします

余った竹は、こんな風に楽しむことも 

昨日こどもと一緒に作った弓矢です

様々なことに使える竹を、とことん楽しみます

 

 

さて、今回竹を取らせていただいた村の方は、タケノコを無作為にとるのではなく、「竹も子孫を残したいだろうから」と竹林内のものは残していました。

竹林内の竹は4年経ったら切り倒す、そうすることで毎年竹が入れ替わり、おいしいタケノコが食べられるのだそうです。

昨今竹林被害が深刻な中、自然と付き合いながら生きることの大切さを感じた体験でした。

 

 

以上、いとからでした!

 

 

 


やすおかの未来を考える!!

2014-11-14 21:00:00 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちは!!スタッフのバズです!!

11日「あんじゃね支援会議」がありました。

この会議は、役場職員、学校・保育関係者や青年など、地域の方20名ほどが集まり、村の体験教育をテーマとした会議を行います。

泰阜村のこどもたちの教育の場、またそれを支える親・地域住民のあり方について、村民が中心となって考え、こどもたちの未来を支えるための会議を行っています。

この会議で出された意見を受け、村に暮らすこどもたち対象の「伊那谷あんじゃね自然学校」へ反映させています。

支援会議

今この場所で暮らし、生きている大人たちが何を考え、何をこどもたちに伝えたいのか。

こどもたち(泰阜村)の未来のために何ができるのか。

読者のみなさんも、ご自分の地域のことを、その地で暮らし生きる住民の一人として考えてみてはいかがでしょうか?

バズ

 


おやす作り ~阿南高校生実習~

2013-12-11 10:04:07 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

大分ご無沙汰です。今年も残りわずか2週間ですね。

 

 

さて、昨日は阿南高校の実習を行いました

 

昨年度から、隣町・阿南高校福祉コースの生徒の実習受け入れを行っており、2年生を対象とした今回の実習はワラ細工(“おやす”と呼ばれるお正月飾り作り)を実施しました。

 

 

  

ワラ細工を教えてくれるのは、村の大先輩の3人。生徒のみなさん、最初はかなり緊張した面持ちです。笑

 

 

  

ワラ細工を通して、高校生と村の方が交流を深めていきます。

 

 

 

見事、こんなに立派な“おやす”が出来上がりました

 

素晴らしい

 

 

 

この生徒たちも、あと2年足らずの内に、現在よりも幅広い社会へと飛び出していくことになるでしょう。

 

このワラ細工自体が将来の暮らしに役立つということは、日本社会においてはほぼ皆無とも言えます。

 

しかし、村の方々が営んできたこの“おやす作り”には、

 

米作りはもちろん、土づくり、

 

そして生き物や自然、先祖の方々に対する感謝の心、

 

さらには、“貧しい・無い”状態の中から生み出してきた開拓精神が含まれています。

 

 

そうした心は、これからどの地域、そしてどの時代においても大切なもの。

 

まして、便利さ・効率さを追求してきた現代においてはなおさらです。

 

 

たった数時間の関わりでしかありませんが、そうした想いを、少しずつ伝えていければと思います。

 

ばん


新緑の森遊び!! ~やすおか探検隊 あんじゃねっこ~

2013-06-07 20:58:57 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

今日は泰阜村保育園(年長)のこどもたちとあんじゃねの森へ遊びに行ってきました

  

 

 

午前中、思いきり走り回ったこどもたち。

 

 

きっとお昼ご飯をいっぱい食べ、ぐっすりお昼寝したことでしょう。

 

 

 

 

新緑の時期、非常にいい季節です

 

山、森があるって素敵ですね。

 

自然は何度言っても違う景色を見れるからおもしろい

 

ばん

 

 

こどもたちと遊ぶ際、自己紹介をした後に必ずされるのが、

 

「バン!バーン!!」と、手の鉄砲で打たれること。

 

 

  

誰か1人がやり始めると、他のこどもたちも真似して遊びだします

 

これでこどもたちの人見知りも解決

 

「ばん」というキャンプネームで良かった。笑


地域の人が先生!あんじゃね学校でわらぞうり作り

2013-05-21 07:58:00 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちはたまです

 

週末は田植え。

そして翌日は、あんじゃね学校でした♪

地域の文化や自然や人が先生になる、地域のこどもたちのためのあんじゃね学校。

5月の活動では、地域の人が先生となり、わらぞうり作りを学びました

訪問した先は…昭和元年に建てたという、まさに古民家。

わらぞうりを作ることだけではなく、こうして地域の方のお家に入ることも、

こどもたちにとっては貴重な体験です。

 

17人のこどもたちが、先生の手ほどきをうけながら、必死に編んでいますが…

悪戦苦闘

  

  

でも、全く進んでいないのに、

「やっぱり今日来て良かった~だって、わらぞうりが完成するのが楽しみだもん

と言うこどもたち。

その前向きさが素敵すぎます

 

▲ここまで編めたよー!!

 

お昼を挟んで午後からは、なんとか鼻緒をつけることが出来ました。

▲こどもたちの様子は真剣そのもの。

 

それぞれお家から布を持って来たので、色とりどりの鼻緒が並びます。

  

編み上げたわらぞうりを手に、こどもたちは大喜び!!

片足を編み上げた時点でほぼタイムリミットだったのですが、

ものすごい集中力で、もう片足を編み上げた子と…

わらにまみれて遊んでいた子と。

こうしてわらに触れる機会も、なかなかないのかもしれません。

 

▲完成したわらぞうりを手に。

 

大変お世話になった地域の先生。

お昼には、こどもたちはお弁当を持ってくると伝えてあったのですが…

お味噌汁とお漬物、デザートにゼリー、そしてたくさんのおやつを用意してくださっていました。

終わった後、「大変でしたよね。ありがとうございました。」と声をかけると、

「いや~若返ったわ!わっはっは!」とのこと。

80歳近いご夫婦なのですが…あっぱれ

 

最後にこどもたちから感想を聞いたのですが、

次々と出てくる言葉に、これまた驚きました。

恥ずかしがって、なかなか言葉が出ない子も多いのですが…

何か心に響くものがあったのでしょうか。

 

こどもたちは地域の先生から学び、

地域の人も元気になる、

そんな素敵な時間が過ごせて、幸せな一日でした

 

 


2012年度、最後の会議。 

2013-02-22 20:11:52 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

先日、今年度最後のあんじゃね支援会議を行いました

 

泰阜村のこどもたちの体験活動を支えるために大人たちが知恵を寄せ合う場。

 

それがこのあんじゃね支援会議です。

 

 

この日は、今年度の事業の振り返りと、次年度以降に向けた意見交換を行いました

 

 

  

↑保育園児対象の「あんじゃねっこ」、小学生対象の「あんじゃね学校」について、それぞれ報告するのってぃーとたま。

 

 

会議後半は委員同士、ざっくばらんな意見交換です。

 

 

 

 

そんな中でも面白かったのは、あんじゃね学校だけに対する話のみではなく、

 

あんじゃね学校以外の場、委員同士の活動における協働のきっかけが生まれたことです。

 

 

例えば、今年、小学校の校歌を改変したことを受けて、

 

 

「校歌にも登場する村の花、カタクリの花をこどもたちと探しに行く活動はどうか?」

 

 

「それなら、(あんじゃね学校でなくても、)私たちはカタクリの花を育てる活動をやっている。昨年は時間がとれずに中止にしたが、そういうことなら、今年はぜひ実施しましょう!」

 

 

あんじゃね学校という枠組みを超えて、

 

こどもたちの将来のために地域の力を結集する、多方面からのアプローチが生まれる、

 

そして、そのことを違う立場の人同士が、共通の方向を向いて話し合う。

 

そんな場の実現は決して夢物語ではないと感じました。

 

 

 

話は脱線し、今だから言えることですが、

 

この支援会議の場で事務局の主担当を務めるようになってからというもの

 

この場は1年で最も緊張する時間でした。笑

 

 

なぜなら、目の前にいるのは自分の大先輩ばかりだからです。

 

 

ですが、この日は、

 

開始前から、緊張というより、むしろ“楽しみ”という気持ちが甚だ勝っていたように感じます。

 

 

それには、先月の10周年研修会の影響も大きかったのでしょう。

 

地域の方々と一緒になってワイワイと希望を語る。

 

楽しくないはずがありません。

 

 

頭と口を動かしたあとは、今度は手と足を動かす。

 

机上と現場を行ったり来たり。

 

実際の行動につなげてこそ、この会議の場がより有意義になるのです。

 

と言うより、有意義にします。

 

今後もお楽しみに

 

ばん

 

 

それでも、成果を出すにはどんな場面でもある程度の緊張感は必要。

 

一途一心。日々前進です。


手づくりの炭で五平餅を焼こう!~自然の恵みに感謝して、いただきます!

2013-02-19 16:01:10 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちは。たまです

週末は寒かったですね~。

そんな寒い中、あんじゃね学校には12人のこどもたちが集まって来ました。

この日はまず、先月焚いた炭の窯だし!

(先月のあんじゃね学校で炭焼きをした様子はこちらから)

 

12人中の8人は、先月のあんじゃね学校にも参加したこどもたち。

「炭になっているかな~」と、ドキドキワクワク

無事に約60kgの炭が出来ていました

昨年度のあんじゃね学校では、ほとんど灰になってしまったので、

リベンジ大成功

窯から出した炭を、この日は使い初め

五平餅を焼きました。

この日は村のふれあいの森図書館のお楽しみ会との合同企画ということで、

炭を窯から出したあたりで、一気に人が増えました。

▲火起こしに挑戦するこどもたち。

炭の火起こしは難しかった

でも、ふれあいの森図書館のお楽しみ会に来られた、村のおじいま(94歳)が、

あっという間に火をつけてくださいました。スーパーマンです

 

他の子たちは、せっせと五平餅作り

 

▲講師の方に教えてもらった後は…

自分より小さな子に、五平餅の作り方を教えてあげている姿が見られました。

素敵すぎます

 

五平餅を焼いている間に、ふれあいの森図書館の方が、

絵本や紙芝居の読み聞かせをしてくださいました。

 

お楽しみの五平餅

本当に美味しくて美味しくて、1人2本ぺろりと食べてしまいました…。

小学生の胃袋、恐るべしです(笑)

▲0~94歳の35人が集まった時間。

0歳のあかちゃんの前では、やんちゃな小学生もお兄さんお姉さんに。

94歳のおじいまは、すっかりみんなのスーパーヒーロー

こどもたちは小さい子から大きい子まで、一緒になって遊び転げていました。

そんな様子を見て、地域の皆さんが笑顔になる。

本当に素敵な時間でした

 

午後は残った炭と、焚き木を拾ってきて、バームクーヘンを焼きました。

▲彼女は帰ってから、「お店の何百倍も美味しい五平餅を食べた!!」と、

おうちの方に話したそうです。

本当に美味しかった~!!

 

楽しい週末でした

たま


炭焼き~あんじゃね学校からバトンを受けて~

2013-01-23 13:11:11 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちはたまです!

日曜日にあんじゃね学校のこどもたちと共に火入れをした、炭焼き窯。

こどもたちは日曜日の15時で帰りましたが、

その後は大人で窯を焚きました

 

日曜日の夜22時までは、ばん&たまで窯当番。

月曜日は、朝7時前から窯焚きを再開し、

かにさん・にっき・のりさん・のってぃー・まるちゃん・おぐ・だーっ・ぎっく・なおみち…

と、1時間交代で窯を焚いていきました。

▲にっきからのりさんへ、窯当番交代中。

 

私は朝から窯周りを行ったり来たり。

なんせ、何もかも雪に埋もれてしまったので、

窯を焚くための『焚き物』集めに苦戦していたのです

▲煙が出ているところが窯。これでも半分ぐらいは溶けましたが、

まだまだ雪が残っています。

 

夕方になると…

学校から飛んで帰って来た、『よいち』が窯に登場。

週末のあんじゃね学校でも大活躍だった小学校1年生。

実は、スタッフのこどもなのです~。

だから、学校から帰ってくる先はいつも、お父さんお母さんが働いている『事務所』。

でもこの日は、ランドセルを背負ったまま、窯へ走ってやってきました

さっそく、モクモクと出ている煙をさわり…

「あつ~い

 

そうこうしていると、もう2人可愛いお客さんが来ました

左が、週末のあんじゃね学校に参加していた子です。

「友達連れて来たよ~」という彼女。

いつも、事務所の目の前の道を通って通学しているので、

少し寄り道してくれたようです。

「煙が昨日と全然違うよ~触ってごらん」と伝えると…

友達も一緒に煙突のほうへ。

「熱いわけないし……あつ   くない!!」

強がりな発言に笑ってしまいました

 

寄り道の2人は、少し窯を見て、すぐに帰って行きましたが、

よいちは宿題を終えて、もう1度窯に戻って来て…

「もう帰るよ~」と呼ばれるまで、とっても楽しそうに薪くべを続けていました

 

よいちが帰ったあと、なおみちと2人で窯を見ていたのですが…

そろそろ焚き終わっても良い気がする…。ということで、炭焼き名人に電話しました

すると、「その煙なら、焚き終わっても良いと思うなぁ」と…。

電話で話しているだけなのに、窯が見えているかのような返答に毎度驚かされます

そして、とっても勉強になります。

そんなわけで、月曜日19時ごろに焚き終わり。

(ちなみに、炭焼き名人はだいちの著書『奇跡のむらの物語』にも出てきますので、

是非ご覧ください!!)

翌日火曜日は、朝から煙の様子を見て窯閉じという作業が残っていたのですが…

なんともラッキーなことに、小学生の下校時間にこの窯閉じの時間が重なりました

▲帰ってきてまず、煙を触るよいち。

視覚と触覚と嗅覚…まさに五感を使って、昨日と全然違う煙の様子を観察していました。

▲窯を閉じます。小さなスコップを使って、少しずつ丁寧に。

▲よいちの弟、そうさくも保育園から帰って来ました。

そうさくも一緒に、3人で窯閉じ!

 

窯詰めから4日間。

楽しかったなぁ~

炭焼きは奥が深く、1回や2回焚いただけではなかなか習得できないモノですが、

毎回勉強しながら楽しく焚き、

少しでもこの村の文化を今のこどもたちに伝えていくことが出来たらいいなぁ~と思います。

この後1週間かけて窯が冷えるはずです。

無事に炭になりますように

 

たま


おとまりで本格炭焼きをしよう!~地域のこどもたちのためのあんじゃね学校~

2013-01-22 13:35:19 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちはたまです!

週末に、あんじゃね学校で炭焼きをしました

 

12日に10周年の記念研修会を行った、あんじゃね学校。

11年目に突入している今、あんじゃね学校で思いっきり遊び学んでいるこどもたちです。

 

実は炭焼きは昨年度も行ったのですが、窯閉じ後に窯が崩れてしまい…大失敗

ほとんど灰になってしまいました。

その時の参加者で最高学年が、当時5年生。

「来年も絶対炭焼きやりたい」という彼の熱い想いと、

私たちもリベンジをと思っていたこともあり、今年も炭焼きをすることにしました

あんじゃね学校は、参加対象が1~6年生としているので、彼にとっては今年が最後のチャンスだったのです。

 

まずは炭焼きのお話

「窯は村の人と一緒に手づくりしたんだよ~」と伝えると、

「えぇ~!?」と一同ビックリ

今ではほとんどなくなってしまったようですが、昔は村内のどの家でも、炭を焼いていたのだそう。

 

簡単に炭焼きの話をした後は、道具の使い方の確認です。

今回は『くさび』という道具を使って、太めの薪を2つや4つに割っていきました。

 

 

▲さっそく挑戦!(3年生男子)

▲1年生も挑戦!これまで全然食い込まなかったくさびが、どんどん木に食い込み…みんな驚き

「1年生に出来るんだ!私も!」と、他の子ががぜんやる気を出したのは言うまでもありません。

▲割れた薪。「わぁ~スゴイ!!」

 

このまま引き続き、くさびで薪を割った、力自慢のチームがこちら▼

 

▼雪に埋もれた木々(焚き物)を集めてきたチーム。

 

▼敷木にする竹を切って割ったチーム。

 

作業の合間に、窯を探検

▲窯に入って窯を見て、構造の理解を深めるこどもたち。

 

▲竹切りチームが、窯の底に竹を敷き詰めていきました。

 

竹を敷き詰めたら、次は窯詰め

最後の一番狭いところでは、1年生が大活躍

その隣で、木を切っていく3年生。窯の隙間に詰める木を切っていたのですが…

これに熱中

「楽しい~」と、大喜びでどんどん木を切っていました。

 

 

窯詰めが終わり、窯閉じ。

まずは煉瓦で扉をするのですが、大人でも苦戦するこの作業(レンガをパズルのように積み上げる)が楽しかったようで、

ノリノリで壁を積み上げてしまいました。お見事

この後、土で壁を作ったのですが…なんと、土が凍っているという事態

スコップもつるはしも敵わないほど、岩のように凍ってしまった土…。

▲6年生の力でも、土を掘ることができませんでした。

 

暗くなったので、翌朝に作業を残し…。

▲つるはしとスコップで掘り進める。

他の場所からも一輪車で土を運び(こちらもまた凍っていたのですが)、

4時間かけてやっと窯閉じ完了。普段は30分ぐらいで終わるのですが

その分窯閉じ完了の喜びは8倍でした

 

いよいよ火入れ。おそるおそるマッチをすって…

▲煙がモクモクと出てきました!

この時、朝の10時!朝6時に火を入れるつもりだったので、実に4時間遅れでのスタートです。

それもまたよし!

まだまだ冷たい煙をしっかり肌で感じました。

 

帰る頃(15時ごろ)には、煙もすこ~し温かくなり、

「匂いもちょっと違う??」なんて、するどい視点でいろんなことに気づいて、

「あとは任せたよ~」と帰って行ったこどもたち。

とりあえず、無事にスタート出来ました

村の炭焼き名人にお電話したところ、

「こんなに凍ってる中、よくやったなぁ」と感心してくださいました。

良い炭が出来るように…こどもたちからのバトンを受け継いで、残りは大人でがんばるぞ

 

 

さてさて…

炭焼きだけではなく、自分たちで創る暮らしも体験してもらおうと考えた、今回のあんじゃね学校。

いろんなことに挑戦しました

▲五右衛門風呂焚き。

もちろんこの後、五右衛門風呂入浴

熱さにびっくりしながらも、大満足だったようです。

 

▲ごはんづくり。

ごはんももちろん自分たちで!

▲ごはんは作るだけではありません。片づけもこどもたちが最後までがんばりました☆

 

▲朝づくり。朝飯前の一仕事♪生ごみは堆肥にするのです!

▲寝袋で寝るの初めて!という子はもちろん、親元を離れて1泊するのが初めて!という子もちらほら。

こどもたちにとっては、ビッグチャレンジですよね

ちなみに、21時消灯であっという間に寝ました。笑

相当疲れていたのでしょう…

 

そして…お楽しみの遊び

▲手づくりのきなこ

▲餅つき!美味しい餅が出来ました~

泰阜では、手づくりのお餅を作るお家が多いですが、ほとんどの家庭で今は餅つき機を使っているそうです。

大きな杵と臼(これが実は、村の方の手づくりなのです!)でぺったんぺったんが楽しかったようで、大盛り上がりでした

 

前の週の雪が残っていたので、雪遊びも大満喫!!

 

▲こどもたちが考案した、『ジェットコースター』

板を見つけてきて、5人で滑り降りて大はしゃぎ

こどもたちの発想力にはいつも驚かされます。

 

そんなこんなで、大満喫の1泊2日でした。

炭焼きは、この村の素晴らしい文化の1つ。

この村で育ったこどもたちが、少しでも多くこの村の素晴らしい文化に触れることが出来れば…と思っています。

10年後、20歳前後になったこの子たちが、「昔炭焼きやったなぁ~」「くさびで薪を割る?やったことあるよ!」

そんな風に言ったり、思ったりしてくれたら幸せだなぁ…

 

そんな10年後を夢見て、地道にこどもたちとの活動を続けていきたいと思います。

2月のあんじゃね学校では、今回作った炭を使って、五平餅を焼く予定

良い炭が出来ていますように!!

 

たま


いったりきたり。 ~現場と机上、どちらも大切です~

2013-01-20 23:45:24 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

昨日・今日と1泊2日、『あんじゃね学校』を開催しました

 

 

『あんじゃね学校』と言えば、先日、10周年を迎えたのですが、(10周年記念当日の様子はコチラ

 

村のこどもたちと過ごすこの場は、その原点でもあり、最前線とも言える場です。

 

 

 

 

今回の『あんじゃね学校』の様子については、後日、事業主担当である「たま」から報告があると思いますので、楽しみにしていてください

 

 

 

こどもたちが、故郷の自然や歴史、文化などに触れ合う「やすおかあんじゃね自然学校」。

 

そして、その場を村の大人たちが支える「あんじゃね“支援”学校」。

 

この2つが両輪となって、現在の活動が行われています。

 

 

前者のような現場にいるばかりでは、こどもたちを取り巻く環境や地域の方々の意見に触れることもなく、視野の狭い活動になってしまいます。

 

 

かと言って後者ばかりでは、今を生きるこどもたちの本当の姿に触れることはできず、いわゆる“机上の空論”に陥ってしまいます。

 

 

その両方が相まって、ようやく前に進んでいくことができます。

 

もちろん、同じ方向を向いていることが大事なのは言うまでもありません。

 

 

 

とは言え、これが中々難しい。

 

だからこそ、「あんじゃね自然学校」と「あんじゃね支援学校」両方が存在するのです。

 

課題は山積み、でもこの10年のおかげで希望も山積みです。笑

 

ばん

 

 

ついさきほどまで、「たま」と炭焼きの火の番をしていました。

 

腰痛もちになってからというもの、腰を火に当てて暖めるのが習慣になってしまいました。笑

 

 

この炭焼きの様子についてもまた後日