グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

雑感

2011-06-23 18:57:16 | スタッフ ズクダス

ばんです! 

 

写真に写っている実・・・これ、何だか分かります?

 

 

 

 

今日(小1時間程前に)、だいだらぼっちの母屋で夕食を食べていると、ゆうやんとそらちが「田んぼに行きたい!」と言ってきました。

 

だいだらぼっちの田んぼは、土づくりから収穫まで、全てこどもたちの手で作業を行いますが、毎日わたしたち相談員が水の管理をするために交代で足を運んでいます。

 

「田んぼに行きたい!」という二人に対して、「何でそんなに行きたがるんだろう?」と疑問を感じながらも、二人を車に乗せて田んぼへと向かいました。

 

水量のチェックと調整が終わると、二人は一目散に道脇に生えている桑の木に向かって走って行きました。

 

 

「あぁ、なるほど。」とその姿を見て納得しました。

 

冒頭の写真はその桑の実です。

(田んぼにカメラを持っていかなかったので、事務所に戻ってから撮影しました。)

 

二人にとっては、「桑の実を採りに行くついでに、田んぼの水を見に行った」というのが正しい表現なのでしょう。

 

文字通り“道草を食べている”二人を見て、なんだか少し幸せな気分を感じると同時に、放射能の脅威に晒されながら外を出歩く被災地の方々へと想いを馳せた1日でした。

 

ばん


畑からの便り  ~森のようちえん~

2011-06-16 21:58:19 | スタッフ ズクダス

こんにちは!ぱるです。

 

先週末、森のようちえん(幼児自然体験活動)を開催しました!

こちらはそのときに畑に植えた大豆とマリーゴールド。

マリーゴールドの黄色がバックの山々に映えてキレイでしょ

参加したこどもたちが書いてくれた野菜の立て札も、作業のがんばりが伝わってきます

 

ちなみに大豆は、昨年山賊キャンプのためにスタッフやボランティアさんで育てたもので、収穫した中から粒が大きくて立派なものを「種豆」として選んで植えました。

今回植えた大豆は今年の秋に収穫して、来年の春に味噌づくりをする予定

そしてマリーゴールドは、花を愛でて楽しんだあと、摘んで染め物の材料としてとっておきます!(冷凍してとっておけば大丈夫なんですよ

 

無事育って収穫できますように・・・

そのためには、ちゃぁんと目を(もちろん手も)かけてやらにゃぁいかんなぁ。(←伊那弁)

染め物に、味噌作りに、また来てくださいね! スタッフみんなお待ちしてます

 

ぱる


山賊キャンプ リピーターボランティア研修会開催!

2011-06-03 09:54:35 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

    

みなさんこんにちは!

かおるこです。

 

 先日東京で、山賊キャンプリピーターボランティア研修会を行いました! 

この研修会は、リピーターボランティアさんが企画をし、彼らが参加、実施するものです!

今回は、実際にキャンプに参加した時に自分たちが直面した悩みや疑問を出し合い、

 

そのことに対するお互いの考え方を話し合いました。

 

「ごはんづくりでなかなか火が熾きないとき、みんなはどうやってこどもたちに声がけしてるの?」

 

「片付けを楽しくやる方法ってあるかなぁ?」

 

「ホームシックになってしまったこどもには、どうやって対応したらいいのかなぁ?」

 

など、それぞれが感じていることを、参加者全員で話し合いました。

 

キャンプの中の安全管理やこどもたちに対する接し方は、私たちがやり方を示そうと思えばいくらでも示すことができます。

 

 

しかし、キャンプ中に私たちが相手にしているのは、日々変化する自然や、色々な個性を持った人間です。

 

 

その自然や人間を相手にする時、「色々な状況で自分がどう考えてどう動くのか?」を「考える」ことが大切なのです。

 

人間や自然は、マニュアル通りには動かないからです。

 

なので、この日はとにかく自分たちが疑問に思うこと、不安に思うことを出し合い

 

「それを解決するためにはどうしたらいいのか?」を考えてもらいました。

 

 

参加したボランティアさんからは、

 

「どんなことにも正しい答えはなくて、自分で考えて答えを出すことが大切だとわかった!」

 

「色々な人のやり方や考え方を聞くことができてよかった!」

 

「こどもの対応の仕方など、みんなで話せて参考になるものばかりでした。今年はこの研修会で学んだことをキャンプに活かしたいと思います!」

 

 との声をいただきました。

 

同じ悩みを抱えたボランティアさん同士で話ができたことがとても良かったようです。

 

最後に、今年の夏キャンプへの意気込みを皆で伝え合い、研修会を終えました。

 

6月には、実際にこどもたちとキャンプを行う左京川キャンプ場を使って

 

「リピータ-キャンプ研修会」を1泊2日で開催します!

(詳しくはこちら→http://www.greenwood.or.jp/leader/11sc-bs10.htm)

 

 

山賊キャンプがこどもたちにとってよりよいものになるように、今後もボランティアさんと一緒に学びを深めていきたいと思います!


実は知らない、身近なもの

2011-06-01 00:49:30 | スタッフ ズクダス

こんにちは!ぱるです。

 

さて、これ、な~んだ?

ヒントは、おでんの具に欠かせない、日本ではお馴染みの加工食品の原料。食物繊維が豊富で、最近ではヘルシー食品としても注目の・・・と言えばわかったでしょうか?

 

そう、なんとコレ、こんにゃく芋のお花なんです。正直私もここ泰阜に来るまでホンモノは見たことありませんでした。

こんにゃくがこんにゃく芋から作られることは知ってる人も多いと思いますが、こんにゃく芋が2年も3年も、種類によっては5年もかかってようやく原料となる芋に成長するって、皆さん知ってました? (私はこれもやすおかに来て初めて知りました・・・)

しかも春に植えて秋に収穫し、一旦保存した後また春に再度植えて・・・と繰り返して大きくなるんです。なんとも手がかかってるんですね!

 

こんにゃくは、実は泰阜の特産の一つ。かつてはほとんどの家庭で芋から育て、作っていたそうです。

やすおか産のこんにゃく、ほんっとに美味しいですよ~

 あ、でも上手に作るには、相当なコツがいるようです。

私はまだ、こんにゃく作りは体験したことがありません。

近所のおばあちゃんはこんにゃく作りの名人。こんにゃく芋が大きくなったら、ぜひ教えてもらって作ってみたいな

 

ぱる