心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1179

2015-01-14 20:55:03 | Weblog
 ルシファーとは
『マイトレーヤの使命 第2巻』にルシファー
について説明しているところがあります。
『質問 ルシファーは堕落した悪の天使である
という解釈を、あなたは受け入れますか。
 答え いいえ、私はそのような解釈を受け容れません。
これはキリスト教徒の教えにあるルシファーを
完全に誤解したものであると思います。
“ルシファー(Lucifer)”という名前は、
言葉そのものの意味は“光”であります。
その言葉はラテン語の語源、lux,lucis- -light(光)、
それからfer,ferre- -to bring(持ってくる)から来ています。
ですから、それは光を持ってくるということを意味し、
明けの明星としての金星の名前なのです。
悪どころではなく、それは純粋な光であります。
秘教では、ルシファーは人類王国を魂の界において
体現する偉大な天使の名前です。
魂としての私たちひとりひとりはこの偉大なる
超魂の個性化された部分であります。
私たちにとって把握に困難な概念ではありますが、
別個の魂などというものはないのです。
存在しません。
キリスト教の教えによれば、ルシファー―反抗的な天使の頭、
サタン―は自己意識があまりにも強くなりすぎて、
神と議論して天界から追い出された、とされています。
これは単純すぎる解釈であり、リアリティ(実体)についての完全な誤解を示しています。
それはもちろん、象徴的でもあります。
つまり1850万年前に起こった人間進化における非常に重要な時点を象徴しています。
あの時、初期の動物人間はある進化の時点に到達したので、
彼らの愚鈍な頭にマインド(識心)のエネルギーを向けることが可能となったのです。
まだメンタル体を持っていませんでした。
金星からもたらされたマインドのエネルギーが動物人間に向けて放射されました。
この過程がほぼ人間に近い動物の頭を刺激し、魂の界で
待機していた人間の魂が転生してくるのをはじめて可能にしました。
初期の動物人間は非常に未開発であったために、
マインドのエネルギーが、そして少なくともメンタル体の
核のようなものができるまで、人間の魂が
その肉体で化身してくることはできませんでした。
そしてはじめて人間の魂が個性化されたのです。
魂は完全無欠でありますから、魂の界は一種のパラダイス(天国)でした。
アダムとイブの神話はパラダイスから肉体の身に転生してくる下降を象徴しています。
魂はその低位の乗り舟(メンタル体、アストラル体、肉体)を通して、
己自身を不完全にしか顕現することができませんから、
それはある意味で、不完全なものに、つまり聖書で呼ばれている
「悪」に降下しているのです。
良いとか悪いという意味での悪ではなく、
魂のレベルに比較して不完全であるという意味での悪であります。
ハイアラキーの覚者方にとっては不完全と完全の二種類しかありません。
「罪」などというものはありません。罪とは相対的な不完全さです。
しかしクリスチャンのグループはすべてを罪とか悪にしぼってしまいました。
魂が物質界に降りてきたことによって、その魂の不完全な表現となったのです。
進化の旅路は、もちろん、物質界での乗り舟が
十分に精妙になり、魂が転生のなかで完全に己を
顕現することができるようになるまで続きます。
それが帰途の過程であります。
魂が物質のなかに下降した(いわゆる、クリスチャンの言う天国に起こった反乱)ことが
退化(Involution)の過程であり、帰途の旅が進化(evolution)であります。』
№1180につづく

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