さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

坂東三十三霊場 10番札所

2017年12月06日 | 巡拝日記

     埼玉県のときがわ町から

東松山市へと車を走らせて巡拝が続きます! 

 

十番目の札所は東松山市の大東文化大学東松山キャンパスの

すぐ近くで物見山の麓にありました 

 坂東三十三観音霊場 十番札所

「巌殿山 正法寺」 (いわどのさん しょうぼうじ)

 正法寺の創建は養老二年、西暦718年とかなり古くて

逸海上人が物見山の山腹の岩窟に

千手観音像を安置したのが始まりとされています

寺史によると782年頃、奥州征討に向かった坂上田村麻呂が物見山

の岩窟に安置されていた「岩殿観音」に祈願して悪龍を退治した逸

話が残っています 今も近郷一帯では毎年7月1日にこの巌殿観音と

田村麻呂に捧げるために饅頭を作る習わしがあるそうです

なぜ饅頭なのか・・・・よく意味が分からないままです??  

 境内は紅葉の真っ盛りでカメラを提げた参拝客が

三脚を立てて構えていました!

 「趣きのある鐘楼と梵鐘」

正法寺の境内は歴史の深さが随所に出ていて鎌倉時代には66ヶ所

もの堂宇を擁したという関東屈指の大伽藍を構えていた古刹です

坂東三十三観音霊場は四国遍路や西国霊場とは少し趣きが異なり

関西地区では感じ得なかった雰囲気があってこの先の札所めぐり

楽しみになって来ました!!

    

 

コメント
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