埼玉県のときがわ町から
東松山市へと車を走らせて巡拝が続きます!
十番目の札所は東松山市の大東文化大学東松山キャンパスの
すぐ近くで物見山の麓にありました
坂東三十三観音霊場 十番札所
「巌殿山 正法寺」 (いわどのさん しょうぼうじ)
正法寺の創建は養老二年、西暦718年とかなり古くて
逸海上人が物見山の山腹の岩窟に
千手観音像を安置したのが始まりとされています
寺史によると782年頃、奥州征討に向かった坂上田村麻呂が物見山
の岩窟に安置されていた「岩殿観音」に祈願して悪龍を退治した逸
話が残っています 今も近郷一帯では毎年7月1日にこの巌殿観音と
田村麻呂に捧げるために饅頭を作る習わしがあるそうです
なぜ饅頭なのか・・・・よく意味が分からないままです??
境内は紅葉の真っ盛りでカメラを提げた参拝客が
三脚を立てて構えていました!
「趣きのある鐘楼と梵鐘」
正法寺の境内は歴史の深さが随所に出ていて鎌倉時代には66ヶ所
もの堂宇を擁したという関東屈指の大伽藍を構えていた古刹です
坂東三十三観音霊場は四国遍路や西国霊場とは少し趣きが異なり
関西地区では感じ得なかった雰囲気があってこの先の札所めぐり
が楽しみになって来ました!!