ありがたき同盟国。
ユニバーサル映画100周年記念の超大作という割りには、あまり目新しい要素が見つからないR.エメリッヒ型パニックムービー。
ただいま売り出し中、主役のT.キッチュは、キャラクターの設定が浅いこともあってあまり魅力を感じることができず。
エイリアンもどうしようもないほど強いというわけではないので、やっつけた時の爽快感も中くらいというところ。
そんな凡作ながら、個人的に見逃せなかったのはわが国の扱いであった。
奇しくもこの連休中に野田総理が米国を訪れているが、政権交代以来、特にあの「トラストミー」から日米の関係はどうにもぎくしゃくしてしまっている。
そのような時代背景の下で作られたにも拘らず、この作品でのわが国の存在感は実に大きい。
顔を出すだけじゃない。合同演習前の親善サッカーでは勝利するし、対エイリアンでは浅野忠信演じる自衛隊の指揮官・ナガタが作戦を指導する場面もある。
一方で中国は香港の街が壊滅させられるだけだし、韓国に至っては欠片も出てこない。
製作者は実は国際感覚持ってないのでは?と余計な心配をしそうになるが、ここは厚意を素直に喜んで加点しようと思う。
そしてナガタまでの行動力は無理だとしても、ある程度の期待に応えられるような外交・防衛力くらいはつけておきたいものである。
(65点)
ユニバーサル映画100周年記念の超大作という割りには、あまり目新しい要素が見つからないR.エメリッヒ型パニックムービー。
ただいま売り出し中、主役のT.キッチュは、キャラクターの設定が浅いこともあってあまり魅力を感じることができず。
エイリアンもどうしようもないほど強いというわけではないので、やっつけた時の爽快感も中くらいというところ。
そんな凡作ながら、個人的に見逃せなかったのはわが国の扱いであった。
奇しくもこの連休中に野田総理が米国を訪れているが、政権交代以来、特にあの「トラストミー」から日米の関係はどうにもぎくしゃくしてしまっている。
そのような時代背景の下で作られたにも拘らず、この作品でのわが国の存在感は実に大きい。
顔を出すだけじゃない。合同演習前の親善サッカーでは勝利するし、対エイリアンでは浅野忠信演じる自衛隊の指揮官・ナガタが作戦を指導する場面もある。
一方で中国は香港の街が壊滅させられるだけだし、韓国に至っては欠片も出てこない。
製作者は実は国際感覚持ってないのでは?と余計な心配をしそうになるが、ここは厚意を素直に喜んで加点しようと思う。
そしてナガタまでの行動力は無理だとしても、ある程度の期待に応えられるような外交・防衛力くらいはつけておきたいものである。
(65点)
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