色々と言われていたお祭りに遭遇

祝日の昨日、いつものように車で３号ちゃんの休日のお散歩コースの公園へ。

広大な公園の敷地に入ると、警察車両がたくさん駐車している。

あぁ～そうか、今日だったか。。。。

 

色々と公園の使用許可について揉めていたクルド人のお祭り、最終的には使用許可が下りたが、開催日はトラブルを懸念して非公開だった。。。

 

この近隣エリアには２０００人ほどのクルド人と呼ばれる人々が暮らしているらしい。

 

そんなに多くの人が住んでいるとは驚いた

 

いつものように駐車場に車を止めて３号ちゃんのお散歩をしながら音楽が聞こえる方へ行ってみる。

 

広場でお祭りが開催されていてまだ昼前だったからか、それほど大人数という感じでもないが、輪になって綺麗な民族衣装を着た女性たちを中心に楽しそうに踊りを踊っている。

 

 

しかし、その広場の向こうでは、何やら異様な光景。

 

右の団体の方々とお祭りの行われている広場の間には警察の方々が壁を作るように警備

 

 （夕方のテレビニュースで見たら、抗議活動してるところが映っていて、ちょっとトラブルになりそうな感じだったけど、周りの人達が止めに入って収まったみたい）

新年のお祭り「ネウロズ」というのね。

 

ちょうど、お腹が空いていたので、こちらの屋台で「ケバブ」を購入。

これぞ「ケバブ」って感じね

モリモリでボリューミー。ソースは甘口、中辛、辛口と選べたので、中辛で。

広場で踊りを見ながら「ケバブ」を食べる。

 

とっても美味しかった～

３号ちゃんは、最初、お祭りの音楽の低音にビビッてバギーに逃げ込んだが、しばらくして慣れたのか、再びお散歩開始。

 

途中で、クルド人の小さな女の子が、３号ちゃんを抱っこしたいというので、少しだけ抱っこしてもらったが、ぬいぐるみを抱くようなワイルドさで、すぐに３号ちゃんを救出

 

ふとその女の子の周りを見ても近くにお母さんが見当たらない。

 

こんな可愛い子に何か有ってはいかん。

 

私たちは心配になってお母さんを捜索。

 

すると、お母さんも女の子を探していたようで、無事再会。良かった～

 

 

メインのお祭りの広場の周りではクルド人の少年たちが無邪気にサッカーをして遊んでいた。

 

 

一部の良くない行いをする人たちがいるのも事実で、色々と彼らについては意見があるようだけど、国籍に係わらず悪事を働く外国人もいるわけで。。。。

 

この小さな女の子や少年たちの無邪気さを見て、差別的なことを言われていると思ったら、なんだか胸が詰まる思いになってしまった。。。

 

このお祭りも一度は公園の使用が不許可にされたのだが、なんでそんなに反対されていたのか、政治的な事は私たちは分からないが、みんな家族で楽しそうに踊ったり、日本のお祭りの様子を変わらないと思った。

 

警察も大勢警備に当たっていたけど、ほとんどは私服のアウターを着てなるべく目立たないようにしていたように感じた。

 

昼前に私たちは公園をあとにしたけど、その後も平和的にお祭りが行われていたんじゃないかと思う。

 

私が無邪気な子供たちを見て胸を締め付けられている時、夫が、なんと「美人さんばかりだったね」って。

 

おいおい、そこかよ

 

でも確かに綺麗な民族衣装を着て美しい人がたくさんだった

 

 

このお祭りの来ていた人は、合法に住んでいる人もいるだろうし、難民申請している人もいるだろうし、もしかしたら、合法じゃない人もいるのかもしれない。

 

色々と意見がある人もいると思うのだけど、恐らく多くは普通の人たちなんじゃないのかなと思うのだが。。。

 

私がお祭りでの感想を妹たちに伝えて「差別的な考えはあまり良くないよね～」と話したら、妹たちは「ねぇ、新聞とかニュース見てるの？」「色々と事件が報道されているじゃん」って。

 

まぁ～予想通りの反応だったけど

 

そんなに一括りにしなくても。。。。と思うのだが、私がただ平和ボケているの？？

 

私は無邪気な子供たちの姿を見て、この子供たちの将来はどうなるんだろう。。。などと考えて切ない気持ちになった1日だったのだ。。。