言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏の分析3

2007年12月24日 07時22分38秒 | 反占
 前のこのブログの記事では『ニュース記事での「公の事実」については著作権は主張できない』と書いた。事件の日付やその場所、特定の人の死、その事態についてなど、これらは著作権を主張できないのだ。
 つまり、ジュセリーノ氏の予言がより事件としての公の事実をそのまま表わしていればいるほど、それは「公の事実」であり、著作権を主張することはできない(か、より難しくなる)はずである。

 そこで『だからこそ「予知夢は深層的な能力が現出したものである」とし、「登記所の登録をしているのを証拠として」の予言として――公の事実でも――自分の著作として、その著作権を主張しようとしていると予測する』という結論となったのだ。

 これには「予知夢は深層的な能力が現出したものである」という超能力であるという主張が不可欠だ。つまり、個人的な超能力のなせる技であり、一般の作家と同じ『能力』が生み出した産物であるから、それが単に「公の事実」であったとしても、著作権は主張できる、ということである。
 超能力が正当な能力であるという根拠は「公証役場で登録と登記所の保管を証拠としてる」ということだ。

 予知夢でニュース記事と同じ内容の予言が見られるのだったら、人の災難などで有名にならずに、もっと人を楽しませることで努力をすればいいと思うのだが、超能力者はそうは考えないのである。自分の力では災害や事故や事件を止めることができないにもかかわらず、人が死亡したり、嘆いたりすることに興味があるのだ。

 たとえば、世界的ベストセラーとなった「ハリー・ポッター」の小説などを、その10年前に書いてしまえば、超能力者は世界的大ベストセラーではないか。しかし彼は超能力者を選択しているのである。
 どうして「ハリー・ポッター」のような小説の内容を予知夢で見て本にしないのか?
 著作権があるからではないだろうか。
 ジュセリーノ氏は著作権に関わる内容を避けているのではないか。
 著作権に関わらない、ニュース記事での「公の事実」だけに興味を集中させているに過ぎない。だからこそ、著作権がないからこそ、そのような内容を本にできるし、テレビ出演もできるのである。

 おそらくジュセリーノ氏は「夢の内容は自分で決めることはできない。世界や人類への警告のために神から見せられているものなのだ」と主張することだろう。

 『神』という言葉は、オールマイティー、である。
 警視も「神は正しい」と考え、霊感商法の営業を行なうのである。自分の肩書きを利用してまで、だ。この言葉を持ち出せば、何でも許されると思い込んでいるのである。

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏の分析
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏の分析2


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