親中派福田首相の拗けた思考

asahi.com：チベット問題、対応苦慮する福田政権 - 政治
　人との関係においても、国との関係においても、“信頼関係”を抜きにして考えるとは、あまりにも理性的ではない。

　テロリストでもないチベットの一般人がデモをしたというだけで何百人も虐殺されていいものか。
　経済的因果関係ばかり優先して、人間性を忘れていては、卑しさばかりが目立ってしまうだろう。いかに回避的性質と言っても、これほど拗けた思考は日本国の首相にして例がない。
　中国の軍事力に脅えて何の正義感も示せないのなら、それは卑屈というほどのもので、一国の首相にふさわしくない態度である。
　対岸の火事ということで無視し続ければ、アジアではいっそう軍事力を威嚇に使った外交がまかり通ることになるだろう。その矛先が日本に向かったときに国際社会に助けを求めても、そのときはもう手遅れであることを、今、悟るべきである。

　国民の声にも敏感に反応できないのであれば、支持率はさらに低下するだろう。
福田政権について - 言語分析未来予測
　以前の分析どおり、自己評価ばかりが高すぎて、唯我独尊で自国民を無視するほどであるのなら、そんな政治はあまりにも空想的であり、現実的な対応が困難となっていると指摘できる。
　食品の安全についての問題にしても、チベットの中国軍事力行使についても、首相の回避的性質が明確な対応を取らず、親中主義ばかりの姿勢に固執するのなら、本質的な問題の解決は遅れるばかりであり、さらに問題の悪化や、将来に対する不安が増大するばかりだ。

　何度も言うが、親中派の福田首相となって、日中関係はさらに現実的にも具体的にも悪化し、中国はアジアでさらなる将来の不安を増大させている。靖国問題で騒がれていた、あの小泉政権のとき以上にである。

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