プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

それでも希望は希望にしかない

2017年10月18日 | つぶやき
「護憲派」にとって、この選挙が負け戦だってことは、公示の段階でほぼ確定している。

立憲民主がほぼ全員当選して、共産や社民が大躍進し、無所属で当選するなかから「護憲」にまわる議員がかなり出るっていう、超楽観的なシナリオ以外に「勝ち」はない。つまり、1/3に届かない。弾が足りないってやつだ。

だから、この選挙で期待できるのは、自公が議席を減らして安倍が退陣する、ということだけ。もちろん、それが起きれば、この無意味な選挙に歴史的な意味が生じるわけだし、昨日も書いたように、国民もそれを望んでいることは、世論調査がかなり明確に示している。

で、そのための絶対条件は、希望が一定の議席を獲得することなんだよね…共産党の大躍進でもいいんだけど、さすがにそれは考えにくい。

だから、安倍の退陣を望む人は、どんなに小池百合子が嫌いでも、小選挙区に他の選択肢がなかったら、希望に入れるしかない。よほど有力でない限り、共産や社民に入れても死に票になり、安倍を利するだけだから。

ただ、この選挙で安倍自公が圧勝しても、それで政権安定ということにはならないと思う。今回の解散の「ツケ」は、どこかで表面化するんじゃないかな…こんなことばかり言うようになって、もう2年以上経つわけだが。
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